【R-18】やる夫は見えている地雷を踏んだようです16【メガテンもの？】
- 1 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/09/23(火) 23:07:18.88 ID:YbG1SBjn
- 三ヽ:; ;:;: :;'':; : ;;:: ;:: ∨ :ﾊ:;: ;: ;:;／:; :; :ｿ:; :; :! /:;: :;: '':; :; :. : :;;'':;Y:;:;
: :;｀ヾ＼ :; :: ;ｨ､:; __:ｒゝ ﾊ:;.: :.: : ; r'´ :''; :j !:. :,ｲ '' /..;: :' .,;:;':,ｲ:;: . 【原作】(c)アトラス 女神転生シリーズ
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;; : ;:; ;:: :; ; ;;:ヽ;.ィ: : :l ｌ iﾄ､´ノ ｲ/ il, r--､ｒ―''￣:;: :;: :: ;:'' :;: :; ~ ソイ １６スレ目です。
;: :: :;;: :;: :: : : ::.,, : : : ! i! ゞ≧ ｊ ﾊゝ:;: ;:;'' :;: :; .,. :;: :;;:: ;:;:'':;: :j/:;__
;: ;::;:;: ;:; :;: :: :;:; :;:: : ::,} j! _三ﾆ ｲ ｀Y;:: ;: :; ,ィ´ :; .:;: :,ｨ⌒ヽ,:: /rｭ＿ 女神転生原作のオレツエー物です。
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ヽ='イ彡三≧=イ三彡 ｊ!/彡 i!ﾄ （￣7イ:;: :; : :;:., '' :_イ;: :; :; ｲﾊ .,;:; : >1の妄想に、多少のエロとグロが添加され、
ゞ‐=-‐'´:;:; :;￣¨ー-!7''ｲｿ´ ﾐヽ!,, ヾY : : , '':; :;:: :; :; : . .,.: ;; ヾ l.;: :;:
:; :;:;::;: : ;:;: : :; :;; : ; r､ｊ 彡 : :lｒ'ｲ !{ ヽ__ :; :;:: :; :; :: : ;:;: :;: :; } l|:;: :; 中二病でたっぷりと煮込まれております。
: ;:; :;;: ;: ;;: :;' :;; ;: : .Y|}ィ ミ{ﾄ'' ﾍ ｀ヾ､＿,,ィ'' :; :;: '' ＿ _三ﾆノ:: ;:
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;:; :;; ;: ;::; ;:;;'' :;: :;ィ’ノ!fy彡ﾍ_ｒィY ミ }!j/j/ j:: :; :; ::: ;: ;: ;::: ;: : :; ::;''': ;: それでも楽しんで下さる方、どうかごゆっくり
;:;; ;::: :;;:; :;: ;: :; {イヾ''tｿvゞｿxfyヾ ￣ヾﾐ!|-':;｀´ : ;: ;: ;:::;':; :;::: ;,.,..;:::' . :;;ィヾ
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- 1558 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/13(木) 23:32:55.31 ID:ROh5is3b
- インドの場合カーストが高いほどベジタリアンだからなあ
なんで押し付けとか絶対やらないから成り立ってるんだよな
「お前らみたいな下層カーストは肉でも食ってろ」って感じで
- 1559 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:05:49.31 ID:htoej0hb
- >>1545
それは肝臓な
- 1560 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:11:34.91 ID:uMzOnQau
- ホッキョクグマの肝臓を食ったら・・・いかんぞう！
- 1561 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:24:52.01 ID:eHo71Kvc
- やばいの？
- 1562 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:29:22.50 ID:6O12CNb4
- ビタミンAの過剰摂取でタヒねる。
- 1563 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:36:56.92 ID:9rZBJPc8
- 何十年も前のNHKで動物の肝臓を生で食って死んだ猿人の話をしてたなあ…
- 1564 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:48:07.63 ID:wqQ8a8Xu
- >>1562
ビタミンAとかDとかEとか脂溶性ビタミンの過剰摂取はヤバい
水溶性なら過剰に摂ってもオシッコと一緒に出るけど
- 1565 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 00:52:10.24 ID:mf22K/EZ
- >>1558
実利面での理由もある。インドの菜食文化は乳製品を禁じていない。
栄養学上、十分な量のミルクがあれば不殺生戒を守る食生活でも健康的に生きていく事が可能だ。
あとはまぁ、海に近い地域だと菜食といいつつ普通に魚を食ってるという実態もあったりはする。
というか、インド人が自称する菜食は不殺生戒（アヒンサー）であってキリスト教徒のヴィーガンとは違う。
- 1566 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 01:27:29.68 ID:AhEXu/Bg
- 自称ヴィーガンの野菜多めにとってるだけの人とかも多いからなあ
ガチの人は動物由来の栄養サプリで足りない栄養素を補ってるから健康だゾ
- 1567 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 02:08:23.36 ID:qDD+NUnV
- >>1555
海から10kmも離れりゃ内陸扱いだからな……
海魚は難しいのが多い(例外：サメ、鱧、エイなど)
塩漬けとかで運ぶことも可能だが、コスト考えたら結婚式とか偉いさんでないと多分無理じゃないかな？分からん
淡水魚で鯉の養殖推奨をしてた大名はそれなりに居る(米沢藩など)
大豆は裏作で大体の地域で作ってる、各地にご当地味噌があるのはそれを裏付けてる
信玄や家康が推奨もしてる
- 1568 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 02:17:09.25 ID:AR8eYRyN
- 別に自分で貫くだけならご自由になんだけど人に押し付けてできないやつは愚かってやってくるのがほんま
- 1569 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 02:30:22.88 ID:htoej0hb
- 日本は水田の稲作主体なんで淡水魚そのものは豊富だし
江戸時代には普通に千葉の銚子から江戸まで（直線でざっと100km）を鮮魚輸送して市中に降ろしてたとのこと
ttps://www.chiba-muse.or.jp/MURA/digitalmuseum/machinami/shoka/kawazakana.html
水路とか街道が整ってれば数十キロ程度は問題になるような距離ではないようです
- 1570 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 04:57:59.34 ID:Azry7wnq
- 人糞肥料なんで寄生虫は酷いが水田の為に農村には水路が今とは比べもんに
ならんぐらいあるし農薬もないから虫（魚の餌）が多いので
魚は多い、海ですら川から流れ込む栄養が今より多いし
- 1571 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 05:56:06.18 ID:3Q+S421F
- 虫虫Q な野菜を食べて栄養素をげっと(ジャングル大帝的)
- 1572 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 06:04:36.45 ID:qDD+NUnV
- >>1569
東京湾は魚豊富なのになんで銚子から？と思ったら川魚か
こりゃ凄い
活け締めとはいえ、常温で最大二日強持つんだな
そういえば江戸時代は現代よりだいぶ寒いんだったか？
しかし、海の魚があるのに態々川魚食うというのもいまいち分からん感覚だな？
- 1573 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 07:21:31.93 ID:htoej0hb
- >>1572
銚子は海魚っす。利根川といくつかの湖沼が川魚で、江戸までの流通経路が共通ってことね
川魚のなかでもウナギやコイやドジョウは生命力が強く数日なら生きて持ってこれますんで
うなぎの蒲焼、ドジョウの柳川鍋、そしてコイは精力剤としての生き血なんかで需要があったようです
- 1574 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 10:16:54.19 ID:6O12CNb4
- なんか熊の尻からサナダムシが伸びてる動画見ておえってなった。
- 1575 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 10:41:25.74 ID:mjtKpXZY
- 寄生虫もまぁピンキリだしなぁ･･･なおサナダムシはでかくてヤバく見えるが宿主が死ぬと自分も死ぬから人体への悪影響は栄養取られるのが主でかなり穏当
アニサキスみたいにキッツイけど早々死なないのもあればエキノコックスみたいにジワジワ殺しにかかって来るのも居るからそう言うのに比べれば比較的マシなんよ
なお、日本住血吸虫とその累計は絶対に滅ぼさねばならぬ(漆黒の殺意
- 1576 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 10:59:23.66 ID:9rZBJPc8
- >>1567
鯉は何でも食べるし水質汚染にも強いからね
- 1577 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 10:59:28.01 ID:zrKAiUoB
- >>1570
流れ込む栄養は今のほうが多いのじゃ
だから赤潮なんてのが発生する
- 1578 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 11:07:17.73 ID:aKcVmfAo
- ミヤイリガイ「日本住血吸虫憎しでワイがボコられんの納得いかんのだが？」
- 1579 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 11:19:42.44 ID:f/MrdXMH
- 煽りを受けてほぼ全滅させられたミヤイリガイは供養碑をたてときましょうねー
なお某パヨさんの「日本は住血中を世界にばらまいて・・・・」は知性が足りない戯言なので要注意です。
単に病原として日本で学者さんが発見しただけで
- 1580 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 11:55:09.80 ID:mjtKpXZY
- ミヤイリガイは中間宿主ではあるが本貝そのものに罪は無いので供養碑は建ててる
なお日本住血吸虫はよその国にも近縁種が大昔から存在、中華人民共和国や、フィリピンをはじめとする東南アジア、アフリカでも居てマンソン住血吸虫、ビルハルツ住血吸虫、メコン住血吸虫とか居る
マジで徹底しないと相手は増えまくるから手加減とか無用でやるしかない･･･パヨクの戯言？いらんことしない限り無視でいらん事するなら注意喚起しつつ殲滅やね
- 1581 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 12:26:42.91 ID:e/+vIrIR
- 寄生虫は本来の宿主の体内以外での生存は考えられてないから仕方ないん部分はある
とはいえ人類的にはまあ寄生虫死すべし慈悲はない、一択なんですがね
- 1582 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:10:19.58 ID:YEIQmZTu
- アメリカザリガニやウシガエルも肺吸虫なんかの中間宿主になりうるので
触ったらちゃんと手を洗おう
日本住血吸虫は皮膚に直接潜り込んでくるので手洗い消毒しても寄生するカスだから
感染力は段違いだけどね
- 1583 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:15:12.94 ID:AhalE5Is
- >>1582
ジャンボタニシ君「子どもたちが思わず触りたくなるようなどピンクの派手派手卵だが寄生虫がついているので素手で触るのはご法度だゾ」
…いやマジでアレは絶滅させないとあかん。近所の幼稚園の通園コースが田んぼなんでやべぇくらいおった…。
- 1584 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:21:22.97 ID:54DJpNSC
- 日本住血吸虫は発見から駆逐まで１１５年かかった
これがいわるゆ１００年戦争である
- 1585 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:37:49.72 ID:YEIQmZTu
- 世界中探しても同様の感染力を持つメジャーな寄生虫は僅かにいるが
人間が感染しやすい環境にマッチして致死性も高いのはこいつくらいや
他のは川の水そのまま飲んだり裸足で歩き回って感染するような国がほとんどだから……
- 1586 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:47:54.80 ID:6O12CNb4
- 三国志にも出てるような風土病なのになんで日本が関与してるはなしになるんですかねえ？＜住血吸虫
- 1587 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 13:55:12.60 ID:mjtKpXZY
- 日本の個体群が最初に医学的、生物学的に記載されたからやろね
断じて日本人が国外に広げた日本特有の寄生虫という訳ではない
まぁ学名日本名が入ってる場合高確率で日本の固有種だってのもあるかもしれん
- 1588 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 16:29:51.92 ID:qDD+NUnV
- だから国名や地名をつけるのは辞めようという運動が起きてたりする(WHO発祥)
ただしこれは武漢ウィルス、つまりコロナ後のこと(後は分かるね？)
- 1589 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 17:12:06.28 ID:tzvfvxIe
- 正直、命名以前から広く分布していた日本住血吸虫のような例ならまだわかるが
おそらく武漢で発生してから物凄い勢いで世界各地に広がったコロナに対して言うようなことじゃないよなぁ、といつ聞いても思う
真偽は知らんが、武漢で人工的に作られたウィルスだって話もあるから尚更
- 1590 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 17:49:11.33 ID:x8bNfTYM
- 発見当時は明治以降で日本の事をとにかく日本を知られたい、文明があると広めようってやってた時期なんで･･･
そんな時に西洋人も知らんようなのを発見、地域も日本特有(当時は本当)だから名前に日本をっての流れだったみたいではある
Schistosoma japonicumが学名で見たらわかるだろうけどjaponicumはラテン語で"日本の"って意味でSchistosomaはまんま"住血吸虫"
- 1591 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 18:30:46.47 ID:HJ4FIuWA
- まぁ、中国由来の伝染病とか10～20年に一度出てくるし、そのうち地名由来じゃややこしくなるだろうからなぁ
アフリカ由来のヤベェ伝染病もよくあるけど、あっちはヤバすぎてすぐ封じ込められるが、中国由来はやたら世界に蔓延するのがヤベェ
- 1592 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 18:32:02.17 ID:mkQ3t9RE
- >>1591
コロナに関しては発祥を誤魔化す為に意図的に広めたからなぁ……
- 1593 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 18:57:25.11 ID:x8bNfTYM
- 昔のスペイン風邪の発生源は米国か中国って言われたりしてるし病気は悪名になるのがほぼ確定だから･･･
後、日本だとインフルの発生源は基本中国だし･･･あの国の病原菌シャッフルの新病原菌は毎年だから名前つけてたらキリがないし
- 1594 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 19:25:07.85 ID:HJ4FIuWA
- 中国・アフリカ発の病原菌はいくつか思い当たるけど南米アマゾン発の病原菌って知らねぇな、と思って検索してもAmazonが邪魔すぎる
- 1595 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 20:48:09.50 ID:rALqL61w
- アマゾン土着の病原菌はいくつかなくはないけど海外に拡がってって言うのは聞かんですね
- 1596 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:07:20.35 ID:i34yeUii
- 南米は人類到達が最も遅かったのと近代まで人口密度も低かったことで、ヒトを宿主にする病原菌やウイルスが進化する余地が少なかったんよ
一方でアフリカや中国は歴史も古いし人口も多いしで「感染症のゆりかご」になったと
人口密度と人の移動がある程度ないと感染症も広がらんからね
- 1597 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:10:20.86 ID:uMzOnQau
- 大抵の危険な病原菌は家畜から発生する
人間と動物が生活環境を同じくする事で人獣共通感染症となって広がる
南北アメリカ大陸は家畜の種類と量がユーラシア・アフリカと比較してとても少なかった
- 1598 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:17:10.92 ID:AR8eYRyN
- SARSやらMARSやらが過去にあったし不思議ではないよな
- 1599 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:36:38.66 ID:k+Vv6vZB
- 知ってる知ってる、耳かきとかするんでしょ？
- 1600 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:40:59.72 ID:BHb400c7
- いやいやナノマシンで手足が変形するかの名作でしょ
- 1601 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 21:46:36.37 ID:uMzOnQau
- 力が欲しいか・・・？力が欲しいなら、売ってやる！！（1おくまんえんローンも可）
- 1602 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 22:13:41.04 ID:e/+vIrIR
- アマゾンだと感染経路がそもそもないからなぁ・・・
その点中国は古代から大量の人口（保菌者）とシルクロードをはじめとする数多くの感染経路が整備されてるからな
- 1603 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 22:25:29.43 ID:kila0OO5
- >>1602
しかも変なもん食いたがるしな
ヤバいことが起きると速攻で逃散するし
- 1604 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 22:32:14.17 ID:f/MrdXMH
- 南米起源説の有名病だと 梅毒 があるね
コロンブスから日本到達まで２０年なのがネックと言われているが、それ以前の日本人の遺骨から病理痕が無いので最有力説らしい
- 1605 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 22:45:48.95 ID:rALqL61w
- 梅毒があったか･･･
性的な時代背景考えればなくはないが移動速度的に余程クリティカルな感染ルートでないと無理があるとは言われてましたな
- 1606 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/14(金) 23:38:47.38 ID:htoej0hb
- 南米から西欧に伝播して、長崎の出島からという流れなんだろうな
外人の相手させられる売春婦はそれなり以上のランクだろうから
役人や出入り商人に感染させて、という流れだろうな。
- 1607 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/15(土) 00:26:23.79 ID:jzu11Mk7
- ちな、以前疫学の教授と梅毒の日本襲来の話ししたら、ヤギで共有してるんだから船単位で汚染完了と考えれば、余裕とおっしゃられてた。
人人しか考えたくなかったよパトラッシュ
- 1608 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/15(土) 00:40:04.48 ID:X45qhWnM
- そっか、まず船内で蔓延してるのか。そうなると入港の度に数人じゃなくて数十人とかそれ以上だもんな
- 1609 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/15(土) 01:13:41.03 ID:Lgdd2+cn
- ヤギは船乗りみんなの恋人だから仕方ないんだ
- 1610 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:00:24.07 ID:OJZk2Dtr
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ヤルオは後ろ髪を引かれるようです
第５１．１話 ヤルオ、シンパ？を増やすこと
- 1611 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:00:37.74 ID:OJZk2Dtr
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|i:i:i:|/__'´ 乂. YY二二ヽi:iY:: :|ﾆﾆ〕￣￣~〔::〔:||＿| |＿||＿|￣| |:::||:::|:::||:::|..|￣ﾞ|_,,||＿| |＿||Y´|￣￣~〔二ｉ|⌒～|¨ |￣::|:＼Yi:i:/＿. : '´ ,. '´
Yi:ｉ:|::| |￣|___,,,..⊥| |┴─‐:| /二二二}ﾑ_||＿|＿|＿||＿|＿|ｰｰ..zzz.ｰｰ |____|_,,||＿|＿|＿||/_/ニニニﾑ |─ｰ┴:ｉ| |‐- 」i:ｉ| | :|＼'´
二二| |/--─=ニ:| |¨¨¨¨¨:| :|:|──:|::| :|,.x=ミｰｰx=ﾐx=ﾐｰｰﾚ''´ ( ) ｀ヽ:|ｰｰ|x=x=ﾐｰｰx=ﾐﾞ| :|::|──|ｉ|:| |¨¨¨¨¨:::| |─- 二__|:l |二二
￣￣| | | | | :|:| |￣||::| :|==|==|==|==|==|==|==||==||==|==|==|==|==|==|==| :|::| |￣|:|ｉ|:| | | | |:l |
⌒'～～-､ /￣~~| /￣|:| |＿||::| :|│|│| |「」|「」| | ||个|| | | |「」|「」|│|│| :|::| |＿|:|ｉ|:|￣Y＿＿_厂￣', ,. -～～～
;';';';';';';';';';';';ヽ |￣￣:| :| |:|＿＿,|::| :|二|二|二|二|二|二|二||│||二|二|二|二|二|二|二|‐|::|＿＿|ｉ|:|￣ |── |￣￣| γ;';';';';';';';';';';';';'
;';';';';';';';';';';';'ﾉ 厂￣∧‐‐‐ 厂~ |:|──:|::|‐|==|==|==|==|==|==|==||==||==|==|==|==|==|==|==|-|::|──‐|厂~ |── |──| 乂;';';';';';';';';';';';'
- 1612 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:00:50.55 ID:OJZk2Dtr
-
＼ 、
-─vャ=ﾐ -──- . } }
／ (⌒ゾ´ ￣￣｀ヽ ＼‐- 、 //
/ ノ） ￣｀ヽ ,. -─ ⌒ヽ//
{_ -─…─-／ ／＼
-ﾆ ／ ／ ..:／ ／ ; ＼￣⌒ヽ
＜ . :/ / ..::／ ／ / ヽ＼ :.
＼ｰ─-ミ: : : :/ / ..:／＿／ ' | | | , ,、
＼ ノ＼/ /:／ / ／⌒ヽ／ :| | .:| ′ 'ﾍ
,／⌒＼乙 / | .:/ 斗==ミ､／ | | ::|ｉ | | ……はじめまして、男爵閣下。
{∠二ﾆj ﾉｲ | ::j 〃__,）心 ヾ | ﾉ- ､/|| | | i
／／::::::/| | il :|《｛/ｉ/::ﾉ〉 ﾉｲ .:/＼,: | | |
／ /:::::::::/八 | 八 :{ 乂（シ 斗=ﾐ. //:: | | ﾄ､
／ /:::::::::/ /＼| ::＼＼ _ノ心 }ｉ//:: /| | |｜ 私はミルヒオーレ。
/ /:::::::::/ ' | ::| ⌒ヽ ﾉ {/iﾉソ ﾘｲ::: /:::| | 〃|
〈 /:::::::::::' | | ::| i⌒ ､ ｀ﾟ´ ／ |::: / .:::| }八 | 東部山岳地帯に縄張りを持つ
| /:::::::::::::| | | |i ､ ､ _ノ ＿彡イ:ﾉイ .::::::| , ｀⌒
| /￣￣⌒ ｜ | || ＼ ／: : ´ ;::/: /j ′ 獣人部族の族長の娘です。
|／ ⌒ヽ| |l──＞-r‐::::;≦i ||: : : //: /:/ /
| ｢￣￣￣:i卞X :::::| ﾘ: : //／ / :′
,. -‐八 | : : : : : :| | | {::::::| // / | /／
／ ‐-＼＼{ : : | | |⌒ヽ// 〃 | ／
{ |⌒＼ ノ人廴,ノ/ ／‐=ﾆム
| : : } ｛ {_ _ } ｝／ ＼ ｀ヽ
| ∨ / / / /Ｙﾒrく＼ヘ廴j: . :,
| ‘, / ｘ,/ / / /ﾞi i＼＼＼＼-ﾐ. ′
|─r‐/⌒ｰ-ミ. ノ / / / / /Ｖ＼＼＼＼＼ V⌒⌒＼
/ / V⌒{ / /二∨ ＼ ‘， 〉
- 1613 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:01:13.62 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼
／ ● ● ＼ よろしくだお。
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂|
ヽ i⌒ヽ ご存知の通り、ヤルオ＝デ＝トローチ男爵だお。
/ λ ）
r 、 ／｛
」^ ､＼ ／ ィ^i
ミ⌒ヽ ヽ ／ /_ |
ミ ﾊ ∨-－ －-′/ fミ.ﾉ ＿
ｰ--一 丶 ミ ＜⌒
, ' r ヽ ﾊ ＼
/ ∧ 、 ∨:i ＼
′ i i | / ＼ 、 ﾊ | ｉ |/| {⌒ ……一応述べておきますと、族長の立ち位置は
ｉ l | |斗‐‐- }ﾊ -‐|‐-}ﾉ |/| ﾊ
| l | | 斗:ミ } ,.斗iミハ |ノ : | } 平民ではありますが、立場はムラオサに相当するでござる。
И 八 {く うﾊ fて:} 》 ハ !
Ⅵ ∧ ﾋツ ﾋツ / /i i |
| :∧ ' ' ' ' ' / / .|:ハ |
∨:込、 ｰ ‐ ィ / ﾉ′| ﾉ 男爵閣下の方が勿論身分としては上でござるが、
∨ }＞: . _ :＜ l ′ :| ／
| ｉ/} : : : : : {、 | { ﾉ′ 姫もそれなりに立場のある者とご認識くだされ。
| |八: : : : : ﾉﾊ.| 八
r‐ｧ≦|八ﾉ| : ヽ:_:／: : :}∧＞- r‐､
./| / /: : : :○: : : : | ∧ | }、
{ / / ′ : : : : : : : : | .∨.ﾉ |ﾊ
ｉ ∨ .} ｉ : : : ｀Y: : : : :| |: ､ / ｉ
| .′ | |: : : : : |: : : : :.} } ∨＿}
- 1614 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:02:25.39 ID:OJZk2Dtr
-
､.
＼:..
ヾ:.
_. }:
_.......,｡＜:;::ﾍ__l:},-､
,｡＜:;｡s´::::::::/:::::::ﾍ:}!:::::::.
／:::::::/:::::::::::::::;'=ニ三ﾆ=-､::..
/::::::::::/:::;::::::::::::;'ﾆ＞::´::::iﾏ::::ﾑ!. まぁ２組にいる時点で平民ではあるけど、
.::::::::::::/:::/!::::::::::;':´::;:::/:::::::}ﾞﾞﾏ:::lﾑ
i::::::::／::;ｲ:|:::::::::::|::::/:,_!:::::;'::l l:lﾏ:lﾑ 平民の中じゃ偉い方って話だね。
. i!:／.イ :::: |:::::::::::|:::;/ _|::_' l:} lxﾏl:::}
i!:::i::::::::::::::|::::::i::::{!l{ｨｵ示ﾞ ' {r}|:l::i!
';:::l::<￣¨';:::::::ﾄ::ﾑ ﾞ 乂ﾘ ｀､ﾏ::|
';:!:::::＼ヽl:::::::l::ﾏ', ::::! まぁでも２組に入るようなのって普通は
}i:::::/＞`:ﾏ:::::l::::iヾ､ ,ｨ /:::i!
/::::/::＼=-:ﾏ::::!:::l＞｡. _ ,ｲ::::/ 平民の中じゃ上澄みばっかりのはずなんだけどさ。
/::::/:::::::::::::ノi:ﾏ:::::::i! /:::::::;'¨_i::::::ﾘ
/::::/::::＞.////∧:::::::|/｀!＜:/ }::::/
/:::;＜ ヽ.////∧:::::!//i!＜ /::/
,＞ｾ"￣,≧ミ｡、
.／::::/::::::::::::::^ヽ::｀ヾx
,.'::f::::::f::::::::::::l::::::::::ﾍ::::ﾊ:V
f:::::l:::::::l::::::::::::lV:::::::::ﾊ::::ﾊ:V
l::::::!::::∧::::::::::L,,斗､::::l:::::::!:! あたしらやアスナ姉やBBちゃんみたいなガチ平民が
|::::::l:/ ノx::::{ _LL::::::!l
|l:::::l' ''" ｀` ='弋乃l::::::l:l どっちかってーと場違いなんだよな。
|:l::::l::. ＿_,,. !::::::!:V
|::!:::ﾄﾑ￣´ ヽ ﾑ:::::｢ ｀ヽ
j:::!::jr/^ s..,,_ f_:つ,.イ__!V::! ヽ そういう意味じゃユキカゼ先輩もこっち側だと思うけどさ。
/:::l,ｨ^丶、 / 三ｱﾁ:￣ ﾍ..ヽx ヽ
/:::::7__ 〉 ﾍ斗､ _l＼. ヽ ＼
./:::::::｢ ｀`ヽ}λ,.イ.1.:.N ￣ 〉.:ﾊヽ.V ＼
人::::::::} f ケ=┘|.:.ﾍゝ_彡'.:.:.l }..}::}、 .／ Y
- 1615 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:03:13.24 ID:OJZk2Dtr
-
＿
. .´. . . . . . . .｀. . .､
／ . . . へ ､. . . . . . . . . ､
､＿／ . . . ./ }. . . . . .} . . . . .
／ . ./ ／′‐- _/. . /. . . . . . . . ﾊ
/ ′ /{/ / ＿ /｀. / . . / . . . . . . .
{'/ . . ィﾍ ｛ ´ん }ヽ / . . 〈⌒ヽへﾍ､ﾄ､ 【教育】を受けられる余裕がないと、
{ |//j {ｿ ｛_ンノ/. . ./／´ _Уンﾝﾍ. .
// ' ィ′ /ヽ ￣ . . . . / . }. } 学院に入学するなんて出来ないからね。
/.｛ ／ . . /r /. ./. . . . / . / /
/. .∧ ｀ イ/ . .／ｰ " ./. . . . / . / /
/ . / ∧ / . ./ l. . . . .′. . . ′.,{ノ
/ . / /. ./￣厂/ . ./ |. . . /. . . . /. . / あたしたち【神殿組】はヘスティア様に
/ ＞─ｧ─//´/ . ./＝=┐.′. . . '{ . /
-‐/ x─-､≦≫／. ／ /. . . . . / 从{ 教育して頂けたからだけど、そういうのナシで
´ `ーi| メメ 〉´／. ／ ＿_ {. . . . . /
/. . `ー‐<／. . /ィ１´ ￣ ｀ . . . / 文官で２組に入ってるBBちゃんて何気に地頭が
. ′. . . . . . . . /. . . ./ jﾆ! }.. . ./
. r{__)(. . . . . . . . . ./. . . ./ 仁| /. . / 物凄く良いわよね。
. ｰへ＼ ＿)(. . ./. . . ./／/二|1ﾍv、/. . /
. {/:/ `ー‐ヘ､/. . . .∠シ二ﾆ| ／. . /
. /:/ /:/ /. . ／＜ニニニ＼´. . . .′
＞''"´:.:￣￣￣.:｀丶
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ､:.:ヽ
/.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾐ.:.:.∨
. /:/.:/,.:.:/ .:l.:.:,' .:.:.l:.:. l.:.:ヽ.:.ﾐ{｀□´〉
. /ｲ.:/:.:.:.:!＞ト∧.:.:,'.:.斗＜:.',.:ﾐ.ｲ |ﾊ
/. }/|.:. : :ﾚ仟圷ﾞ∨:ｿfﾁ圷 |.:.:lY| | | まぁBBちゃんは天才ですから？
从:.:.:.{. V;;ﾘ V;;ﾘ 'j.:.,'ﾘ.|_|､」
/.:.:ゝﾊゝ ' ﾚｲ.:.:.:.:.∨ /
/.:.:.:.:l.:小 V ７ .ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ /
/:.:.:.:.: |.:.:|__:ヽ、 ´ ,.イ＿__:.:.:.:.:.:.: ∨ / ただ、流石のBBちゃんも武官で２組はまだ
/.:.:.:.:.:.:.|:.:.|///.ﾄ≧≦ｭ|/////:.:.:.:.:.:. : ∨ /
. /.:.:. _＿.:|.:.:l///.| >tく |////＿____.:.:.:.:.∨ / ちょっと遠い感じですね。
/ :/ヽ::::::: |.:.:l:∨/|/ l只lﾍ|///:::::::::::::::￣ヽ ∨ /
/.:.:.|:::: ﾍ:.:.:|.:.:l:{_∨|{{<ハ>}}//::::::::::::::ﾒ:::::::::|.: ∨ /
. / :::: |:::::::::＼l.:.:l:／/,∨⌒∨/,＼:::::::::/:::::::::::|.:.:.:∨ /
/::::: /ｌ:::::}＼::从:{＼//,VCV//∠:: _∨:::::::::/ﾊ .:.:.:.∨ BBちゃんの異能だと模擬戦に使いにくくて、
／ :::: ｛ :::::: ﾝ:: ￣｝__/￣`^＜_／:: ／,弖 ::::::::::::: ｝.:.:.:.:＼
. ／.:.:.:.:／ﾞ.V_ :::::::::: ／ /:::::::::::/ ::: ＼r'〃ﾆﾌ:::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.＼ 中々勝てないんですよ。
. ／.:.:.:.:／ . /:｛´:: ／了￣|l:::::::::/::::::::::::::::￣￣｀ヽ:: ヽ:/.:.:.:ﾍ＼.:.:.:
.:.:.:.／ /.:.:.∨ ::::::::::::::: |l:::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::: / :: /..:.:.:.:: ﾍ. ＼.:
.:.:.／ /.:.:.:.:.∨ ::::::::::::: |l:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::: : /',.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ ＼
／. /:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::::: |l:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::_/.:.:.',.:.:.:.:.:.:..:ﾍ
- 1616 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:03:25.73 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ （BBちゃんの【ムシ使い】は戦闘で用いるってなると毒攻撃とかになっちゃうしお。）
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| （殺傷力高すぎて下手すると同級生殺しちゃう。）
ヽ i⌒ヽ
/ λ ）
＿
／⌒¨¨´ 〉
／ / ,． -─‐-ミ
／ ／ /)_ -ｧ'´￣ ｀丶
／ ／ 厶ｲ ／ / | | ＼ ＼
/ √ / _. 斗-─-ミ j＼ ＼ |
/ | ′ / -=Ｔつ笊ヾﾉV )＼ }＼ | | 【まぁ体術のセンスもそんなに良くないですしね。】
. | | | | ゝＬソ ／汽ﾉ八}∧ﾉ .ノ
| | |_＿|＼..L ｀｀｀ ゝﾟ〈 / ∨
| |[⌒| |＼ __ } ,
| ＼ |＼_|: ‘, 人 ′ 【その代わり彼女は魔法全般の適性が高いです。】
| ＼ .トミ | ‘, .ﾍ ＼ ,
＼ ∧ ‘,: : : . . . .＿__/ ∧ ′ 【ムシを使わずとも、それなりに伸びてますし】
＼ ＼ ＼ ∧ '､: : : : :√ | / | | |
＼|＼ |＼ ∨ ∧ ＼ { ｜' | | 人ﾉ 【そのうち２組には上がれるのでは。】
＼ | ＼ |__{_ ＼＿_＞xﾍ ,ﾉ ＾7 /／
＼ ,､＜.:.:.:.:.:｀丶､ 〉く｀`'┬＜／
／ ｀丶､.:.:.:.:.:｀ヽ／i:i:ム.:.:.∨ ＼
√￣￣＼ ＼.:.:.:.:.:.:＼┐i:}h,__∨
{ ＼ }.:.:.:.:.:.:.:.:＼／〉 ＼ ,ノ|
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ }＼|
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:/￣￣~＼ ,ﾉ.:.:.:Y
- 1617 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:03:49.33 ID:OJZk2Dtr
-
＼:､
＿___／＞-――――- ...... ):.)
／ __／＿―=ミ:. ＞:. :. :. :.ヽ:. :.＼＿__彡'
/／:. :. :. :. :. :.＞'":. :. :. :. :. :. :.￣:. :. :.`丶､
／:. :. :. :. :. :.／ :.／:. :. :. :. :. :. :. `､:. :`
/_ -――- /:. :. :. : /:.／: . :. ／:/:. :|:. :. :. :. :. :. :.
＼_ /:. :. :. : /:――-- /:/ |:. :|:. :.|:. :. ',:. :. :. 実際、もうすぐ前期の昇格戦が始まりますし。
/{: ト从 ' : :. : i:./x=≠≪:.ノ ' |:./|:-:.|:. :/:.',:. : ｉ:
〈:∧:. : : :ｉ:. :. :. |〃 ｨ'f心 j x=ミ |＼ :. ｉ:. :.|ﾊ
/:i∧:. :. |:. :. :. | んし'┐ ,ｨ芯 Y/:. :.:.|:. :.|: }
. /:ｉ:/:∧:ヽ|:. :. :八 乂_少 ん^ri 八:. /::|:. :.|¨ できればそれまでに私も【治療】して頂けると
/:i:/:i:i:i| ヽｉ|:. :. :. : ＼ ､少' /:∨::::|:.:/|
. /:i:/:i:i:ｉ:ｉ| |ｉ八:. :. :八 _ ´ _彡 :. ｉ:::::jｲ: , 大変ありがたく思います。
.. /:i:/|:i:i:i:i:i| |:i:i:i: ､:. :. :. ､ ｀ 人:. : 从/ |:/
＼:ｉ:|＼:ｉ:ｉ| |:i:i:i:i:i|＼:. :. ＼ イｉ/:. :.:/ /
¨ ￣ ￣二ﾉ￣＼:. :. :＞- ＜:i:i:| :/:. :.:/ｉ|
＿/￣￣￣￣｀`丶:〈¨¨⌒⌒/:. :.:/:i:i| ……副作用に付いては承知しておりますので、
／≪ /＿,,.. -‐ 二二二＼ ノ_彡'¨⌒
_{ ￣ ／ ―― ＼ 覚悟の上になります。
／ 〉 ／ ／ ヽ
{八＿_{＿＿彡' /
. 人 ￣￣￣ / ｉ ですがその……対価は如何にすれば宜しいでしょう？
＼ ノ |
ハ / |
ｉ | / ヽ|
| | ノ ＼
＿＿＿_
／― ―＼
／ ● ● ＼ ……対価？
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂|
ヽ i⌒ヽ ……対価……どうしよう、何も考えてなかったお。
/ λ ）
- 1618 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:04:48.45 ID:OJZk2Dtr
-
,､_
／ {
, / -ｬ ,
/ / ＼ ／/-‐‐…‐- ､
__ -‐ / / {⌒__/ / -‐＜¨¨⌒
㍉､丶 . : ´ ｀ヽ ﾑ( ｉ { .′ ｀
{ ＼＼ ／ ∨ ＼} ＼ 男爵閣下のそのスキルは無二のもの。
}ﾝｧ一 ´く ヽ ＼ '， ヽ'⌒ヾ、 ＼
∨ i＼ ､__}_ ＼ ヽ ／/ '， }} 、ヽ
′ | ＼ '´＼ |ヽ＼ '，/ } {{ ハ
| }_」 ∨ ,.斗=ミ､ヽ ｉ } i{-‐}i i | 言いたくはありませぬが、対価もなしに
| ´ﾊ|ｉ } / _)::::ﾊ } | ﾉ/ 爪__ﾘi | |
| | }ｉ | ,.ﾆ、 弋rツ | |.// /_{{_ ノ{ |ハ | 施すなど以ての外と思いまする。
八 八 《＾{:ﾊ ¨´, , , | |′/ .}} | | l iﾉ
＼ ＼ 弋_} | }／ {{ | |{ {
ヽ | ハ ′ :} │ﾉ .}{ | |ﾊ ,
| 八 r_, ' |{ }｢ .}ﾉ | ｉ / 当方が差し出せないような物ですと困りますが、
| {′个: . _/ /_ﾘ | | ./
}ハ i | ＞＜ / / ￣| | |/ 可能な限りの内容はご用意致したく。
}＾ｉ │ __ ./ / _.二 _‐L_ | |
.| | Y´ ∨ :, ´ ｀Ｖﾊ 八{
.| | 乂／厶イ}′ | |
.} :ﾉ イ¨⌒ |:| }| |
／ 八! ﾘ |
／ ＼| | ﾉ
,:::::／::j::::::::::j:::::::::::::／:::／:／./:::/ l::::ヽ'/∧!:::::::.
i::ノ:::::ｨ:::::::::::!::::::::／/∠＿ ':::/ l::::/::::ﾏ/}:::::::::.
_,,ｨ彡イ:::|:::::::::::|::::::/ / ヽ:/ j:::ﾊ:::::::ﾏ'::::::::::.
r‐‐‐-!:::::::::::l::Ⅴ ｨf竓芹ﾐ､ '/ ,j__ .}::/:::ﾘ:::::::::::.
ﾑ r'.i::::::::::::l::::{ .〈ん:.ｉr.' ｀ヽ.!::::|:::::::,':::. ……いや別に良いんじゃないかなぁ。
l:::ﾍ. !::::::::::::Vｉ! .弋 / ,ｨf竓ﾐ.;/ '::::l!:::::∧::',
l::::::::＼!:::::::::::::Ⅵ ｀¨ .ん.ｉr.' .〉 /::::::|::::7 ::',
'::::::::::::::|:::::::::::::lⅤ 弋ノ ' ／::::::!{:::7
/:::::::r-‐i ' /:::::::::::!ⅳ だって施術を受ける事自体がこれ
/::::::::∧:. l::::::::::::::!､ /::::::::::::::! ′
/ ＿::::::∧.:.!::::::::::::| ＼ r ｧ ,ｲ.!::::::::::::' 対価を払ってるも同然じゃない？
／ ´,;,::::::::::::ﾄ、 . ＼ , ＜´ .|::::::::::::'
/ 、 ;j::::::::::::!:.≧, ,r-` ＜＿＿ :::::. .l::::::::::::'
/ ゝ_,;j:::::::::::!__:.へ:./ ／ /‐‐ ､ .!:::::::::::'
.f≦' ヽ ,;jⅥ::::::| 〈 ヽ::::::::::' その辺はぼくらも身を持ってワカっちゃってるし。
.j ､ ニニニカ 〉 ,;j' Ⅴ:::::! ＞ |:::::::::'
/.|ニニニニ} ! ,/へ,;j'ﾆ=}::::::l ∧ / __.!::::::::'
/.ﾆ'ニニニニ{ '´ ィﾍ >≦=!::::,' ,ェ'__ﾍ,ュ | r!::::::/
./ニﾆﾏｰ──‐ゝ≦:.f´ |:::,' }:≧} }.|::::/
- 1619 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:05:34.04 ID:OJZk2Dtr
-
ｨ｢ ／_.． ´￣: : : : : : : : : : : : ＼: : : ＼､_
／ ,/7' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : ＼ゝ､
. / У: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヽ: ＼
{ У: : : ＿/: : : : : : / : : : : : /|: : : : :|: : : ヽ: : : ヽ : ＼
ヽ ({ ／: : / : : : : : : |: : : : :.// | |: : : ﾊ: : : : ｀､: : `、: : ヽ
`({/: : : : :′: : : :.|: :|: : : : // |/|: : / }:ノ､: : : ',: : :.',: :／
/: : : : : :|: : : : : :|: ＞‐-z/__ |: /,≦L| ', : |: ',: : :｢ﾍ/ ？？
. /: : : : : : :|: : : : : :| /ｘ=＝ﾐ |/ ＜ヽヽ : |: :.|: : |: |
i: : : : : : : :',: : : : :.:|〃__):::ﾊ ｒ:J::} }}Ⅵ: :.|: : |: !
L=≠＝＝ﾍ: : : : :|{{ {:::し:::} 乂ノ /ｲ :∧:.:|/
/ /乂从ノﾍ: : ヽヽ ゞ= ﾟ' ,,,, イ |/|: :|: | どういうことでしょう？
/ | | |＼ﾍ: : : ＼ ,,,, ’ ﾉ: : :l/ |: |
. { | | | ﾍ: : : : |＼ ｒ ￣} ,ｲ: : :.:/ :|: |
＼ .| | |／ｰ∧: : : |＞ 、 ー ' ィ´ |: : :/ |:/ 〉､
＼.ト | / ヽ: : :∨(ヽ、￣￣ ／〉 :|: :/ :|' ／ ＼
-‐〈 ヽ: :∨{＼Ｔ´￣ _ / :|:/ ／ ヽ
/ ヽ ＼∨}:::|| 「￣::/ / ／
/ /´＼.ｒ､ ＼::/'ヾ､::::/ ／ ﾍ
/ / ／ヽ{/_,/￣| ||=:{ ∠＿＿＿＿ ﾍ
| { ／ヽ/:::::: 乂ノﾉ ヽｰィ ￣￣￣￣＼
＿＿
,. : : : : : : : : : : `ー-ミ
. ／.: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
. ／.: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :`、
/: : : : : : : : : ｜: :.:.厶=≦',: : : :ヽ:`、
. /:./: : : : :|: : : :｜: : :| :|: : : : :',: |
: /.: : :.:.|: |: : :.:/|: : : | |: |: : : :|l:|
|/: :.| : : |: |: :.:/ :|: : :|| |: | : : l:｢П それはその……えーと。
||: : :| : : |/|:::/__,,|: : :||`'''''''⌒|/|: : /:|/ﾉ
l|: |:∧: : :｢∨＿ |: :/ﾘ x==ミ |: /: :|'|
. |: |:.:.|〉: :.|〃⌒＾∨ /:/:.:.:.|:|
. |: |:.:.|∧八 /// ， /// ／|: .:.:|:| ……言っちゃっても良いのよね？
. |八: |:|∧|＼ /:|: : :|:|
. ｜ ＼l: : :込. r- _う .ｲ: :|: :.:|:|
|｜: :|: 个 ￣ ｨ: :.| : |: : |:| つまりその、あんまりにもキモチヨクて、
|: l: : |: :.|: :.:.ﾄ≧≦ 斗:.:.| : |: : l |
l: :| : |: :.|: : :jｰ┐|┌‐|: :| : |: : | | 男爵の味方になっちゃうというか……
, -┤ |ｒ::ｧ７ﾞ |::|::| ヽＬ:_|: : |:.|
. / |: :|':/:/ ＼〈:〈:Ｔ冖 j{:i:ｉ|: : L_',
|: :l/:/ '|::|::| j{:i:i:|: : | ヽ その、ハマっちゃうのよ。
. | ヽ|: :|:/ :|::|::| ,j{ｉ:i:i|: : |
. | ／|: :|′＿____,,Ll斗 '' o｀|: : |∨ |
.. ∧／／|: :|'´ |: : |:∧ ∧
／: 〈／／|: :l |: : ||:::∧ /: :.＼
- 1620 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:06:41.97 ID:OJZk2Dtr
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/ /＿ }
_,, -‐-{ -〈ｨ辷=ミ }＞-‐=ミ、
_,, -‐=＝ニ＝=‐ ＜ ミ､ ＼=ミ､个
｀ ー-=ニ _,, ´ ｀ 、 ヽミ//,ヽ
＼ 彡'/ ＼ V////} }
｀ ｰ/ / / { ＼ー-＼ } '////} }
. / / l {/ {､ ＼ ム} }////} 个 ､ ……あー。
/ { ﾚ'|/V ＼Nｨf芸心ﾘ |////} |
{ | | 竓ミ､ ぅf) }/| |////{ | }
|｜ | ,八 ぅ} ゝ ' } ﾘ//'| 从 }l | /
|.从 从、 ヽ"" ' """ ,′ /／ ﾘ } |! | …………その……。
|! }! }! 人 v ､ ｕ / ｲ/ }! 八 ' 八
从 个o。_ イ' ,/ ﾘ { ｀ヽ .} 言われてみると確かに……。
{ ' }| ﾊ}｜ _f≦/ .／｝ー=-ト ､ } /
|! 1|{, -‐≦ /O/ ／|/｝｝/{!/ ヽ /′
{!,／:: :: :: :: ::y/イ:: :: ::{｛ / ‘，
＞:: :: :: :: :: ::,:: :: :: :: :: :: ::戈{ ‘， ……あれ、これひょっとして姫様には
／:: :: :: :: :: :: У :: :: :: :: :: :: ヽ } r‐、 ,.--＼
/.:: :: :: :: :: :: ..:: ::. :: :: :: :: :: :: :: ::}介 /::::ﾄ､/:: :: :: ::＼ }!／{/{ 不味いヤツでござろうか？
,′:: :: :: :: :: :: -=- :: :: :: :: :: :: :: ::} ｝}:::::{. ＼:: :: :: :: :＼/} { }
人:: :: :: :: :: :: :: :ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: / ﾉ卜;:l ＼:: :: :: :: :＼_ }
＼ :: :: :: :: :: ／＼ :: :: :: :: ::／／ /´ 〃＼:: ::_:: :: ::ヽ {
≧z-z≦.: :: :: ≧z-z≦／ ./ // ／｀:: :: :: ::} }
{{ート､ :: :: ::, -―=＜＿ / /, ／:: :: :: :: :／ }
{{´⌒ヽ} :: /´￣￣￣三≦} //／:: :: :: :: ／ ﾉ
_＞''气-= ミ
,ﾆ.＞'"ｱ_:ヽ:::::::::`:.､::::::｀丶、 |｀丶、
／:::::x''::::::´::::::ヽ:::::::::::::`:.､:::::::::＼ ! ﾍ
／::::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::＼ミ:::::ヽ! ./
, ',.'::::::::::f:::::::::::::::V:::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::ヽ:::::::`ﾏ.／.ﾑ
../〃::::::::i::::!::::::::::::::::ﾍ::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::::ﾑ:::::::::ﾏ=≦-ﾐ
/〃:::::::::::!::fV:::v::::::::::::ヾx:::::,.ィv::::::::::::::::::!:::::::ﾘ､::::::｀ヽ} ……一応、循環を受けた全員が嫁に
.{:l {:::V:::::::|:`ﾄVﾑヽ::::::::斗＜ ﾐ::::V::::::::::::::::!::::/:ﾑ.ヽ:::::::::}
!i .V::N:::::iV:! Vﾍ ゞ`''＜ _::＼`''\::::::::::::::|メ:::::::ﾑ__)::メ なってるわけじゃないけどな。
.i! }:ﾄ､xﾑ"气心 ゞ ヾ ,zｪ符符ミ::::::::::::ﾙ::::::::::::ﾑ
.ﾍN::ゞ:ﾍ 込! ' Vz炒'ﾙ:::::::::ﾑ::::::::::::::::ﾑ
.∧.ゝ=ﾊ /:/: .! /:/:/:/:/:/: ﾙ::::::::ﾑv:::::::::::::::::ﾊ
.,.':::::/`r:'':ゝ, u ﾙ:::::::ﾘ_斗-ﾐ::::::::::::::ﾍ ニアとかはちゃんと自制が効いてたし、
.,ｲ::,. ' j:::::V''＞｡, r ≦Vｯ,.ィ::::::::::ﾘ ./ ヽ:::::::::::::ヽ
／::::/ ..ﾙ::::fv .＞｡. r＜\'|::::::::::f .,' ﾑ'＜:::::::::`:..、 他の神殿の子たちも我慢出来てる。
., ':::::::/ ﾑ:::::::!ヽ l.r‐=ﾆ.ﾗ入!::::::::::l .l./ .!. . . ` ＜::::`＜
.八::::::::{ /:::::::::::〉 ＼ l .V .,ィ\ |::::::::::ﾑ .! .!. . . . . . .｀ヽ:::::｀丶、
＼::::ゝ、,ｲ:::::::::::/. V ,＞〈.ﾚイ/lf| .廴_:::::::::≧'"￣ヽ.|. . . . . . . . . .＼:::::::::ヽ
ヽ:::::｀ヽ::::::/. . ／ z"vV/,l |ゝｲλ ￣.ﾑﾐ.､:::::メ.|. . . . . . . . . . . ﾑ:::::::::::Y ちゃんと自分の中で呑まれない
,.。｡ *''ﾟ::Y::::::ﾘ::::ﾑ. / f.:.:.:.V'.:.f K メ.:.:ﾏ .ﾊ .}::/ |. . . . . . . . . . . . }:::::::::::ﾙ
／:::::::::::/:::::}::／:::::f. . { {.:.:.:.:.:.:.:.!.:.K.:.:.:.:.:', i/:f .!. . . . . . . . . . . /:::::::／ 理由があれば大丈夫だと思うぞ。
::::::::::::::/::::::'":::::::::::|. .,..ゝ、 .ﾏ.:.:.:.:.:.:i!.:.:.:.:.:.:.:.:.l ./:::::l .!. . . . . . . . . . /::::／
ゞ::::::::::{:::::::::::::::::::::::!. ,l i 个s.,V.:.:.:.:._j気.:.:.:.:.:.:l _,ｨ!::::::::`'''''"'ヽ. . . . . . .,.ｲ／v
.＼:::::Y::::::::::::::::::::}. .`{ .ﾊ /￣￣ .｢｀"T.~ い:::::::::::,.､:::}. . . . . /::/j::::::}
ヽ..}:::::::::::::::::::ﾙ. . 〕 .,乂_ ヾ ヽ .|＿＿ ` ｰ='" .}ﾘﾐ!. . ../.ｲ ゝ_ /
ﾊｊ:::::::::::::::::/. . . . `'". ,ア￣￣≧=-≦~ ''=--≧:< .jﾙ'. . .〃. .V:::::::｀`～､
ﾑ:::::::::::::::f. . . .,＞'"~.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:≧-===-r≦".:.:.l｀ヽlF'. . . i!. . . .V:::::::::::::::::＼
- 1621 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/15(土) 22:07:20.13 ID:Sfe7Su+g
- 受けた時点でやる夫陣営入りとまでは行かんけど敵対する気無くなるのは対価だとは思う
二回目以降の対価があるかどうかは……まあ、その。
- 1622 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:07:27.22 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ ……自制心もあるけど、関わりが多くてヤルオの好みに近いほどヤバいんだお。
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| ニアについてはヤルオの側でシモンの嫁って意識というか、遠慮があったし、
ヽ i⌒ヽ
/ λ ） そういうとこで影響が低かったんじゃないかって気がする。
_ ----s｡,
￣￣￣＼ヽ
_ -ヽl::::::こ::::::::＼
／:::::＞''´ﾆﾆﾆ＼:::::::＼
/::::::::/》》＞''´:::::::::::＼::::ヽヽ
/::::::::::ﾏ::::::::/¨¨',:::ﾄ:::::',::ヽ::::::::＼ そういう話だと、ハルはもう時間の問題かなぁ。
//:::::::::l:::ｨ:::/ .l::l--ヽ::::'l,:::::::',:::',
ﾏ::::::::::l::/-‐‐ l::l 小l::::::::lヽ',
/:/:::::::,'/ ﾚ ﾚ ,ｘ斧ミkl::,':::l::ヽ あと多分神殿組じゃチヨあたりもかなり辛そう。
./:/l:::::::,'l ,ｘ斧ミk l/::::lヽ::::＼
l/ l::::::,'ヽ ヽ /::::/:::::::＼::＼ ぼくらの次に関わりが多かったし。
/::::::l:::::,'ヽ__'., u r::::::ｧ /:::/ヽ::::::ヽ:ヽ:::ヽ
//::::l:::::,':::/／ ヽ ￣ ／::::/:i:i:i＼::::::',:::::::::',
/ .l:::,' ,イ ヽ l:i:iﾆ=-- /i/::/:i:i:i:/￣ ＼:::::::::::l
l:,' l l:i:i:i:i:i:ヽ-:i:i/:/:i:i:i:il ／ ＼:::/
l,' l ___ l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij/:i:i:i:i:i:il/ V
- 1623 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:08:38.53 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿
,. : : : : : : : : : : `ー-ミ
. ／.: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
. ／.: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :`、
/: : : : : : : : : ｜: :.:.厶=≦',: : : :ヽ:`、
. /:./: : : : :|: : : :｜: : :| :|: : : : :',: |
: /.: : :.:.|: |: : :.:/|: : : | |: |: : : :|l:|
|/: :.| : : |: |: :.:/ :|: : :|| |: | : : l:｢П
||: : :| : : |/|:::/__,,|: : :||`'''''''⌒|/|: : /:|/ﾉ まぁそんな感じだから、この施術受けたら多分
l|: |:∧: : :｢∨＿ |: :/ﾘ x==ミ |: /: :|'|
. |: |:.:.|〉: :.|〃⌒＾∨ /:/:.:.:.|:| ミルヒさんも男爵閣下に逆う気がなくなる気がするわ。
. |: |:.:.|∧八 ， ／|: .:.:|:|
. |八: |:|∧|＼ /:|: : :|:|
. ｜ ＼l: : :込. r- _う .ｲ: :|: :.:|:|
|｜: :|: 个 ￣ ｨ: :.| : |: : |:| つまり、施術の了承は傘下入りの了承も同然なの。
|: l: : |: :.|: :.:.ﾄ≧≦ 斗:.:.| : |: : l |
l: :| : |: :.|: : :jｰ┐|┌‐|: :| : |: : | | ──そのへん、大丈夫なのかしら？
, -┤ |ｒ::ｧ７ﾞ |::|::| ヽＬ:_|: : |:.|
. / |: :|':/:/ ＼〈:〈:Ｔ冖 j{:i:ｉ|: : L_',
|: :l/:/ '|::|::| j{:i:i:|: : | ヽ
. | ヽ|: :|:/ :|::|::| ,j{ｉ:i:i|: : |
. | ／|: :|′＿____,,Ll斗 '' o｀|: : |∨ |
.. ∧／／|: :|'´ |: : |:∧ ∧
／: 〈／／|: :l |: : ||:::∧ /: :.＼
／ ／ ／: =-‐: : :￣／: : : : : : : : : : : : : : :＼ : :＼
/ / ／:／ : : : : :―/: : : : : : : : : :/ : : : : : : : : ＼: : ヽ
.| ./ /／: : :.／ : : : /: : : : : : : /: :/ : : : : : : : : : : : ヽ : ‘,
八 ｉ / : : : ／: : : : : :′: : : : : :/ : /: : : : : /.:/| : : : i: :.∨∧
＼|ﾟ|＼／: : : : : : : ｉ: : : : : : : : : :ｨ ´￣／l / :|｜ : | : : ∨∧ ……男爵閣下とは今日が初対面。
. ∧|: /: : : : : : : : : |: : : : : : : |: /|: :／ ／ ｜|: :_」__ : :∨∧
//:: /: :_: : =-――|: : : : : : : |/ :|/ :|/.: :∧: :.:/:Ⅴ:ﾊ これまで関わりもなく、種族も異なります。
〈/:: /／_ﾉ |: : : : : : : | |: :/ |: /| : |: : |
/:::::「＼/イi从乂 i| : : : : i: : | ミ===-‐ ／ /|/: | : |: : |
. /::::::::|::::::|ﾄ､: :＼:⌒刈: : : : 八: | :::::::::::: ミ={/: :.:|/ |: : |
|::::::::::|::::::||::::::.. : ＼: :！: : : : : ト＼ ’::::/ /: : : : |: : | 多少エッチな快感が来る事ぐらいは
|::::::::::|::::::||:::::::::トﾐ: :ヽ！ : : : : ｛ /ィ.: : :/|/|: : |
|::::::::::|::::::||:::::::::| |＼:！ : : : : ｛ '⌒ ／: : :/ / ｝: / 覚悟して参りましたし、多分自制は
|::::::::::l＼:|l／⌒ レ‐Y|:i: : : : : ト .,_ イ : : : / ｝ /
. ＼:::::| ,. '^´´´｀｀｀~Y¨|:i: : : : :├‐-ミ７=- '´ |: : : / ｝/ 効くのではないかと……。
ヽ/'＾ ＾、|从 : : : ｛ ｢|^''￢=ミ |: : / ／
_) ＾ヽ＼: : ｛ :|:| |: /
人_ ＼＼｛ ﾚ /:/}
／ ＼ ヽ ＼/⌒ヽ /:/∧
. / )_ }ﾆﾆ|:::::::::::l /イ,' ＼
- 1624 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:08:50.89 ID:OJZk2Dtr
-
／ ,｛
r 、 ／ ／‐ト
｝ﾍ ＼ 斗‐ ¨ ￣_¨∠ ／ ﾑ
}⌒-‐ く ﾊ=ミ
／ 、^:， ＼ ｛∧: ＼
∧ ＼ ＼ ､ { ハ、 ヽ
/ / i / ∨ﾊ.＼-‐＼iﾊ :| /| ㍉ ハ 姫様、その……。
./ / ィ⌒ ∨| V=ミ、| | ／ 」、 }} | |
′ ,.斗=ミ }ﾉ .イ)::iﾊ ㍉ | ﾊ∨ l |
ｉ | i 《 ん::| |:{::ﾉﾘ | | / |} | ﾉ
八 | l :ハ弋;リ ゞ一 | |／ /|} | 言いにくいのでござるが、正直言って
＼{;ハ |: |/i/ｉ ' /ｉ/ｉ | | .ﾉ} |
|八 r‐ ， } { {{ .ﾉ 我慢できるような生半可な快楽ではござらん。
| ＼ ￣ . イ / | ／
| i ＞ _. :≦＿| ′ .／
| | -‐「: : : :.:| {__
| | / ﾉ: : : :.:.| | |｀ーｧ⌒丶 拙者も初対面でござったが、あの体験は……。
| ﾉ /￣(: : :／: :| | | / / ‐-ミ
| .／ , ′:.○:´ : : : }ｉ八{ ｉ ′ ‘， その、洪水を傘で止めようとするようなものではないかと。
Y´ lﾉ: ／ : : : : : : : : : :ｉ/ / . | ｉ ',
.{／／: : : : : ／ : : : : / / | | _;ﾍ、
／／: : : : : : :ﾞ : : : : : :/ / { :{ .、 /: : : :＼
′ i : : : : : : :′ : : : : / / .| 、 ∨＼.{: : : : : :.:＼
:| {: : : : : :.:{: : : : : :./ / | ＼／ ＼: : : : : : : ＼
八 ∧: : : : : : :､: : : :/ / .ﾉ / ＼: : : : : : : ＼
,:＼ ＼: : : : :.:＼:/ / ／ / .＼: : : : : : : ＼
/ : : ＼ ＼: : : : :/ / .イ / ＼: : : : : : : ＼
＿＿＿_
／― ―＼ 一応言っとくと、ユキカゼ先輩の時は一片の遠慮もなく、
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| 戦闘行動としての循環だったからお？
ヽ i⌒ヽ
/ λ ） 治療行動としてする時あそこまで遠慮会釈無くヤったりはしないつもりだお。
- 1625 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:09:04.22 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ それと、対価は不要だお。
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| ヤルオたちが今一番ほしいのは、【プレイヤー】に関する情報だから。
ヽ i⌒ヽ
/ λ ） ミルヒの中から抜き取る知識、経験こそが何よりの対価になるんだお。
/: :/: : : : : : : : :.:∧ : ｛､: : ＼＼ : :＼ __: :＼: : : : : ＼:ｘ＜
.′:′: : : : |: : | : |: ∨∧＼: : ＼＞＜|＼: : : ＼ : : : : ∨⌒ ＜
. |／|: |: : : : :|: : | : | ∨∧ ＼ : ｘ=≠=ミ＼: :|: :＼: : : :∨⌒ ＿
/ : : |: |: : : : :|: :ТТ ＼ﾍ 〃ん:::::: ﾊ ヾ＼: : : :＼: : ∨ i＼ |
. / : : : |: |',: : : :ﾊ : |ｘf筏㍉ ＼ __):::::::l | }} l: : : : : |:ヽ: :∨:::::∨ ……わかりました。
/ : : : : |: レ,: : :|、∨ん:::::ﾊ 乂ー‐リ ′ : : : |/:∧: ',:::::::‘，
: : :.x＜|: | ∧: :| ', {{ _) ::j | ￣ /: /: : : : |:/ :∧: ',:::::::‘，
|:／ 八:| ∧ ﾄ､:＼ 丈_ソ 、 /:イ: : : : : |: :/|:∧.:i:::::::::‘， いずれにせよ、【治療】が受けられなければ
￣｢:|∨|ノ|人ﾊl : :＼{_ ｝ : : : : /ｲ| |::::::l |:::::::::::::〉
八|､ : : : | : : l';: : : :. ｖ _) ｝: : : : / :: | |::::::リ:::::::／ 私は死んでるも同然ですし。
＼ : l、: :|::,: : :人 .ｨ｝: : : :/::::::::| |:::::::::::／
ヽ| ＼|:∧: : :.个ト.. ィ´ /: : : /::::::::: | |___／
|:::::/∧:ヽ |｜:::::::::::....,__,. _≦＿/: : : /―／￣￣￣￣￣`
. |::::::::/∧: :＼::::::::::::_,ﾚ' Ｔ´ｒ―‐ /: : : /|／ よろしくお願いします。
|:::::／⌒＼:｛ ＼￣|￣| | |:::::: /: : : / ´
l／／￣￣ ＼¨¨¨ﾟl ::::| | |:::::/: : ／
- 1626 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:09:25.16 ID:OJZk2Dtr
-
／ ／ ｀ヽ､ ヽ､ へ＼
／ ／ ＼ ＼￣ ｰ-､
／__ ／ ､ ､ ヽ ヽ ＼
/／ / / / { '､ ＼ ＼ ＼ ヽ ＼
／ / / / ハ ヽ -─-､ヽ ヽヽ ヽ ＼ （……まぁそうは言ってもちょっと怖いですが。）
´ { { ィT⌒ ヽヽ＼ ヽヽハ } ヽ ヽ＿＿＿＿ヽ
/ { i イ ハ土 ヽヽ 彡=三ミx V ヽ ヽ ／
/ { { ﾊ／三ミﾞ ＼ ´):z:ﾊ ヾ;V l lV￣
/ ／ ￣￣ l ヽ {〃んｲz:ﾊ {‐しｲ:} 〃 ﾊ ﾊ （とはいえ私は自分で言うのも悲しいですが）
￣ T ﾊ l ﾊ { {{ V:しｲr} 弋z:ソ / / ハ ハ
{ ﾊ ﾊ Vハ ヽ ｀ｰ‐┘ ､ ,,,／イ ﾊ: } }: . ! （ユキカゼに比べたらちんちくりんです。）
{ ハ ﾊ l:l ｀ ＼､,,, ´ / /ﾊ: } }: . ヽ
´ ヽヽ:ヽ;ヽ ヽ ｰ ‐ ´ ／ /:ハ:} /: . : . !
>.」 : . ヽ ヽ:｀ｰ- イ l/ /: ..ﾊ:ﾚ: . : . : .}
/: . : . : . iﾍ ヽ: . {〈ｴ ‐ 二ノ 〉/ /-､: :ﾊ: : : : : : : ヽ （男爵閣下の好みに比例するというなら、）
/: . : . : . :」Lﾍ ヽ:┴{ｰ- Yr‐´ / /＿＿ ￣ ￣
レイ⌒ ／￣ ヽ ＼. . . . { ! }. .／ /.{ ｀ヽ （私への影響は何分の一にもなるはずですしね。）
/ﾊ / /＼ヽ. ／⌒ヽ./ ／. .{´ ',
´ { /. . ヽ. {{ ｀ ´ }}´. . . . { ト､
∧ i /. . . . . .ヾY彡. . . . . . . { i } ヽ
/ ＼ _/＿. . . . . .l l l . . . .＿. . .ヾ⌒⌒´￣ } （後は、私の自制心次第で……）
{ /／⌒ヽ＼_l l l／／ ⌒ヽY } }
ゝ {´ }.l l l／ { ソ
＼ ゝ i l l l ゝ ／
- 1627 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:09:36.78 ID:OJZk2Dtr
-
┌──────────────────────────────────────┐
│ │
│ │
└──────────────────────────────────────┘
┌───────────────────┐
│ │
└───────────────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌──┐
└──┘
□
＼人_人从_／
. ＼人_人从_／ ） ｰ匕 （ ＼人_人从_／
. ） ／ （ ＜ (乂 ） ＞ ） ｰ匕 （
. ＜. ／| ＞ ） ｰ匕 （ ＜ (乂 ） ＞
＼人_人从_ ） ノ￣ｌ .（ ＜ (乂 ） ＞ ＼人_人从_ ） つ （
..） ／ ＜ ノ .＞ ） / （ ） ｰ匕 ＜ (⌒⌒) .＞
＜. ／| ） つ （ ギシギシギシギシギシギシ！ . ＜ /＼ノ ＞ ギシギシギシギシギシギシ！＜ (乂 ） ） ＼／ （
） ニ|ニ ＜ (⌒⌒) .＞..───────────────.） つ （.────────────── .） つ ／"⌒Y⌒｀＼
＜.. | ＼／（.: : : : 王王王王王王王王王王王王王 ＜ (⌒⌒) .＞ .王王王王王王王王王王王王 .＜ (⌒⌒) .＞
） .ニ|ニ..／"⌒Y⌒｀＼.:.＞==========＜ ＞========== ）＼／ （:＞==========＜ ＞========== ） ＼／ （
＜. （_ﾉヽ ＞ .： ||: : : :|＼ .／| |＼ .／"⌒Y⌒｀＼ ／| |＼ ／"⌒Y⌒｀＼
）.－┼ （ .： ||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |.￣￣￣￣.|. .|: : : :|| ：
＜ ９ ＞ ： ||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :|| ： .＼人_人从_／
） つ （ ..： ||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :|| ： ） ｰ匕 （
＜ (⌒⌒) .＞ __人_/＼／{ | :l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :|| ： .＜ (乂 ） ＞
.） ＼／ （ ...＼ _|___ l l ＞ l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :|| ： .） つ （
.／"⌒Y⌒｀＼ ) |_ , （.| .l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :|| ： .＜ (⌒⌒) .＞
＜ (_乂 ) ＼ ＿＿＿_| .:| | |＿＿＿＿_| |: .:.:.||.:.:. :| |_＿＿＿＿| | |:. |_＿＿＿＿|. .|: : : :|| ： ） ＼／ （
...＼人_人从} ツ ｒ'~ ..＼| |／ ＼|: .:.:.||.:.:. :|／ ＼| |／. ＼|: : : :|| ： ／"⌒Y⌒｀＼
. ） ｰ匕ll (⌒⌒) {==========＜ ＞==========＜ 人 || 人 ＞==========＜ ＞==========＜|: : : :|| ：
...＜. (乂 ） .＼／ ＞ 王王王王:::: 只 :王王王王王王: |◇||||◇| :王王王王王王:: 只 :::王王王王王::::: : : : :|| ：＼人_人从_／
. ） ∠_ （~⌒Y⌒~＼:=========＜ ＞==========＜ У || У ＞==========＜ ＞==========＜|: :.:.::|| ： ..） ／ （
...＜ _.ﾉ ＞:.:.:. :.|＼ .／| |＼ ／|: .:.:.||.:.:. :|＼ ／| |＼＼人__从人／ |: : : :|| ：＜. ／| ＞
. ）. (__ （： ||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |. ） _ﾚ┴､ （ :|: : : :|| ： ） ツ （
...＜ _.ﾉ .＞l.:.: : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. ＜. | ー' ＞|: : : :|| ：＜ (⌒⌒) .＞
. ）. (__ （： ||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l . ） つ （ .|: : : :|| ： .） ＼／ （
...＜. ツ .＞.: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. ＜ (⌒⌒) .＞|:.:: : :|| ：.／"⌒Y⌒｀＼
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￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 1628 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:09:49.68 ID:OJZk2Dtr
-
/ はヽ ＿＿___
{ っ│ ,'´. 七_ ｀',
乂♥_,ﾉ !. (乂 ） .
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／￣￣￣ : : :´￣` : : : : : `丶、 ｌ .ヽ ｌ
. ／: ／: : : : : : : : : : : : : : : :`丶、: : `丶、 l つ ｌ / はヽ
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. /／/ : : : : |: : : :|: :|: : ､: : : :＼: : ＼: : : ＼ : : ＼: :｀ヽ、 ￣￣￣ 乂♥_,ﾉ
. / : / : : |: : :|: : : :|: :|＼: ＼: : : :ヽ＼ ＼: : : ヽ: : : ∨: : :＼
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|/: : | : : 八 : |＼ イ: | ヽ┏━━┓|: : ＼: |___:＼:ﾏ爪厂 i ‐ﾋヽﾞ｛
/: : : |: : : : ::ト┏━━┓ ┃┏━┓|: : : : リ、ﾄｖ∧∨ } (」 ）｜
. /: : : : |: : : : ｜┃┏━┓ ┃┗ ┃|: /: : ﾄ､|＼ ‘,:', | l エ {
′ : : 八: :ヽ: ヽ┃┗ ┃ ┗━━┛|ｲ: :.:.:ト(＼i:＼ }ﾉ } | C､｜ / はヽ
i : : : : : : ヽ: : ＼┗━━┛ ’ XX ∧: : :|:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ _／ | お ｛ { っ│
|: : : :x＜丁＼: : ＼_＞ XX ／⌒ヽ ∧ ‘,: :|:i:i:i:i:i／￣￣ヽ⌒ヽ └(⌒⌒） 乂♥_,ﾉ
└＜ﾉV)ノＶ∨＼: : ＼ /￣::::::::::::::__〉ｲ:i:ｉ＼ｉ:｜＿/ ‘,::::: ', ＼／
|:i:i:i:i:i:i:i:i＼: : ＼.〈__,,.． -‐_／:i:i:i:i:i:i:i:ｉ| || |:::::::|
Ⅵ:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼: : ＼Ｔﾆ=＜,ﾚ￣＼__／|从 | l:::::::厂
Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|＼: : ＼‐＜ ( ヽ＼ ﾉ ﾉ::::/
- 1629 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:10:00.93 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| 施術終了だおー。
ヽ ,ﾌｷ
. Y v､ . ノ⌒⌒ヾ ﾌｷ
. 乂＿ .γ ）
ヽ ((
） ヽ
,..．-‐ ￣￣￣ ‐ ._
. ´ ヽ
／ ヽ ＼ ＼
/ / '. ヾ ＼ ヽ
/ / / /:: ＼ ＼____＞ ヽ '.
′ .′ /__/__j__|_ ＼ ' ￤ !
｜ | ｜ イ| / '. { ｜-‐‐|- | ! !
｜ | 从 |,/ __ V ヽ | V八 i | !
ﾉ ﾉ 人 | -=≡ミ ＼ ニ_ Ⅴ ハ おつかれー。
／ ｜ ヽ! ￣｀ヾ ′／| |
| ノ| |ゝ , /イ/ ﾉ
イ ' | .′/ |′
／ i :.:.:. |＼ ｀ 一 .ｲ.:. i
| :.:.:.∧ !____ヽ.＿ イ:.:.|.:: 八ゝ
ﾉ :.:.:/.:.:ヽ. |: ｀rY´￣ヽ::..:.: /
―──く:._:.:/ﾆ＼二二二Lj二 ミ }:/ /
´ r'´三三三三＞ー＝--jl!-─≦ /==-､､
| !三:三:三:／ ＼ |! / イ三三:/:＼
| !三三三く ヽ |! ＼:三:/三三ヽ
ゝ ＼三三三＼ ヽ ヽ 三三三 ＼
- 1630 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:10:13.10 ID:OJZk2Dtr
-
／ :∨ ‘， /
/ } / く ∨
{ハ / / /＼ } ｉ ハ
{ / }ﾙ′ ｉ| / / .ヽ ｉ | | l ｉ |
∨{ ＼{ ｉ 」斗-‐一 ∨‐- L. i l | |
{勿 ＼| } 八,.斗=ミ } j」_ }ﾉ | ﾉ | | ひ、姫様、姫様！？
¨ }八 .| .iく _)::ﾊ んﾊ 》 爪 ﾉ {
{{ ヽ! │ 弋_ツ ﾋ:ツ ./ﾉ} ／
}} ∨ ∧ ' ' ' , ' ' / /
}} ‘， : 、 cっ ノ / ああ……姫様がとても人にお見せ出来ない有り様に……。
‘， i ＞ . _ ..｡ i升:/
ｉ |: : : :‐- {‐}ﾉ .′
, -‐v‐' | | : : : : : ﾊ i} {‐-ミ 閣下、ここまでなさらずとも宜しかったでしょうに！？
⌒ヽ ， | |＼: : : : :.| | l r ､
/ }ﾊ | |: :.:.Y⌒Y}/:| | 、 } }、
./ i :| :}ハﾉ: : : :ｰ‐' : : | | ∨ ﾉ ',
′ | :| { |: : : : : : : : | | .V ',
: : : ∨ ﾉ, |. ∨∧: : : : : : : :ハ} }＿ }
: : : /⌒V:/ ∨∧: : : : : : : :} } }: : : :|
: : / '，､ ∨∧ : : : : : / / ﾉ : : : |
: / '，＼ ∨∧.: : : :/ / .イ }: : : :.|
＿＿＿_
／ ヽ ノ ＼ いやその……この子まるで自分に魅力がないかのような言動を
／ ○::::::::::○ ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| 繰り返すもんだからお……これは全力でキモチよくさせなきゃって思って……。
ヽ ⌒ ィ’
- 1631 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:10:31.86 ID:OJZk2Dtr
-
／￣￣￣ : : :´￣` : : : : : `丶、
. ／: ／: : : : : : : : : : : : : : : :`丶、: : `丶、
/: : / : : : i: : : : : :|: : : : : : : : : : : :`丶、: : ＼‐-ミ
. /／/ : : : : |: : : :|: :|: : ､: : : :＼: : ＼: : : ＼ : : ＼: :｀ヽ、 ほ、ほんなことひってまへん……♥
. / : / : : |: : :|: : : :|: :|＼: ＼: : : :ヽ＼ ＼: : : ヽ: : : ∨: : :＼
/:／|: : : :|: : :|: : : :|: :| ＼: ＼: : :|＼|＼ﾄ､: : : |＼: :∨ : : : ＼
|/: : | : : 八 : |＼ イ: | ヽ┏━━┓|: : ＼: |___:＼:ﾏ爪厂 ひょっと、ゆひはへは、ふらやまひいって
/: : : |: : : : ::ト┏━━┓ ┃┏━┓|: : : : リ、ﾄｖ∧∨
. /: : : : |: : : : ｜┃┏━┓ ┃┗ ┃|: /: : ﾄ､|＼ ‘,:', ほもってたらけ……♥
′ : : 八: :ヽ: ヽ┃┗ ┃ ┗━━┛|ｲ: :.:.:ト(＼i:＼ }ﾉ
i : : : : : : ヽ: : ＼┗━━┛ ’ XX ∧: : :|:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ _／
|: : : :x＜丁＼: : ＼_＞ XX ／⌒ヽ ∧ ‘,: :|:i:i:i:i:i／￣￣ヽ⌒ヽ
└＜ﾉV)ノＶ∨＼: : ＼ /￣::::::::::::::__〉ｲ:i:ｉ＼ｉ:｜＿/ ‘,::::: ',
|:i:i:i:i:i:i:i:i＼: : ＼.〈__,,.． -‐_／:i:i:i:i:i:i:i:ｉ| || |:::::::|
Ⅵ:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼: : ＼Ｔﾆ=＜,ﾚ￣＼__／|从 | l:::::::厂
Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|＼: : ＼‐＜ ( ヽ＼ ﾉ ﾉ::::/
／ ., i^ヽ ヽ
' ／ i ヽ
／ . |.i i ､
. , ′ ′ . | i i{ | i ヽ ‘，
/ | ,/|∧ |!＼_, i | ､ ハ '
/ ./| ,r-|i ヽ i |＿i __|＿} ‘，
. /_ |,ィ´｢l| ‘， ＼ ﾄ、 i ∧ |｀`ヽ､_j 心の奥底にあったコンプレックスを
／´| ! ｜／|| | |ﾘ＿__ヽ ＼|_,ﾍi| Ⅵ i} |` ﾄ、
´ | ｌ ｜ {.l | ,ッ=＝､ ＼. ｢ ,＞=≧＼} ' | ＼ ちょっと強く聞いちゃっただけだしね。
｜| | /| Ⅳ ぅ::ﾊ ＼| " う心ヾ､`y′ / . ｜
| i i| i| ﾄ ヽ ﾄ:{_}:} ヽ トi{ }:} 》 } / : i＼
| i i i|小 ゝ-" 弋 シ / ,′ | |⌒ヽ
l i. ∧|! ﾄﾍ //// , //// ／} / i! .| | でも別にミルヒちゃんのおっぱいは
//| . .ヽ‘， / ./ i| ∧ |
// | li . .| 込 _ 、 u /ィ′ /i/ } ＼ 小さい方じゃ無いと思うけど。
ノ'′ |.ハ . .:l ＞ r￣_´ ノ ,ィ´ ﾘ / .j/´ `
|l ゝ . .|＼ r=＞ ､ ,. く {⌒〉 , ',／ ユキカゼ先輩が大きいだけだと思うよ。
ヽ ヽ . | { ﾄ､`‐- ｀ = '´-―ニ’ / .／｀ヽ,
´￣＿ﾞ` ‐-- __〉､|___ゝ|ﾆ三三三}{三三彡/／ヽ__／
/ ｒ‐‐-ニ二､ {三ヽ 三三三三三|三三三'´三三三`}‐-- --―― - 、
- 1632 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:10:46.17 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ まぁその。
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| それより問題は、今回も【ゲームマスター】の捕虜を取れなかったおね。
ヽ i⌒ヽ
/ λ ）
／￣ ＼
／ ＼
／￣￣￣｀''＜⌒ヽ ＼
／￣￣ ＼/ 〉
/￣￣＼ / / ＼ ＼ ＼ /
γ⌒/ :| | /＾＼ ＼ ＼ ＼ |
{:／ | | | | | |＿|＿｜ | | 【どうやら窮地に陥ると自壊するルーチンに】
/ | | | | '´[￣八/＼ | | |
. | | |／|￣| |／ｆ代カ¨Ｙ | ＼ 【なっているようですね。】
＼ :| | ／|＼|＼| 乂_ソノ ∧| ＼
. / :| | |xｆ代ｳト / /
/ |人 ＼ xｆ´乂_ソ ' ／＾7／| |
＼ |＼ ＼ -‐ / | | 【何とか少しづつ消しきれなかったパーツを】
| ＼___＞ ／| | ／
| | ⌒ﾆ=‐ｒ＜ | | ／ 【かき集めて調査はしておりますが、】
／| | ＿,／￣兀￣/ /＼ ／
／ ＼ ﾏ::::| ／￣∨ //::::::＼( 【調べきれる前に相手も対策を打ってきそうに思います。】
. / ／＼ |::::|￣ {:::::::::/ .//::::::::::/＼
| /＼ /|:｜::| 〉::::「| //::::::::∨ ハ
| | {: | /:::::＼/:::::::| ＼〈:::::::::::: √ |
＼ ｜ | {: |′::::::::::＼_,,|_／＼::::::::::√ :|
. ＼{ √ ∨:::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::√ ./
. | ∧::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::/ /|
. | 〈::::＼::::::::://:::::::::::::::::::／|:: / |
| /:::::::::::::::://:::::::::::::::／:::::ﾉ :|
- 1633 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:10:58.44 ID:OJZk2Dtr
-
＞ ´ ￣￣ .
. ´ ｀ .
／ ／ ＼
.‘ . ゜ ／ . ＼
/ / ／ ＞ ´ .ﾄ{ ! .
/ /＿ -=≦ ＞ ´__ ／ }人 |
′￣./￣￣ . 斗/ ／}／}｀ ﾊ ,′ ‘ レベル差的に、【精神世界】で相手を一瞬で
,′ / / /.／ ／ /イ /}/ l|ミ/| .'.
,′ ／ ./ / ,x仁芹ミ / ／/ .ﾘ /.ﾊ ハ 取り押さえるってかなり至難だしね。
' .／ / } ./ .《 {::rし} / ／ ,zミx}/! .ﾄ､}
／ .′ ./|八 乂ソ/／ ﾊし} }}从 .}、 ! !
／ ／{ ./ lﾊ .{. ｀¨／ 弋ソ // ハ }
／_ . イ i| /ゝ{__ヾ! 丶 ｀ /ｲ .′j.′ 極端にレベルの低い【プレイヤー】って
￣ /／ / l| ./ ヽ u イ |./ /
／ {人 l| ﾊ }.＼ -=ﾆ _､ / ./|′ 多分居ないだろうし、そうなると
| ヽ.从 {人 ,､ﾉ. ｀ . イ .／
＼∨! ｀У ＞ ＞ . ＜} ／ .／ 魔王陛下とか宰相閣下みたいな
_〈 .人 |.ィ⌒＼ ＞ 〈彡ｲ／} ／
. ´二二彡＼////＼ ./}ﾊ ﾉ／ 超高レベルといっしょに【サイコダイブ】する
/ ／´＼ ｨヽ///.∧ ﾊl| ∧xイ
′ / X´ ∨//∧ {{ lﾄ､ハ/＼ . 必要があるって事に……。
.| .{ /. ＼. ∨///＼ || l| Vﾊ //＼ ＞ .
.| .| ,′ ヽ. ∨/＞ｲ/トl! .人ﾊ/=≦z_ ﾊ
ノ ﾉ { ‘. } ／/{{/.ﾘ＼{{ ﾉ､///// .,′'
.{ 〃 .ﾘ V ‘ ＜///{{./＼ l}//// ＼ |
ハ {{ /ヽ ,′ ≧=----.ヽ/／ .ヽ.!
,､_
／ {
, / -ｬ ,
/ / ＼ ／/-‐‐…‐- ､
__ -‐ / / {⌒__/ / -‐＜¨¨⌒
㍉､丶 . : ´ ｀ヽ ﾑ( ｉ { .′ ｀
{ ＼＼ ／ ∨ ＼} ＼
}ﾝｧ一 ´く ヽ ＼ '， ヽ'⌒ヾ、 ＼ まず【プレイヤー】を見つける事から
∨ i＼ ､__}_ ＼ ヽ ／/ '， }} 、ヽ
′ | ＼ '´＼ |ヽ＼ '，/ } {{ ハ 難しい話でござるしなぁ。
| }_」 ∨ ,.斗=ミ､ヽ ｉ } i{-‐}i i |
| ´ﾊ|ｉ } / _)::::ﾊ } | ﾉ/ 爪__ﾘi | |
| | }ｉ | ,.ﾆ、 弋rツ | |.// /_{{_ ノ{ |ハ |
八 八 《＾{:ﾊ ¨´, , , | |′/ .}} | | l iﾉ 【プレイヤー】が正気を保っているなら
＼ ＼ 弋_} | }／ {{ | |{ {
ヽ | ハ ′ :} │ﾉ .}{ | |ﾊ , 迂闊にカミングアウトすれば処刑と
| 八 r_, ' |{ }｢ .}ﾉ | ｉ /
| {′个: . _/ /_ﾘ | | ./ 理解しているでござろうし、正気を失って
}ハ i | ＞＜ / / ￣| | |/
}＾ｉ │ __ ./ / _.二 _‐L_ | | いるとすれば当然レベルが上がっている
.| | Y´ ∨ :, ´ ｀Ｖﾊ 八{
.| | 乂／厶イ}′ | | わけで……。
.} :ﾉ イ¨⌒ |:| }| |
／ 八! ﾘ |
／ ＼| | ﾉ
- 1634 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:11:33.50 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼
／ ● ● ＼ まだ会った事ないけど、アーンスランド伯ならやれないもんかお？
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂|
ヽ i⌒ヽ
/ λ ）
/ , / ／/ ! V ﾊ ヽ ', Ｖ
, .' / ／/ / | ｀, '.,. ＼ V
, / ‐-/／.__,' / .l .i l ＼ﾍ ＼ ,
/ / { i/￣_ミ {_､ | ＼ | ヽ. i 相手次第かなぁ。
}/! / ! i ,r气ﾆミヽ ', | ﾏ { ｨ＝=丶. ! |
| / ／ ', .i!〃!:::::::::} ﾏ ヽｨf ﾏﾐ!i| .| |
!. /' { , .i! 乂_少 {:::::ﾘ 》 l. ﾘ | ぼくよりは可能性があるけど、モリガン様も
i! ハ_V , 弋ﾝ′,. }/ ﾊ !
.' , ,. i､.', ′′ ､ ' ' ' .／／ ! ﾍ. ! 別に宰相閣下みたいな高レベルってわけじゃ
/ , r ,-ﾊ i! ｀､ ／ ´ ,. ﾍ|
/ , i! ヽ /., .ヽ , 、 /i. , ,. i ないんだよ。
/ , .} ｀∧ '. ヽ. （ ノ ,.ｨ | /i !
,'＿＿,＿__ゝ. ∧ '､_ ＞ ,. ___ ＜. ,! / i!!
＞ ´, ｆ ＿＿ ヽ . .∧ ', ｀ヽ. / ヽ | ,' /
/:::::/ /:::::::::::::｀｀´::::ヽ ヽ , .i!/ / , / ,/
.{:::::::! i:::::::::::::::::::::::::::::::｀≧ｙ ｀ i| ＼ / V /
- 1635 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:11:52.43 ID:OJZk2Dtr
-
/. ./. . . . .／. . .i{. .:八＼. . . ＼､..＼. . . . . . i; . . . .ヽ. ':.
/. . i . . . . . . . . . .i{. .j. . 、. . . . . .＼､ .＼ . . . i}. . . . . .i. .|
. /. , . l . . . . . . /. ./_L⊥,._.＼.＼. . . _｣Ｌ,_. l. . . i}. . . . . .|. .|
/／'ｌ. . . . . . ._,｣-‐｢ l.八 . . . .＼ ﾄ .｛ ＼.丁 .‐｣_ . . . . . . ; 上級貴族といえど、自分用の【異界】を
_／ | . . . .／. ∧./ ﾍ .{ 、 . . . 丶..＼ Ⅵ.}、l .＼ . . . ｛,
|. .ｉ. . . . ./{ _,ｘ-=f弍 丶. . . .ド＼斧=ミ}ハ l . . . . .|. .ト＼ 持ってる人って殆ど居ないんだよね。
|. :}. . . . . ｛ 〃,_7笊ヾ＼ ＼ .{ 〃,_７笊,ヾ; Ⅵ. . . . |. .|
|. i}. . . . . ｛《 Vじ州 ＼ {fじ州 》 }.}. . .}. :､:.l
|. i}. . .＼. .' 丶 ｰ ^ ^ ｰ ' ′.: . ./. {:.:ト :.
|. i}. . . . . ト＼.:/:i/:i/:. .:/:i/:i/:. /.｝ ./.:i. |:八V その状態だと【世界限界】っていうので、
. : .ﾊ. .!. . . ﾄﾍ ｉ 厶'. /. .i{. l′ ＼
j/ }∧. . .|: :丶 /:/. /. . ∧.| 基本的に一定以上強くなれないの。
. -‐=＝／＝/='ﾍ .├一::ヘ、 '⌒ヽ ／::7イ. . ./＝≒＝=―- .
丶 . -‐=＝込, ':::::::::::{ l丶、 ,，个 |::::::::| . /＝＝＝=―-／ i
i く:／ |:.､ V::::::| ､ 丶. _,， / |::::::/. .′ ／iﾘ | だから上級貴族でもそんな極端な
| }h |:::l＼v::::| ＼__ __ ／ |:::/／:l ／ 〃
| {ｉ{丶 l:::′::＼::, ∧∧ .':/:::::|:::| {i{ ｛ 高レベルの人ってあんま居ないんだよ。
; }l} ＼ |:::|::::::::::::::ﾍ /x介v, /:::::::::::|:::| / , }i} }
、 ﾉﾘ ＼ ｉ|:::|::::::::::::::::'ﾍ 〈/:州{ヾ:､ /::::::::::::::|:::|{ | / ／ {i{ ｘく
}i:/'´ ＼
／ ヽ､ ＼ ヽ
/ | Yﾍ ヽ :. ヽヽ }
／/ / : | | ,,.ィ⌒ } ', ｌ⌒ヽ } } :| Ⅳ 【ふむ……？】
/ { / | | ,.ィ´从ﾊ / }/ｌ_ﾊ 从八 ﾊﾉ＼
,′ Ⅳl :| |／,jI斗ぅう弐 ん)心=-Ⅳ∧ `Y
,′ lヽ乂ﾊ :| -=ﾆf乂zzツ ゞ-ﾟ',ﾊ ﾚ ‘， } 【なるほど、この世界のMag濃度が、一定以上の】
,′ ﾄ､ {∧ __／)‐‐､ー‐'ﾞ ゝ｀¨ ', ヽノ
| | ＼{ // ／ ／ ' ' ' ' ' ' .八 ', 【個人のMag濃度と乖離しすぎる事を許さないんですね。】
| :. ',ｰ{ { { / ／二⊃ __ ,.:' ハ }
| ヽ Ⅵ Ｙ ﾚ' ／ ‘‐’ ／ :| 乂
| _」..,ﾍ ＼s｡ __／ﾊ :| 从 【個人で濃すぎる魔力濃度になると、周りに魔力が】
Ⅵ＼＞-=く::::::::| ＼ ヽ ／ ./::i ,:｀`ヽ､{
／⌒ヽ ＼:::::| ハ }､ /:::::i ,'::::::::::::/＼ 【逃げてしまう、という感じでしょうか？】
../ ＼. ＼|: /￣｀`丶､ ,ﾊﾍ /::::::i /:::::::::::/ ＼
..| ヽ | / ＼/ ∨::::::j /::::::::::/ ／⌒ヽ
..| Ⅵ / //::::::::/ /::::::::::/ / Ｙ
- 1636 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:12:16.51 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ （単純に、その濃度より濃い魔力を持つ魔物が出づらくなって、）
／ ● ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| （倒して吸収できる魔力量が頭打ちになるってのもあるのかも）
ヽ i⌒ヽ
/ λ ）
＿
／⌒¨¨´ 〉
／ / ,． -─‐-ミ
／ ／ /)_ -ｧ'´￣ ｀丶
／ ／ 厶ｲ ／ / | | ＼ ＼ 【まぁその辺はマスターと私には関係ないですけどね。】
/ √ / _. 斗-─-ミ j＼ ＼ |
/ | ′ / -=Ｔつ笊ヾﾉV )＼ }＼ | |
. | | | | ゝＬソ ／汽ﾉ八}∧ﾉ .ノ
| | |_＿|＼..L ｀｀｀ ゝﾟ〈 / ∨ 【我々には【袋】があります。】
| |[⌒| |＼ __ } ,
| ＼ |＼_|: ‘, 人 ′
| ＼ .トミ | ‘, .ﾍ ＼ ,
＼ ∧ ‘,: : : . . . .＿__/ ∧ ′ 【この袋が簡易バッテリー構造となって、この世界の】
＼ ＼ ＼ ∧ '､: : : : :√ | / | | |
＼|＼ |＼ ∨ ∧ ＼ { ｜' | | 人ﾉ 【魔力濃度をある程度無視してMagを貯めこめます。】
＼ | ＼ |__{_ ＼＿_＞xﾍ ,ﾉ ＾7 /／
＼ ,､＜.:.:.:.:.:｀丶､ 〉く｀`'┬＜／
／ ｀丶､.:.:.:.:.:｀ヽ／i:i:ム.:.:.∨ ＼ 【つまり、我々に【世界限界】とやらの制約は】
√￣￣＼ ＼.:.:.:.:.:.:＼┐i:}h,__∨
{ ＼ }.:.:.:.:.:.:.:.:＼／〉 ＼ ,ノ| 【そこまで強くありません。】
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ }＼|
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:/￣￣~＼ ,ﾉ.:.:.:Y
- 1637 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:12:31.69 ID:OJZk2Dtr
-
}i:/'´ ＼
／ ヽ､ ＼ ヽ
/ | Yﾍ ヽ :. ヽヽ }
／/ / : | | ,,.ィ⌒ } ', ｌ⌒ヽ } } :| Ⅳ
/ { / | | ,.ィ´从ﾊ / }/ｌ_ﾊ 从八 ﾊﾉ＼ 【まぁ所詮簡易結界なので、限界はあるんですけどね。】
,′ Ⅳl :| |／,jI斗ぅう弐 ん)心=-Ⅳ∧ `Y
,′ lヽ乂ﾊ :| -=ﾆf乂zzツ ゞ-ﾟ',ﾊ ﾚ ‘， }
,′ ﾄ､ {∧ __／)‐‐､ー‐'ﾞ ゝ｀¨ ', ヽノ
| | ＼{ // ／ ／ ' ' ' ' ' ' .八 ', 【完全なシャットアウトは出来ませんので、】
| :. ',ｰ{ { { / ／二⊃ __ ,.:' ハ }
| ヽ Ⅵ Ｙ ﾚ' ／ ‘‐’ ／ :| 乂 【影響ゼロにはなりません。】
| _」..,ﾍ ＼s｡ __／ﾊ :| 从
Ⅵ＼＞-=く::::::::| ＼ ヽ ／ ./::i ,:｀`ヽ､{
／⌒ヽ ＼:::::| ハ }､ /:::::i ,'::::::::::::/＼ 【そのうち【魔法金属】を利用した完全な】
../ ＼. ＼|: /￣｀`丶､ ,ﾊﾍ /::::::i /:::::::::::/ ＼
..| ヽ | / ＼/ ∨::::::j /::::::::::/ ／⌒ヽ 【バッテリー構造を袋に施しましょう。】
..| Ⅵ / //::::::::/ /::::::::::/ / Ｙ
＿＿＿_
／― ―＼ （最初の袋をタングから帰って最初に見た時、異様な気配が出てたしお。）
／ 〓 〓 ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| （でもそれも何か対策あるのね。流石ルリ、頼りになるお）
ヽ ィ’
- 1638 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:12:49.16 ID:OJZk2Dtr
-
┌──────────────────────────────────────┐
│ │
│ │
└──────────────────────────────────────┘
┌───────────────────┐
│ │
└───────────────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌──┐
└──┘
□
jI斗ｆｾ::::::: ＼:::::V:::|!::|!:j!:/:::;／､
,／:::::-:::-:::::::r:x:::＼:|!::|!::ﾚ:/:／:::::::::＼
/:::::::::::::三 ^~7厂~^}H:::::{:::〈::､:::::::::::::::::::トミ、
_ﾉ::::::::::::三 // .|!..|::|^}:ﾑﾐｘ~~~^ヾ::::::} `
{:::::／::::::彡 ィ:/ﾑ,_ .|! .|::| |ﾊ| .}:! }:::::ﾄ､ 王国東部というのはな、基本的に都市国家の集合体だ。
/::::::::::::::彡 '´ .|厂 `㍉!|､!::| |! }| _}:ﾚｚ仏.}::::} ｀
/ };::/::::::::{ ゝ|!.匁苳ネ }::|::::|!-匁苳ﾌ }::::ﾊ
/::::r--ﾐ{ / ｀¨:::::´ .|/ .|:::|!｀¨´ }::/ }|!
从:/ ::{ j! .{:::. |ﾑ j! 元々自由都市群の一部だった都市が、王国に帰順して
.}{ :::::( ∧ 〈 / 〉 ,/ |
圦 ::}, ,::| f'´､＿ _ {: | 从 東部諸侯になった連中なんだ。
|:::::..圦;,;:| 匁 ￣￣ ｰ--ｧ｝ ;,;/.／
. 从:::::::|ﾔ;,ﾔ, , こ＿ ─-- イ ,.,:ﾒ"
}从::} X; ; ; ;, ￣￣"´ , ; ; メ:| 現在の東方辺境伯も、そのうちの１都市に過ぎねぇ。
}:::} X; ; ; ; ; , , , , , ; ; ; ; ;X´|从
从 个o｡; ; ; ; ; ; ; ; ; X. !__
/:| ≧=‐-‐=≦‐=≦ ,.У≧ト､__､rｾ7ｱ三三三ｱ7ｧ｡,_
/ﾆ:! ___,,.. -‐ '' "´ ,.ィi〔三三三三｝三三三三三三三ﾆｱ7ｧ｡,_
./ﾆf^￣! ,.ィi〔三三三三ﾆﾆ/三三三三三三三三三三三
ィ/三｛........| ィi〔三三三ﾆﾆ三ﾆ／三三三三三三三三三三三
,.ィi〔ﾆ/三! |.........| ィi〔三三三三三ﾆﾆ／三三三三三三三三三三三三
ﾆ三ﾆ:/三/ !......:/} ィi〔三三三三三三＞''~三三三三三三三三三三三三三
- 1639 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:13:00.86 ID:OJZk2Dtr
-
/| .|:|:| |! ,
＼ {:i| .|!|!| /! /
＿ ,.亥:Ⅵ||:i/iﾚ／＿
／⌒ｧ:i:≧s:从i;/:/;i;≦ミ､⌒ヽ
,ィ:i /./ ７ 〃ﾏ',^ ヾ!.ﾏi:iﾄ、 だから、東方辺境伯ってのは四方の上級貴族ん中で
/:}:i/,ｨ{ﾐh､.|:| }:!.｡sｾ､ヾﾑヽ
/ ｲ:i} .|､-赱|:! .1!赱ァ|! {:i:i} 一番力がよええ。
入:! ｀¨´ |!| ﾉ｀¨´ }.ﾚﾍ
{ ::.八. ｒ { _ ､ / /.: }
ヽ |::{ r、＿＿＿ ィ＾.! {.::/ 東方にはシロガネ以外にも３つの都市国家があり、
ゝ,},:', ー-一⌒ ,:',:厂!
从|＼; , , , , ; ;／从! その何れもがシロガネと大差ねぇ国力を持つ。
| .≧s｡; ; ; ;｡s≦ .|
／ト､＿ _＞''".|＼
／ニ| ＞‐＜ .｜圦＼ そしてそのどれもが王国にあんまし従順じゃねぇ。
＞''"/ﾆニ| .／{;:;:;:;:;:;:入 |ﾆﾆ}ﾆﾆ≧s｡._
_.｡s≦ﾆﾆニ/ﾆﾆニ!／ .∧;:;:;:;∧ ＼ |ニ圦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.
_.｡s≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ| {:;:;:;:} `|ニニ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
/ﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆ ニニニ/ﾆﾆﾆニ|! .{;:;:;:;:} .. |ﾆニニ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
./ﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆニ| ...{;:;:;:;: } |ニニﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
|ﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ| |;:;:;:;:;:;| |ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
|ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ! .|;:;:;:;:;: | |ﾆﾆﾆﾆニ:〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
|ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆﾆﾆﾆ| .| ;:;:;:;:; | .|ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
- 1640 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:13:12.63 ID:OJZk2Dtr
-
}::::::::::::::::::::::::::::::彡 ／;/ .//芍℡ // /::/ .}:::
}::/ ^ ＜::::::::::/ /;;;;/ﾄ,.// 刈Ix// /::/ /::::
/ ﾉ::ヽ ｀v: / /;;;;/ ,/ﾊ`,.ﾐ .. .ﾒ℡/::/ }:. /::::/
/ ヽ::::::ヽ }:/ ..::/ ﾉ;;;/ /'′ ゞﾉ_ ｀`ﾒL /::仏 }:/::::/::: 辺境伯を含むどの都市も、現在も
,ｲ{ {:. ゞ:_::} !{ :::{ ./;;;/ ≧ｚ}-:/::/^ヾ} :/:::/ :::::
／:::{ {:::ヽ ｊ :::| /;;;/ :::::::::|!...{::/::::::::~::/::/..::::ィｚ 【自由都市群】の連合議会の１票を
／イ}:::ﾊ ::::::::::〈 .:::{ ;;;/ ::::::::/::::: /:,:′ﾐ仁三
/:::::::ﾊ _::::::::} ::::};;;;j! /,ｲ }三三 保持したまんまなんだ。
/::::::::::::} ｀v:: .::/;;/ ／ /三三
./ｲ:::::::::::ﾊ } ::;;;;/ ／ /三三三
/ ｝::::::::::::::}-‐'".} :/;;! ___ ...ィ /三三三
}:::::/:::::/ |! , , {;;;! ./:^_⌒` ::〈 .......:::::::... /三三三 つまり、一部の都市が名義貸ししてる
}::/::::::/ ,.ﾒ; ; ; {;;| /: ´弋 -:::::::::::::::::イ三三三三
ｲ/::::::/ {; ; ; ; , |;;| ヾ、.. :::::::::::ィ仁三三三三 だけの状態で、面従腹背も良い所なのさ。
//:::::: / ﾓ; ; ; , |;! , , , ｀≧s｡:::::...... :::三三三三三三
{:::::::/ ｷ; ; ; ; ,|!; ; ; ; , , ｀≧s｡::::::....:::::::::::::三三三三
/:::::/ キ; ; ; ;|!; ; ; ; ; ; ; :::::::::::.... ｀≧s｡:::::::::::::::三三三
- 1641 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:13:25.10 ID:OJZk2Dtr
-
,..,_ _,ィ:V__ .|! .|! .}::!
_ィ:::::::::ミﾄ、::ヾ:::::V:::::::: |!::::::|:!/::}
_,...:::-:::::ミ:::::::::::＼:::::::::Ⅵ::::::|:!::::ﾉﾉ:/ト、
{::::::::::::ミ:::::::ミ::::ﾐt:::ヾ::::::Ⅵ::::}:}://:/:::／ト、
,.ﾉ:::::三:::::ミ:::::::::ミ:::::ト::ﾑ:V::}:::///ノ::ﾑ::::/:ｲ とは言え、【自由都市群】の中じゃその４都市は
彡::::::::::三:::::ミﾐﾄ;;:,::::ィ::::,:::ﾊﾑ:}/:く:::/ﾍ≧トぐ
/:::::::::::三::::ミｰ ./:/-ー }::ﾊ:::}:::ﾊ::ﾑ~ヾt、.トミ:::、 裏切り者扱いもされてんだよな。
/:::::::::::::三ﾐ /:/ .|:| }::|^ﾏﾑヾﾑ ヾ}.!:ヾヾ::,
/,.-ﾐ::::::::::::ミ ,;:i::! |:! .|:! ﾏﾑ }ﾑ .{;ﾊ ヾ}
ﾊ ﾏ::::/~ ,/;/℡ || |:! ﾏ:} Ⅵ,.ィﾐ｝
. { :::} ヾ{ .,;;;仏:|!^≧hz､,l| !:} _}:Lzｷ彡 { なんでかって言うと、名義貸しのつもりで服従した
込 :::( {;;:{ l| :::弋tｚｯ≧}:|:} }:^}|;赱ｲ }
}:ヽ、 |;|{ .{ ﾞ ￣;::彡|:l:::. } .}!｀¨ | .| その４都市を足がかりに、王国は何度か軍を起こして
从::ゝ-; ;};}ヽ |!::::. | .| /
/从:::{; {|;.;.ﾊ r::::: !ぅ _ .ｲ. 【自由都市群】に攻め込んでるからな。
/ﾆ! 从; ;|; ;:::{ r:: ,: ゝｰ- '′::} ,}
_ﾉﾆニ ∧X; ; ;ﾊ ｰミ、＿ --ﾃ' ; ;ﾒ::ト..、
ﾆ|ﾆﾆﾆ .＼ ﾞX;:ﾊ; , ヾ-ー こ彡, ; ﾒﾆ∨ﾆﾆ≧s｡.__
ﾆ|ﾆﾆニ ＼ ﾞX; ; ; ; , ,｀¨￣´, ; ; /|:ﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.__ 現在は休戦中だが、それらの４都市と
ﾆ|ﾆﾆﾆﾆ .＼、メ; ; ; ; ; ; ; ; ;,;メ .|ﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆ|ﾆﾆﾆニ ≧s｡ゞｔttttf'" lﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ 他の自由都市群の市民の間にゃ
ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ.∨ ＞ムﾍ |!ﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ∨
ﾆ|}ﾆﾆﾆﾆニ.＼ j!............. ヽ | }ﾆﾆﾆﾆ:∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}ﾆﾆ 感情的に大きな溝がある。
ニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ ＼ ハ............../ ヽ.｜}ﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:}ﾆﾆ
ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .＼ / ヽ....._ノ Ⅵ トミﾆ.｡s≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆ
ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆニ∧ |.......｝ |ﾆﾆﾆ≧s｡.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾘﾆﾆ
ﾆニ!ニﾆニニ/ﾆﾆ .{.........} |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!ﾆﾆ|
ﾆニ｝ﾆﾆニ／ﾆﾆニ |..........| |ニニニニ:i!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆ|
ﾆﾆﾆ＞:／ニﾆﾆﾆニ |..........| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ |..........| |ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ
- 1642 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:13:38.47 ID:OJZk2Dtr
-
∨ ＿＿／／／／
:i∨＿／:i:i:／⌒＼
:ハ:i:i:i:∠⌒＼／／／／
i:i:i:|／`''＜／／／／
:i:i人 ::..... `''＜／／／／／／ つっても、そりゃ市民の間の感情であって、
:i〈＼＼jI斗-＝ ゝ―――'⌒Ｙ ／／
.〉､､丶` ＞''"6Y::::.... / | ／／／／ 自由都市群の主な支配者層はんなこと屁とも思ってねぇがな！
//＼ ／＿／ｼ └┐／／
/ __ _ _,,.､ｲ_ノ
、 / ト-‐=≦__,,.､丶´
::＼＿ ; |:::V:::::::::::::/ 連中の思考ってのは金儲けが中心だ！
::::::.. ｜:::::::::::::::/
:::ヽ { |:::::::::::::::,′
:::} |::::::::::::: |
Y ∨:＿＿＼＿＿__／／ ゼニを集め、国力を増進し、その国力で軍を養い、
､__} ＼＾i＿＿＿〉- ﾄ､／／
人 ｀ー――‐一' ノ その軍を背景にまたゼニを集めたいだけの集団！
＿ ＼ ; ; ; , , ｀¨¨¨¨¨¨¨¨｛
＼ ＼; ; ; ; ; , , , , , , , , , , ; ; ;} ／／
＼ ｀゛¨ '' ‐- ...,, _; ; ; ; ; ; 〉／／
＼ ／￣￣￣￣ ／／ それが自由都市群だ！
、 ＼ ／
::＼ ＼ ／／
＼＿＿ ＼ ／／
- 1643 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:13:53.40 ID:OJZk2Dtr
-
:::::::::ミ㌣ // |:::! |:::::!ハ::ﾑ ~~＼ﾑ ヾ::::::::::ミ、
::::::三 .|! |::! |::::::! ﾏ::ﾑ ヾ} ヾ:::::ミヾt、
::::三 ,|!,,, |:! |::::::! .ﾏ::ﾑ /:: }|! ヾ::::ミ、ヾt、
:::::彡 ,ｨ|!{:.、 |! .| :::| ﾏ::ﾑ:: .}|! ,ﾙミ:::::ヾｔ､ 言っとくが舐めたもんじゃねぇぞ？
:::::彡 ⌒「~^ミ:h､.|! .|::::i!: !::::} _,.}:i≦癶ミ:::ﾐ ヾｔ､
:::彡 .iｌ＿＿ ≧|≧ﾄ!:|:::::} :{ {:::Lf㌢" }| /:::ﾐ
::::{::} .ﾐ|:ヽ､_,ィゥニ::::|:|ﾐ:ｼ- }:::|::|‐ｨｚｩ-十:彡.{:::::ミ
::::| } ::::::::彡|! ::::: |::::|::|:::` "´ |!:: }::::/ 貴族の矜持とかそういったもんより、
ﾏ{ { :::::::::::::: .::::|:::::: . | .}:| ├〈
::.. ::::::::. | |! ﾉ:::: } ゼニの方が実質的な力になるって事を
〉 :::. / :::::::::}::. :.. ,ｲ::::ﾉ }
ヽ :::} ゝ -:::::{:-::}::.. { .{:::// 【自由都市群】は実際に証明してんだからな。
~` :::} | .|ノ j
ゝﾉ:}; ; :｝ / ,. --―━━‐- ミ } ./ i!_ノ
::::| ｷ; ;.;::. {:: '´ ::..＿＿＿＿ }:: ; ; ;{~
::::| X; ; ;;:., , :::.. ｀¨¨¨´ , , ; ; ; ﾒ なぜなら、王国が起こした戦争はいままで全部失敗してる。
!: | ﾞX; ; ; ; ; ; ; , , , , , , , , , , , , , ; ; ; ; ; ;..仆
|:::| ﾞX; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;X" |!}
从! ﾞX; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; Xﾞ !
- 1644 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:14:10.90 ID:OJZk2Dtr
-
}::::::::::::::::::::::::::::::彡 ／;/ .//芍℡ // /::/ .}:::
}::/ ^ ＜::::::::::/ /;;;;/ﾄ,.// 刈Ix// /::/ /::::
/ ﾉ::ヽ ｀v: / /;;;;/ ,/ﾊ`,.ﾐ .. .ﾒ℡/::/ }:. /::::/
/ ヽ::::::ヽ }:/ ..::/ ﾉ;;;/ /'′ ゞﾉ_ ｀`ﾒL /::仏 }:/::::/::: 東方辺境伯が非協力的だって事を
,ｲ{ {:. ゞ:_::} !{ :::{ ./;;;/ ≧ｚ}-:/::/^ヾ} :/:::/ :::::
／:::{ {:::ヽ ｊ :::| /;;;/ :::::::::|!...{::/::::::::~::/::/..::::ィｚ 差し引いても、【自由都市群】ってのは強え。
／イ}:::ﾊ ::::::::::〈 .:::{ ;;;/ ::::::::/::::: /:,:′ﾐ仁三
/:::::::ﾊ _::::::::} ::::};;;;j! /,ｲ }三三
/::::::::::::} ｀v:: .::/;;/ ／ /三三
./ｲ:::::::::::ﾊ } ::;;;;/ ／ /三三三 何でかって言うと、大陸東北部の広大な
/ ｝::::::::::::::}-‐'".} :/;;! ___ ...ィ /三三三
}:::::/:::::/ |! , , {;;;! ./:^_⌒` ::〈 .......:::::::... /三三三 【魔物の領域】からの脅威を、
}::/::::::/ ,.ﾒ; ; ; {;;| /: ´弋 -:::::::::::::::::イ三三三三
ｲ/::::::/ {; ; ; ; , |;;| ヾ、.. :::::::::::ィ仁三三三三 一番受けているのはあの地域なんだ。
//:::::: / ﾓ; ; ; , |;! , , , ｀≧s｡:::::...... :::三三三三三三
{:::::::/ ｷ; ; ; ; ,|!; ; ; ; , , ｀≧s｡::::::....:::::::::::::三三三三
/:::::/ キ; ; ; ;|!; ; ; ; ; ; ; :::::::::::.... ｀≧s｡:::::::::::::::三三三
- 1645 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:14:23.80 ID:OJZk2Dtr
-
,..,_ _,ィ:V__ .|! .|! .}::!
_ィ:::::::::ミﾄ、::ヾ:::::V:::::::: |!::::::|:!/::}
_,...:::-:::::ミ:::::::::::＼:::::::::Ⅵ::::::|:!::::ﾉﾉ:/ト、
{::::::::::::ミ:::::::ミ::::ﾐt:::ヾ::::::Ⅵ::::}:}://:/:::／ト、
,.ﾉ:::::三:::::ミ:::::::::ミ:::::ト::ﾑ:V::}:::///ノ::ﾑ::::/:ｲ
彡::::::::::三:::::ミﾐﾄ;;:,::::ィ::::,:::ﾊﾑ:}/:く:::/ﾍ≧トぐ それを跳ね返し続けてるのは伊達じゃねぇ。
/:::::::::::三::::ミｰ ./:/-ー }::ﾊ:::}:::ﾊ::ﾑ~ヾt、.トミ:::、
/:::::::::::::三ﾐ /:/ .|:| }::|^ﾏﾑヾﾑ ヾ}.!:ヾヾ::,
/,.-ﾐ::::::::::::ミ ,;:i::! |:! .|:! ﾏﾑ }ﾑ .{;ﾊ ヾ}
ﾊ ﾏ::::/~ ,/;/℡ || |:! ﾏ:} Ⅵ,.ィﾐ｝ 対魔物とはいえ実戦経験が豊富で、魔物素材も
. { :::} ヾ{ .,;;;仏:|!^≧hz､,l| !:} _}:Lzｷ彡 {
込 :::( {;;:{ l| :::弋tｚｯ≧}:|:} }:^}|;赱ｲ } 鉱物資源も非常に豊富な連中なんだ。
}:ヽ、 |;|{ .{ ﾞ ￣;::彡|:l:::. } .}!｀¨ | .|
从::ゝ-; ;};}ヽ |!::::. | .| /
/从:::{; {|;.;.ﾊ r::::: !ぅ _ .ｲ.
/ﾆ! 从; ;|; ;:::{ r:: ,: ゝｰ- '′::} ,} しかも連中の兵は【常備軍】つって、大規模な兵員を
_ﾉﾆニ ∧X; ; ;ﾊ ｰミ、＿ --ﾃ' ; ;ﾒ::ト..、
ﾆ|ﾆﾆﾆ .＼ ﾞX;:ﾊ; , ヾ-ー こ彡, ; ﾒﾆ∨ﾆﾆ≧s｡.__ 常に維持し続けてるんだ。
ﾆ|ﾆﾆニ ＼ ﾞX; ; ; ; , ,｀¨￣´, ; ; /|:ﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.__
ﾆ|ﾆﾆﾆﾆ .＼、メ; ; ; ; ; ; ; ; ;,;メ .|ﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆ|ﾆﾆﾆニ ≧s｡ゞｔttttf'" lﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ 勿論戦争になったら民兵も招集するが、
ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ.∨ ＞ムﾍ |!ﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ∨
ﾆ|}ﾆﾆﾆﾆニ.＼ j!............. ヽ | }ﾆﾆﾆﾆ:∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}ﾆﾆ 中核はその専業戦士の群れになる。
ニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ ＼ ハ............../ ヽ.｜}ﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:}ﾆﾆ
ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .＼ / ヽ....._ノ Ⅵ トミﾆ.｡s≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆ
ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆニ∧ |.......｝ |ﾆﾆﾆ≧s｡.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾘﾆﾆ
ﾆニ!ニﾆニニ/ﾆﾆ .{.........} |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!ﾆﾆ|
ﾆニ｝ﾆﾆニ／ﾆﾆニ |..........| |ニニニニ:i!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆ|
ﾆﾆﾆ＞:／ニﾆﾆﾆニ |..........| |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ |..........| |ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ
- 1646 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:14:35.78 ID:OJZk2Dtr
-
|i:| /:i:i/ ／ ／ __
| .!:i:V:ii:/__/ _､‐'ア--／---- ＿_,,.､丶´
_ |､|:i:/:i:i|:i:/イ:i／:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ミﾒ､
八ヽ|:iV:i:i:i:i:/:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i-:i:i:i=:i:iミ:i:i:i:i:i:i:i＼ 俺等や神聖帝国も国境を【魔物の領域】に接してるが、
,＞:i:i:i:i:i:〈:i:i:i:i:i:i:i_､‐､く゛ 〉:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i＼「ヽ
/i:i:/:i/:i:i:i:i ﾄ､厂 ､＿.}:i|,__∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i＼ 俺等魔導王国はエソファガス川が自然の障害になって
|//i:i:|､/,;|:i:| }..:: ／＞''"⌒ `''＜:i:i`''＜:i:i:i:i:i:i:i|＼
/.|/ﾊ| V |:i:| |／''" ＿_ ｝ `Y:i/⌒ヽ:i:i:i:i:| 直接魔物の脅威に晒される事はねぇ。
|/ |===ﾐi / ヒ__少⌒ﾉ ヽ }ﾐ! / ,i:i:i: |
| ヽ芯| ＼ ::.... / } /:i:i:i:i|＼
八 | | / /:i:i:i:i:i|
', :! | ｀T´|:i:i:i:i:从 だが、東部は別で、あっちは山越えルートになるが
', ,ゝ ＾ | , ; , ;| }:i:i:i:i:i:i:i＼
', , ,_ -= ￣` } / , , ; ; ;.;｜从从:i:i|⌒＼ 少数の強力無比な魔物が断続的に侵入してくる。
', -- , , ; ; ; ; ; ; メ Ⅵ
', , , , ; ; ; ; ; ; _､‐''゛ _､‐''゛ ＼
∧; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_､‐''゛ _､‐''゛ ／ﾆ ＼__
乂_;_;_;_;_､‐''゛ _､‐''゛ ／ﾆﾆﾆﾆ ／＼ これは推測になるが、神聖帝国の東部も恐らく
/＼ .／ ／ﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆﾆ
/ ハ／ /ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ 似たような状態だ。
／′「:::::::＼ ／′ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆ/ /::::::::::/ ＼ ／ ′ﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
- 1647 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:14:57.49 ID:OJZk2Dtr
-
γ::;ィｫ:}::}:-:〈::/:::／:::_::_:::::::::::彡:::::::::::::三:::::::::::::::
,::／ /::/::/:::ｲ:|;;;;;ﾍ::「へﾍ^ﾐミ::::::::::::::三:::::::::::::::::ミ
// /::/ /;::/ }:} }:} |:! 彡::::::::三:::::::::::::::::::::
;:ｲ. ,::/ /;::/ }:} }:} }! 彡:::::::::三:::::::::::::::::ミ
/ ,:if ,ﾉ:|::| |:! }:} 、 .}! 彡::::::三::::::::::::::::三::: だから、世界でこの２箇所の兵こそが、
|:{〈 :::|::| |} _,.}:ﾚﾐﾄ,j! ≪::::::三:::::＞''^ヾ:::::::
|! .}ﾐ|::L,,,z|≦斗七~ヾ}ﾊ ミ::::::/ ,ィ::::: }:::::: 対魔物じゃ人類最強の精鋭になるのさ。
/.::}:|:ミ赱__テ:::|! / ::. }::} /:::::... .}:::::
/.:::::}|::: ` "´ }:: ）::::: /:::::::
/.:::::::::::: /::: {γ /::::::::::
ゝ__ _ｧ::. /::: ,;r、_,.ｲ::::::::::::: 数や物資は王国中央であるハート市が
r ｲ:::: ,; ,;}:::: }:::i!::::::::::::
{ ｰ - 一 ｀` }::: ,; ,; ,;.,ﾒ:::/ }:| }::::::::::: 世界トップだろうと思うが、こと兵の精強さでは
}::::......_ /; ,; ,; ,;,Ｘﾞ:::/ |! 从::|!从
.｡s≦三三};, ;, ;, ;, ,, ,, ,, , ,, ;; ,; ,.ｨ'´:::: / ／ どうあがいても東部にゃ勝てねぇんだ。
.｡s≦ﾆ三ﾆﾆ三ﾆ!; ;, ,; ,; ,; ,; ,; ,; .｡s≦::::: /. ／ /
/三三三三三三三/≧=--=≦::::::: /. ／ ./ﾆ
. /三三三三三三三/三三/ ﾑ::::: ／ /三ﾆ
{三三三三三三三/三三/ ,.ｨ'"^ト。＿.｡s≦ ／三三 これが【大陸東部】の情勢ってやつさ。
|三三三三三三ﾆ/三三/ /................| .／ /三三三
|三三三三三三ﾆﾏﾆﾆ:/ | /|..................| ／ /三三三
|三三三三三三三ﾏﾆ/}. ﾚ′}._......＞'' | .／ /三三三三
|三三三三三三ｨf斥ﾆ/ /.....Τ | ／ ./三三三三三
- 1648 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:15:10.05 ID:OJZk2Dtr
-
┌──────────────────────────────────────┐
│ │
│ │
└──────────────────────────────────────┘
┌───────────────────┐
│ │
└───────────────────┘
┌──────┐
└──────┘
┌──┐
└──┘
□
/／: : /: : : : : :/ : : : : : |: : : : : : : : : : :＼: : : ＼: :＼|
／: : : :/: : : : : :/ : : : : : /|: :| : : : ＼: : : : : ヽ: : : :ヽ: : ＼
. /: : : : :.:′: : : : :′: /: : / :|: :|: : : : : :|:.:.| : : : /, : : :｜: : : :＼
/: : : : ___|: ｉ: : : : ｉ: -/┼/ ！ |＼ : : ┼┼: : : :./,: : : |: : : : : : :ヽ
: l∠二)从i|: |: : : : |: / :|/ : :| ＼ ｜:.| ＼: : |/, : : ｢又≧=‐┘ そして、その東部諸侯に従う
|: |: : Ｔ|: |: : : /|/,ィﾁ示ミ ＼ ィﾁ示ミ ヽ:|:/,: : :|//
|: |: : :l八|: : :.| 〃 _)::::::ﾊ _)::::::ﾊ ヾ |: :|: : :|/ 村落や少数部族が東部のあちこちに
|: |: : :|: 八: :｜{{ |/{:::j/| |/{:::j/| }}:/ : |! :｜
|八:.:.:l∧: :lヽ|:＼ 乂__.ソ 乂__.ソ ／／ ﾊ : | 散在してます。
/ ヽ| ∧ | : :＼{ ， ∠イ: :.:.:|i| : |
「＼ /ｉ:i:i:| : : 八 ---- /: : : :|i| : |
′ Ⅴ:i:i:i∧:: : ::.:ﾄ..,, V ﾉ .ｲ: : : : :|i|: ∧
′ ∨:i:i:i∧__: :.|:i:i:| .,_ ￣ _,. |:i:|: : : : ;i:i|/:i:∧ そのうちの１つが私達、
、 ∨:i:i:/ |:.:.|:i:i:| ｒ┴― ｒ―┴, :|:i:|: : :.:/:i:i:i:i:i:i:∧
／＼ ∨i:| |,:.:∨:l _|￣:::| | |::￣| ｜:|: :.:/||:i:i:i:i:i:i:ｉ:∧ タルバイン族になります。
/⌒ヽ Ｖ ｱ ｜: :.∨ｨ :::::--| | |--:::＼ ﾞｱ:.:/^ ￣￣＼ｉ:i:|
｛⌒ヽ_Ｌﾉ |-ﾟ｡: ∨::::::::::::| | |::::::::::::::/: :/ ､＿ ヽ:|
∨ヽ_〉 ｛ ﾉ ∧: :＼:::::::/∧ヽ::::::::/: :∧´ ＼
ゝ<ﾑ!＞ ヽ ヽ ,,_ ｀ヽ､／ / |
/ |!> i ｀ " ,_/ ≦!
／７ｧ ／ ヽ、Z
／／i､ NV / / V もうおわかりと思いまするが、我ら東部は
ゝ７/!ヽ V / ﾊ i l
// !、 i ,' / / / ヽ ヽ i l i ｌ 王国への帰属意識が四方で最も低く、
, / Vヽ! !_l__/ｊ_/ ', ｌ | | ! | !
. id ', | ﾚ!/ ﾚ｀ヾ !ｷ7i'"|" ! ,! ! そのため我らのように【留学】が強く推奨……
U ヽ ! |ﾑ､＿_,. ﾚ _ レ| ,ｲ /ﾚ
｀! | ￣￣ =＝ｲ /レ'
l ｌ ; /ﾚ'/"
ｌ ｌ、 (_7 ,. ｲ / _,. -イ ） つまり人質の供出を強制されているのでござる。
ﾍ l ｀ _,. イ/ / ／ ,ィ" ／
,. ､＿_, ｲﾍ ',￣￣i､＼/ / <ヽ ' >イ_,. .,＿
／ ＼:;:;:;:ｌ ﾍ ',＿,､ｊｌヽ i /＿／｣Lヽヽ" >ー---'
}´ ｀ヽ、 ヽ;:;:;i! ﾍ ｌ:;:;◯:;:;:;! i＿/:;:;:;:l｢:;:;:;> >!ニ ヽ、
| ヽ ヽ;:i| ! |:;:;:;:;:;:;:;l /!Vヽ:;:;:;:;:;:／／ ｀ー'
| ヽ ヽ! ﾊ !:;:;:;:;:;:;| /入＼＼／／
- 1649 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:16:13.94 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿＿
／: : : : : : : : : : : ヽ
/: : :／￣￣￣ ｀ヽ: :',
-{: : /------- ＼
,. : ´ : : : : :',: { : : : : : : : : : : ｀ : .､＼ そのため、王国中央の進んだ文化に浴し、
／: : :＞ --- :ヽ', : : ＞----＜: : : :ヽ
/＞. : : :ィ : : : : : : : : ´ : : : : : : : : ヽ: :} :', 親王国派になってる若手も多くて、
／:_:_:.／: : : : : : : : : : : : : : : :.｀ヽ: : : ∨ :ハ
＞.:´: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧: : : ∨＜! 東部でも軋轢が広がってますけどね。
／: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧: : : ∨: :＼
／: : : : : :/: : : : : /: : : : ｨ : : : : : : : : : : : : ∧: : : V: : : ヽ
,: : : : : : : /: / : : :/: :/: :/ i: :ﾄ,: : : : :i.: : : : : : |',: : : :i: : : : : :.
/.: : : : : : : l: :': : : /: :/: :/ |: :|. ',: : : :|: : !: :i: : ! ', : : |: : : : : : ', 助けていただいた御恩に報いるためにも、
/: : : : : : :_:_:i: i: : 斗:./-: ' ､ .i: :.! 斗:-┼: ト :|: : !: :! : :!_:_:_: : : : ',
ゝ＜ ￣ﾉ |: | : :i j/ j/ ', :! ＼: ﾄ､:! : !: :.「 |: : :|八 ￣＞ｨ 私達も今日から親王国派です。
i: : ^从乂j:∧: :.|ィf===ミ､ ヽ! ｨf===.ｧ. : ; : |ﾒi!: : |メ从^
|: : : : : / /:.|: ヽiヾ 泛zソ ゞ=ソ.: :/: : |:.:! : ;.:.:.:',
',: :ﾄ､: { /:.:.|: :.:ﾊ :::::.:.::. , .::.:::/ィ: : : : :!:.|: /:.:.:.:.',
.／ヽ!:.:.',:!,:.:.:.:|: : :込 . | : : : :/:.:j/i:.:.:.:.:.:i 男爵閣下、今後は私達も男爵閣下に
/:.:.:.:.:..:.:.,ヾ:.:.:.:',: : : :| ＞ ｀/ } ´ .イ .|: : : /:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.|
乂.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.∧ : : !―-r.:７ /=≦ ﾄ､|: : /|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.j 出来る限り従いますので、な、何でも
ー‐/:.:.:.:.:.:'／ヽ: :| /:./ ./｀: TT "´:}: |: :/＜_:.:.:.j´￣
{:.:.:.:.:.:/ ＼ノ ）' , --､}i{: : : : : jイ ｀ヽ お命じ下さい。
´ ￣ { ヽi / .ニﾐi=ミ.､: -:-:{‐ ´ ',
i | ′ ´ _ } ´}}: : : :.',. !
， .| }_ノ=彡: : : : : ', / |
', 从 ﾉ: : |l| : : : : : : :ヽ′ i
i ノ´ /: : : :|l| : : : : : : : : ',. |
/ / :， ＿
-‐‐-ミ / /{＿ iﾊ -‐ｧ冖 ¨ く
,:ｧ ´ ｀ヽ / / / | |＿ -‐ ∠ __ r' ⌒
/ { ＿ / / ＼| | ｀ 、 ﾉ
.′i|-く: ヽ/ / > ミ ＼ ／＼
┗○━┿f}ﾊ { .′ く⌒ ヽく ｢⌒ その、え、エッチなご命令でも全然構いませぬぞ？
{ 乂ﾘ / ！ } ｢ / 、 ` 、
、 _:/圦 {Vi√￣ / ハi }
＼/{‐i ＼ i{ l i/ {、 | _j_ |
./ } |＼ l| | | /} |_＼ l ´ | / :ｉ { ただ、やや子が出来た場合には
廴_圦 ｉ| | | -ｧ 爪{. Ⅵ! xミ_ / ﾉ/
}｢ ＼ ｉ| | |／≫=ミx }ﾉん } /／}/ 最低限認知だけはして下され♥
{{ ＼ l| | |: 《 iJ {ﾘ厶イ ′
}} ／ :iヽ| | | {ﾘ { ﾞﾞi゛ |
″ / ＼ﾉ | | | ﾞﾞﾞ ′人 {
／:、 ＼i| ｌ |＞:｡. r一ｧ ／| i 北方の勇士トローチ卿の庶子ともなれば、
.／ ＼ il {-‐{ ､＞‐{ V ｉ| |
／⌒ 、 :＼八 }: : :＼＼ _|___ト､} ｉ| 国許でも無碍にはされないハズでござる。
, ⌒ ､ ＼ ヽ ＼i{ : : : : Y´_ﾉ-‐ ￢ }八
./ ＼ ヽ. ∨ ∧: : : :_l: //ﾆﾆﾆ} } ′
′ ヽ '， ∨:ハ: ::（（//ﾆﾆﾆ7./
- 1650 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:16:31.50 ID:OJZk2Dtr
-
＿＿＿_
／― ―＼ 何か最近、王国でヤルオの名前が独り歩き気がするお……。
／ ○ ● ＼
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| ヤルオただの成り上がりものなんだけど……。
ヽ i⌒ヽ
/ λ ） つ づ く
- 1651 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:16:42.51 ID:OJZk2Dtr
-
. ',. . . . . . . . .` ､ | ﾆ', ___,,,...ｘく . . . . . . .イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::}
. ':,. . . . . . . . . .` .,_ { 彡 ___,.ｘへ７'⌒ .____ . ＼ . . . . } }: : : : : : : : : : : : : : : : : : : .}::::}
. ＼. . . . . . . . . . . .｀｀```` ' 彡⌒＼. .ｰ=ミく__ﾉﾉ^ . . . . . . .ﾉﾉ: : : : ／ : : : : : : : : : : : : /:::;′
|＼. . . . . . . . . . . . . . . . . :, 彡､.__ . . . . . ｀¨´ . . . . . . . .ヾく: : // : ＞― ‐=ミ: : : : :/::::/
',::::` ､ . . . . . . . . . . . . . . ..:、 ノﾉｈ､.,_ . . . . . . . . . . . . . . . . . ｛: :／ . . . . . . . . .｀''＜::::/
ﾞ:;:::::::`::..., . . . . . . . . . . . . `、 ｀＼ . .ヽ . . . . . . . . . . . ∨ . . . . . . . . . . . . ＼ ＼
＼::::::::::::::`～ ..,,__ . . . . . ﾞ＼ ). .) . .} . . . . . . . . .∨ . . . . }} . . . . . . . . . . ∨ ∨
ﾞ' :;::::::::::::::::::: ￣＼ー=ニ＞ .,_ 彡く __ノﾉ . . . . . . . . .} . . . . ∥ . . . . }}. . . . . .∨ :∨
`丶::;;_::::::::::::::::::＼. . ＼ニニニニニ｝厂. . . . . . . . ./ . . . . ./ . . . . .∥ . . . . .ﾐ.V: :∨
￣ Τ :⌒ : :＼ ＼二二ア::⌒｝ . . . .___ ノ .{ . . ＞――ｎ､ / . . . . . .ﾐ. .∨ :∨
＼: : : : : : :＼ ∨:::/:::::／. . ／´￣ . . ./ィi/////////＼ . . . . ﾐ . . { : : :
)＼_)＼＼＼＼ ＼ : : : : :ﾉ} {::::::::::/. ./／ . .____ ﾉ ///////////////＼ . .ﾐ{ . . } : : :
＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ｀¨⌒ | {::::::::ﾉ. . { . .／´￣ . .|/////////////////＼ﾐ{ . . } : : :
＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨{ | ｰ''"´__ノ . . . .ィ'゛ . .＞-‐―――‐- ＜//////Λ . } : : :
∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨{ Ｌ彡'｢⌒ ｰ=''／´￣ ＼////Λ .} : : :
〈:i:i:i:i:i／⌒＼:i:i:iＫ { . . . . ／／ ／ ＼ V////}.ﾉ: : : :
|＼_/ ＿ ∨:iく ノ:{. . . ./／ ／ ＼ ∨/ノく : : : :
―――― ｣ ､_／:::::::ﾉ￣ ＾Y:i:iｋｉ(´. . . . . ./ / | ｜ i ｜ | Υ ⌒ ヽ: : : : :
∠ /ｲ : : : : :｢:::::]└― く _ﾉ:i:i:i:i＼___ . . / | | ｜ | ／ ｜ | {(⌒Y )} : : : :
. /// |∨i:i:iｲ : : :. :.｀Τ≧ｰへ ｝:厂 ∨:i:i:i:＜＿_′ .| | ｜ |／斗==ミ | 乂__彡八 : : :
{// |i:i:i:i:i:ｉ| ＼:. :. :.Λ Ｙ＿,ﾉ /Λ ∨ﾆ／:::: ｜ | ―|--八 ﾉ ／ん :::: ﾊ | ／⌒ヽ::イ::::::＼
{/ .|:i:i:i:i:i:ｲ /} : :＿_Λ ¨¨ // } /ニ/:::::::::::｜ | ｘ===ﾐｘ __)/:ﾉ| |,′ }::::|:::::::::::::＼
∠ Ｌ:i:i:iイ /}／:::::::::/`'ー‐く ﾉｨﾆﾆノ:::::::::/ 八Λ |Λ )::/:ｉ 乂::::ン |{ / ::::|:::::＼:::::://
／::::::＼ ＼/ﾍ_＞:i} ／::::::::::::｛ニ｛______彡 {(十)):::::: / / | 乂ン r―― ノ ／`ｰ――‐┐//
｛:::::::::::::::::>イ| r ㍉ /{―＼:::(十):｝＞ｰ---=彡乂_______彡く | | | 乂＿ ---く::::/〉
/ ＼:::::::｛ﾆ{八 ｰ_／:i:i＼ /｀¨７¨7¨ --个ー {ﾆﾆニ∨ | | 八 |＼ Τ⌒＼___ ｰ--く://
Τｰ (+)ﾆ{ ＞-ミ-く＿{ | :::| }:: ∨ﾆニ.| ｌ |ノ 个 ￣ ／く:.:.:/＼___ア⌒＼__ﾉ/
／ /::/ ⌒ｧく/:ｉ:ｉ:i:i:i:i:, ‘, ＼:::::| }::. ∨ﾆﾆl / /| | }ｉトー=／ ∨:.:/:.:.:|:.:.:.､:.:.:.ﾉ
,,,,{x-ﾐ{::/ ｛ {:i:i:i:i:i:i:iﾉ :} ∨| 从 ∨ニ＼./ / | |___ﾉ:./ く:.:/:.:.:.:|:.:.:. 厂 |
:i:i:i:i:i:i)):ト __人 .｀ｰ＝彡 ﾉ }ﾄ .,___ノ::::::`''ｰ-＝=ミ＼ ／ / // :| />-l / ／/⌒Ｌ:.人:.ノ 八
⌒ｰイ ト ___人___ ＼＿,彡 ﾉ { 从::... ／／ﾆ/ /＿＿.彡ｲ{__ / / / |:.:.:.:.:.:.:.:.:.}八 ＼
乂{ ７へ__＿＿／ﾆﾆ＼ ＿＿ ／⌒＼乂彡＾Y__｀＞=／／ニニ //＼__／ 人 {.// / :|:.:.:.:.:.:.:／ ＼
乂{Ξ }ニニニニﾆ} ｛二／⌒ ｀¨'｢ニニ二／／ﾆニ／ // ／ /^く__>/ / Λ｛:.:.:.:イ | ＼
¨⌒''＜ニニニニﾉ に／⌒ lニニﾆ/／ﾆニ／ ／./ ￣￣,.ノ〈 ７ /Λ/:.:.:.:.:.:.: / / | }
｛＿_,彡 |{-___-}_____}＿ ｛ -‐ ﾉニニ/ ﾆﾆ／ ／ // ￣Λ___| |_____ﾉ:.:.:.:.:／__/＿／￣｀＼__
７Ξﾆ=-|{-___-} /´ ｛＿ く／⌒＼_彡⌒^'～ニ／ ／二// / ／ |:. Λ| ∨:／:.:.:.:/::::::::::::::::::::::::::::::／::::
/Ξﾆ=- Λ＾＾＾ ∨ ＿ノ⌒ ｝ 二/／ /:¨¨¨// /／／ / |/}:.:.八 ∨:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::: ／:::::::::
{Ξﾆﾆ=- }＼___彡くΞΞΞ}__ //二/ //: : :. :.{/ / ／ ／:::::{:.: ][:.＼|:.:.:. /{ :::::::::::::::::: ／:::::::::::::::
ア⌒＼ / └=ﾆΞΞ／⌒ヽ 〈___／]: :{: : : : :..:/ / / ／:::::::::/:.:.:][:.:.:.:.:.:.:./{:.:ーへ:::::::::::::::::::::::::::::::
. / ∨ ⌒∨{ } -=Ξ７{ : : : : : : / /Λ /::::::::::／:.:.／:.:＼:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:. ∨￣￣:::::::::::::
_{ ﾉ / ＼ ｲ{ -=ﾆΞ/人＿_____ { ｛ ∨/:::::::::/:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:::::::::::::::::::::::::
＿
／⌒¨¨´ 〉
／ / ,． -─‐-ミ
／ ／ /)_ -ｧ'´￣ ｀丶 王国の平民というのは幅広いです。
／ ／ 厶ｲ ／ / | | ＼ ＼
/ √ / _. 斗-─-ミ j＼ ＼ |
/ | ′ / -=Ｔつ笊ヾﾉV )＼ }＼ | |
. | | | | ゝＬソ ／汽ﾉ八}∧ﾉ .ノ 厳密に貴族とされるのは爵位持ちだけですが、
| | |_＿|＼..L ｀｀｀ ゝﾟ〈 / ∨
| |[⌒| |＼ __ } , 爵位の継承権を持つ者は実質的に貴族として
| ＼ |＼_|: ‘, 人 ′
| ＼ .トミ | ‘, .ﾍ ＼ , 扱われることが多いようです。
＼ ∧ ‘,: : : . . . .＿__/ ∧ ′
＼ ＼ ＼ ∧ '､: : : : :√ | / | | |
＼|＼ |＼ ∨ ∧ ＼ { ｜' | | 人ﾉ
＼ | ＼ |__{_ ＼＿_＞xﾍ ,ﾉ ＾7 /／ また、貴族の継室も同様に貴人として扱われます。
＼ ,､＜.:.:.:.:.:｀丶､ 〉く｀`'┬＜／
／ ｀丶､.:.:.:.:.:｀ヽ／i:i:ム.:.:.∨ ＼
√￣￣＼ ＼.:.:.:.:.:.:＼┐i:}h,__∨
{ ＼ }.:.:.:.:.:.:.:.:＼／〉 ＼ ,ノ|
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ }＼|
V/ ∨/.:.:.:.:.:.:.:/￣￣~＼ ,ﾉ.:.:.:Y
- 1652 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:16:54.50 ID:OJZk2Dtr
-
く /
人_人_人_人_ ／二二ニﾆ＝==ー―‐‐' ノ 働 お ＞
（. //´ ヽ け ら ＼ ＿＿＿__
な 手 （ // 〉 働 ｜ / ／ ＼
| を （. // ＿＿_r冖‐､＿_. } け ｜ ゝ ヽ
| 休 （ // ＿∠-―‐く_/二ゝ―' ノ ぇ | / ,人/ ヽ
| め （. ヽニニr彡_,ィ_ミ､ {!＿_｝ く // っ 〉 ､ﾌ / /＼ Yﾍ
っ る ( ｛Ｖ∠ノム}ミ=- }! } ヽ ・・ /.', 、 Ｚ r' , ＼/ ヾ.ヽ
/ ｀ｺ匸e] L)ミ j}´￣} ） ( ', ﾐ _} （、 ｛ 爪_ / /}i }
⌒Ｙ⌒Y⌒´ ,r=ﾆ二¨ ＼=ｲ/_{=ｧ＼∠ゝ- ｲ ⌒V⌒Y＼/⌒ ﾄﾐ _｝ {_＼{_(ｲ_｡7∠ィiｌﾉ-
ｨ三/´ ｀ヽ､＼三彡' ヽ } ｛ {.: .:::::::::::∧kｰ-＜｡≧⌒ミ ｛ｌ|ｌ!ニ,
＿r‐ノ⌒´￣ _ﾐ} } ｀丁´ / / / ―==rニ) ＼,ゝヘ.::::::{ ヽゝ 彡^ r_j__ｨ ィ ,l|||三!
,ｲ/´ ノミ}｛ ｛ 厶ノ-‐' ,, 辷} ーr‐' .:::::ヽ }ﾄ、 ヽ‐--= ´/ ,i|l|l三|
_,イ{l{ ヽ― ´＿,≦三ﾐゝ＼__廴__/ .r{{‐y‐ｧ' / ヽ .:::::::::} l|ｉ! 弋三- ´/ ,|ｌ|l|!厂}
/_圦,ゝ-―￢}丁´ ｀￣￣/ヽ=ｲ rゝイ ｛_ ｨ' ／＾) .:::| `ｌ|ｉl、,ヽ‐ ⌒´ｉ|ｌ||ｌiィ /
厶}_,. -r-i_ / ／ ／{彡廴彡｛. ￣ヽ.:::::| ヾｉ|ｌ|ｉ|l||ｉ|l|i|ｌ|r'／／
＿//＿廴} ＼_ / (_ィヘ/＾}＿__} ∧.::{ ミミ'弍二二二／ ／
r仁二) =-､〈＼＿Y { ｲ∨ {￣＾＼_ ーヘ＞. ミミミ|彡彡´ ／＿
／二Ｘ＾＼ ヽ | } ー' } -r‐-ｲｰ＼_r￢―=rっ ｀ヽ､ﾐミミ}彡彡 /:::::＼
／ｰ=イ＼＼ } | / ｰ/ ＼=‐} ｨｰ{ //ﾐ) ｀ミミ{彡 /:::::::::..
／ ,／ ｀ ｀rz彡､＿_ゝ-― ´￣て /-=/ }=‐つ〉 ｰ'ｰ' ＼ ｛:::／＾)
}i:/'´ ＼
／ ヽ､ ＼ ヽ
/ | Yﾍ ヽ :. ヽヽ } そして、それら以外は基本的に全て平民です。
／/ / : | | ,,.ィ⌒ } ', ｌ⌒ヽ } } :| Ⅳ
/ { / | | ,.ィ´从ﾊ / }/ｌ_ﾊ 从八 ﾊﾉ＼
,′ Ⅳl :| |／,jI斗ぅう弐 ん)心=-Ⅳ∧ `Y
,′ lヽ乂ﾊ :| -=ﾆf乂zzツ ゞ-ﾟ',ﾊ ﾚ ‘， } 他に奴隷も居ますが、奴隷と平民の区別は
,′ ﾄ､ {∧ __／)‐‐､ー‐'ﾞ ゝ｀¨ ', ヽノ
| | ＼{ // ／ ／ ' ' ' ' ' ' .八 ', 人別帖（戸籍）に名前があるかないかで、
| :. ',ｰ{ { { / ／二⊃ __ ,.:' ハ }
| ヽ Ⅵ Ｙ ﾚ' ／ ‘‐’ ／ :| 乂 一度逃散するともう区別が付きません。
| _」..,ﾍ ＼s｡ __／ﾊ :| 从
Ⅵ＼＞-=く::::::::| ＼ ヽ ／ ./::i ,:｀`ヽ､{
／⌒ヽ ＼:::::| ハ }､ /:::::i ,'::::::::::::/＼
../ ＼. ＼|: /￣｀`丶､ ,ﾊﾍ /::::::i /:::::::::::/ ＼ 実際、マスターもその元奴隷ですし。
..| ヽ | / ＼/ ∨::::::j /::::::::::/ ／⌒ヽ
..| Ⅵ / //::::::::/ /::::::::::/ / Ｙ
- 1653 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:17:06.63 ID:OJZk2Dtr
-
／ ／＾＼＞＜ ,. -─…‐-ミ -‐……‐-ミ
／ ／::::::/￣::::::::|'´ ＼
／::::::::/::::::::::::::::ﾉ ヽ
|::::::::／::::::::::／ ／ ／ ヽ `､ その人別帖にしても完全なものではなく、
/ ＼::〈:::::::::::/ ／ ／ ／ー} | | :.
/ /＼:::::::/ ／ ,.ｲ / j ,: ,: } 基本的にムラ単位、部族単位で管理され、
/ | /￣/ / / _/|＿|__＼/＿ / _/_ / /
./ :| / / /'´厂/ム斗rtぅミx / ,ィ矛'´ / ./ ムラオサや族長が「こいつは平民」と認めれば
八{ /{ / -=≦Y´ {＿ノY ／ {fﾘ ／ ／
/ ∨ { / | ｀ﾞ' 乂弋ﾘ ゞ' }ー‐イ 平民となると言って良いいい加減なものです。
: / / /＼/ / ´￣｀ > ﾉ /
: / / / ﾒ､ -‐ イ /
/ / / / ＞s｡ / /
./ / / / ≧=- -イ 要するに、「税を納めているのが平民」なんですね。
. / / /＼ {У ／____
'´￣｀` | / ＞-=ミ ／ ／＜ ＼
. | |／:::::::::::::::＞'" ／Vﾑ ', ＼
. | /::::::::::::::／ ／＼ Vﾑ ', ヽ
. | {::::::::::／ ／::::::::::〉 Vﾑ :, '.
- 1654 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:17:19.92 ID:OJZk2Dtr
-
／ l ｀ ＼
./ / / l | } .} ヽ ＼ ヽ
{/ / ム斗孑十‐ミ ハ :| '. ヽ ﾍ 税を納めているという事は、その地域をシメているボスの
{ / ／∠∠__ / /｀ / Ll_ }.:| ', ﾊ
Ⅵ / 7¨f^7_爪≧x' ／ ソ ∨ | } } :|l: '. 利益になっているということです。
|＼{ ./. 弋zzツ 扞ミx'_ノ ハﾊ 八,ﾊ
| Ⅵ ｀¨¨´ .{ツ /ムイ ﾉ´
,ハ ﾑ > ¨´ { ',
＼',. ﾑ rっ ﾊ ヽ 当然、ボスにとっても大事にすべき自分の資産になります。
ヾ ∧ ｀´ ｡s( ', ヽ
＿ハ .∧ _ ,.ィ´ |: ', ',
ﾏ， } ', /≧=彡 l | |: }
::ﾏ， i }＼} ､-､ / j :j :l 利益にならないその他と扱いが変わるのは当然なわけですね。
::::ヾ､i | ,ヘ ',:::`＜ / / ,.ｲ ﾘ
:::::::::/ |/lllllllﾑ }l:::::::::`/ /／ } / これが【平民】と【奴隸】の違いになるわけです。
:::::::/ xヘllllllllﾊ}l::::::::/ X´ ﾑイ
::::ムｲ ﾊﾍ }三ﾑ }l::／ ／ ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ } ∨
- 1655 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:17:34.00 ID:OJZk2Dtr
-
＿
/￣＼ _,. ---─-＜ _|_
/ ヽ-ミ ＼:::)
/ }:::::} ＼ 本編では【賤民】という存在もでてきていますが、
/ | / ¨´ ハ ヽ
| | / / / | /⌒ヽ '. この【賤民】と【奴隸】の違いは、飼い主がいるか否かだけです。
／ | | / | | ‐/‐A､ | 斗 | l|
／ | | / | ィﾁ≠ミ :| ,｡z j ,ﾘ
/ /人 | | 乂ツ fﾘ小' ./＼
. // ゝ | |ﾊ ' j/ ／ ＼ 【奴隸】はその主人のために働く存在ですので、
{ { | ﾄ､ r､ - ／´ ＼
| | ', ｀ | .|_／{ 支配者層にとっては【賤民】より価値の高い存在ですが、
＼ '. λ ∧￣xくヽ/ )＼ }
＼ ＼ / ＼ ゝ{ 〉〉} {＼ ＼ ／ 支配者層にとって【その他大勢】である事には
`ー-､ / ｀¨¨ﾊ￣ ハ } }ヽ ／
) } ／'. ∧｀弌s｡.,_ﾉ／ 変わりありません。
/／/ ／ ヽ∧::＼ }`弌s｡
／ / ／ ＼ ＼〉::::::|､ ヾiiﾑ
/ ／ ＼,.｡o≦:::::::::::}∨ 寸
{ ／:::::::::::::::::::::::::l ， 奴隸の所有者というのは、いわば身元引受人でもあるわけです。
'. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::l ’
＼__／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ ＼
}::::::::::／＼::::::::::::::::∨ ＼
- 1656 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:17:43.93 ID:OJZk2Dtr
-
／ 乂i:i:i:i:i:i:ｿ'´ ´｀`丶､ { ／__ ＼
／ ≧=≦- ＼ィ´i:i:i:i:ヽ 丶
_彡'´ / ＼ {i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ ,
ｰ=彡 ／ / /| | ヽVi:i:i:i:i:i:i:リ ´
／ / ／/ /`| | ヽ ＼ ∨≧==≦＼ : , そのため、誰かが罪を犯した場合、
/ / / ／ / / │ | i ´, ', i | ＼ ＼ i ′
/／〈 /,.イ_⌒ト / j ,八 i ', Ⅵ :| ∧ ∨| | その裁きを行う支配者は今述べた通りの
./ V| |{i＾ト:く // ｀弋 '. |:| 从 / ∧ Ⅵ :|
从/{ 乂ｼ ／' 斗=ミ ﾟ。 } j | 从 / ∧ ﾞ|i ﾊ 優先順位で判決を下します。
, /八 しィ心､ / ,小 /＼ / ∧ |i //,
/ ゝ ′ ゞﾟ' ／ ／ |＼〉 ＼ / ﾊ j{ /,
/ ／ ,.＼ 、 ｰ=≦_彡ク ／⌒＼ / / ﾊ j{. '/,
/ / ./}:::::::ヽ_ -= | /＼ / /ヽ | |i | 貴族と平民なら貴族寄りの判決を。
/ / { {::::::::/ ∧___／j{. /::::::::ヽ / / | |i |
/ :{ ∧}::::::∧/i:i:| j{ ,::::::::::/⌒＼／'´ .| |ﾊ 平民と奴隸なら平民寄りの判決を。
{ 乂 ﾘ:::::,′ﾉi:i:ﾍ／ j{ ,::::::::::/ ／} ﾉ,ノ | ,
乂＿ ∨:::::| /i:i:{ /| ,::::::::/ i ／'´ j / 奴隸と賤民なら奴隸寄りの判決を下す訳です。
｀Y::::::::| /i:i:i:|＼ /:j ,:::::::/ ∨ ／ ／
. 从:::::::{/i:i:i:i:| /／ /::::::/{ , ー=彡'´
. 圦::::::Vi:i:i:i:|ー=彡ﾞ::::::/ ∨ ′
ゝ::::∨i:i/:::::::::::::::::::::{ ＼ , まぁそもそも貴族は判決を下す側であって、
| ､::∨≧s｡:::::::::｡sヘ､ }ヽ ′
| ∧::∨:::/::::::::::::::::::::::`ｰ'::ﾊ , 平民と同列に裁きを受ける側になんか
！ ﾍ:::∨::/::::::::::::::::::::::::::::{ '. ′
/ ,ﾊ:::∨::/:::::::::::::::::::／::｀ヽ'. , 普通はなりませんけど。
/､ 〉:::∨::/:::::::::::::::::::::,ィ升ミx ′
/ `ー∧､:::∨::::::::::::::::::::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾐs｡. ´,
〈 ∧≧s｡::::::::: :,.イニニニニﾆ彡ヘ ´,
／＼＿＿_/ Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱニﾆﾆ彡, '，
// ／ / }ミニニニニニニﾆﾆｱﾆﾆ二三彡, ∧
|/ /´ __/ }ﾆミニニニニニニｱﾆ二三三三ﾊ ∨
{ { / /７ ﾊニﾆミニニニニアニ二三三三三, ∨
＼)／‐′ ハニニニミニニアニニ二三三三三, 〉
- 1657 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:18:02.37 ID:OJZk2Dtr
-
／ l ｀ ＼
./ / / l | } .} ヽ ＼ ヽ
{/ / ム斗孑十‐ミ ハ :| '. ヽ ﾍ
{ / ／∠∠__ / /｀ / Ll_ }.:| ', ﾊ 更に、同じ階級同士なら公平に扱うのかと言うと
Ⅵ / 7¨f^7_爪≧x' ／ ソ ∨ | } } :|l: '.
|＼{ ./. 弋zzツ 扞ミx'_ノ ハﾊ 八,ﾊ それも違います。
| Ⅵ ｀¨¨´ .{ツ /ムイ ﾉ´
,ハ ﾑ > ¨´ { ',
＼',. ﾑ rっ ﾊ ヽ
ヾ ∧ ｀´ ｡s( ', ヽ 同じ平民でも、納税額が高額とか保有する技術に
＿ハ .∧ _ ,.ィ´ |: ', ',
ﾏ， } ', /≧=彡 l | |: } 換えが効かないとか、無視できない別の有力者に
::ﾏ， i }＼} ､-､ / j :j :l
::::ヾ､i | ,ヘ ',:::`＜ / / ,.ｲ ﾘ コネがあるとかなら普通はそちらに配慮します。
:::::::::/ |/lllllllﾑ }l:::::::::`/ /／ } /
:::::::/ xヘllllllllﾊ}l::::::::/ X´ ﾑイ
::::ムｲ ﾊﾍ }三ﾑ }l::／ ／ ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ ∨ その代表がムラオサとか族長とかの平民内のリーダーになります。
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ } ∨
- 1658 ：とねりこ＠◆AXHRLJP1Xw ★：2025/11/15(土) 22:18:16.08 ID:OJZk2Dtr
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ィ⌒＼ ／⌒丶、
／ / ＞:=ミ. _＿ _＿__ _ ..,,, __＿,. ‐=＜,_ ヽ
. / ; /:.:､ノ.:.:.:.:∨´ ｀´ ｀ヾ(:.､ノ.:.:.:.'.＼ '.
, { {.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ＼ 'ﾍ.:.:.:.:.:.:.} '. '.
i 八 ゞ:._:.:厶 ' ＼ﾉ廴:ィ '. ' こういった平民のリーダーと
| { '. Ⅵ/ ハ ヾⅣ′ }i i
| ' '. У , / ﾄｖﾍ ､ ヽ ＼ }| | 貴族の違いっていうのは、
| ′ ！ /〃 / , / /, | | i }i } '. ﾘ |
｜ / Ⅵ/ ｲ / ハ ,/lﾊ i | | | ハ /| } ﾄ} / | 言ってしまえば爵位の有無だけです。
j〃 }i / i_{__土工工ハ{ /j「工工土厶,. , l /' |
. 7 八{ `ド代で'ﾊ7ヾ ﾍfで'ﾊ7):／ /}/ / |
, / ＼{＼ 丶 `ﾆﾟ' `ﾆﾟ' ,厶 ィ | ′{i |
i / . .:i : : ﾊミｒ`' ' ' j ' ' ' /:.i |: :i: .ヽ, | 複数の村落や大規模な群れを率いる
| { . : ｉ: : :| i: .|丶 _ _ ／|: .i |: :i: . ': . |
| .: j . : ｉ: : :| i: .| ＞ . . ＜ |: .i |: :i: . ｉ: : | リーダーの持つ力は、もう貴族と遜色
| .:iﾊ |ｉ . : ｉ: : :| i: .| _rf{≧ - ≦入__ |: .i |: :i: . |: : |
'. N＾Ⅵ . : ｉ: : :| i: .|=ﾆ|{ ＼ ／ ｉl:.＼|: .i |: :i: . |: : ; 無いわけですから。
ヽ { |ｉ . : i :ィｉ! Ⅵ: : :|ｉ >:< ｉ|: : :.|: .ト､{: i: . j厂} ′
＼ {i.:＞ ´ }ﾊ i| : : |ｉ ∧::∧ ｉl: : : |: .厂≫ｘ _／ /／
. 入 /ハ {: : :.|i／ }={ ＼_/,: : :/ /: : :{ { ハ /′ そういうのはもう貴族予備軍なんですね。
j ヽ //: : :＼: :.{{ //∧ 〃.: :厶': : : :ﾍ V '.
. / ∨/: : : : : : : ﾍ∨///∧//: : : : : : : : : :} { |
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