【R-18】見切り発車の精霊氷原騎行3【Fate/GO】

153 ： ◆psqnBgXRH. ：2019/03/11(月) 19:39:50.32 ID:Gyep8cRz

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.　　　　　　　 　 |　/｀¨:¨;¨:￣:　: ',　　　　　　　　　　（……冷夏解決の糸口がまた消えたんだが）
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　＊ヤニバス側の戦力はヤニバス、ブロッケンの怪物、ヴェルンド、スキールニル。
　　 加えて配下のドラゴンにワイバーン、巨人、野犬たち。

　＊ヤニバス及びその配下は、固有結界『永劫骸の氷原城（エッツタール・パラディース）』の内部では不滅。
　　 地元の氷河に居を構えている現状では固有結界の展開時間にタイムリミットが存在しないので、
　　 何らかの手段（対城以上の宝具etc）で氷河を破壊しない限り殺せない。（※ディートリッヒによる補足説明）

　＊冷夏にヤニバスは関与していない、そもそもヤニバスの出現は冷夏よりも後。
　　 ヤニバスはこの時代を救う気が無いから放置していた。

　＊スキールニルの宝具『勝利の剣（レヴァンテイン）』は打ち直すためにヴェルンドが預かった。
　　 聖剣を鍛え直すための炉として、アルプスの鉱脈を使用している。
　　 新たに鍛造されるレーヴァテインが“新世界を切り拓く”鍵になる予定。

　＊“世界が滅ぶ”理由はヴェルンド曰く、
　　 「五千年単位で世界が剪定されると決まって、神々がこの世界を見捨てた」から。
　　 古き神々は剪定されるこの五千年間を見捨てて、新世界で神代からやり直すことにしたらしい。
　　 新たなレーヴァテインで精霊たちを連れて新世界に乗り込むことが、ヤニバスたちの目的。

　＊ヤニバスは人間を救わないつもりなので、ヴィテゲは裏切ることにした。

　＊ヴェルンドに『縁絶つ雌雄（ミームング）』を防がれた理由は未判明。
　　 剣がすり替えられていないことは確認した、本物の『縁絶つ雌雄（ミームング）』を防がれた。
　　 その防御原理が分からないままだとヴェルンドを倒せないかも。

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　　　※ヤニバス配下の巨人はヤニバスvsルキウスで使用するのを忘れていました……。
　　　　 巨人の代わりにドラゴン2体目を使って負けたので、勝敗は覆しません。

154 ： ◆psqnBgXRH. ：2019/03/11(月) 19:48:03.10 ID:Gyep8cRz

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　　|　　　　 /ニ〈 .〉..ｨｘ　〉. ｀i_ゝ'ﾍ_ヾﾑ　　｜　　　 「……おい、世界の剪定って何だ？」
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　　|　　　 ,'ニiﾞ; ; ;. .__. . ｀.' . . . ,>ｰi. :.!ﾆ} 　 !
　　| 　 　 i=二; ; ;.く　 >. . . . . .ゝイ., .ﾆﾘ　　|　　　　（情報量で殴られて頭が痛い）
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　　　「可能性のない並行世界を閉ざすこと……」　　　　　　　　　∨　 ＼ :::::|∨　　　　厶イ∧∧／　}_,ノんハ,／／
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　　　「と概念だけ口にしても伝わるはずがないな」　　　　　　　　 　 　 　 　 乂ン二二ｉ'´ヽ　 ／, イ　　 Y 不｀Y´
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　　　　　過去→　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→未来

　　　　　─→─────┬──┬──並──┬────┬────→
　　　　　─→──┬──┴┬─┴───┬─┴────┴──┬─→
　　　　　─→──┴───┴┬──┬行┴───┬───┬─┴─→
　　　　　─→─┬─────┴──┴──┬──┴─┬─┴───→
　　　　　─→─┴───┬──┬──世─┴────┴──┬──→
　　　　　─→───┬─┴──┴───┬────┬───┴──→
　　　　　─→───┴───────界┴────┴──────→

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　　　「『ヴォルムスの薔薇園』──ディートリッヒとジークフリートが決闘する物語──で例えるなら」

　　　「『ヴォルムスの薔薇園』の決闘自体が無かった世界、ディートリッヒが勝利した世界」

　　　「ジークフリートが勝利した世界、色々な世界が存在する」

　　　「これらの枝分かれした世界、別の可能性を描いた世界のことを並行世界と呼ぶ」

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　　　　　過去→　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→未来

　　　　　─→─────┬──┬──並──┬────┬────→
　　　　　─→──┬──┴┬─┴───┬─┴────┴──┬─→編　　　・ジークフリートは謀殺される
　　　　　─→──┴───┴┬──┬行┴───┬───┬─┴─→纂
　　　　　─→─┬─────┴──┴──┬──┴─┬─┴───→事
　　　　　─→─┴───┬──┬──世─┴────┴──┬──→象　　　・ディートリッヒは生存
　　　　　─→───┬─┴──┴───┬────┬───┴──→
　　　　　─→───┴───────界┴────┤
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ↓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　剪定事象　　　・ディートリッヒorジークフリートが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 『ヴォルムスの薔薇園』で死ぬ

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　　　「『ヴォルムスの薔薇園』があろうとなかろうと、勝者がどちらであろうと」

　　　「ジークフリートがブルグント族に謀殺される未来は変わらない」

　　　「この“未来が同じになる”並行世界群が編纂事象だ」


　　　「だが、ディートリッヒがジークフリートを、もしくはジークフリートがディートリッヒを殺してしまった場合」

　　　「未来は大きく変わってしまう」

　　　「“より可能性に満ちた未来に進む”道に進んだ並行世界群が編纂事象で」

　　　「“これ以上分岐できる可能性が無い”道に進んだ並行世界が剪定事象だ」

　　　「世界は百年毎に“少なくともあと百年は続けられる”可能性を持つ並行世界群を編纂事象に選び」

　　　「可能性の無い方向に進んだ並行世界は、世界が『管理しきれない』と判断して未来を閉ざす、剪定する」

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　　　※原作設定と異なる部分が存在しますが、詳しい理解は本作品を読み進める上で不要です。

155 ： ◆psqnBgXRH. ：2019/03/11(月) 19:48:56.47 ID:Gyep8cRz

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　　　　　　　　　　　KEEPOUT　KEEPOUT＿__KEEPOUT　KEEPOUT　KEEPOUT　KEEPOUT
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　　　　　　　　　　KEEP OUT　KEEP ／E／KEEP OUT　KEEP O＼E＼EEP OUT　KEEP OUT
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　　　　　　　　　　　 ／E／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼E＼
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　　　「こうやって世界は21世紀に至るまで未来を編纂していたそうだが……」

　　　「ヴェルンド曰く、“22世紀まで人類の可能性を残せる未来”が全て消えてしまったそうだ」

　　　「だから古き神々は人類を手放す前、五千年前にまで遡って世界をやり直すと決めたらしい」

　　　「僕は確証を持っていないが、ヴェルンドはそれを信じているし」

　　　「ヤニバスはやり直した先の新世界で人類に代わる支配種になることを目論んでいる」

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