【安価・R18G】エンドブレイクオンライン-男の娘の魔王と滅びの神話-終末【VRMMO？・男の娘】
- 1 ：V ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/01(金) 23:15:14.66 ID:nFCpfr0R
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／ ' / / | ﾊ
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／ / _/ ｘf芹苳ﾐ _/|_ (_乂ノ
＿_(__／ (/ |弋ソ/ｲ／)xf芹ﾐ/ 八 ――――みんな、幸せになれればいいのに。
. ／＿_／ 厶 | "" {ソ ﾉ| / ハ
. (/ / ＿＿| | ' ""/ﾉ／ / ）} わたしはずっと、そう思っていた。
{ ／二二八 }h｡ ｀ - ｲ 八/ ｿ
／＼＿_/二＼二 /{＼{ ＞ -=≦ ﾉ／＼〉 でも、やっぱり一番幸せになって欲しいのは。
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. /￣|＿_／/二ﾆﾆ/ | l )＼／( ∧ ＼/ ) わたしの大好きなママと妹だよっ♪
| ＿/ {‐ニﾆ八 | <_／＼_>}i| > イ
. /￣ / ﾉニﾆ/ / ＼ /i:) | :| :| :|ノ八 ／ |
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Γ / {ﾆニﾆﾆ八ﾆﾆ／i:i:i:ｉ(Ｘ) :{(Ｘ)i:i:i:i:ｉ:}‐|＿_ 〉
. | 〉 ノ＼＿_/ﾆﾆﾆ/ｉ:i:i:i:i:i:ｉ:(Ｘ}ﾉＸ):i:i:i:ｉノ / | /＼
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・安価スレです。ダイスも使ったりします。
・男の娘な主人公がゲームっぽい世界で頑張るお話ですが、現在男の娘はスリムです！
・エッチぃこともあります。Gは保険です。
・過去作との話の繋がりはありません。
・まとめは自由にしてくださって構いません。
・上のおっぱいおっきい美少女は世界崩壊の原因の１つです。
・４章クライマックス！ 世界の運命は――――
【前スレ】
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【避難所】Ｖ◆/NHKypaVm2兄様の遊び場その７（R18）
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【避難所２】Ｖ◆/NHKypaVm2の雑談・避難所（R18）
ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1618491946/
【七作目（完結）】 悪夢の国のアリス-女の子の王子様と4人の悪姫-（R18）
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1577273857/
【六作目（完結）】 人が紡いだ物語で世界は作られる（R18）
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1538996251/
【五作目（完結）】 貴方のダンジョンストーリー（R18）
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1527253826/
【四作目（完結）】 無垢なる旅人は新世界を巡る（R18）
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1510671096/
【三作目（完結）】 テンプレTS終世界神様転生お気楽冒険ファンタジー
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1453387246/
【二作目（完結）】 異世界トリップやる夫伝
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1408373216/
【一作目（完結）】 やる夫達は王様ゲームをするようです
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1373812163/
- 2 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/01(金) 23:15:26.13 ID:8PFfc6XA
- 立て乙
- 3 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/01(金) 23:15:42.77 ID:nFCpfr0R
- 上限変更２ゲット乙
- 4 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/01(金) 23:24:04.26 ID:59D8qnT0
- 死んでる間にボディはひどい使い方されるしどんどん家族が増えてくあかりさん乙
- 5 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/01(金) 23:24:23.02 ID:zAv6j0B6
- 立て乙
- 6 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/01(金) 23:30:37.49 ID:NgfAq10T
- またV兄様が２を取り逃してて草
- 7 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/02(土) 01:06:43.00 ID:+5qLZJWM
- というわけで今日はここまでです
お疲れ様でしたー
魔王イリス詠唱はお蔵入りになりそうなのでぶっぱしました（）
シルヴァリオ形式の詠唱も好きなんだよねー
神話とその人のエピソードというか性格を上手くかみ合わせてる感じがあって
でもある意味オペラ詠唱のDiesより難易度高そう（小並感）
というわけで次回は京子さんの過去話からー
おやすみ！
- 8 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 01:07:27.36 ID:ZsECRgAx
- こっちでもおつ
- 9 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 01:19:42.35 ID:K1r6zbGs
- まさかユーナの正体が彼女だったなんてー
- 10 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 02:04:40.37 ID:7YBnDcV9
- 乙
- 11 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 05:45:07.27 ID:1qw9qSBP
- 乙ー
過去編楽しみ
- 12 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 07:44:49.17 ID:9NkIP07Y
- 乙
しょうたいぜんぜんわからなかったなあ
- 13 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 07:53:01.18 ID:U7JyAr4q
- 乙
- 14 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 21:35:12.71 ID:7pY1HZht
- 乙
ユーナ=京子さんを踏まえると、あかり・友奈・ツキナは実質三姉妹なんやな
つまりサーニャはあかりと友奈の義弟ポジ……？
- 15 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/02(土) 23:08:41.21 ID:+5qLZJWM
- 今日は死ぬほど眠いのでおやすみで……
なんか帰って風呂入ったらすべてのやる気を喪失していた
キャラの悲しき過去……は作品をいっぱいやってると被ってくるよね
なかなかまるっきり同じにならないようには気を付けてはいるけどねー
悲劇のバリエーションを増やすことが、キャラの厚みを増す一歩なのかもしれない
ただキャラを虐めるのが好きなだけなのかもしれない
- 16 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/02(土) 23:27:41.41 ID:PkbIq854
- お疲れ様です
- 17 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 20:27:10.89 ID:tN0BSO1c
- 大事なのは過去じゃなくてその過去をどう捉えてるかだから…
今作は過去作と比べて過去を捻くれた形で消化してるやつが少ないから逆に新鮮なとこある
- 18 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 20:48:25.87 ID:TcDW6fHE
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, -‐=＝二三三三三二＝==-、
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミﾐ
∠三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミﾐ
∠三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾐﾐ ギリギリだが今日は九時からやってくぞー
{三ﾆﾆﾆﾆ三三三三三三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミｌ
＜三彡´: : : : : : : : : : : : : : : ｀ミ三ﾆﾆﾆﾆﾆ三1 過去編！ 京子ママの悲しい過去……
/: : : :/: : : ,': : :|: : : : : : : :/: : : :＼三ﾆﾆﾆﾆ三}
/: : : :/: : : /: : :∧: : :ヽ: : ∧: :,': : : ＼三三三ﾙ_ がんばっていきます
/: :∧: : : : ∧: :/ ｉ: ｉ: : : : Y∨､: : : ヽ : : : : |刈刈ｉ
{: :/ /: : : :/: /｀ ―Ｙﾍ: : : ﾘ―＼: : : : |: : : : |刈刈ｉ
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|: : :|――′iﾆ ヽ ゝ:::::| .ｉ二ｉ ＞――-|
|: : |ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆ ﾚﾚﾚ'|::::::| |: :从 二二二|
厶/|ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆﾆﾆﾆ |::::::レﾚﾚ!: :l: : ｉﾆﾆﾆ二l
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|::::::|ﾆﾆ厶人ﾙ'ﾆﾆﾆ二|
- 19 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 21:08:11.07 ID:TcDW6fHE
- ちょっと急にお腹がアレなので少々お待ちぃ！！！
- 20 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:08:26.00 ID:P8MvGDEn
- はーい
- 21 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 21:34:27.21 ID:TcDW6fHE
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-ニニニニﾆﾆ-_ ﾉ{/ 「辷┤
／-ニ=- ‐冖冖冖 ﾐ_〉‐‐┐ r' ‘: ' ゝノ
/-ﾆア´.: .:i: : : ､: ＼: .＼､_ツ /八 ＼'^}
{-ﾆ.′: : :i:|i:. : : ＼__＼_..＞ _/-ニ＼ У
{-ﾆ{: :i: : :|」ソ＼zｰ／>: :＼ ./-=ニニ-＞‐' なんとかなった！
乂_{: :|: i :{ ─┐ └- 'ﾔ:.､:.Ⅵ＿/-=/-ニ／
}|i: :.乂 <／r～＾ }: : :Y<-ﾉ ニ√／ そろそろやるけど人はいるかー
/j八∧:.⌒ L ' .ｲ : ヽ}: :)-=ﾆ√'
{: : ﾉL∧乂≧===升乂＿{'⌒ヽニ/
＿-＜⌒ﾆ≧'ﾆ<⌒``〈> {＿:｀:.､ﾉ＜
─ ‐=ﾆニ＾ ニニニ＼＿-=ニ＼ ｲ‘:､ L⌒ヽﾉ┐
ニニニﾆ=-ﾉニニニニニニニ=- ﾉ } 〕iト､⌒ヾ(⌒
ニ=- ──＜￣￣ 「￣￣＼ -ﾆ(＿,∧<>Vﾊ }
)ノ.: :ノ ＼-ニニ∧ VL ノ
_, <＼'⌒ }-こニﾆ∧ Vニ- _
⌒ヽ(＾´ }-ニニニ∧<>Vニニニ=- _
丿こニニニ∧ Vニニニニニ=- _
- 22 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:36:36.95 ID:uEqg0Kk+
- ノ
- 23 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:37:50.65 ID:G+qHwTXV
- いる
- 24 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:38:48.62 ID:fKfVTdGW
- ノ
- 25 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:39:01.60 ID:tN0BSO1c
- ノ
- 26 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:40:59.33 ID:7rK+gD8o
- ノ
- 27 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 21:41:18.20 ID:P8MvGDEn
- ノ
- 28 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 21:41:21.47 ID:TcDW6fHE
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼――――わたしはきっと、生まれるべきではなかった。
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- 31 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 21:52:22.56 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
＞ ‐… ┘ |＼ /＼ / | ／/ /
／ .＞ ~~￣￣＼{__ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
_ ゛ i i .iﾍ ＜ ＼ /
/ _ ゛ ／⌒＞」 } } }し ∨ ∠ おいっ！ なに座ってやがる！ ＞
' ／ ／ └ ﾞ ﾞ ′ ; } ／＿ ＿ ＼
. /.／ ／ :c: i i ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
/ ｲ :c: } :i /／ |/ ＼/ ＼|
. j{ / :} .: }
ゝ , イ i i{ |＼ /＼ / | ／/ /
ﾔ / i: { ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
} : { ヽ ＼ /
i :: ＼. ∨ ∠ 立てって言ってんだろうが！ ＞
,' ヽ ∨ ／＿ ＿ ＼
,' {: 寸 ∨ ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
寸∨ /／ |/ ＼/ ＼|
7 ∨ 、
W 、 . : Ｗハ
.]{ ｲ Y V/ …………ぁい。
i{ ＞ ._ ／ {: V/
ﾔ ≧=‐ ‐彡 :} / /ﾉ
.ﾔ }人: i {//
ﾔ { } ﾊ┘
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
===========================================================================
▼私の自意識がはっきりしたのは、２歳ごろだっただろうか。
▼そのころにはすでに、私は奴隷だった。
▼私を『飼って』いた男は、私のことを動物以下、物以下の扱いをしていた。
▼暴力は日常茶飯事。毎日のように傷が増え、無くなることは無かった。
▼服を着たことはなく、許しがない限り常に直立不動を強要された。
▼もし勝手に座り込めば、死にたくなるほど暴力を振るわれる。
▼寝ることだって毎日は出来なかった。出来たとしても、ほんの２、３時間だ。
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- 32 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 22:01:39.27 ID:P8MvGDEn
- 幼少期もアレなのか
- 33 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 22:02:32.94 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
＿
／三三ﾆヽ
./ニ三三三ﾆ`、
{ﾆ三三三三ﾆﾉ いいか？ お前は屑なんだ！
',三三三三ﾐ/ ﾄ
',ﾐ三三三ﾐﾉ |.l,.-､_ 屑から生まれたゴミ屑なんだよ！
_.,/ニ三三ﾐ/ ',三ミ~〉
_,,．-‐＝ﾆ三三三三`- ．,,._ ヽ三ミ〕 生きているだけでありがたいと思え！！
,'三三三三三三三三三三三ミ` ､ 〉ニﾐ',
,'.三三三三三三三三三三三三三`-､ `、ニﾆ', 分かったか！！！！！
,'ﾆ三三三三三三三三三三三三三三ミ＼_〉ニﾆ.',
.,'ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ.',
,'ﾆ三三三三三三三三三三三三ミ.,- ．,ﾆ三三三三ﾆ〉
.,'ﾆ三三三三三三三三三三三三三.l ~"''ｰ-.＝.-'
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|ニ三三| |ﾆ三三三三三三三三三ミ.l
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
===========================================================================
▼男は私の父親……あくまで、書類上の父親。
▼私を産んだ母親は浮気をしており、私はその相手との子供だったのだ。
▼男と母は出来ちゃった婚というやつで、親と勘当してまで母と結ばれる道を選んだ。
▼それほどまでに母を愛し、そして母も男を愛していると思っていたのだ。
▼母は私を産んで少し経つと、男の全財産を持ち逃げして浮気相手の男と消えた。
▼しばらくして、いわゆるネタ晴らしの映像が送られて、男は真実を知った。
▼愛は憎しみへと変わり、その矛先は私へと向けられたのだ。
▼憎い女と間男の間に生まれた、私へと。
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- 34 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 22:07:13.06 ID:tN0BSO1c
- NTR脳破壊マンだったか……
- 35 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 22:11:34.31 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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| ｜ ｜ | | ｲ
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| ｜ ｜ | | |r|
| ｜ ｜ | | ﾚ
| ｜ ｜ | |
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三三三三三三三三斗| ―┴ ┴──┴───────────┴────三三三三三
三三三三斗・'''’´ ――――――――――――――――――――― ｀‘'''・*ミ三三
斗・'''’´ ｀‘'''
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
===========================================================================
▼周りから見れば地獄のような環境。
▼けれど、その時の私にとってはそれが普通だった。
▼私という存在は罪人で、暴力も苦痛も、当然のもの。
▼嫌だとか逃げたいとか死にたいとか、そういう思いすらなかった。
▼だってそれ以上のものを知らなかったから。
▼世界には男と苦しみしかなかったから。
▼汚らしいマンションの一室。それが私の世界。
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- 36 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 22:27:21.29 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
廴__}
廴__}
. 廴__}
//ｰ'弋 ､
. // ＼＼
// ＼＼
. // ＼＼
//. ＼＼
| { ＼＼
| i .ヽヽ
＼＼ リ!
＼＼ / /
＼＼ ／／
` ｀二二二二二＞'
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼――――そして、そんな世界は唐突に終わりを迎えた。
▼何のことはない、男が自ら命を絶ったのだ。
▼もともと私を虐げるためだけに、生きてきたような人間。
▼全財産を持ち逃げされ、仕事も思うようにいかず、ついには首になった。
▼もう生きる希望も気力も、無くなっていたのだろう。
▼だから死んだのは何の不思議もない。
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- 37 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 22:47:31.33 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
_ -─＿ 二二二 ＿─- _
. ´。 ´ ｀` .,｀ .
, ´ ｡ ´ ｀丶､｀丶､
´ . ´ _､-=ﾆ二二三二ニﾆ=- ｀ ｀ {＼
. /〉 /〉 /〉 ／ ／ _､rf〔≠ﾆ=-弋__ｱ⌒.:.:｀ヽハミx｀丶 ＼ ＼ ＼
// // // ／ ／ ｲｼ´う爪´.:.:ﾟ.:.:.:.:.:.:.γ^7.:__ｒヽｲ乂辷┐ヽ ﾟ 。 《.
//_//_// , ﾟ ///jj／ﾉﾟ.:.:.:`.:.:ｼ⌒.:.:ゝノ.:.:乂ソ⌒ｷ=}｝｝iｋﾍ , ° .《
. / ′′ / ,′ / /ﾉﾘ/彡'´ｼ.:.:ﾟ.:.:'´.:.:).:.:ぅ.:.:r'´_ﾉ-ﾐ.:.:ノ_彡ｨﾘ.小 ', ′ , 《 ∨
/＿ / ,: ,' {川//う≠八⌒ヽ.:.ｆ'^Y⌒)ｧｧ(＿ﾉノｨう=个/ﾊVﾊ i ′《 ∨
. / /￣ i i Ⅷ((_ﾉﾉﾉ乂二ﾆ=-乂人__ノ-=ｨi((=ﾉﾉう从((_川 } } } 《 ∨
/ / ！ { Ⅵ=三三ミ乂__彡ｼﾉﾉﾘ乂__ぅﾉﾉ彡ｸ刈代二jj ./ ; } ＼ ∨
. / / { ！ 寸=≠ｧｧァ二ミぃッｼ元ミぃう＝ｧァ}｝}=彡' ' ′ j ｀丶＿∨
/ / '. '， ゝ｀=((=≠≡爪从__彡=三三//川ﾉシ／ / ′ ∧ ∨
..′/ ﾍ ｀'弌三彡＜=＝≠之三彡ｨ乢イ / ′ ∧ ∨
′.′ ∧ 丶 ｀`'' ─------─ ''`｀ / /, .∨
.′ ゝ ＼ ／ /,
..′ ＼ ｀ . . ´ ／ /,
′ ｀ ≧s｡ ｡s≦ ／ /,
｀ ≧s｡.,＿ ＿ ｡s≦ ,， 'ﾟ
)is｡., ￣￣￣ ,.｡si(
≧s｡ ｡s≦
≧=‐ ‐=≦
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▼男が死に、私は警察に保護されることになった。
▼異臭騒ぎで死が発覚し、なし崩しに……というわけだ。
▼結局、警察に保護されていたのはわずかな時間だけだ。
▼けれど、それでも十分すぎるほど私の境遇の悲惨さを理解してしまった。
▼服を着ていいし、ごはんもいっぱい食べていいし、殴られない。
▼それが普通、普通の子供の暮らし。
▼――――私は、不幸な人間。
▼そう認識してしまったのが、なにより不幸なのだと今はまだ知らない。
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- 38 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 23:00:02.04 ID:P8MvGDEn
- 今までが異常だったと気付いてしまわれたか
- 39 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 23:02:08.91 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
(二二二ﾆ/二二ﾆ/二｜二二ヽ二ヽ二ニニ)
//＿/__//＿/__//＿/| |ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/_| |__ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
//＿/__//＿/__//＿/__| |＿ヽ＿ヽヽ＿_ヽヽ＿ヽヽ
二二二ﾆ/二二ﾆ/二二二//＿/__//＿/__//＿/＿| |＿_ヽ＿ヽヽ＿_ヽヽ＿ヽヽヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ
//＿/__//＿/__//＿/__///＿/＿//＿/__//＿/＿ | |＿_＿ヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ＿ヽヽ
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼保護されたわたしを引き取ったのは、男の実家だった。
▼男と血が繋がっていないことを知るのは、私と私の両親のみ。
▼当然の流れとも言える。
▼男の実家は、知識の偏った当時の私からしても大きい屋敷。
▼地主で、地元ではなかなかの権力を持つ昔ながらの名家……というやつらしい。
▼ここでなら、私はいっぱいご飯を食べられる。
▼幸せになれるんだなと……根拠のない妄想を抱いていた。
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- 40 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 23:20:20.96 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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_,,. -──ｭ
._ -;;二 -――ｰ、 / |＼ /＼ / | ／/ /
ﾉ"''"´ / ./ ＿＿ --,ｒ ＿ _ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
/ ＿,,二二--ｯ‐ ,､‐゛ _.. -‐'" / _..-.'"゛ ＼ /
￣ ._／ ／ _..-;;彡-''''ﾞl ./ _..-'" _ ∠ 何をやってるか馬鹿モノが！ ＞
,／ ／// _＿＿ , ､/ﾞ‐'｀ │ / .-''″ _..-''./ ／＿ ＿ ＼
,／,／ / !二ﾆｰ'''"゛ _.､;;ﾆ''" / l ／ .,／´ / ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
／.／ / ,ｒ'" _..-'ﾆ'.″ │ ! ／ ／ / / /／ |/ ＼/ ＼|
／ ／ / ./ _､-シ'" ! ! .,／ ,／ . / /
／ .／ ／ /゛＿＿ -―ﾆﾆア l ゞ゛ . ／ / ./
／ ./ / ｀ﾞ,ﾞ,,.. -ｰ'''''"´ ＿＿＿ lﾞ .／ / /
/ ./ !''''"´／ "゛ ／./ ! ／ ./ / _
./ ./ ,／ ／ _,,, -‐′ﾞ';;二ﾆﾆ │,i" / ./ ._,, ｰ'''"゛
. / .l′ . ／ ／ ∠ -ｰ''''"￣ l/ / ./ _.. -''"゛
/ レ-'ン'" ﾞ / !._..-'"゛
／ iヘ、 / '"
.／ ! / ._,,,/-‐'''i ＿,
／ / . i-- '''"゛._＿ ! _,,,.. -ｰ'''''"￣´ _．
'" _..-" _,..-‐''"/ l .! _,, ｰ'''"゛ _..-'″
_..-‐'ﾞﾞ_,, ， ./ / ! │._.. -'''″ _..-'"
y‐',ﾞ..-‐'"゛ / . / / .,,,､ｌ .lﾞ" ,..-'"
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ヽ､_lﾞ ,／゛ /
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼――――そんなこと、ありはしなかった。
▼わたしはまた、虐げられ、苦しめられた。
▼男の父は、昔気質の、異常なスパルタ人間だった。
▼子供にも平気で暴力をふるい、少しのミスも許さず叱責し、徹底的に躾ける。
▼その手管はまるで、男そのもの。
▼なんのことはない。男はただ自分がされたことを、私にもしていただけだった。
▼つまり、私の取り巻く環境は何も変わっては無いということ。
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- 41 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 23:37:41.86 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ＜えー、京子ちゃんの服ぼろっちーい
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/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ＜ていうかきもいんだけど。
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/////////////////○//////○/./////////////////////////////////////////////////// ＜臭いの移るからあっちいけー！！
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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ｼﾞｺﾞｸ
▼小学校へ行くようになり、私の世界は広がった。
▼男の父は、私に最低限のモノしか買い与えなかった。
▼服も時代遅れのおさがりで、明らかに周りからは浮いていた。
▼そんな境遇で、もともと人とのコミュニケーション能力がない私がうまく馴染めるはずもなく。
▼当然のように虐められることになる。
▼物は隠されたり捨てられるし、無くしたと男の父にバレれば殴られた。
▼洋服を汚されれれば、何を汚していると男の父に殴られる。
▼……私の世界に、私の味方はいなかった。
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- 42 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/03(日) 23:51:55.29 ID:Is/Wd1v/
- 分かっちゃいたけど屑と外道しかいねぇｗｗ
ユーナ君とかしょせんファッションだったんやなって・・・。
- 43 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/03(日) 23:57:23.10 ID:TcDW6fHE
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
／ ／ 入 - ／{∠._ ﾞ､ ∧ |＼ /＼ / | ／/ /
／ / ／ } 二ﾆﾆ7´ //::::::::ヽ、`､ ∧ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
／ ／ /弋( { ｨ^Y／｀}ｱ 伐::::::::::::ヽ ＼ ｀､ ＼ /
/ / i! ,.-‐'::戈 {]< ﾉ Y:::`宀''^`＼ ＼ ﾞ､ ＼ ∠ 継星さん！またカンニングして！＞
/ /! j! {:: ;;_;/ ,人く / :: :: :: :: :: :: :｝ `､ ＼ ＼ ／＿ ＿ ＼
/ / { { V ｡｛ 〃l::l:ﾄヽ 廴:: ::斗‐-､ノ λ ＼ ＼ ｀::...__ ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
f f V 弋 _r廴__《:l::l::l::l:}｝ ￣/ ｡ﾉ ヾ ＼ `､ ＼ ＼､....＿ `ヽ、 /／ |/ ＼/ ＼|
人 ﾄ、 ＼ ／: :: ::_;;癶寸歹ﾉ ヽ／⌒气 ﾊ ﾄ、 ＼ ヽ ￣ヽ)
`ヽﾐ＝=,.:'"x-‐''7::/::廴 )Yf´､__,､,,..-＜}:: :: :: : ヽ }} j ｝ ﾊ } ﾉ
,...::''"／ ／::r／ｷ }・!￣ r-‐''"ｷ i:: :: :: :: :ﾊﾉ =彡__..／ ﾉノ ……してない、です。
r=γ´: :／ ／ :／(_,メ ﾉ・! ∨ ﾒ i: : : : : : : ｀ｰ-､ r-､
に 〉:／ ,／: : :_( _( L { ｀宀" __xi: : : : : :i: : : : : :}:_ﾉ＿ しなくても、わかる。
弋／ }: ／:ｨζ_,,ﾉ ィ( i: : : : : :i: : :jへフ::l }
⊂ニ -‐ｧ ノ ﾒ／::::rｿ ) ﾉ ﾊ ｛ヽ r-弋 f~´V: : : :__X´:ヽく }:::l 〉
／／代{ ﾞ／:::::::弋ｨ''´>、 l: ..__乂_rf´} ノ~::::::::＼: fヾ:λノ `つﾞ"
ﾞー''"// /:::::::::::〃 `7 ﾉ~Y ﾉ､__x～^"::::::::::::::::::L_:j^"::::::＼__/::::＼
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辷:::/:::::::// ＼＼＿,,. -―j!j!::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､/ /:.:＞-､
(::r弋:{:://'''"二＼＼-‐ ''"7/::::::::::::::::;ｲ:::::::::::/7:::::::::::::::::::::::::::;;;;;ノ:::::＼:./ 戈::＼
ヾrニ{;{/''"{ l ＼＼ //:::/:::::::::::/::::::::::::::::/:::::::/::::::ノ:::ノく::::::::::ノ~~＼/:.:.／`癶__
(;;/::ﾊ_／),,廴/ﾉﾉ＼//:::::{::::::::::/::::::::::::::::/:::-=く-＜ヾ:::ヽ::::::r'" ヽ/ /:.://`ｰ-､
^ｰ"～ｸ ／`～／V-ｨ''"⌒ヽ{/-､r-〈^ヽ::::ヾ;;;､_､;;;ｨ～'⌒ `ヽ:｛ {::::::::::::ヽ
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼教師すら、私の味方ではなかった。むしろ敵、といっても過言ではない。
▼私へのいじめは見て見ぬふり、むしろもっとしっかりしろと私が叱られた。
▼授業中、教師のミスを指摘してから根に持たれたのかもしれない。
▼以降、私のテストはいろいろ難癖をつけられ常に０点にされた。
▼それが原因で、男の父からは当たり前のように殴られ、クラスのみんなからも馬鹿にされた。
▼……私は馬鹿で卑怯者でずるくて、悪い子なんだと蔑まれた。
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- 44 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 00:20:34.92 ID:axS1dVNy
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《 ﾊ ＼ ソ / ∠＞ ／|
ヽ } Σ￣￣￣ ＼∧ .|／| , ‐'ﾞ ／
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===========================================================================
▼私はずっと、自分が不幸なのだと知らなかった。
▼だから耐えられた、それが当たり前なのだと思って生きていけた。
▼けれど知ってしまった。幸せがあることを。なにも苦しむことのない時間を。
▼私は１度たりとも、何かを忘れたことはない。忘却を知らない。
▼決して劣化せず、ふとした瞬間に色褪せず思い出してしまう。
▼だから、男と暮らしていたころより私は苦しかった。辛かった。
▼誰にも頼れず、ただ嫌われ、痛めつけられる生活が……。
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- 45 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 00:21:44.62 ID:axS1dVNy
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▼私はずっと、自分が不幸なのだと知らなかった。
▼だから耐えられた、それが当たり前なのだと思って生きていけた。
▼けれど知ってしまった。幸せがあることを。なにも苦しむことのない時間を。
▼私は１度たりとも、何かを忘れたことはない。忘却を知らない。
▼決して劣化せず、ふとした瞬間に色褪せず思い出してしまう。
▼だから、男と暮らしていたころより私は苦しかった。辛かった。
▼誰にも頼れず、ただ嫌われ、痛めつけられる生活が……。
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- 46 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 00:37:27.80 ID:axS1dVNy
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{ | | ﾊ/i/i r :::: ⌒} /ｲ | | ﾉ
八 |八 込, 乂::::: ノ ﾉ| ﾉ ＿_／
＼/ ＼ ﾉ'ｯ｡., イ .ﾉ／{ ＼ ＼
／￣ ／￣￣＼__｣＿{__＼(__厂}¨´_／￣[ ＼ ＼ }
／ ＿＿ / : : : }: : : : : : }＼二二⊃ノハ「: : : : ＼ {＼ }＼
／{／￣／ /: : : : /￣＼_:ノ'＼＼ニ⊃|i／ | ＿」, ＼__＼ }
/ ／￣} /: : : : / _､rf〔￣￣＼つ／|》 ＼厂_ﾉ／＼ { ﾉ＼
}￣＼{＿／i:i:i:ｉ:ｉ:{ ／.: : : :./ ／‐ 厂 厂／ ／ ＿厂 _ノ⌒/ ＼＼ }
}i:i:i:i-(_ {ｰi:i:i:i:i:ｉ//: : : : : :/-{ ‐==〉 / / /_厂_ノrf＾(＼=-/ (＼ }/ {＼ ∧
}ｉ:i:i:ｉ:ｉ:/ ＼i:i:i:i://: : : : : :/.:.八‐=〈 〕 { 厂_｣⌒‐=| | | ＼＼＿ノ__} √ { }
Li:_／{ }＼」/: : : : : :/.: : : :.＼‐＼{厂_」⌒‐=二Ｌ＼＼＼ ) : : /ー√ ＼ ノ
. ＼＿_/ | : : : :／_: : =-‐√=≦≧s｡,‐=ニﾆニ￣＼￣: : : :{: : √ { }＼
{ ＼└‐＜⌒ ／ﾆニ=-=二二}h｡,‐===‐ノ￣| : : : {: :√ { ﾉ )
＼＿ ￣＼ /二ニニニﾆﾆﾆ=-二￣√ | : : : ﾔ | 厂 ／
＼＿ ￣＼ √二二ニニﾆﾆ二二ﾆ=-{ √: : : :Ⅵ { / }
＼ ￣＿√i}ニニニニニﾆニ_ -=ﾆﾑ 八: : : : : :} ／＿／
_ -=ﾆニニ{ニ}ニニニニ_ -=ﾆニニ=‐ﾑ＿_ ＼＿_ﾉ厂ノ ﾉ
_ -ﾆニニニニニﾆ=‐}ニﾆ_ -=ﾆニニニニﾆ=‐ﾑ__／￣＿ノ ＿／
_ -ﾆニニニﾆ二二二二=‐}i／-‐=ﾆ二￣ニニニニ=ﾑ ＼＿＼_／
厂 ￣＼二ニニニﾆ=‐_ -=ﾆ￣ニニニニニニニニﾆﾆ=‐ﾑ￣
ﾉ ￣￣＼＼ﾆﾆニニ／‐=ニニニニニニニニ二二二二=‐}}
／ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:沁 ﾏニﾆ/￣￣＼ニニﾆﾆ二二二二二}ニニ二∥
＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} i}ﾆﾆ/￣￣|＼ ＼ニニニニ二ﾆﾆ二}ニﾆ二∥
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ} i}___/i:i:i:i:ｉ:ｉ:|: i ＼ ＼.ニニニ二二二}ﾆﾆ二∥
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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ｱｶﾘ
▼私が希望と出会うのはまだ先の話―――――――
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- 47 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 00:42:14.61 ID:axS1dVNy
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▼終了します
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- 48 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 00:44:55.11 ID:oOhlMaPl
- 乙
- 49 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 00:45:20.34 ID:axS1dVNy
-
〃ﾆﾆニニニニニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニニﾆハ
.ｲﾆニニニニニﾆﾆﾆ_,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニニ}
,ｲﾆニニニﾆﾆ.＞ '^´: .:/ : : : : : :｀'マ＜ﾆﾆﾆｿ
. /ﾆニニニﾆィ^: : : : : : : :{ : : : : : : {: : ヽ: ::寸
√ニニニア:／ : : : : :i : :,1: : : : : : :V : : Y: : : ＼ というわけでここまでー
{ﾆニニ=ｲ':/ : :/: : : : :| : | 1: : : : : {V:kx--: : : : : :ヽ､,__ お疲れ様でございます
. 乂ﾆﾆ/.://.i : :ｌ: : : : jﾊ ;.|- k_ : : : 1 ヾ:`＜i: : :k＿:.ノ′
`'{../,{: :|: .:| : : : :|:ｌ V1 ヽ: : :∧.,rtぅ￢iz..＼ ここまでで半分くらい……かな
rI7ｈ V:'乂j : :} : : : :i:' ヽ ｀''＜::ﾍiRリ j!: :}`''' なかなか文章をまとめるのが大変ですね
. V川ﾄ､,|:|: :/ : ;:|: : : :{ _,.rzｭ､ ゞ'゜ {: :ﾉ 生まれてから～小学校低学年くらいまでの人生
'《川ﾍk＜イ:{ |: : : ﾊ ｧ'’ ' ´´´イ＾l どこかの爆弾魔みたいな境遇ではあるが
{ 《川ﾍk : :｀l: : : :ゝヽ ´´´ __ /l: :| まあまだまだこれからだな！！！！！
. ' ﾞ《川i》. _,:| : : : : |iー`' く ﾉ ｲ:..!Y|
> ﾏ´,ｬﾍ;ﾆ{:.!: : : :ﾄ 丶 ,_ .ｲ:::|:..}ﾉj というわけで次回はこの続きー
/: .:ﾍ 《巛ﾊ ＼:. .:ﾊ `ｰ---r＜Tｌﾏ:ﾍ:::}:/:/ｭ、 おやすみ
.'../ : _,ゝ-==ﾆh,. ＼:.:ﾍ. |Y .N、.}／/}:/.:1=l
{: {: :｛ ヾi ｀マ:::..‐┘ゝ-〈∥ ´I..:}ﾆ{
ゝ/i::ﾍ ─‐､ ヽー V__,.斗-‐＜ ヽ V'巛
｛ﾆ>xﾉ ――`>x,ノﾍ 1 ', ｝ Y :'ﾆ,
入ﾆ〈 ヾ</l〉 } Kトｘ､.ノ:. :1l}
':{ﾆ７ ￣￣｀ヽ、 {´ .ﾄ､ }1:ik V: :i..ﾉｲ
Vﾍ ＿_ ) ヽ .}i込 / .V＼ V=:ーァ'
f: :ヾkx、 ｀¨´ /::.:::Vﾆトｲ k ﾚh Ｖ : :｀ヽ
＼:_ノ::.::.:ヽ、 ／ １::.::.:V=| |::.1ﾆ. V.: : :}`
_,ノ:`'''/::.::.:::.`ｵ .|::.::.::.:Vl!△△|::.1ニ, Vﾄ:.ﾘ
/: :/::.:::.::.::./:| }::.::.::.::}i| ･・・ |::.:|=ﾆ} ｝ ′
- 50 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 00:51:37.06 ID:/mdvVDX1
- 乙
- 51 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 00:52:53.68 ID:+9gc7t7z
- 乙
- 52 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 20:59:10.21 ID:axS1dVNy
-
_ -=ニニニニ=- _
／-=ニニニニニニニﾆ=-
{-=ニ=-── -=ニニニニﾆ-
＞'´──── - ミ＼ニニニ- マスターデュエルの追加はまあ……うん、という感じだった。
／／. ,: : : : : : : ､: : :｀＼:.＼ニﾆﾆ- 若干期待した先行収録とかは特になく、事前情報通り。
///: ://: : : : i: : : :.ヽ: : : :.Ⅶ込ニ=- ' デスピアも組もうとも思えばいけそうだが、もすこし待ってもいいかなー
{//.: ' _L.. : i: :|L.. _ : :. : : : :Ⅶ).: :/⌒ヽ シンクロは若干強化されたし、そっち方向はいいのかもしれない
ノィ.: :´ﾊ.:_: : ､〔 :_: :｀: }:､:､ : Ⅶ):i{ イベントで余ったジェルはエルドリッチに費やした！！！！！！！
´ |: :i:'x抒k､＼ x抒恣「: ｀＼{: :八､ }
|: : 込ぅッ ￣ ぅ'ツﾉ:ﾉ : |｀y' :_.:ノ＾＾ というわけで九時か半開始予定でー
|: :リ :.:. ´ .:.:.: ⌒7: : :ﾉノ'´: ／} 過去編中編か後編か……
: :li公. ヽ /: ／:y´: : : :ノ
／⌒ "'+ ／{ 乂| (: ソ＞--_r_ノイ´)'´.:⌒ヽ＾`ヽ
「- _ ＼＼＼ / ＞`｀⌒＼-=ミLﾍ∧_ '⌒Y´＿彡'_─┴‐- ミ
. Ⅵニ=- ヽ V ' ／. -=ニ] -{ 〉'￣ 乂.:ﾉ´_.:ノニニニニﾆ- ＼
. Ⅵニニﾆﾔて＿_>〔ニニニニ] 八｀ (: :/´: : }-ニニニニニニ=-ﾉ
Ⅵニﾆﾆﾔ 〔ニニニ -]´/ 〕＼__(ヾ´.:.ノ ､-ニニニニﾆ-／＾)
Ⅵニﾆ-ﾔ :〔ニニニﾆ]/ 〕 :}=ｧ+劣[ニ-＼-ニニニニ{ニ/
Ⅵニﾆ_ﾔ :〔ニニニ-] 〕 }/.:, : : :. ニニﾆ〕iト-=ニニ-/
`＜/ )┐ 〔ニニ=- 丿 八/乂}: }ニ}-=ニニ=-≧=- '
{｀ゝ∩ ＿＿㌻ ﾉ／ ´ / [ﾆﾆノｲﾆﾆ{ニニニ=- -Ⅳ
{＾ヽ`冖冖冖´／／/＿＿/ :[ニﾆﾆ<＼：ニニニ=- -{
乂丿 ／／Ⅳ <><>′ [ニニニ≧{ニニニ=- -
＼≧=／／i:i:／`ー一'i [ニニニニ{ニニニ=- -
／／i:i:／ .:/ .: .:| <> [ニニニ┌{ニニニ=- /∧
／／i:i:i: ' .:/ ｉ |､ .[ニニニ | 〕ニニニ=- /∧
／／i:i:i:i:/ ..:/ :! |､ .[ニニニ | 〕ニニニ=- ￣￣￣}
- 53 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 21:22:04.67 ID:KB1xjZ2j
- 了解です
- 54 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 21:36:05.17 ID:axS1dVNy
-
-─- _ _r─ぇ´>
-ニニニニﾆﾆ-_ ﾉ{/ 「辷┤
／-ニ=- ‐冖冖冖 ﾐ_〉‐‐┐ r' ‘: ' ゝノ
/-ﾆア´.: .:i: : : ､: ＼: .＼､_ツ /八 ＼'^}
{-ﾆ.′: : :i:|i:. : : ＼__＼_..＞ _/-ニ＼ У そろそろやるけど人はいるかなー
{-ﾆ{: :i: : :|」ソ＼zｰ／>: :＼ ./-=ニニ-＞‐'
乂_{: :|: i :{ ─┐ └- 'ﾔ:.､:.Ⅵ＿/-=/-ニ／
}|i: :.乂 <／r～＾ }: : :Y<-ﾉ ニ√／
/j八∧:.⌒ L ' .ｲ : ヽ}: :)-=ﾆ√'
{: : ﾉL∧乂≧===升乂＿{'⌒ヽニ/
＿-＜⌒ﾆ≧'ﾆ<⌒``〈> {＿:｀:.､ﾉ＜
─ ‐=ﾆニ＾ ニニニ＼＿-=ニ＼ ｲ‘:､ L⌒ヽﾉ┐
ニニニﾆ=-ﾉニニニニニニニ=- ﾉ } 〕iト､⌒ヾ(⌒
ニ=- ──＜￣￣ 「￣￣＼ -ﾆ(＿,∧<>Vﾊ }
)ノ.: :ノ ＼-ニニ∧ VL ノ
_, <＼'⌒ }-こニﾆ∧ Vニ- _
⌒ヽ(＾´ }-ニニニ∧<>Vニニニ=- _
丿こニニニ∧ Vニニニニニ=- _
- 55 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 21:37:15.15 ID:P2IVv9M+
- ノ
- 56 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 21:37:28.39 ID:BrRcMtae
- ノ
- 57 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 21:42:48.07 ID:axS1dVNy
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- 58 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 21:43:28.19 ID:+9gc7t7z
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- 59 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 21:46:41.28 ID:axS1dVNy
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▼それでもわたしの人生は続いていく。
▼無慈悲に、無意味に、無価値に。
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- 60 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 21:52:52.89 ID:axS1dVNy
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
, -――- ､
／三三三三=ヽ
/三三三三三三ヽ
l三三三三三三三} こら！ また京子のこと虐めて！！
l三三 三三三三/
ヽ=三三三三三{ 大丈夫か、京子？
∨ﾆ三三三三/
__/三三 三三／
_, - '" ´三三三三三 ヽ､_
／三三三三三三三三三三三三三三ヽ､
／三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
三三三三,三三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
三三 ／ ヽ三三三三三三三三三三三三三三三!､三三三三ヽ
三／ ヽ三三三三三三三三三三三三三三| ｀ヽ､三三三 ＼
＞ , ﾍ ヽ >、 / , ヽ
／ ∠ ﾍ ! ＿__ ∨ ! ,z-┬┤
/ ／ _,｝ |_., { ヽ、 i .ﾚ' },、
. l ＿__, ＜ , ￣ ヽ ,'￣i! ヽｌ__ l | }､
, -一 ｀ ﾍ ⊂{ }| !/ ￣｀ー 、
ヽ ヽ、 ／｀´ヽ ! >
｀ 、 ー' / / ＼ i! ／
＞ __ / / !ヽノ ＜
/ , ｀ T i ┬ -- ､__/_/__ _＿j__ -― ´ ぁう……せんせ……。
/ / ! | , | ! ,」|_＿_,xl￣ ! ヽ
. l ,ｲ .ｌ l l l!/L＿_ノ ,ｲｽﾀ;ﾞ !. ｌ | ｌ ｌ ありが、と……。
ﾚ' ! ! l／ ,,==x ｀‐'' /i ﾉ .ｊ! ! !
| i_ z i´ > ''弋_ﾀ , ::::::/ ,! ｌ／ ｌ l
ゝ'' / ! ゝ ヽ::::::::: - ｲ ノ' j l
i!ｌ ! ﾉ 」 ー,、 - ' z==x:1―-､. l
| ! !/ー´ ,-「{ ヽ.__/_, 〃{ } l
>' i ／ _{ i ﾆU -' ﾉ >' ､ l |
/ / ,ー ' ., -' フ´ー ｀t' ／ ヽ__ !
{ / ヽ {i // ∥ /o.! / i >}
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▼学年があがり、誰からも嫌われていた私だが初めて守ってくれる人が出来た。
▼あたらしい担任の先生。背が高くて、かっこよくて、はきはきしていて。
▼子供たちの人気者。こんな私にだって優しくしてくれた。
▼私が虐められていれば、見ている限りはちゃんと助けてくれた。
▼授業で理不尽に馬鹿にすることもないし、テストの点もちゃんとしてくれた。
▼……私を守ってくれる、初めての大人。
▼彼のことを考えると胸がどきどきした。たぶん、初恋だったのかもしれない。
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- 61 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 22:02:23.28 ID:KB1xjZ2j
- ノ
- 62 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 22:03:35.42 ID:axS1dVNy
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＿
_ - ゛ ゛ ‐ _
, これで、いいの……？
／ ｀ 、
. 、｀ ヽ、 γ´ ＼ せんせ……？
、 ;,; ，
/ ＿＿ ..... ∨
.' / ,,,.___> :::k::: _」L _
.{>｀ ｀￣￣ ＼ ｀ ´ ＞‐‐- ,ｫ ＼___ }_ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
／ ＜_｀ｰ┘ _,,.........,, _ (__ ,.ｨzzx ヽ ∨ ｜ う、うん！ いいよ京子ちゃん |
′ { ＿_____)⌒￣ .:.:.:.:ｎ:.:.:.:. ⌒ (＿＿ __ V 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
{ :. __________)=‐ ‐ﾆ:.:.:.:.:{ii}.:.:.:.:ﾆ‐ (⌒ ｰ‐┘｀ .}!
∧ ___＼ __ノ :.、 ゝ:.:.i6!: :ノ / ｀ ｰ-- __ .ｨ /
＼ .ﾔ ￣ }乂 八 ノi{ ｀ ｰ‐‐‐ ´ ﾍ ノ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
ﾔ .' ¨´ ⌒｀¨ :} /~´ ｜ ふへ、ふへへへへへへ！！ |
.ﾑ √ゝ ‐=‐ ノ.ﾔ / 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
ﾑ ,'ゝ ._ .. .ｨ:, /
ヘ ' ゝr, _______ r,.ｨ } .ｲ
>＼ {_ 」h.、 ｨi( ] く
, ﾞ ヽ｀ - .ﾉｱ´ ￣￣ 寸i{ ‐=彡 ヽ
, ﾞ /7 r , ﾏﾑ. ﾞ,
, ﾞ ./ { :::::: ::::: u Wﾍ. ﾞ,
. / ./iY{ 〈! .} Y}ﾍ ∨
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▼けれど、先生は純粋な好意で私を守ってくれたわけじゃない。
▼先生は小学生に興奮する、いわゆる変態ロリコン教師だった。
▼周囲から孤立し、複雑な家庭環境の私は、彼にとって絶好の餌だったに違いない。
▼事実、少し優しくされただけで簡単に彼のことを信頼して、好意まで抱いていたのだから。
▼放課後になると、毎日のように先生は私の体を辱めた。
▼誰も来ない空き教室で、裸にされて、写真を撮られたり、恥ずかしいポーズさせられたり。
▼だんだんとエスカレートしていって、触られたり、舐められたり……キスされたりもした。
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- 63 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 22:15:07.15 ID:axS1dVNy
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/ ./ﾍ }::::::ﾔ:. :. :. ヾ,,,rﾍ:. :. :.}ﾍ . -.v
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＜::::::::::::::::::::::::::::∧ /＜:j. | | { i斗匕､ ＼`～ i l ∨斗ﾞ` ＜:::::::::::::::::斗
｀` ―― ～ ゛｀´ ￣′{ .i, ﾍ ﾍ,,｡zx｀` ～ｫ=zx、 人 j ', ￣ すきっ♥ すきっ♥
／<￣ノ‐ｧ ′ ／ 《.Lり｀ └‐ﾞ.l i ﾍ ', |
/⌒ﾍﾆ>ﾉ ,′ j f ﾊ:/:/: ′:/:/: /j l i , | もっと、もっと♥ おしえて♥
i ＼}〃 ./ l :{ i {. ﾍ u ｬ:::ヽ ／ , j : : |i
∧ ヽ ﾉ , 八 l 乂 `is｡` ﾞイ } /ｲ .ノ ', rx(＼ きもちいいこと、おしえて♥
丶 ', / 〃` ～ﾍ ヽﾞ_ i , ―＜ : , <¨ ﾆ､
∧ ヽ , / ／ ) ', ', ` ゛ ,' 〃i} Y i v f＜ ／
. ∧ 丶 .,′ ,′ ／ jﾊ i .f ./ / v u l :, ∨ j ／`¨
∧ 丶 ./ , 〃 o ﾍ} l ,' ﾍ | .∧ ﾍ , f ,
. ヽ ./ f:rｫ::: . lf :rｫ: i :| .ﾍ. ヽ／ ／
∧ ∨ ',｀ , :. ｀ , l ＞ .. ～
| ∧ :, ./丶._ _／ 丶._ .ノ :|ﾍ ＞ ゛ ,. ゛ .
| ,′丶 , ﾍ .} ￣ u ￣.,′', ／ .|／ /
|i .i { ＼ /{ , l : .f , ./ ／| ／
丶 ﾍ ` ‐ ﾞ ＼ i,′ :: 。 l .i .／ ,
`～､、 ｀` ＼ ＼ , : i | l ／ i ./
. ＼ ｀`～､、 .| `～/ :} v |／ .し
ヽ ｀|.～､、 .| / ′ ／| ′
ﾍ o `～､|、 . ゛ i
:, |. 丶. ／ l ,
', ヽ _rｫ _ ノ , i /
, : ,,x,, f u ／ , ,
∨ f 〃:i:i:ﾊ : | ﾞ ,′ ./_､､
∨ | .l {i:i:i:i:i:i:i! .i ｲ| ./ , ― 冖,ﾆ
､＿ ﾍﾞ |、 |i＿＿|＿ ,,,, j:i:i:i:i:i:八,L＿ | ／z||ﾆ, ／ 丶..ノ<ﾆ
,｀` . ﾍ|ニ≠.|ニﾆﾆ|ニニニニニニニニﾆ|三三三ニﾆﾆf .／ L ｨﾆ
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼今まで、私は誰かに悪意のある触れ方しかされてこなかった。
▼それは常に痛みを伴うもので、冷たい恐怖があるだけだった。
▼でも、先生は違った。優しく丁寧に、ねっとりと、私の体を愛撫してくれた。
▼それは私が人生で初めて感じた、人のぬくもりというものだった。
▼今振り返れば、特段上手だったとは思わない。けど、確かに『快楽』は存在していて。
▼痛みしか知らなかった私の体に、麻薬の様に溶け込んで。
▼ますます彼に溺れていった……それがイケナイことだとも知らずに。
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- 64 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 22:42:38.89 ID:axS1dVNy
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へ、‐ ￣￣￣ _ ‐
-――‐- ､ ／ へ／ヽ/｀ヽ‐ﾍ-／､｀ｰ､｀ヽ
／ ｀ヽ/ / / / | ´| | ヽ
／ ＿＿ ヽ、 / / / /. | l | | ',
/ /´＿＿＿｀ヾ、 | | | l ! | l | | !
＿_ / r'´, 、 、､＼ヽ | | | __|_ !_ｲ | | | ! ○○先生逮捕されたんだってー？
＿＿ ⌒ヽ,r '´ 、 ｀ヽ〈 /´ /__/ ヽ ',‐| ､!ヽ.| | ｢Ｎ| | //_!｀ﾒ､/| | !
∠/‐O‐/＜ヽ/二二二| V / /´l_| |lＮ_.| | | | l! |/l｡:|ヽ / /|｡::::ヽ、| | | | えー、マジで！
Lr''´/￣｀ヽ /l、､ヽ、ヽ＼ | ﾄil/Ｖlｲﾟ:|` l! ｲﾟ:::|〉 ! ', Ｎ! |:::| '´ |:::::::ﾉ/ | | | |
////|! |_|_| ､ ! Ｎ┬ゝ┬‐ l ! ! ｀| |ゞ' ゞ-' | | ﾄ､! l""丶 """' | | | | しかも……生徒に手を出してたって！
!l l´!l ヽ＿ | |lＮ i lV /） ､＼ | l､ ' _ / | | | |ヽ ‐ | | | |
∧l´ _ // | ﾄ､｀__ ./ ∧ﾄ､ ＼ !､_,＼ _,. /___/',. | | | i＼ _ / /l ｲ / 相手は……。
///`ト- '//--＼| r‐/／ ）＞-､| | | ｌ｀´r| !∧ | ∧ｲV V｀_T´ / ／l/l/ | /
! l !/´/ // ＿｀', / （ ｀ ,ｲ / / /＞'´/＿ .／ ヽ!＞､ ／::::j ／/／::::ト､
!／_イ_〃!'´ ｀|/ ヽ| ｀´ l / //i´ i´―‐ﾝﾞ ／ _,..＜:::::::/／:::::::::＿ノ::::::＼
━―-
／ v‐―=ミ ＼
/ィ へ ヽ ＼
ｊr:: ::{／ ﾍ ＼ ’
/ﾄ:: :∧ ＾〉
／:: ∨:: :: 〉 ノ { } j ∨ あぅ……せんせ……。
,:: :: :: ::∨:: :: 〉イ{ i{ j＾∩ﾉr､ ∨
‘:: :: :: :: :V:: :: ::){ ､ 八 ＼ 入 ﾟ) iい '/ なん、で……。
,': :: :: :: :: ::Y:: ＞i ＼ ＞‐⌒ﾝ＾::〉< レ }
:: :: :: :: :: :: ::／ トｘ≦ ＾ｰf⌒ r＾::ﾝ:: :＼i ﾑ＿
:: :: :: :: :: :: :八 rfそ乃 しﾍr＾::ﾝ: :: :: :: ＼‐‐=ﾆﾆﾏﾊ
:: :: :: :: :: :: :j ＼ i '¨¨ 〈 :ﾝ :: :: :: :: :: ::＼‐‐=ﾆﾆ∧
,:: :: :: :: :: :: ::i!{ ト r っ ＞､: :: :: :: :: :: :: ＼ー‐=ﾆｊ
{:: :: :: :: :: :: ::払 ゝ ≧ ｰzrf升ﾆﾆ>:: :: :: :: :: :: :: ::＼ｰ＜
:: :: :: :: :: :: ﾉ:: ゝｰ＜ﾆﾆﾆ ―ﾆﾆﾆﾆ个 :: :: :: :: :: :: :: :: ､ﾆﾆ
:: :: :: :: :: :: :: :: ::/ ¨7ー=ﾆ ―ﾆ＜| ＼:: :: :: :: :: :: :: ,ﾆﾆ‐
乂:: :: :: :: :: :: ::/ 《￣ ｆ¨¨ r'⌒》 | V:: :: :: :: :: :: iﾆﾆﾆー
｡sﾟ ー‐ ｒ:/ {::ゝイ ｰ个 / V:: :: :: :: :: 人ﾆﾆﾆﾆｰ
ｰ= ﾟ ／ ｙ : ::| | / 个ー‐ 匕 ∨ﾆﾆﾆﾆ―
／ ,' Ⅳ| Ⅳ j::Ⅳ | ∨
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼その蜜月も、長くは続かなかった。
▼先生の淫行はあっさりとバレて、逮捕されてしまったのだ。
▼児童猥褻、その被害者が私だということは驚くほど速く伝わった。
▼そしてようやく、私は彼に騙されていたのだと知ったのだ。
▼彼にされたあらゆることは卑猥でいやらしく、汚らわしいことなのだと。
▼当然、祖父（書類上の）耳にも入り、激怒され、死ぬほど折檻された。
▼淫乱だとか、吐き気がするだとか、好き勝手言われて叩きのめされた。
▼私の世界は一層闇を深くした。
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- 65 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/04(月) 23:26:15.62 ID:axS1dVNy
- 申し訳ないがちょっと思考につまりが見られるので今日はここまで
なんかイイ感じに過去が繋がらないというか描写が出てこないというか……
本当に申し訳ない……大事なところなのに
- 66 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 23:28:08.29 ID:KB1xjZ2j
- 乙でした
お疲れ様です
- 67 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 23:28:20.23 ID:GpkozgzN
- 乙
- 68 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 23:28:53.45 ID:P2IVv9M+
- 乙
- 69 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/04(月) 23:50:45.64 ID:4eAzBMBD
- 乙
- 70 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/05(火) 00:15:42.90 ID:esaWRp/Q
- 乙
- 71 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/05(火) 03:07:45.79 ID:IE4v/HEB
- 乙
- 72 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/05(火) 23:18:27.96 ID:UCwwgI3I
- 申し訳ないが忙しいので今日もお休みでー
１日１レスはこのタイミングでは無理なので割愛
- 73 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/05(火) 23:47:59.17 ID:OtdcfSjJ
- お疲れ様です
- 74 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/05(火) 23:58:04.94 ID:6LI6BHux
- お疲れ様です
- 75 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 20:49:17.99 ID:X740pO3S
- 九時半から続きやっていきまーす
過去編がんばる
- 76 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 21:24:43.53 ID:CLz6rvCe
- 了解です
- 77 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 21:33:08.17 ID:HwLzRW4n
- はーい
- 78 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 21:39:21.85 ID:X740pO3S
- そろそろ続きします
- 79 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 21:41:03.08 ID:Ge7tIQ+f
- ノ
- 80 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 21:44:01.87 ID:zZeQIpcK
- ノ
- 81 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 21:44:37.11 ID:CLz6rvCe
- ノ
- 82 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 21:46:25.17 ID:X740pO3S
- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
／ _ _ ｀ヽ
./ ￣｀ ´￣ ',
.′ ', ､l i ＞--＜
＞--ミ i } i i ／
,.:′ ＼ i. ,' : ,､ ﾊ :. /
./ ヽ ,: .从ﾞ ..: :.. ﾞ゛ .ハ У はぁ……♥ はぁ……♥
ヽ,′ ﾑ......::´ ｀::.........{ .i / .{
} `､ .ﾊ .{ jI斗′ i きもちいいの、ほしい……♥
. i `､ ,' ', ﾚ' ./ ｉ
. ｉ ∨ ,ﾉ -=- _,.．''ﾞ / i さわって、ほしい……♥
i Ｘ ／ / ',
,: ＼ / ／′ ﾞ､
,: ヽ.〈/ 〈′ ﾊ
. ハ ,: { .| ﾊ .} } / ,
.,′ ﾞ､ ん'_ﾉ {_ソ / i
. ,′ ﾍ rヽ:::: /
′ ゝ ＿,l }′__ ,.:′ .}
ヽ ／__ノ {／／) ｲ i
′ `て ／／} ｡个 ,:
.} ＞s｡ -─'ﾞ´≧==≦ ,'
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼しかし、彼に教えてもらった快楽の味は忘れられなかった。
▼暇さえあれば自慰に耽り、快楽に溺れるようになってしまった。
▼辛い現実を忘れるため、あの日のぬくもりを思い出すため。
▼徐々に激しく深くなり、次第に満足できなくなっていく。
▼人のぬくもりが欲しい。誰かの手で気持ちよくしてほしい。
▼イケナイことだと理解しても、その欲望を止めることはできなかった。
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- 83 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 21:56:06.00 ID:X740pO3S
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|::::::::::::::::::::::八 0 ,ノ::::::::::::::::::::::ヽ ):::::::::::::::::::::::::＼ ｀／:::::::::::::::::::::::::::::/: 教師とセックスしてたんだってよー！！
∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒::::ﾉ {:::::｢⌒＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::
. }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈0 ﾉ｢ ＼::. ０}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なら……ちょうどいいぜ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::ﾉ }:::ｰ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::
. ノ::::::::::::::::::〈ｖ´"''丶、::::::::::::::イ ::／::::::::::::::::::::::::::／ ノ ):::::::::::/:::::::::::
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▼そんなある日。いじめっ子の家に無理やり拉致されてきた時のこと。
▼それ自体は先生が捕まってから、よくあることだった。
▼遊びと称して裸にされて、落書きされて、そのまま踊ることを強要されたり……。
▼でもその日は同級生だけじゃなかった。
▼見知らぬ青年たち。見るからにやんちゃで、不良の雰囲気。
▼彼らはいじめっこの兄とその取り巻きで、私に興味があったらしい。
▼――――何をされても文句を言わない、言えない玩具として。
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- 84 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 22:05:15.77 ID:X740pO3S
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. ヽ ／／ ／ ヽ ヽ . ´ ,.ﾉ _,.-'´ _, - '_´ ＼ /
. ､ <.／ / ／ ／ .／ .／ ヽ. |_,.- '´| L-'´_| .／! ∠ ぎゃははははははははは！ ＞
ヽ ヽ / ,. ' ／ / / / ,.-'´ ,.-'" ／! .l ! ／＿ ＿ ＼
＼ ｰ ' ／ ´ / ..::: / .!￣ |,.- '´| l.＿ l l .l ! ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
､ ／ ::: ' i |,i. l l / / /／ |/ ＼/ ＼|
/`l ､ ／ , ' :: ｉ l l／ ./ /
,､. l |/ 〉. i丶._ -‐' l ', / /
,l | l |ﾚ' ヽ l i /_/
,! L.-ヾi=,'. ｀ l |＼ /＼ / | ／/ /
_,.-'´ _, - '_´. ヽ l あが、ひ…… ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
|_,.- '´| L-'´_| ／/. 、 l ＼ /
,.-'´ ,.-'" .／/ ./ /. ／ 、 ＿,.........,,＿‐-､ ∠ おもしれぇぜこいつ！！！ ＞
|,.- '´| | / / ./ / ／ ､ ,.ｨ二二二二ニニニﾆヽ ／＿ ＿ ＼
|,i / / ./ /, ' ､ ,.ｲ二二二二二ニニニﾆﾆヽ ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
/／ ./ / Y二二二二二二二二二二二ヽ /／ |/ ＼/ ＼|
. / / ',二二二二ニニニニニニニニﾆ-＿
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闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
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▼不良たちの暴力は、今まで味わった中で一番苛烈で……陰湿だった。
▼かつての男のように、恨み節をぶつけるような暗い暴力でもない。
▼男の父のように、自分が正しいと信じ切った暴力でもない。
▼ただ楽しいから、面白いからという理由で、笑いながら私を殴るのだ。
▼男や男の父相手なら、こちらがある程度従順にすればそこで終わるときもある。
▼けれど彼らの暴力には終わりはない。だって、これは躾ではなく『娯楽』なのだから。
▼それが、堪らなく恐ろしかった。
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- 85 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 22:14:00.46 ID:X740pO3S
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▼けれど、嫌なことばかりではなかった。
▼彼らは私を『商売道具』としても扱ったのだ。ロリコン相手の娼婦として。
▼昼間は彼らの遊び道具、夜はロリコン相手に金を巻き上げる娼婦となった。
▼いろいろな客を相手にした。先生より優しい人もいれば、怖く厳しい人もいた。
▼全身を舐めまわされたり、お尻の穴を弄られたり、変態的なことをいっぱいされた。
▼でも……普通に暴力を受けるよりはずっとましだった。
▼セックスは私にとって、人生で唯一の楽しみとなっていった。
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- 86 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 22:28:09.25 ID:X740pO3S
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ニ=‐ _ }｀ |_ ,_ | ／::::::＞''゛ .し＼::::}
ニニニニ=‐ _ } (_乂 ). { ⌒ヾ / (.> ι }｛ 寸 ‘
ニニニニニニニ≧s｡ }r‐ ､____) 〉 ,. .:::rｫ:.、 ) }／ U ’
ニニニニニニニニニ 八_______ノヽ ( -‐ _つ ´ ` <, ,.ノ : ﾔ ﾉ}
ニニニニニニニニ／ ⌒) r‐‐ '' ´っ❤ ニニ／ ｀ , u. } ﾔ ／::′
ニニニニニニニノﾊニ } ー‐ ( Ｙ ) ＼ ´ ,.. -‐ ｀.＜ : ij }ｲ:::::/ .ｲ
＞-‐・・・‐-＜_/ニニ≧s}♥/⌒＼)／ ⌒ ＼ ヘ ﾉ ｈ ::人__ノ
＼____ア ﾉ ' υ :::r,::〈 /{ ﾄ,:::／:::::/
.ノ ﾏx,_ 八.ﾏ/ ::::〃
ﾔ . :´ γ 〉 .:ヘ }彡从ﾍ,,ｨN^ヽミx ⌒ヽ
ﾑ u ゝ ゛ /===} √ )} ヽヽ:::＼＼ﾍ:::::::} 人
:ム / j====} 寸:::::::::ﾔ::::::::::∨: ﾄ ﾘ '( Y )／ .＼
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// } .: / ／===7 .ｨ .:::::::::::::/ ::::::::::::ｨ::::} _／ v ／ ,〉
// } / (/ /=====,' _ ィZzx=彡 ﾉ:::::::／/::::::::::／ﾉノ ):. ／{ v／ ／(＿_,
//∧ /======}ﾊ / /:: ／ /:::::::／ イ ￣).:／ /v |／| { ／
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////ﾑ ,...:(^ｧ /=========ノ { ,′ .’ }|／[l[l/>[l[l / /￣/ /
//// .ﾑ´⌒ヾ, ,,... -――ｱ_／=======/ } .{ ＜ ／ 〈/ー､ 〈_/ / /(＿
///// ﾑ::::::::::}i γ ／==========ノ .} .{ (／ ,)〈／￣/ ./ / / ／
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/////// ＼し u / ,イ============./ | γ⌒ ／＾):￣ [l[l/> 〈/(
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▼このころになると、ほとんど家には帰してもらえなくなっていた。
▼一応学校には行っていたが、家出も同然。
▼だというのに家から警察に通報が入ったことは、結局１度もなかった。
▼男の父は所詮世間体と見栄だけで私を育てていたようなもの。
▼警察沙汰になるなんて、絶対避けたかったのだろう。
▼私は、私に降りかかるすべての災難を諦め、受け入れるようになっていった。
▼次第に不良たちからの暴力さえも気持ちいいと、惨めであることが幸せであると。
▼そう思えるようになった。思わないと耐えられなかった。
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- 87 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 22:48:10.13 ID:X740pO3S
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γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
｜ へへ、見ろよこれ……ヤクだぜ？ |
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▼終わりがないと思った地獄でも、必ず終わりは来るものだと、私は学んだ。
▼きっかけはそう、不良たちが手に入れた『クスリ』からだった。
▼どこからか手に入れたそれに、不良たちは夢中になっていった。
▼当然のように、私にもそのクスリは使われることになる。
▼摂取した最初の内は極上の快楽、けれどしばらくすれば地獄の苦しみ……。
▼直接的な暴力ではない、内面から引き裂かれるような嫌悪感。
▼小学生のこの体に、あまりに毒となるものだった。
▼私もいつしか、彼らと同じ中毒者となっていったのだ。
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- 88 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 23:00:43.97 ID:X740pO3S
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▼――――ある日目が覚めると、私は見知らぬ白い部屋にいた。
▼そこは病室で、私は保護されたのだと知るのはそのしばらく後。
▼周囲にはバレない程度に狡猾だった不良たちも、薬に溺れて理性を失った。
▼クスリを求めて手当たり次第に暴力をふるい、金を巻き上げるように。
▼当然のように警察にバレて、全員逮捕されることとなった。
▼その過程で、私の存在も明らかとなり、保護されることになったのだ。
▼不良に玩具にされ、薬漬けにされた悲劇のヒロイン。
▼それが新しい私の肩書だった。
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- 89 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 23:15:02.28 ID:X740pO3S
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i:k li:i:i:i{ .l} .li:i:l |i:i:i| |i:i:i:i:
i:i:iﾍ i:i:i:i:k. l| .|.|i:| ヽ 、 |i:i:i| |i:i:i:i:
i:i:i:i:ﾍ. |i:i:|i:i:ﾍji .l |i:| し |i:i:i| |i:i:i:i:
i:i:i:i:i:i:ヽ|i:i:|i:i:i:i:il i!.|i:| li:i:i| |i:i:i:i:
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i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾍ l ｌi:| し ..-...／:.:.:.:.:.}⌒，、 ,i:i:i:i:|/:i:i:i:i:
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▼クスリの禁断症状に耐えること……それが新しい私の地獄。
▼今までの地獄とは全く別物の、狂おしいほどの絶望。
▼それに加えて、私は性行為すら禁じられた。人のぬくもりを求めることを禁じられた。
▼セックスしてほしいと頼んでも、まったく聞き入れてはくれなかった。
▼憐れむような眼で見られて、それはいけないことだと教えられるだけ。
▼――――なにをいまさらそんなことを。
▼わたしには、それしかないのに。
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- 90 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/06(水) 23:17:35.22 ID:/SLQnN+9
- おくすり
- 91 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 23:30:57.81 ID:X740pO3S
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／ ／ ヽ
/ / ヽ l i
i ﾞ‐ ､―､-'､
, ´ -‐ '" -､｀ ‐ ｀ ､
／ " イ ヽ ､ ＼ ヽヽ
,ｲ' ／/ ,' ､ ,ﾞ i ヾ ヽヽ
/ / ,' ﾞ, l ,ﾊ ﾞﾄヽ ヽヽ 京子ちゃん……辛かったよね。
/ ｲ l i l i ﾄ l i ﾞ ﾄi
,' ｨ l i'l l l ﾊ l l､ ;N もういいの、あなたを傷つけるものはないの。
l i ﾊ l ｿ / l i i / ,ﾄ､
l l l i i .il /, / ｲ/ i l / l､ ｰ だから……ね？ 自分を傷つけるのはダメ。
l ､ l ､ ﾄ i ／i,l /,' '/l/ヽli ｨ/'､l 〉
l i ､ ヽ l ﾞｲ ヽ'／ ' " ﾞ' / ;`ヽ'､_,
l /iヽ ヽ＼! ' " , ヽ ' /
/ / ヽ `〉､ ｀ _ - ｲヽ
ｰ / i ｰ ､ - ／l ｲ
ヾ ｀ヽ‐- _ l
､_〉 i､ｿ ,lネ
,､ -‐ ヽ-､ .＿ l ｀ ｰ ､' ´ ,l､
l､ ＞ ヽ＼ ｀ ｰ ＿l_ イ l ｰソ｀ ‐-
/ ヽ ヽ ` _ / i l _ ‐, _ ／ ィ ´ ヽ
.i . ﾞ, ﾞ, _／ /＞ ' ´-=､_´ -, ／ ヽ
l ﾞ, _ -‐‐' ´ '‐_ ´ -‐ ､ ／ ／ /
ﾉ ﾞ i ´. /´ `- - - ､ヽ ／i ／
i i ／'" _ ヾ'' '､´￣ `/ /
〉 ヽ,／ / ､ /､ ￣ ￣` ｀. ､ ヽ. / i
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▼保護施設では、何度も何度もカウンセリングを受けた。
▼私は可哀そうな子供で、今まで酷い目にあってきたんだと。
▼優しい言葉をかけて、抱きしめて、もう怖くないと説得する。
▼なにそれ。気持ち悪い。意味が分からない。
▼なんで私に何もしないの？ 殴って？ 蹴って？ 犯して？
▼そうじゃないと、私に存在価値はないのに。生きる価値はないのに。
▼いつの間にか、私は暴力と苦痛がない生活に耐えられない心になっていた。
▼なにもされてないと不安でしょうがなくて、自傷行為するしかできない。
▼わたしにはもう、幸せを受け入れることすらできなくなっていた。
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- 92 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/06(水) 23:44:25.83 ID:X740pO3S
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/ i ﾟ. ｀ く.,＿_
.:! ／イ/ / .! '.ヾ-≧=‐一 ´
｡ﾟ / ,. i ` ーｧ
― - ／ ' / /-一 ´
,.｡＜ / .／ ……死ねよ、みんな。
--≦//! jィ-ｧ ／ ゜。
///// ﾍr ､_ -―ｲ ゜。 私に優しくするな。
// ﾟ｡f7く Y__ ゜。
' ﾟ。 iく てー--―― ､ 。
〔 Y j ﾍ て: : : : : : : : : ヽ. ＼
, -― 己 ﾊ rｱつ: : : : : : : : : ゜｡ ＼
ゝYj ﾟ｡r-己 : : : : : : : : : : ﾟ｡ ＼
Y/' ﾟ｡己_: i : : : : : : : : : : '. ヽ
r‐’'/ ﾟ｡_｣､:l: : : : : : : : : : : :｡ 、
――ﾊ. У/ ＿ﾟ｡T7ｷx : : : : : : : : : '. ゜ ｡
三rく/У/z≦ : : : : ¨i!. .ｷx: : : : : : : : ﾍ、 ﾟ ｡
ﾆﾊ=x≪: : : : : : : : : :/. . . Xx: : : : : : : :iﾍ、 ﾟ ｡
: : :} : _:_ : : : : : : : : /i!. . . . ≧xxx+≪ヽ.＼ ﾟ o。
:j:/≦:.:.:≫ : : : : : / }. . . . . . . . . . ＼ 、
/ : : : : : : : : : : : / '. . . . . . . . . . . . .Y. ＼
ﾍ: : : : : : : : : : ｡ﾟ i. . . . . . . . . . . . .} ＼
ﾆヾ: : : : : : :／ .!. . . . . . . . . . . .。ﾟ ヽ
三i! ヾ:_。 ﾟ i. . . . . . . . . . .／ ゜。
三l!O| ,. . . .,_ . . . . . ／ ﾟ｡
三l! | ｲ. . . . . ＞ .,__／ i
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▼結局、私の保護と薬物治療は小学校、中学校を卒業しても終わらなかった。
▼いつまでも安定しない精神に、誰もが匙を投げていた。
▼最初は親身に接する人も、私の救いようのなさに次第に離れていく。
▼甘く優しいいきれいごとだけを並べて、私の心を救った気でいる。
▼気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
▼私は人間が嫌いになっていった。私を傷つける悪人も、私を救うと嘯く善人も。
▼――――なにより、わたしのことが一番嫌いだった。
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- 93 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/07(木) 00:01:40.13 ID:bZySGvWh
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/ /ｱヽ ‘， | | | | ∠ 継星京子さんがいません！ ＞
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| | ｜ | ｜ | | | | | ヽ ‘， | | |｜| | |_ -‐ '|. .| . . |
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▼保護施設は私の居場所じゃない。そう確信した私は、脱走を決意した。
▼薬物が抜けてからというもの、私の脳みそは以前よりはるかにクリアになっていた。
▼元より性能のいい頭脳ではあったが、さらに次元が超えた思考力が身についていた。
▼それは後に、『神域』と評されるまでになった神域の頭脳そのもの。
▼故に、保護施設から脱出する程度造作もない。
▼何の証拠もなく、誰にも気づかれることなく、私は数年を共にした施設を旅立った。
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- 94 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/07(木) 00:21:49.13 ID:bZySGvWh
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←‐‐‐‐一 ''" ｝ -[]- / { ＼
｀`～､、,,＿___________________ └‐‐彳|＼＿} ＼ ー
`、 ／/ ＼⌒ﾆ=- .,,|十 十|‐ ＼}
`､ / { ＼ ＼ ＼ヽ ⌒ﾆ=- ., ＼ ねえ……おじさんっ♥
′ ＼ _＼__ ｉ i ＼ ｀丶、 ＼
. ＼ { ＼ -- ＼＿＞..,,__＞| | ＼ ｀､＼ 、 わたしとエッチ、しましょ♥
. ｀'八 ＼|＼＼ ＼ xぅ拆㍉ :|∨⌒ヽ `、 ＼ `、
＼ 拆ぅx￣￣ Vrﾘ | | }_j＾ j `、 ＼ えへ、えへへへへへ♥
/ ＼_[ Vり ::::::::｜ |ハ | ｉ 、 ＼
. / ハ:::::::: ′ 八八__r┤__| ｀、 /
/ //込 v ﾌ / / ／厂」.⊥,_j ` 一'′
. ｉ{ /／ 介 イ ／ﾚﾞ厂V ヽ
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＼ 乂__ __ __／ﾉ／ /} | ｜ ′
／ ￣／ Y{｛＞-r r‐＜_人 |j |`、
／ ／ ノ'′ __|_j ＼_＼＼__} `、 ｉ
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人 / // ｉ ｉ { { / / /
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▼あてもなく、夜の街をさまよう。
▼ふらふらと男の家を渡り歩く、家出少女のような生活を続ける。
▼優れた頭脳はすべて、ただ今の快楽に耽るために無為に使い果てる。
▼いくら天才だとしても、それに見合う精神など私にはないから。
▼使い方が分からなければ、宝の持ち腐れに過ぎない。
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- 95 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/07(木) 00:30:44.03 ID:bZySGvWh
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▼――――真の使い道が出来るには、まだ先の話。
▼終了します
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- 96 ： ◆/NHKypaVm2 ：2022/04/07(木) 00:33:51.87 ID:bZySGvWh
-
, -‐=＝二三三三三二＝==-、
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミﾐ
∠三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミﾐ
∠三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾐﾐ というわけでここまでー
{三ﾆﾆﾆﾆ三三三三三三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミｌ お疲れ様でございます
＜三彡´: : : : : : : : : : : : : : : ｀ミ三ﾆﾆﾆﾆﾆ三1
/: : : :/: : : ,': : :|: : : : : : : :/: : : :＼三ﾆﾆﾆﾆ三} これは……中編ですな
/: : : :/: : : /: : :∧: : :ヽ: : ∧: :,': : : ＼三三三ﾙ_ 次回は後編、いよいよあかりちゃんが出てくるかな……？
/: :∧: : : : ∧: :/ ｉ: ｉ: : : : Y∨､: : : ヽ : : : : |刈刈ｉ 友奈くんが出てくるかで行くかは謎です
{: :/ /: : : :/: /｀ ―Ｙﾍ: : : ﾘ―＼: : : : |: : : : |刈刈ｉ なかなかに長くなってしまいますね
｜:l: |: : : : i∨ ＼丿 ＼: : :|: : : :|刈刈ｉ
| :ｌ: |: : : :| ⊂ニ⊃三三三⊂ニ⊃ }: : :|: : : :i⌒ ′ というわけで次回もまたー
∨∥: : : :i ﾆ三三三ﾆ |: : :|: : : :| おやすみ
|: : : : |: :Ａ ＿＿ ∥: :|: : : :}
|: : : /: : :| ＞ ゝ＿丿 ノ＼,′: :/
∨!: : :厶ヾ ＞ ＿_ ＿ ＿ ＜: : : : :ﾚﾍ∠_ _
≧∨::::::::∨::≪ ＼_ノ Z: : : :／: : }:::::::::::|
∧ :::::::::::::::ｆ￣￣＼ ,宀、／冫｀Y: : :／:::::::::〃
|ﾆ｀ー－フｉ 匚｜ ｜コ{: : : : :／ ー- -ｲ
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜ ＿＿ﾚ-イ＼∧: : ∧ﾆﾆﾆﾆﾆ|
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ レ'| |::::::| /: :｀Y: : |ﾆﾆﾆﾆﾆ|
./＼ﾆﾆﾆﾆ／ﾆ/ /〈〉:| ＼: : : /.ﾆﾆﾆﾆﾆ|
|: : :|――′iﾆ ヽ ゝ:::::| .ｉ二ｉ ＞――-|
|: : |ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆ ﾚﾚﾚ'|::::::| |: :从 二二二|
厶/|ﾆﾆﾆﾆﾆiﾆﾆﾆﾆﾆ |::::::レﾚﾚ!: :l: : ｉﾆﾆﾆ二l
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|::::::|ﾆﾆ厶人ﾙ'ﾆﾆﾆ二|
- 97 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/07(木) 00:35:10.70 ID:/PDMhexv
- 乙
- 98 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/07(木) 00:39:44.77 ID:65qON9YL
- 乙
- 99 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/07(木) 03:36:19.74 ID:kXx+dNWn
- 乙
- 100 ：隔壁内の名無しさん：2022/04/07(木) 05:50:40.09 ID:Ku9GHHU6
- 乙
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