【R-18】やる夫が憑依したり転生するようです　その５５

4149 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:17:05.18 ID:TEbFQt9x

／ヽ
　　∧　､　/ヽ.
　　..∧　∨　l|.　　　　　　　　　　　　　　 数字に表すと　木の枝の魔力許容値が５
=x、 .∧　∨〃
∨|}　 ∧ノ Y　　　　　　　　　　　　　　　 やる夫がならば様子見で３まで流すか
∧/　 ／＼'z,
／ .／　　　.>＜ミﾍ,　　　　　　　　　　　 ３を流し込むために力みで+３魔力が流された
. ／　　　／　　　｀＜ゞヽ,
' 　 　 ／　　　　　　　｀＜ヾ　　　　　　　 枝には魔力が６注入されました
. 　 ／　　　　　　　　　　　｀ヽ
. ／　　　　　　　　　　　　 ／
'　　　　　　　　 　 　 　 ／



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　／＼　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　く #:.　 ＼:_＿_〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／:.∧　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　＼＿∠＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈＿/　.:〉　　｡
　　　　　　　 　 　　 　 　　 　 　　＼＿/
　　　　　　　　　　　　《〉　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 おぉ許容値を超えさせてしまうとは情けない
　　　　　　　　　　　　　　｡　　　　　　　　　　　　　　　　|￣＼〉
　 　 　　　 　　 ＼〉 �U　:. ‖ 　 　 　 　 　 　 　　　 　 Ｌ_／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木の枝は耐えきれず爆散してしまいましたとさ
　　　　　 　　 　￣＼｜　 ､从_／　　ﾟ
　　 　　　　 　　 　　‖:.⌒　　.:⌒)､／　　o
　　　　　　　 　　　　|! .:|!　　　　　.:⌒)‖　　　　 　　ｒく￣〉　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　∧ l!l　.:‖从　　　　:　从_　　　　　　Ｌ／　　　　　　　　　　　　　／: : :.,／￣＼
　　　　　 　　 〈　 i!l|　.:,|l⌒:.､_从　　　::⌒)､　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　／￣￣＼　　.:: :〉
　　　　　　　..:┴: l!l| 　.:⌒≫―(⌒:.　　　,;:从　　　　　　　　　　　　　　　 　 くミ:;　　　::: :.,＞.／
　　｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀　ﾞ''　　｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀　ﾞ''　｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀　　｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀　ﾞ''　｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀　 ＼＿＿∠／'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《〉

4150 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:20:12.07 ID:TEbFQt9x

　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼　　　　　　　少女を起こさぬよう
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　　　風魔法のサイレンスを唱えておかなかったら
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、　　　　この騒ぎで目を覚ましていたかもしれないわ
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!


　　　　　　＿＿＿
　　　　／　　 　 　 ＼　　　　　　　　しかし魔力による制御が杜撰過ぎて
　　 ／　　　　　 　 　 ＼
　／　　　ノ　 ヽ､_　　　 ＼　　　　　 木の枝すらその性能を引き出しきれないとは泣けるぜ
　|　　 （ ●）　（● ）. 　 　 |
　＼ ｌ^l^lｎ__人__)　 　　 ／　　　　　魔法も複数の種類を使いまくって
　 ／ヽ 　 L⌒ ´
　 　 　 ゝ 　ﾉ　　　　　　　　　　　　 早急に制御の感覚を掴まねば

4151 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:23:04.20 ID:Xibfi6Q/

チャクラコントロールや！木登りか…

4152 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:23:48.27 ID:TEbFQt9x

　　　　 　 ／ ￣￣ ＼
　 　 　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　 　 ／（―） 　（― ） 　 ＼　　　　　 あ〜俺の馬鹿魔力に耐えられる武器があれば
　 　 |.　　（_人＿）　　　u　|
　　　＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／　　　　　 話が早かったんだが……
　　 　 / 　　　　　　　　ヽ
.　 　 /　l　　　,/　 /　　 i　　　　　　 そりゃ高望みが過ぎるってもんか
　 　 (＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　 　 ／　　／　　　___ ,ノ
　 　 !､＿__!､＿_＿＿_つ



　　　 　＿＿＿_　　　　━┓
　　　／　　 　 　＼　　 ┏┛
　 ／　　＼　　 ,＿＼.　 ・　　　　　 あれ……待てよ
／ 　　 （●）゛ （●） ＼
|　 ∪　　 （__人__）　 　 |　　　　　　初期装備でも自分の魔力に耐えれるのあるじゃん
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　そう転生したてのニューボディー
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

4153 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:25:28.28 ID:TEbFQt9x

　　　　　 ＿＿＿_
　　 　 ／　　 　 　＼
　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　 もしかしなくても剣戦闘Lv３ある癖に
　／ -=・=- 　　-=・=-. ＼
　| 　u ,　 （__人__）　　U　|　　　　　魔力で単純に強化した肉体から放たれる
　＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　/　　　　　　　　　　ヾ_ノ　　　　 ただのヤクザキックとかしたほうが強くね？
　/rｰ､　　　　　　　　　　　|
/,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|



　　　／￣￣￣＼　　　　　　　　初期装備がお約束のひのきぼうとかだったと考えたら
..　／ ／ 　 　 ＼ ＼
／　 （●） 　（●）　 ＼　　　　　スタートダッシュ考えるなら
|　U　　（__人__）　　　　|
＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／　　　　　格闘術にLvを振っておくべきだったじゃん
／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

4154 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:27:33.54 ID:qy7f/Ad/

吸血鬼ガチなら血濡れになれるし取ってそうやな

4155 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:28:59.35 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　 ¨¨¨¨¨ 　 、
　　　　 　 　 ／　 ｉ ｌ! |　　　 　 ＼　　　　　鑑定というチートがあっても
　　 　 　 　 ′u | | |ｌ !　　　 　 u. ヽ
　　　　　 / 　 　 ! 　 （___人___）　　 }　　　　その鑑定を使う頭がやる夫なせいで
　　 　 　 i　u　　　　　 !ililililil|　　　/
　　　　　 !　　　　　 　 {ililililiﾉ　 ／　　　　　転生の間での完璧なビルドだったという決め台詞が
　 　 　 　 ゝ　　　　　　　 　 イ..ノ}
　　　　　　　　 7　..ノ}　 　 　 !　ノ　　　　　完璧なビルド（笑）だったという事実に思わず崩れ落ちたお
　　　　　　 　 /　　.ノ　　　　 |´
　 　 　 　 　 /　　　　　 　 　 |



.　 　 　 　　_　-――-　_
.　 　 　 　´　　　 　　　　｀　　　　　　　　よかった探しで
　　　／ ＼　　U　　　　　　＼
. 　 / 　 　 `ー　　 `ｰ'´￣｀　‘，　　　　 そうだ素手で殺した感触とかいやじゃん？
　　{　　　三三　　　三三　　　}
　　‘，　 　 (＿_人＿_)　 　 Ｊ/　　　　　 というか剣でもいざやれるかわからんのに
　　　＼ ｕ　　　　　　 　 　 ／
　　　　 ｀¨７　　 ￣　　　 ‘，　　　　　　 いきなり素手でなんて自分には無理無理と割り切れた頃、彼女は目覚めた
　　　　　 /　　　　　　　 　 ‘，

4156 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:31:33.99 ID:KYwRSYSd

やる夫がプリースト、サマナー系の後衛職なら剣より杖、メイスの方がシナジーがあっただろうな
魔法強化や打撃武器の方が使いやすかった
剣、光魔法のビルドで聖騎士方向にのばすなら重装系、乗馬、弓も欲しくなるし

4157 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:32:54.25 ID:TEbFQt9x

ゞ;:.;;''/ /!ヾ;;ゝ;./;;:.ゞ:|iii::::| 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::ゝ:.ヾ;;'ヾ;:;;ヾ::ゞ　/;;:::/ 　 　　|il::
;;ヾ;;/ /! !::.:':／;;ヾ:ヽ;|ili::::|　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./;:';ヾ:.ゞ:;:ヾ:.ヾ,, |　./;;:::/　　　　 ｲ;::
;:／／//￣　ヾ;;'';ヾ::.|ii:::::|　　　/''"''"ﾞ;:;;_;::;/ヾ;;:ヾ:ヽ:ヽ;;'ゞ:〉;;ヾ';;:::::ｆ　　　／::ｲ;;::
ヾ;;ヾ;.{ {ヾ;ヾ 　 　 　 }ili;:::|　　/　　ゝ;;ヾ;:,ヾゝ　ゞ;;:ヾ,,　|il:ヽ;;:::::::::::::!　 ／::／ |ii:::
ゞヾ;ヾ{ {;:);:）ゞ　　　ヾili::;;;7 ./　　　　ゞ:;ヾ;;ヾ　　 ゞ:;;.ヾ|il::::ヽ;;:::::::::|／;;ゞ;ヾヾｨ;:::
ゞ;'::ゞ//,,._　 　 　 　 }lii:::::ﾚ'　(;;ヾ:.ヽ 　 /ヾ;:'ヽ;,.._　　　|li!::::::|ili:::／:::rー''ン ィ;;::::
;;';.ゞ//ゞ;;:.ゞ:ヽ 　 　 |lii／　ゞ;;',ゝ;:ヾ　∧::ヾ;;:ゝ;;);:ヾ 　|lii::;;:::}／:::∠ -;;ヾ;ゝ.|;;:/i
;:.:ﾞ;'{ {:;.ヽ,_　　　　 　 ﾚ　ゝ;;ヾ:.ゞ;;ゞ:ヾ　 |::ii|ゝ;;:);:;ヽ,,_　}ili:ﾚ'";;_;;;;;_::ゞ;;ヾ::ゞ |;/iili　
::.';//;:;.:ヾ:.ヽ　　 　 /;,;.　　　ゞ;;';ヾ;ヽ 　 }::ii} 　ヾ;:.>;;);;ヾ,._;;;;:::f::.:..|　　　　　 |;|ilil:
／/ゞゞ;);'':ゝ　　　/　ﾉ:.:.:.:.:.:.:）　 /　　　|::ii|　 　 ヾ;:;):;;ヾ;;ゝ::::|.:.: |　　ﾉ;ヾ:ヾ|;|iil::
／ゝ:.;;ゞゞ;:;ヾ;;ヾ:/　　''"'''"ﾞﾞ　 ./　 　 . |::ii|　　　　 ﾉ;ゝ;ヾ;);ゞ.!:.::.|　ミ;;:ヾ;:':..|;|ii:::
　　　　　　 　ヾ;/::),,.,_ ):.ヽ　　/ 　 _,,.,.,,.{::ii{,....,,_ ,,..., 　 |iliiヾ;）|:::.:.|,,ノ;;:.:ゞ;;ヾ||ili:::
　,,.,,._　　　　　/:.:.:.::.:.:｀:.:.:)　 / 　 ,';;:;.:;:.:}::ii}:;:;:;;;','';::;:':., |ilili:::::::|:::.:ｒ;;:（(;;:;'::ゞ::;|ill::::
";;;;:.:;':;";:,,_　 /:.:.:.:.:.:.:.::.:f´　/"''""'"'''""|::ii!'''""'"''"'''"|ilillil::::{::.((;;('':;;（';;ヾ;:::}iil::::
r;:.;;ヾ;;';:.;ヾ;ノ,,､,,.,__,.:.:.::.}　 /　　　　　　ﾉﾊｿゝ　　　 　 iliilili:::::}:.:.:.:!,,ミ;;ゞ:ヾヾ|ii:::::
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;;(ニ二二二二ニ)､ヽ;ヾ　 !　　　　　　　　　　　　　　{ililiil:::::::::::}　ゞ;;ヽ::{;;《::/ii:::::::
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WfjwvrwfywWwwfij　)＾ｗVｗfjwyw　　　　　　　　　　　　　　　　　Wwf/iliil::::::::::


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／⌒丶
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.､ -‐''"ﾟ~￣: : : : : : : :＼~^''　., _
　　　　　　　　　　　　　　　 /／: ヽ: :⌒／⌒丶:|＼: : :＼: : : :.＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : :.‘y＾ヽ: : : ヽ: :＼ ＼
　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : |: : :.:∧　/∨:ヽi: : : }⌒ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : :|: : : |: : : |:∧ { 斗ｧ: :.:＼}
　　　　　　　　　　　　/:/: : : : : :/ : : : : |: : : |: : : |: : |　{仍} }:.:}
　　　　　　　　　　 　 {/: : : : : : ' : : : : : |: : : |／⌒ :7　 v:ﾘ ∨
　　　　　　　　　　 　 {: : : : : : : i : : : : : |: : /|: : :,ｨf斧ﾐ　　 ┐ヽ
　　　　　　　　　　　　∨: : : : : :l : : : : :/: : :/: :/ た坏　　　 　 }　　　　　　　 き、昨日は危ないところを助けてくれてありがとう
　　　　　　　　 　 　 　 ﾏ: : : : : l : : : :/: : :/ ﾚ《　辷り　　　 ‐y'
　　　　　　　 　 　 　 　 ∨: : : 〈: : : /: :彡7U　 ,,,,,,,　　 　 {_ｿ　　　　　　　　 あたしは瑠璃って言います
　　　　　　　　　　　　 　 ∨: : : : /⌒'' ｰ''´　　　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　 }: : : : :乂く（ア _ノ≧=- 　-=爪　　　　　　　　　　 えっと、その魔法使いです
　　　　　　　　　　　　　　 }: : : : : : :￣￣:| 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : | : : : : ﾄ ､＿＿ ___ヽ＼＿＿ __
　　　 　 　 　 　 　 __　 /: : : : : : : |: : : :.∧､＿＿,.､ ≦⌒ ''ｰ‐‐ ､}
　　　　　 　 　 ／ : ｱ /: : : : : : : : | : : : : ∧ 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 / : : : {_/: : : : : : : : : | : : : : : ∧　　　　　　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　 丶 :／/: : : : : : : : : : | : : : : : : ∧　 ＼　 　 　 　 　 　 ∧
　 　 　 　 　 　 ｀¨/: : : : : : : : : : : | : : : : : : : ∧　　 ＼{　 　 　 　 /　‘，
　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : | : : : : : : : : ∧　　　 ヽ　　　　/　 　 ',
　　　 　 　 　 　 {: : :{: : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : ∧　　 ⌒ヽ　　/　 　 　 ､
　　　　　　 　 　 {: : :{: : : : : :.∨:/ : : : : : : : : : : : ∧　 　 　 {,ｨ´　　　　　 丶
　　　　　　　　　 丶: : : : : : : : V: : : : : : :./: : : : : :}∧　 　 　 ⌒ヽ　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　＼: : : : : :/ : : : : : : /:|: : : : : :}: ∧｀''ー‐‐‐'^~＼　　　　　 丶
　　　　　　　　　　　　 }ヽ: : : : : : : : : : /: :|: : : : : :|: : ∧:::::ｰ‐…‐::::八　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 　 __/　 ∨: : : : : : : /: :/: : : : : :.|∨:.∧:::::::::::::::::::::::::::丶、　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 /　/　 　 }: : : : : : :.': :./: : : : : : /: ∨:.∧::::::::::::::::::::::::::|:::::丶、 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 〈 _ __　　ノ}: : |: : : :.|: :/: : : : : :./:::::: |: : : |:::::::::::::::::::::::: |::::::::::|≧s｡_　　 　 ヽ_,.､ -‐‐ ､
　　　　　　　 　 └┴''⌒　}: : |: : : :.|:/: : : : : :./ ::::::: |: :.:/::::::::::::::::::::::::: |::::::::/　　　 ｀ヽ、　　　　　　| i:}
　　　　　　　　　　 　 　 　 l: :人: : : |: : : : : ／:::::::::::/:／::::::::::::::::::::::::::::∧:::/　　　 　 　 ｀''ｰ‐r‐‐､ }」y′
　　　　　　　　　　 　 　 　 |/:::::::ヽ:.:|: : :.／::::::::::::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::/::::V　　　　 　 　 　 　 ｀¨¨⌒´



　 　　　＿＿＿_　
　　　／─　　─＼　　　　　　 （昨日の村人全員もそうだったが
　 ／（ ●） 　（●）＼.
／　　　（__人__）　　　＼　　　 姓はないか……姓があるのはやはり
|　　　　　 　　　　　　　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　貴族や貴族とまではいかなくとも
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　列記とした身分のある人間なんだな）
　　＼ ／＿＿＿ ／

4158 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:35:21.30 ID:KYwRSYSd

貴族なら護衛くらいいそうだし、危機感の薄さから平民出身なのかな

4159 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:36:15.64 ID:TEbFQt9x

　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　俺は、やる夫
　　　／⌒　　⌒＼
..　／（ ―） 　（―）＼　　　　　　　 瑠璃、寝覚めが悪くなりそうだったから助けただけの話
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
|　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　自分の心の赴くままにやったことだお
＼ 　　 　 　　 　 　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 だからそう気負う必要はない



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 __ -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.､ -=彡⌒ V: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／: : : : : : :.ﾄ､/|: : : ⌒丶
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:/: : : : : : : : : :lﾐｨ |: : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : : :_}: : : :.|'ﾞ¨'|: : : :__: : :',: :.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/: : : : : :./:.:｀ヽ/ 　 |:ｌ／: |i: : : }: : :.‘，
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {: : /: : :./: :./|:/　　 从ﾄ､:圦: : :}: : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　 　 { : {: :／ｨ示斧k　　　　ｨf芋ﾐ:y/: : : 八　　　　 ううん！そんなわけにはいかないよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　丶{＾Y 《 　 vり　　　　 vり　 》Y:.／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈{ﾄく　 xx｀ ¨　　　'　　 ¨ ´x{ぅ}´　　　　　　　……いやえっといかないです
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |i丶_　　　　,.　‐‐　､　 　 /,:ｲ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : :込、　 ﾏ_　　_ノ　 ,.ｨ: : :|　　　　　　　　人としてだけじゃなく
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／￣￣ /｀'' ー‐‐ ｧ'' ´〉￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　{　　　　 / 　 //　　　}∧　　　　　　 女の子としても助けて貰ったのに
　　　　　　　　　　　　　 　 /／　　 }　　 /＾Y､＿＿ _//　 　 -､ ∧
　　　丶、　　　 　 　 　 ／/　ヽ　 /　　 {'ｰ7　ｰ‐‐　 '　 　 /ｰ7　∧
　　　｀''ｰ-　.,＿ _,. ィ彡: /　　　　　_/＾＾}　{　 ┐　　 　 　_{　 ｉ＾ヽ ‘，
　　　　　 　 ｀¨¨´／: : :./ 　 　 　 / {　し　 y' /　 　 　 / y'　 | 1 7＾Y
　　　　　　　　／: : : : :/　 ＿_ﾆ　ﾄ､」┘γ,.ｨ´　　 　 　 ヽ, 　└L/ノ∧
　　　　　　　/: : : : : : :{　//⌒''ｰ　　　 /ノ　　　　　　　 　 ＼　　 く __ノ
　　 　 　 　 {: : : : : : : :ヽ|　　　　 　 ／　　　　　　}　　　　 / | 　 　 ＼}
　　　　　　　＼: : : : : : : :＼　 　 ／　　　 　 　 ／　　 　 /　.|ゝ　　　　〉
　 　 　 　 　 　 ＼: : : : : : :{｀¨¨´:::::＼　　　 ／ 　 　 　 　 ／: : ｀'' ｰ''´
　　　　　　　 　 　 ＼: ヽ: :.ヽ:/＾}::ノ:::::｀''ｰ= ＿_,. -==彡:::: ∨: : {
　　　　　　　　　　　　＼}: :/∧/:::::::::::::::::::::::::::/::::::/:::::::::::::::: ∨: :.＼＿ _
　　　　　　　　　　　　　 }: {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::|::::::::::::::::::::::∨: : : :__ノ
　　　　　　　　 　 　 　 /: :{:::::::::::::::＼::::::::::::::: |:::::::|::::::::::::::::::/:: ∨: ＼
　　　　　　　　　　　 ／: :.∧::::::::::::::::::＼＼:::: |:::::::|::::: ／:／::::::::}: : : :.}
　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : ∧::::::::::::::::::: ヽ::＼|::::::/／ ／:::::::::::: }: : : /

4160 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:38:21.96 ID:TEbFQt9x

　　　　 _＿＿＿_　　　　　　　　　　　（鑑定した心理状態は興奮しているものの正常
　　　／　　　 　　＼
　 ／　　　 ⌒　　⌒＼　　　　　　　　こっちに寄生してすり寄ってくるなんて意図はどうやらない
／　　　　（ ・ ）　（ ・ ）＼
|　U　　　　　　　 __） 　　|　　　　　　 素直に感謝してお礼までしようだなんて
＼　　　　　　　　ｌ_　　／
／　　　　　　　　 ‐' 　＼　　　　　　　おいおいここは中世ナーロッパだろ……そんな精神で大丈夫か？）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.､ ''"ﾟ~￣￣~ﾟ^丶、
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : :｀''ｰ''⌒丶、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :／: : : : : : :ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : ／ : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : :|: : : : : : :〃: : : : : : : : /: : ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : :|: : : : : :/:/: : : : :／: ⌒: : ': :',
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∨: :∨ : |: : : : : :{:l /⌒V彡斥ﾐ7:./: : :}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : :.∨: |: : : : : 从{〈ぅノ　　ﾘ}: ﾚ' ノ|:/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : :.i : |: : : : : : : :Ｎ　 　 　 ｀'┐　 ′　　　　　　　　　　　凪さん、あぁ、あたしの魔法というか
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : :.l : |: : : : : : :./ {　　　　＿/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : y': : : : : : :.|　 ､　 　 {　 　 　 /７　,.┐　　　　　　　 魔法以外も色々教えてくれた師匠なんだけど
　　　　　　　　　　　　　　　＿/: : : : : /: : : : : : : :.:|≧r ､＿/ 「ヽ　 / /／//
　　　　　　　　　　　　　　/／: : : : : :/: : : : : : : : :.:|∠ ＿_　　|: : V: :/: : // ┐　　　　　　　……えっとなんですけど
　 　 　 ､　　　　　　　　／:.: : : : : : /: : : : : : : : : :.:|／　　 丶 |: : : : : : : : : ／
　　　　　＼''ー─‐‐''´: : : : : : : : :/: : : : : : : : :.i : :|／　　　　＼: : : : : :.／
　　　　　　 ｀''ー‐／: : : : : : : : : /: : : : : : : : : :.| : :|　 　 　 　 　 ヽ: : :./
　　　　　　　　／: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : :/: : |　　　　　　　　 |__:〉
　　　　　　　/ : : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : :/: : :/　　　 　 　 　 /　 |
　　　 　 　 ,': : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : :./: : :/ |　　　　　　　/ヽｰ ﾐ、
　　　　　 /: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: : :/⌒丶　　　　　/i:i:i:∨i:i:|
　　　　 ./: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／|: : /　/::::∧　 　 ／i:i:i:i:i:i∨i:|
　　　　/: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : :.／::::/: ./　/::::::|　 Y¨´丶i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|
　　 　 ｉ: :/: : : : : : /: : : : : : : : : :／ /::::/: /　/:::/|::|　/　　 　 ＼i:i:i:i:i:i/
　　 　 |: |: : : : : : :': : : : : : : : ／＿/､:__／　/: /　Ll /　　　　 　 ｀'ｰ‐'
　　 　 |: |: : : : : : |: : : : : : ／::::::::::::::::::::::::¨´:::/￣￣
　　 　 |: |: : : : : : |: : : : : /｀''ー─── = 彡 ７
　　 　 |:.丶: : : : :.|: : : : /　　 ＿ _　　　　　厂 '，
　　 　 丶: :＼: : :丶: : :{　　/ 　 　 ￣ ７ 　 　 ∧
　　　　　 ＼: : : : : : ＼:丶 |　　　　　 /　　　　 ∧
　　 　 　 　 |＼: : : : : :.＼｀''ーッ　　/　 　 　 　 ∧
　　 　 　 　 |｀¨＼: : : : : :‘，¨´　　/　 　 　 　 　 ∧
　　 　 　 　 |　　　＼: : : : :.}｀'ｰ‐'´　 　 　 　 　 　 ∧

4161 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:41:57.62 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.､ ‐‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐━‐-'´: : :__／⌒丶ｰ‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.､ '´: : : : : : : : :´￣: : : : : : : : :＼: :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : :/: : : : : : :/: : : : : : : : : }: : : :ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : /: : : : : : :/: : : : : : : : : : }: : : : 从
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : :./: : : : : : :/{: : : ＞''´/: :./: |: : /
　　　　　　　　　　　　　__{: : : : : : : : : : :/: : : : : : :/:/:.／:.:.}　/／}: /|／
　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : :/: : : : : : :/:/{/: : :.:／⌒　}/
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : {: : : : : : ./:/: : : : : :/ 　 　 i　　　　　　　　　　　　　凪さんが世話になった人には
　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : {: : : : : :.:{/⌒ヽ: ﾉ/　　xzzk
　　　　　　　 　 　 ': : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : :{ /＾Y彡'　　'´ ￣　｀''┐　　　　　　　　　 礼を尽くさなければならない
　　　　　　　　 　 ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: 八 く 〈　 　 """"　　　 }
　　　　　　　　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : ／: : ／≧ｰ┐　　 　 r=‐ 7´　　　　　　　　　　人は誰しも、例えそれが優しい人であっても
　　　　　　　　 　 |: : : : : : : : :/: : : : : :／: : ／彡ノ　　丶　　 　 ｀¨/
　　　　　　　　 　 |: : : : : : : :/: : : : : : : : :／/　　　　　　 /≧ｰ‐‐ ''　　　　　　　　　　　　多かれ少なかれしてあげたのにと思う
　　　　　　　　 　 |: : : : : : :/: :: : : : : :.／入} 　 　 　 　 /　}　　}
　　　　　　　　 　 |: : : : : :/: : : : : :.／　⌒≧s｡_　　　 ∧　}　 ∧
　　　　　　　　 　 |: : : :／: : : : :／く　　　　　　　≧s｡_　{./　/　 〉
　　　　　　　　　 /: :／: : : : .／　　　￣~^'' ー-- .,＿__V　 　 　 }
　 　 　 　 　 　 /／: : : : .／{　　　　　　　　　 　 _,.､-‐ﾐ　/　 　 .}



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 __／⌒ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : :i : |V__}: : : :＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : /: :/／⌒/｀｀¨|⌒ : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : /: :/斥斧ﾐk　　 |从: :}: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {: :./: :/i {　Vり　　f斧灯/: : : : }⌒ヽ　　　　　それで感謝の言葉一つもないままにしてしまうと
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ:{〈＾Y,,,｀ ¨¨　 ,　 ゞ┘|,へ: ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ_入 　 r　　_　 　 | |ヶ} Y　　　　　　　　　次にその人は瑠璃になにかしてくれることはなくなる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }/: :.:込、 ｀　_ノ　 ノLｌ /　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : :/: :_:}｀'' ｰ= ≦⌒ y 　 〉　　　　　　　　 人というのはな持ちつ持たれつ
　　　　　　　　　　　　__　 　 　 ／: : :./:.ノ /　 ／　ノ　　 |　　|
　　　　　　　　　　／:./ 　 ,..ｨ彡: : : :く __　{_／__| | //　 /　　.|　　　　　　　　　相互にいい影響を与え合う関係が望ましいって
　　　　　　　　　〈｀ｰ┴=~: : : : : : : ://⌒У　　 | |: :{　/ 　 　 }
　　　　　　　　 　 ｀ ¨¨¨ ア: : : : :/:.ｉ l　 ./ 　 　 | |: :{　i　　 　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : /:./| |　　　　　 :| |: :{　| 　 　 ,′
　　　　　　　　　　　　 / : : : : :/ / .| |　　　　. : ::┘: 寸''ー ｧ}
　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : /: :{　 '_j　　　　　　 　 　 ヽ __:/
　　　　　　　　　　　/: : : : : /: : 〈_/　　＿＿＿＿＿＿　　}＼
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : /: : : : |_,ｨ7´ __j ＿＿＿__|: :.｀y' : :.＼
　　　　　　　　　　{: : : : : :.{: : : : /ヽ/'´ -‐‐…‐‐-　 〕¨´: : :＼: :＼　 　 　 　 ）ヽ
　　　　　　　　 　 丶: : : : :丶 : /　//　 /　 i　　 　 | ∧: : : : : :.＼:.:｀''ー‐‐=彡:ノ
　　　　　　　　　　 　｀''＜ __: :/　//　 /　　|　　　　l　∧: : :＼: : :.ヽ｀¨¨¨¨¨¨´
　　　　　　　　　　　　　　　 ｀{　//　 /　　　　　　　 　 ∧: : : :.ヽ: : :‘，
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {,:'/　　　 　 　 　 　 　 |　 ∧: : : : :ﾄ､: : |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / '　　 　 　 　 |　　　　 |　　∧ : : : }　ｉ: :|
　　　　　　　　　　　　　　　/{ :　　 　| 　 　 |　　　　 |　　 .∧: :./　.|: :|
　　　　　　　 　 　 　 　 ／　{ | 　 　 | 　 　 |　　　　 |　　　 |:∨　 /: /
　　 　 　 　 　 　 　 　 / ヶ7　l 　 　 |＿＿ |　　　　 |＿__＿__} 　 ／
　　　　　　　　　 　 　 {__ {_{ __,.､ -‐┘　 　 i￣￣￣　　 ｀Y:ノ
　　　　　　　　　　　 　 ｀¨¨　ヽ　|　　　　 　 ',　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀|　　　 　 　 ﾊ　　　　　　 |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｌ 　 　 　 　 {∧　　 　 　 .i
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　 　 　 　 l/∧　　　 　 {
　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ∧　　　　　1　 | 　 　 　 1
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /{　　　　　|　八　 　 　 {
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 l　　 ',　　/　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀　　　　 ヽ　　 ｌ　　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 }　　 |　　　　|

4162 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:45:08.62 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -‐‐､_,. -‐━‐-
　　　　　　　　　　　　　 ／⌒／: : : : : /: :/⌒ゝ:＿: ｀丶、
　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : :/ﾐV/|: : : : : : :＼: : ＼
　　　　 　 　 　 　 ／／ : : : : : : : : : /'ｰ‐‐'|: : : i: : : : :.:＼: : ヽ
　　　　　　　　　 /／: : : : :./: : /: : / 　 　 .|: : : l: : : :|: : : : : : :‘，
　 　 　 　 　 　 /　/: : : : :/ : /＼:/　 　 　 |: : :∧: : :|: : : : : : : : .
　　　　　　　 　 　 |: : : : : |: /__ l/＼　　 　 l: :/　 ∨:l : : : : : : : : ｉ　　　　　　　　 だからあたしは
　　　　　　　 　 　 |: ∧: : :V|斥芋ミ､　　　 ∨　 ,.､≦: : : : : : |: : |
　　　　　　　 　 　 ∨　ヽ:/^代 _ノﾊ　 　 　 N'^~　_　|＼: : : : |: : |　　　　　　　　 受けた恩にはきちんと報いたい
　　　　　 　 　 　 　 　 　 {y'}　 ∨ソ　　　　 -=≦┘　　ﾐ: : :/: : :|
　　　　　　　　 　 　 　 　 ∨　//｀¨　′　　　｀''辷┐　 ﾚ⌒Y: : :ｌ　　　　　　　　 やる夫さんにはきちんと言葉だけのお礼じゃなく
　　　　　 　 　 　 　 　 　 八　　　　　　　 　 　 ///　　 くぃ/ : : :|
　　　　　　　　　　　　　 　 个　　r‐‐‐──┐ 　 　 　 __／ :. ┐|　　　　　　　　 なにかさせて欲しいの
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :≧丶　　　　ノ　　_,.､ ≦: : :ｉ:./　|.:|
　　　　　　　　　　　　　 　 /: :/: : :|｀ ¨¨¨¨¨´ /: |: : :|: :.／￣￣ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:／: : _/　　　　　　|: :.|: : :|:（ ／￣　　 〉
　 ﾄ､ 　 　 　 　 ／￣￣￣￣⌒丶__　　　 　 _V＾丶_|_八 x≦　　 }
　 {: ＼ 　 　 　 |/⌒ヽ　　　　　 ＼＼｀　　 　 //　　　　〈,─　 　 ﾄ､
　 丶: :.丶、 　 /　　　|　　 　 　 　 ＼｀'' ー '´/　　　 　 └r─　 .|:∧



..　　　　＿＿＿_
　　　／＼　　／＼
..　／（ ●） 　（●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　 瑠璃は人に恵まれたな
|　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. 　-‐━━‐-　., _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : ＞─‐ ､___
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : ／: : : : : : : : : :∨∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : :.／: : : : : : : : : : : : :.∨∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : :|: : : : |: :.ｉ: :∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : :/: : : : : :/: : : : |: : : : |: :.|: : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : : : : : /: : : : : :/: : : :.:/／⌒:}: :.|: : : :.}
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: /: : : : : : : : /: : : : :／: : : ／/: : :／|:∨: :.∧}
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l/: : : : : : : :.:/: : : ／: : : ／　/: ／　 .|: : //　/
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : {: :/⌒ヽ: 彡　　　　,.xzz {／/　 ′
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : :V /⌒ゝ V　　　 　 　 　 ｀'ｰ┐　　　　　　　 えへへ、でしょ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : :./{ {　/＾〈　　　　　"""　　 　 /
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,:': : : : : : : : : :／: : ＼ヽ__　　　　　　 r‐‐ ､ __/　　　　　　　　　凪さんは凄いんだよ
　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : :／: : : : : ／　⌒ヽ　　　 　丶、
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : :_,.ｨ彡'　　　　 　 ≧ ＿＿ _/
　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : ＞''´￣￣ ＼　　　　　　 ／￣｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : ＞'´ﾍ　　　　 　 　 ＼　　　 ／}　　　 /
　　　　　　　　 ／: : : : ／: : |/　∨ 　 　 　 　 　 ＼__ / /　 　 /|
　　　　　　　 /: : : : :／: : : :/　　 ∨ 　 　 /　　　 ｀ ｰ‐ '　 　 / .|
　 　 　 　 　 {: : : ／: : : : :/　　 　 ∨　　/　　　　 　 　 　 　 |　 |
　 　 　 　 　 {: : /: : : : : :,'　　　　　 ∨ ./／　　　　　　　　　 |　 |
　 　 　 　 　 {: /: : : : : :/　　 　 　 　 V´　　　　　　　　 　 　 |　 |＼
　　　　　　　 ゞ: : : : : :/　　　　　　 /ｰ' 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |: : :ヽ
　　　　　　　　 Y: : :.:/　　　　　　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 l: : : : }

4163 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:47:55.84 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　, ヘｰ‐- ､　　　 ／ヽ　 ／　＼　　　　　　　　（凪さんとやらが人格者すぎて辛い
　 -‐ノ .ヘー‐-ｨ　　／（●.） 　（● ）ヽ
　''"/／ヽｰ､ 　ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ　　　　　　おいおいこの異世界捨てたもんじゃねーお
　 /／＾＼ 　ヾ-､.|　　　　|r┬-|　　　　 |
,ノ 　 ヽ,_　ヽノヽ_)＼　　　`ー'´　　　 ／　　　　　　 でも正義感が祟って煙たがられて左遷させられてそう
/　 　 <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､　　,..-‐|、
＼＿＿_,／|　 !　　::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼　　　　　　つーかもうされてそう）



　　　　 ＿＿＿_
　　　／⌒　　⌒＼　　　　　　　　（でなきゃ……こんな田舎に
..　／（　● 　（ ● ＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　　魔法をしっかりと教えられる教師
|U　　　　|r┬-|　　　　　|
＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　そんな確かな人材が一時腰を据えたりなんぞしないお）

4164 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:50:56.25 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ ｌﾆｌ/＾〉_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ　 　.‐‐ ､　　　　　　 〈 ｀'」〈_/〃}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿／: : : : : :}／: : : : : ＼　　　　 　 〉　└L／}
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: :７: : : : : : : ∨:,へ: : : : : ＼　　　　{ 　 ヽ└/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : /: : : : |: : : : :∨/∧: : :ヽ: : ＼　　　＼　　　{
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : :.:/: : : : :.:|: : : ∧}¨¨´ }: : : :}: : : : ヽ　　　 ヽ　 ‘，
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : /: : : : :ｰ‐ミ､/　/　　／: : :.}: : : ﾄ､:}　 　 　 |　　`
　　　　　　　　　 　 　 　 {: : : :./: : : :/: : /: :/ ＼ 　 　 从∨: : : :} :ﾘ　 　 　 |　　 `、
　　　　　　　　　 　 　 　 {: : :.//: : :/: : /レ'__　　　　　,xz {: : : :./　　　　　　|　　　 、
　　　　　　　　　 　 　 　 {: : :{ {: : /: ／　〃⌒ 　 　 ､　 ,, ∨／　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　 　 ∨:.{ {: /,ｲ{　　 """　　　　　　 　 ヽ　　　　　　 　 |　　 　 ‘，
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:ヽ/⌒^　　　 　 ┌── ┐ 　 }　　　 　 　 　 {　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　 　 　 ｉ: : ﾄ､く〈　　　　　　､　　　ノ　　/　　 　 　 _,.　''~　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : |: :｀''ｰへ __　　　｀¨¨´　,.イ　　_,. ‐ ^~　　　　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : ': : : :|: : __ ﾉ　 ≧-r‐≦＞''￣ヽ　　　　 　 　 _　 '~
　　　　　　　　　　　　 　 　 | /＞''´￣ ＼＼　　　1ヽ　　 　 　 |　 　 _,.　 '~
　　　　　　　 　 　 　 　 　 //{r‐､　　　　　　＼＿_//　　＼ 　 |　／
　　　　　　　　　　　　　　//: {/　 ＼　　　　 ｀ ｰ‐　　　　　 ＼1/
　　　　 　 　 　 　 　 　 //: :./　　 　 ヽ /　　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　 // : : ｉ　　 　 　 }′　　　　　　 　 　 　 　 ‘，
　　　　　　　 　 　 - ､_へ: : :|　　　　 И　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　 /　/⌒7^7Y　　 　 /:ﾉ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }
　　　　 　 　 　 〈　/　 /　'　}　　　 /´　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,′
　　　　　　　 　 ∧　　　 　 /_　　 ∧　　　　　　　　　　 /　　　　 }
　　.／　　　　 /: ∧ 　 　 /⌒ヽ /:.∧　　　　　 　 　 　 |　　　 　 }
　 /: :.(　 　 ／: /:.:∧　　　　　 /: : : :.＼　　　　　 　 　 |　　　　 /
　 乂: ::''ー=ニ/: :/ : 丶、＿ _/: : : : : : :{　　⌒丶　　　 l　　 　 〈
　　　￣⌒ 　 ': :/: : : : : : : : :.:|: : : : : : : :ヽ ＿＿　＼＿/__,.ィﾆﾆ}
　　　　 　 　 |: :.|: : : : : : : : : :.|: : : : : : : : :_〕ニニｌ」ニニloﾆ 」-=〈
　　　　 　 　 |: :.ﾄ: : : : : : : : : :|: : : : : : : :/:::::::::::::::/::::::::::::::「:::::::::::∧
　　　　 　 　 |: :.l　丶: : : : : : :.',: : : : : :./:::::::::::::::/:::::::::::::::: |:::::::::::: ∧、
　　　　 　 　 |: :.|　　 ＼: : : : : :.＼: : :/::::::::::::: /::::::::::::::::::: |::::::::::::::::∧＼＿ _



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　師匠との出会いと
　　　　 ／　 ⌒　　⌒ 　＼
　　　／ 　 （⌒）　（⌒） 　 ＼l⌒l　　　　　　魔法使いとして見出された経緯を
　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　　|`''|
　　　＼ 　 　　｀ ⌒´　　 　_／ /　　　　　　嬉しげに瑠璃は語り聞かせてくれている
　　　　　　　　　　　　　 　 　 /

4165 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:52:09.01 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,.．　''"ﾟ~￣~ﾟ^''　.
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／⌒丶: : :／: : : : : : : : ｀丶、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : {⌒丶＿ _: : : : : : : : :.＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／/: : : : :∧:.{: : : : : : : :＼: : : : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: :/.: : : : /ﾐ y' : : : : | : : : : ＼: : : : : : : : ‘，
　　　　　　　　　　　 ／: : :./: : :/: /⌒ﾞ|: : : : : :|: : : : : : :.＼: : : : : : : :.'
　　　 　 　 　 　 　 /: :/: :/: : ⌒ヽ　　 |: : : i: : |: : : : : :＼ : ＼: : : : : :.:}
　　　　　　　　　　/: :/: : {: : :/ i:/　 　 |: : :'´￣｀丶: : : : :.＼ : ヽ: : : : :|　　　　　　　　　　　あたしの村、ヨーシェ村は
　　　　　　　　 　 ｉ:.:/1: : {: :∧x=ﾐ､　 八: :∧: :|＼: :＼: : : : ヽ: :‘，: :.:|
　　　　　　　　 　 |/　{: : :∨: :}! てﾊ　　 ∨ ,ｨf芋ミｋ : ＼: : : : : : }: : :.|　　　　　　　　　　　牧畜が盛んで
　　　　　　　　　　　 八 : : i: : }　{:刈 　 　 /　 た心 ヾﾆ-ｧ ⌒ヽ/: : : :!
　　　　　　　　　　 　 　 丶ﾄ､/　 ｰ''　　　　 　 乂ソ　ｌ}　　 /ぅ } }: : :.:∧　　　　　　　　　　家畜たちに餌である草を食べさせるため
　　　　　　　　　　　　　　　　{ ""　′　　　　｀''ー ''　　 　 〉_ノ /: : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　　　 　 　 　 """" 　 __　_,.ィ´: : : : : : ‘，　　　　　　　　 村の外にもよく連れ出すから、魔獣との争いも多くてさ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 丶、ﾏ ¨¨´ﾉ　　　_,.-≦ﾐ7: : / : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 圦｀''ー‐r‐‐ ≦　　　　 |: :/ : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: :/´ ￣￣￣￣￣|:/: : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／￣⌒丶　　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／＼　　　 　 ｀''ー ‐‐ ／: : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　 　 ＼　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : :}



　　　／￣￣￣＼　　　　　　　　　　　（瑠璃は村人かーそっか
..　／ ／ 　 　 ＼ ＼
／　 （●） 　（●）　 ＼　　　　　　　　一人旅の冒険者にしては警戒心が薄いと思ったら
|　　　　（__人__）　　　　|
＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／　　　　　　　　凪さんに魔法を教わって
／ 　 　 　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　村周辺で大人に混じって村を守ることだけやって来ただけだからかー）

4166 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:53:24.45 ID:+9AtaOxq

なんでまた村の外に出てきたんだ？

4167 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:55:22.32 ID:TEbFQt9x

　 　　 ＿_＿__　　　　　━┓
　　 ／　―　　 ＼ 　　 ┏┛
　／ノ　　( ●)　　 ＼　 ・　　　　　（村長の娘ですらない
.｜ ( ●) 　 ⌒）　　　|
.｜　　 （__ノ￣　　　 /　　　　　　　一般的な牧畜に携わる両親が
.｜ 　 　 　 　 　 　 /
　＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼　　　　　　 教育費用なんて捻出できるのか？）
　　　/´　　 　 (,＿ ＼.＼
.　 　|　　/　　　　　＼＿ﾉ



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 __ -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.､ -=彡⌒ V: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／: : : : : : :.ﾄ､/|: : : ⌒丶
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:/: : : : : : : : : :lﾐｨ |: : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : : :_}: : : :.|'ﾞ¨'|: : : :__: : :',: :.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/: : : : : :./:.:｀ヽ/ 　 |:ｌ／: |i: : : }: : :.‘，
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {: : /: : :./: :./|:/　　 从ﾄ､:圦: : :}: : : : }　　　　　　　　今から二年ぐらい前になるかな
　　　　　　　　　　　　　　　 　 { : {: :／ｨ示斧k　　　　ｨf芋ﾐ:y/: : : 八
　　　　　　　　　　　　　　　　　丶{＾Y 《 　 vり　　　　 vり　 》Y:.／　　　　　　　　　ある日、ヨーシェ村の周囲には今までいなかった
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈{ﾄく　 xx｀ ¨　　　'　　 ¨ ´x{ぅ}´
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |i丶_　　　　,.　‐‐　､　 　 /,:ｲ　　　　　　　　　　　場違いな魔獣が現れて
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : :込、　 ﾏ_　　_ノ　 ,.ｨ: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／￣￣ /｀'' ー‐‐ ｧ'' ´〉￣￣ヽ　　　　　　　　　　 外に放牧で出てた大人たちはすぐ気圧されて命からがら逃げ出すので精一杯
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　{　　　　 / 　 //　　　}∧
　　　　　　　　　　　　　 　 /／　　 }　　 /＾Y､＿＿ _//　 　 -､ ∧
　　　丶、　　　 　 　 　 ／/　ヽ　 /　　 {'ｰ7　ｰ‐‐　 '　 　 /ｰ7　∧
　　　｀''ｰ-　.,＿ _,. ィ彡: /　　　　　_/＾＾}　{　 ┐　　 　 　_{　 ｉ＾ヽ ‘，
　　　　　 　 ｀¨¨´／: : :./ 　 　 　 / {　し　 y' /　 　 　 / y'　 | 1 7＾Y
　　　　　　　　／: : : : :/　 ＿_ﾆ　ﾄ､」┘γ,.ｨ´　　 　 　 ヽ, 　└L/ノ∧
　　　　　　　/: : : : : : :{　//⌒''ｰ　　　 /ノ　　　　　　　 　 ＼　　 く __ノ
　　 　 　 　 {: : : : : : : :ヽ|　　　　 　 ／　　　　　　}　　　　 / | 　 　 ＼}
　　　　　　　＼: : : : : : : :＼　 　 ／　　　 　 　 ／　　 　 /　.|ゝ　　　　〉
　 　 　 　 　 　 ＼: : : : : : :{｀¨¨´:::::＼　　　 ／ 　 　 　 　 ／: : ｀'' ｰ''´
　　　　　　　 　 　 ＼: ヽ: :.ヽ:/＾}::ノ:::::｀''ｰ= ＿_,. -==彡:::: ∨: : {
　　　　　　　　　　　　＼}: :/∧/:::::::::::::::::::::::::::/::::::/:::::::::::::::: ∨: :.＼＿ _
　　　　　　　　　　　　　 }: {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::|::::::::::::::::::::::∨: : : :__ノ
　　　　　　　　 　 　 　 /: :{:::::::::::::::＼::::::::::::::: |:::::::|::::::::::::::::::/:: ∨: ＼
　　　　　　　　　　　 ／: :.∧::::::::::::::::::＼＼:::: |:::::::|::::: ／:／::::::::}: : : :.}
　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : ∧::::::::::::::::::: ヽ::＼|::::::/／ ／:::::::::::: }: : : /

4168 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 22:56:47.51 ID:KYwRSYSd

村人が単独行動なんて事情持ちじゃなきゃやらないだろうが
顔見知りなくらいの近場か付き合いのある村だったのかね

4169 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 22:57:05.79 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　''"ﾟ~￣ ア´: : : : : :}　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : ／: : : : : : : :.:}'´: : :‘，
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : :.／／: : : : : :.:/: :}ヘ: : :∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : :／／: : : ⌒ヽ: /: :/⌒ ∨: ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: : :.／: /: : : :／!: : ／|:./　　　|: : : ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: :/:/⌒ヽ彡　　|／ 　./　　'⌒ﾚ|: : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {: : :{〈 〈　　 　｀''-= _　　　 　 /: |: : : }: }
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ:/丶、__　　 "" 　 　 　 ､__/: : ﾚ'／}:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i: : : |ミﾊ　　　　　　 　 〉¨/__彡'
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ‖: : :.|: : :.| ､　　 ､ 　 　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : :./: : :.:|　＼　　　´　__ノ
　　　　　　 　 　 　 　 　 _,.､────‐=≦　 　 ７ ¨¨´|　　　　　　　　　　　　家畜を最後まで護ろうとした
　　　　　　　　　　 　 　 |ヽ　　　　　　　＼ 　 　 〈 ７''‐┴- .,__
　　 　 　 　 　 　 　 　 /| .∧　　　　　　＼＼　 　//　　　　　 }　　　　　　　　あたしの両親は死んじゃってたけど
　　　　　　　 　 　 　 /:.:|/　 ∨ 　 /　　　 丶＼//　　　　 　 /
　　　　　　　　　 　 /: :./　　　∨ /　 　 　 　 ＼/　　　　　∨　　　　　　　　　悲しみに暮れてる暇なんてその時はなかったよ
　 　 　 　 　 　 　 /: : :i　 　 　 ∨　　　　　　　　 　 　 　 　 }
　　　　　 　 　 　 {: : : :|　　　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 　 }
　　　　　 　 　 　 ヽ: : :|　　　 　 |　　　　　　　　}: .　　　 　 ,′
　　　　　　 　 　 　 ‘,:.:| 　 　 　 | /　　　　　　 /: .　 　 　 /
　　　　 　 　 　 　 　 ｉ:.|　 　 　 // 　 　 　 　 /: /　　　　 }
　　　　 　 　 　 　 　 |:.|　　 　 '/　　　 　 　 /: /: .　　 　 ∧
　　　　 　 　 　 　 　 |:.|　　　 〈　　　 　 　 /: /:/: :.　　　 〉:‘，
　　　　　　　　　 　 , : :l　　 　 入,. -‐r‐─…─‐r──くﾉ: : }
　 　 　 　 　 　 　 /: :.∧　　 /_/-=:: /」:::┬::┬ ┴─=ﾆ}: : /
　　　　　　 　 　 /: : :./∧　/::::::::::::::/::::::::::|::::::|::::::::: ヽ:::: }‐'′
　　　　　　　　 /: : : / : : ∨::::::::::::::/::::::::::::|::::::|:::::::::::::: ＼',
　　　 　 　 　 ,': : : /: : : :/::::::::::::／:::::::::::::::|::::::|::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　 {: : :./{: : : /::::::::／::::::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::::::::∧



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/⌒丶＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /⌒丶´:./: : : : : ＼: :｀`丶、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／/: : : : : : : : : : : : : : : ￣: :.＼＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : |∨/|: : : : :|: : : : : : :＼ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : |ﾐY/|: : : : :|: : : : : : : : :ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : |¨¨¨|: : : |: :＼: : : ＼: : : ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: :/: : : : : :|: : : :.|　　丶: :丶: : :＼: : : :ヽ: : :}
　　　　　　　　　　　　　　　/:.: ': : : : : :.:.| : :.:/| /　　 ＼ー=彡´＼: : :}: : }　　　　　　 だって大人たちが村へ帰ってきても
　　　　　　　　　　 　 　 　 ｉ:.:/: : :|: : : :./__ /,.彡　 　 　 ＼|＼|　　}/＾Y:ｲ
　　　　　　　　　　 　 　 　 |/{: : : |: : :./: :./ ﾚ' _　　　　 　 ━━　 〈yり: |　　　　　　　あの魔獣からしたら餌が一箇所に寄り集まっただけ
　　　　　　　　　　 　 　 　 l八 : : |: :Y^ﾚ'　━━　　　　　　　　　　 }ノ: : |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼:丶 ﾏﾑ　 　 　 　 　 ,　　　　　 　 }: :i : |　　　　　　　次はどう考えてもあたしらの番だったもん
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀Tミヽ_'，　　　　　　　　　　　　,ィ: :.l : |
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |/: : : 込、　　　　r‐ っ 　 ≦: :|: : 丶|
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |: : : : : : :~^'' ｰr‐─ ''^´ ﾄ､: : :.|: : : :∧
　　　　　　　　 ┌v┐_　　 　 　 　 y: ／ ￣￣ ヽ」｀''ー‐''´i:i:i:⌒/￣￣ヽ'，
　　　　　　　「 V: :|: |': :}＿_　　 　 /://　/　／＼i:i:ヽi:i:i:i:i:i:／i:i://　 /´　 ＼　　　　　　　　 ＿
　　　　　　と|: :L: 丶＼＼: :ヽ 　 ,' //　/／ 　 　 ＼i:i:i:i:i:i:i:i:／ | 　 /　 　 　 }＼　　 _,.､彡´: : : 丶、
　 　 　 　 　 ＼: : : : : : :_:_: : :}_ / / i　/'　　 　 　 　 ｀¨¨¨ ´　　| 　 |　 　 　 入　＼/: : :⌒ヽ、__ノ＾y＾y:7
　　　　 　 　 　 ｀¨¨¨¨〈: : : : :ﾉV/　 Y　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 /　　　　　　＼:/〈: : : ､: : ´: : : /: /:/__
　　　　　　　　　　　　　 T¨ ´　 `, 　 |　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 |　　　　 　 ＿/ 丶_ ／￣￣⌒''ｰ 'ｰ‐┘
　　　　　　 　 /|　 　 　 ∧　 　 ./i　 |　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 |　　　　／i:／　　 /
　　　　　　　 ': :| 　 　 ./: :ﾄ､_／ｉ:ｉ}＼|　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 |　　 ／i:／{　　　/
　　　　　　　{:丶＼_／: : : |i:i:i:i:i:i:ｉ}i:i∧　　　　　　　|丶 　 　 　 丶 L　く{i:i:/i:i:i:i＼_ /
　　　　 　 　 ＼:｀¨: : : :／:|i:i:i:i:i:i:i:i/「ｉﾄ､　　　　　　| 　 ＼　 　 　 ＼⌒∧i:i:i:i:i:i:i:i:/
　　　　　　　 　 ｀¨¨¨´ /: :.＼i:i:i:i/ |/:|　　　　　　　　　　　　　　　　〔ﾆ 〕ﾑi:i:i:i:i／
　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : :.｀¨´:. |:: |　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::|∨}｀¨´
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : :.:|::/｀'' ｰ- .,＿　　　　＿ ,.､ -‐''i:ｉ:|::::|: 寸

4170 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:00:29.11 ID:TEbFQt9x

　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼　　　　　　　　　　　　（なんで……こんな明るく、軽く
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)　　　　　　エグい話が瑠璃はできるんだ
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/　　　　　　　情緒がどっかぶっこわれてんのか……）
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／



　　　　　　　　　　　　　　　　　 （いや……違う
　　　／￣￣￣＼
..　／　＿,　、＿　＼　　　　　　そうか……そういうことか
／　 （●） 　（●）　 ＼
|　　　　（__人__）　　　　|　　　　最後には救われる物語だから明るく話せるんだお
＼　　　 ｀ ⌒´　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 この異世界じゃ救われない話が在り来りだから）

4171 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:02:10.30 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿　　　　　　__
　　　　　　　　 ,.．''"ﾟ~: : : : : : ~ﾟ^ア''^~: : ヽ__
　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : :＞''´: : : : : : : : : :⌒ヽ
　 　 　 　 /: : : : : : : : :＞''´: : : : : : : : : : : : : : : : : ｉ＾ヽ
　　　　　 ': : : : : ＞'': : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : :.:|: : :`、
　　　　 /: : : :／: : : : : ／: :／: : : : :＿ _: : : : /: :./: : :.:∧
　 　 　 ｉ: : :./: : : : : ／: :^~: : : : ／:／: : :7｀ヽ: :./: : : : : ∧
　 　 　 | : : {: : , ‐‐ ､: : : : : ,.ィ´|／: : :／　 /: :,ｲV: : : : : : 丶　　　　　　　　　　　　　 あんなに頼もしかった
　 　 　 | : : {: / ﾆ-Y ﾄﾆ-'´　　 斥⌒ヽ　　': :./ }: 寸:/: : :ｌ⌒＼
　 　 　 | : : { { {´　〈 　 　 　 　 {　 7ﾊ　　 |／//: :.∨: : :.:|　　　　　　　　　　　　　　　魔獣をずっと防いできた塀は呆気ないぐらい破られて
　 　 　 | : :入ヽ＼ __　　　　 　 　 Vり　　/埓 ﾄ/ : |: : : :/
　 　 　 |／: : : :｀''ー ､　 　 　 "" ｀¨　　 ヽﾀ/: : ／|: :／　　　　　　　　　　　　　　　　その日、あたしの友達の家が
　　　／: : : : ／: /ﾐ 八　　　　　　　　　　 ｀'┐' 　 ／　　 　 　 　 　 __　__
　.／: : : : :／: : ,' /　　丶　 　 　 r‐　　 　 ／　 　 　 　 　 ／＼/∨f⌒y 》　　　　　 押し入られて全員食べられちゃった
''^: : : : :／: : :.__ノ　 　 　 ＼　 　 ヽ　 アノ　　　　　　 __ﾍ/,ｨf＾＾ヘ/＾:: ,- λ
: : : ::／￣￣　丶＼　 　 ／ 丶 　 　 ／　　　　　　 /　rfﾉ:::/＾Y＾Υ:::::{　 |Y
: : :/　 ￣￣｀ヽ　＼＼　{｀''ｰ┴｀¨¨´　　　　　　 　 |　/::く{::{　 {　 |::::/{　 | }
: :/　　　　　　　＼　＼＼　 } }　　ヽ　　　　　　　 　 y＾У::::{　 {　 |:/:/　//
:/　　　 　 　 　 　 }　　＼丶} }　　 ∧　　　 　 　 　 《::::Y::／　 ＾　 ¨´　//
　　 　 　 　 　 　 //　 　 ｀ ｰ　 ｉ　　 }　　 　 　 　 　 ヽ /　　　　　 　 ／
　　　　　　　 　 //　 　 　 　 　 |　 　ヽ　　　　　　　　 /　　　　　　／



　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　　　　（に、人間も怖いが
　　　　 ／　::＼::::::／::: u＼
　　　／ 　（⌒）:::::::（⌒）　　ヽ　　　　　モンスターも別のベクトルで十二分にヤバいわ
　 　 |　　 　 （__人__）　　u　　|
　　　＼　　　　`‐'´　　　 　／　　　　　リアルのヒグマよかやべーやつらがわんさか
　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人を餌にしようと蠢いてるとかさぁ……）

4172 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:05:45.09 ID:TEbFQt9x

　　　　　　 　 　 　 　 　 ∩
　　　　　　　　　　　　 　 l |
　　　　　　　　　 　 　 r〈ヽｌ
　　　　　　　　　　　　/ﾐ 〉 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 {＾〉{　　}
　　　　　　　　　　 　 ヽ　　 /
　　　　　 　 　 　 　 　 }　　|
　　　　　　　　 　 　 　 '　　|
　　　　　　　　　　　　/　　 }
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |ノ⌒:V:⌒ヽ、
　　　　　　　　　　　,′　　 |: /:∧:∧: : : ＼
　　　　　　　　　 　 {　　 / .ﾚ＼ ¨¨／从: : :.＼
　　　　　　　　　 　 {　　 　 |,斧ﾐ　　,ｨf斧k: }: : ＼
　　　　　　　　　 　 |　　 　 |_Vり　,　Vり　》:: : :}⌒
　 　 　 　 　 　 　 /| 　 　 /}　　　　　　　　}^Yﾉ　　　　　　　　　　　　 村中に絶叫、悲鳴が轟いて
　　　　　　 　 　 /:.:|　　 / /〉 　｀　´　 　 /_ノ}
　　　　　　　　　ﾄ: :.| _／ /　込、　　 ,.ィ´: : : :|　　　　　　　　　　　　　助けて助けてーと言う声が
　　　　　　　　　{ V/ 　 /　 〈 ヽヽ　 |ヽ‐ ､: : :|
　　　　　　　　　V/ 　 /　　/ ヽ|＼　 〉 / 7ヽ: ＼　　　　　　　　　　　 どんどん、くぐもった声になってしーんとなる
　　　　　 　 ／　〈　　　　 ,'　　 | |　V_,..ｨ |　　Y : ＼
　　　　　　/: :{　 ∧　 　 /　 　 | |ヽ / : | l　　 |: : : : ヽ
　 　 　 　 {: :-=≦: { 　 /　　　. | |　　　 | l　　 |∨ |: : ‘，
　　　　　　｀ ¨¨¨¨´ ヽ '　　　　 |_|　　　 |_l　　 |　寸: : : }
　　　　　　　　　　 /: : |　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 }: : :/
　　 　 　 　 　 　 /: : : |/　　　　　　　　　　　　| 　 〉／
　　　　　　　　　 {: : : :〈⌒ｌ￣￣￣￣~^'' ＜__ }__ノ
　　　　　　　　　 {: : : : :V:.|＿＿＿j＿＿__ |_:ノ　ヽ
　　　　　　　　　 丶: : : : /￣/　ｌ￣|￣　　∧　 　 }
　　　　　 　 　 　 　 ＼:/　 /　 1　 l　 　 　 ﾑ　　 ∨/
　　　　　　 　 　 　 　 //　 　 　 　 l　　　 　 ∧　　∨/
　　　　　　　　　　　 //　　　　　　　　　　　　 ∧　　∨/
　　　　 　 ﾄ､ _ ,.ｨ:´//　　　　　　　　　 　 　 ∨∧ 　 ∨
　　　　　　丶: : : ://　　/　　　　　　　　　　　∨∧　　⌒ヽ 、
　　　 　 　 　 ｀¨//　　,'　　　　　　　　　　　　 ∨∧　ヽ、　〉〉



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''"ﾟ~￣~ﾟ^''⌒ヽ_／⌒丶
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.　´: : : : : : : : ／: : : : : ∨: :∧: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ : : : : : : : : : ／: :/: : : : : : V/:.∧: : :.＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : :.': : : : : : : :.|'／: |: : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 / : : : : : : : : ／: : : : :./: : : / : : : : |　　 |: : :}ｉ: : : :}｀''ｰ‐‐ ｯ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : :／: : : : : : /: : :.:/: : :.:/: :|　　 |: /:}ｌ: : : :}: :.ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : :/: : : : /: : /＿_ /: : : /　: |　　 |//从: : :.}: :ｉ: :}
　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : /: : : : /: : /: : :／ ≧=-　l/　.／|/　}: : : /: :.|: :}
　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : /: : : :.:/: :./: :／　/／_ 　 /　　　 ｨf灯: :./: : ∧/
　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : {: : : :./: /:{／ _jI斗=劣ｋ　 　 　 /う　}: /: : /
　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : :/⌒ヽ从ﾚ'　斥7rてぅ　 }　　　　　Vり ∨:.／
　　　　　　　 　 　 　 　 /: : :/: : :.{ {ノヽ V彡八{ 乂__ソ　　　　　　　｀¨　 ',　　　　　　　　　　 かなりの時間が経ってようやく外に出てた
　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : :/ : : : { 〈　 〈　　　　｀ ¨¨¨´　　 　 　 　 　 ｀　 }
　　　　　　　　　　　　/: : :/: : : : : ≧⌒ヽ __　　´´´　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　 あたしやみんなが見たのは見るも無惨に
　　　　　 　 　 　 　 /: : :/: : : : : : :/: :｀¨´: |〉　 　 　 　 　 　 ｀''ｰ'＾ｰ'´,.ｲ
　　　　　　　　　　 /: : :/: : : : : : :/: : : : :./ |　　　 ≧　　　 　 　 　 ／: :.|　　　　　　　　　　　 躍り食いされた人だったナニカと
　　　　 　 　 　 　 {: : :, : : : : : : /: :/: : :/: :.|　　　　　　~^7_'' ｰ‐''^: : : :/|
　　　　 　 　 　 　 {: :/: : : : : : /: :/: :／: : /≧s｡__　　 　 { _≧┐: : ／: :}　　　　　　　　　　　 塀に開けられた穴へと延々と続く引き摺れた血の跡
　　　　 　 　 　 　 |:/: : : : : : /: : :／: : :／　　　　 /＾ヽ_, ﾍ　　∧:_: : :／
　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : /: :／￣￣ ＼　　　 /ﾆ≧x _　|, ｲ⌒ヽ＼
　　　　　　　　　 /: : : : : : /／　　 　 　 　 ヽ ／　＾⌒丶:::O ＜ 　 }i　＼
　 　 　 　 　 　 /: : : : : :.／　丶　　　　/　　　　　 　 　 /::::::/＼ヽ　　　 }ヽ
　　　　　　 　 /: : : : :／/⌒丶､ ＼　　{　　ヽ　　　　　 |:::: / ＼ ＼⌒ヽ/ /
　 　 　 　 　 , : : : :./ : :ｉ　 　 　 ＼ ＼ ヽ 　 /　　　 　 .|／　　　＼ ＼　ヽ |
　　　　　　 /: : : : :.{ : : |　　　　 　 ＼ ヽ }／　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　ヽ　ヽ
　 　 　 　 ,': : : : : :/＼ |　　　　 　 　 |ヽ 〉　: : : .　　　　　　　　　　　　　　　}
　　　 　 /: : : : : :/ : : : |　　　　 　 　 |// ／: : .　　　　　　　　　　　　 |　|　 |
　　　　 .{ : : : : :/: : : : .:|　　　　 　 　 |/ /: : .　　　　　　　　　　　　 　 |　|　 |

4173 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:06:42.05 ID:7FwJZ1gZ

なんか、凪って人は前回以前の召喚者の日本人なんではって気がしてきた

4174 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:08:37.38 ID:qy7f/Ad/

かなり話し上手だな
これが一般的なんだろうか

4175 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:12:56.09 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 , -- ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.．''"ﾟ~￣／: : : : : ｀''ー‐‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : :}＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : :./: : : ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : :.:／: : : : : : : : : ／}: : :: /: :/,ｲヽ: : ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : :.／＿: : : : : :: 彡ｰ‐‐‐彡: :./ヽ: :: i: : : :ｉ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : :/／＾ヽ ー‐‐'ﾞ _jI斗=ミ　 ／ 　 }: :∧: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : :// /rf　}/　　 ‖ /うぇ　　　　｀' }:/ : ∨:.|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : :八ヽ ┘　　 　 {!　 v炒　　　,ｨf芹: : : : ∧|
　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : :｀''‐､　　 　 　 　 ¨´　　 　 {炒 : : : :/　′　 あたしはお母さんやお父さん
　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : :./彳圦　　　　　　　　　　,　｀y／}／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : :./: :.|　　丶 　 　 r‐　､　　 　 ,　／　　　　　　 友達のことを嘆く前に
　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : /: :.:.|　　　　　　　 ､　　ｱ　　/
　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : /: : :__! 　 　 　 r≧ __ ,,.　 - ~　　　　　　　　　　あんな風に死にたくないってただただ
　　　　　　　　　　　 /: : : : : :／￣￣ ⌒丶　　　 |_: : /
　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : /⌒ヽ　　　　 　 ＼ 　 ≧s｡_　　　　　　　　　　　　　　 泣きじゃくって震えているだけ
　　　　　　　　　　/: : : : : /　　 　 ＼　　　　　 ＼__ 〉　 ≧s｡
　　　　　　 　 　 ,': : : : : /　　　 　 　 ＼　　　　　　　　　 　 }　ヽ
　　　　　　　　 /: : : : : /　　　　 　 　 　 ヽ　　 　 　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　 　 ,': : :/: : :{　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　∨∧
　　　　　　　/.: : /: : : /　　　　　 　 　 {　/　　　　　　 　 　 　 ∨∧
　　 　 　 　 ': : :/: : : /　　　　　　　　　∨　　　　　　　　　　　　∨∧
　　　　 　 /: : / {: : /　　　　　　　　　 /　　　 　 　 　 　 　 　 　 }　∧
　 　 　 　 : : /　.{: :.{￣￣＼　　　　　 } 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 ∧



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞､
　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　_.....≠　≦:ﾌ: : : }　＞:ｰ:､
　　　　　　　　 ／: :⌒:ヽ: :≧イ: : :": ／: : : : : : : : : }:': : : : : ヽ
　　　　　　　　': : : : : : : /／: : : : :／: : : : : : : : : : : : }: :ィ}: : : :丶
　　　　　　　/: : : : /: : /ｲ: : : : ／: : : : : : : : }: : : :l: : {≦ﾊ: : :ﾊ: 丶
　　　　　　, : : : : :/: : /: : : : :／: : : : : : : : : :l: : : : }: :j　 ヾ}: : : ﾊ : 丶
　　　　　 /: : : : : ': :/: : : : ／: : : : ／: : : : : :}: : :.ﾉ}: :l　　　l: : : : i: : : ヽ
　　　　　': : : : : :.': : {: :≧´: : :,: イ: : : : _: : :ﾉー/x､}:j　　　j_:ﾊ: : }: : : :ﾊ
　　　　/: : : : : : i: : :{: : : ¨: : : : : : : : : : : :/ }: ノ　 .ﾚ　 ｲ´ ﾚ: :}: :j: : : }!: }
　　　 /: : : : : : :i: : :ﾊ: ヽ: : : : : : : : :ノ: :ノ　 ´　_　　　　_　 {: : V: : :ﾉ }:ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あたしと違って
　　ノ': : : : : : : :i: : : :ﾊ　: :ト= 一≦: イ　ｰ=ｯｯィ　　　　ヾｯﾄ: :}: : ノ　 ﾚ　　　　　　　　 r-ｖ´::V::､
..／/: : : :／: : : i: : : : : ヾﾊ　(ｰイ´　　　　　　　　　　 ヽ　 |:ノiノ　　　　　　　　　　　ﾊ/::::{::::::{::::}　　　　　　　　　　　このままじゃだ駄目だと
: /: : : :/: : : : : :{: : : : : : : :＼､⌒'　　　　　　　　　　　　　　}　　　　　　　　　　　　 ﾉ::::}::::{:::::i:::::{
: : : : :/: : : : : : :!: : : : : : : :}ｿ ＼⌒ヽ　　　　　　　　＿　 ノ　　　　　　　　　　　　　{:::::{::::i:::::i:::::j　　　　　　　　　　　 勇気を振り絞って外に助けを呼び出しに行くって
: : : :/: : : : : : : :.i: : : :_: :=＞ー===ｰ　≧―､　　　　_　イ　　　　　　　　　　　　　　l::::::!::::::::'::::::{
: : ./: : : : : : : : ＞´　／´　　ｨ――― ≧く_)iへ_￣　　　　　　　　　　　　　　　　 .{::;::::::_::::::ｰ:::{　＞-x　　　　　　　　大人たちが出てくれて、その人達に望みは託された
: :/: : : : : : :イ/　　/　　 ／　　　´　　　_　≠　´⌒￣￣＞――――――--　 イ::::::::::::::::::::::::´:::::／
:/: : : : : :/　/　　 .{, イ´　 　　 　,　　　´　　　./　　／　 　　　　　　　　　　　　 {:::::{:::::::::::::::::::::::::／
': : : : : /i{　ji　　　l　　　　　　／　　　　　　 ./　　/　　　　　　　　　　　　　　　_ ヾ　　:::::ィ:::::ノ´
: : : : : :{ i　 |i　　　l　　　　/　　　　　　　　　{　　/＿＿　　　　　　_...　≠-　´￣￣｀¨¨"´￣
: : : : : | .|　 |i　　　l　　　〈　　　　　　　　　　､　/　　　ﾝ(ﾍ 丁<¨´
: : : : : | .|　 |i　　　lﾆﾊ　　丶　　　　　　 ＿　ヽヽ　　/ |　 } }　V
: : : : : | .|　 |i　　　lﾆﾆﾊ　　　 丶　イ／　//⌒¨｀¨¨　 l　({　!　}
: : : : : | .|　 |i　　　lニニﾊ　　　　　 /　 /ｲ　　　　　　　|　|　|　!
ヽ: : :.:.| .|　 |i　＿_.|ニﾆﾆﾊ　　　　 ,　 /　､＿...　-――'i　ｉ ヽ{
　ヽ: .:.| .| s≦ニニ|ニニニﾊ　　　/ /　　　　　　　　　　i .{　　!
　 ヾ:.{≦ニニニニ|ニニニﾆ}ﾉ　ﾉﾆ{　　　　　　　　　　　i ()　 l
　　ﾍ:|ニニニニニ|ニニニﾆヽノ{ニ{_≠ ´　　　_....　　ーi-}⌒ﾉ
　　　|ニニニ二二|ニニニニニﾉﾆ} r――┬┬ーーr==ｰ=イ
　　　|ニニニ二二|ニニニニﾆ/ニ} {/////|::::|////{ {ｰ///}}
　　　|ニニニ二二|ニニニニ/ー┘└――{:_:{――＞==一ｲ
　　　|ニニニ二二|ニ二二/:::::::::::::':::::::::::::::::::ノ::::i::::::::::::::ﾊ:::::::ﾊ
　　　ｌニニニ二二|ニﾆﾆ/:::::::::::::/:::::::::::::::／::::::::i:::::::::::::::::}:::::::::|

4176 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:15:19.17 ID:8E0SsRtn

三毛別の羆事件がこんな感じだったなぁ

4177 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:16:27.19 ID:u4URf40L

抵抗できなくなったら食い終わってくれるのを待つしか無いのか

4178 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:17:22.50 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , - ─── -　., ＿／⌒ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : :.}: :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :.}/: :∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : :/: : : : : :/: : : }: : : :': : : : :‘，
　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : :／: : : : :／: : : /: : : /: }: : ﾊ:∧　　　　　　でも……でもね
　　　　　　　　 　 　 　 　 {: :.ｉ: : : : :: : : : : /: :.／: : : '´￣｀:./: : }: :.}　}: }
　　　　　　　　 　 　 　 　 {: :.|: : : : : /: : :/:／: : : : :／芹ﾐ:/: : :.': : }　}: }　　　　　　あいつは次の日……それぞれ別の方向へ散って
　　　　　　　　 　 　 　 　 {: :.|: : : : :.{: : /⌒ヽニ彡　 {　f从: : /: :/　 :/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ': :|: : : : : ゝ:{　/y ﾐ7　　　 ｀ ﾘ　{ﾚ'}／　　′　　　　　　 外に助けを呼びに行ったはずの二人
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: |: : : : : : :/＼ヽ_〈　　　　　 　 ｀'' ┐
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: |: : : : : :/: : | |ヽ _　　　　　 r‐‐ ､/　　　　　　　　　　 元さんと貝さんの亡骸の一部を咥えて、村へ再び姿を現したのよ
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : : : :./: : :.:| |　　　　　　　 ヽ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : : :./: : :.:/:.:| 　 　 r‐　., __ ノ
　　　　　　　　　　 　 　 　 l: : : :./: : : /: : :| 　 　 |: : :/ }
　　　　　　　　　　　 　 　 /: : :./: : : /＿:ノ　　　 ｀''ｰ ┴ ､__　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿
　　　　　　 　 　 　 　 　 / : : /＞''´　　　⌒丶、 __ } }　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　､_ ヽ＾二二つ
　　　　　　　　　　　 　 /: : :「/ ＼　　　　　　｀' ー‐　　　＼ ﾄ､　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　 __ノ し' ＿)
　　　　　　 　 　 　 　 ,' : : : | 　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　 ＼ ＼　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　くミニﾉ
　　　　　　　　　　　 /: : : :./　　　　 ∨　　 /　　　　　　　　　 ヽ　＼　　　　　　　　　　／ 　 　 ／⌒ 'ｰ‐''
　　　 　 　 　 　 　 /: :.／/　 　 　 　 |　 ／　　　　　　　　　 　 ｉ　　 丶、　 　 　 　 ／　　　 ／
　　　 　 　 　 　 ／:／: :/　　　 　 /__l／　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 丶、 __ ／　　　 ／
　　　　　　　 ／:／: : :./　　　 　 / ／　　　　　　　　　　　　　　| 、　　　　　　　　　 　 ／
　 　 　 　 ／:／/: : : /　　　 　 /: : : : : .　　　　　　　　　　　/　|　 丶 、　　　 　 　 ／
　　　　／:／: :/: : :.:/　　　　　∧: : : : : : : : .　　　　　　　　/　 .|　　 　 ｀''　　　__／
　　　/: :/: : : :ｉ: : : /　　　　　//∧: : : :,. -- ､:　　　 　 　 /　　 |
　　./: :/: : : : :|: : /　　　　　/: |:/∧: :/: : : : : :　　　 　 　 ＿__ノ
　　: :./: : : : : :|: /　　　　 , ': : :|: : /｀''7￣{{≧ー──''^{{:::::o〕
　　:./: : : : : : :./　 　 　 〃: : : |: /: : /::::::ｰ‐ｧ‐-::::::::┬:┴::::「|
　　: : : : : : : :/　 　 　 /: : : : :.:| {: :./::::::::::::/::::::::::::::::/:::::::::::: |:|
　　: : : : : : :/　 　 　 ,': : : : : : :| {:./‐‐,:::: /:::::::::::::／::::::::::::::: |:|



　　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 ／　　 　 u.＼　　　　　　　 （もうちょっと手心というか……なんというか
　　　　 　 ／ー‐-:::::::::::-‐' ＼
　 　 　 ／ 　 t　 j:::::::ｨ　 ｯ 　 ＼　　　　 人の心の折り方をよくよく理解してやがる
.　　 　 |. u 　 ｀¨､__,､__,¨´　　　 |
.　　　　＼　 　 　 ｀こ´　　 　 ／　　　　 ナーロッパの生存競争怖すぎやしないか？）
　 　 　 ／　　　 　　　　　u　.＼

4179 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:18:17.84 ID:u4URf40L

心理戦もできる人食い熊とか嫌すぎる

4180 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:19:18.48 ID:KYwRSYSd

救援要請しても動き出すのは早くて数日後、場所によったら村人が全滅した後に準備が整う方がざらだろうけど
魔獣の情報や退治できる冒険者が近場にいて、報酬を用意できる場合くらいしか助けは間に合わんだろうな

4181 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:20:53.71 ID:UDyC2RcO

怖すぎる

4182 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:21:56.14 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／⌒ヽ__,/⌒丶＿_
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : ': : : : : ｀'':､｀丶
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : :/ﾐY |: : : : : : : : :＼: ＼
　　　　　　　　　　　 ／: : /: :/: :/´´¨ﾞl 斗‐ ､|: : : : : : : :.‘，
　　　　　 　 　 　 ／／: :/: ／⌒　　　|: ∧: : |＼: : : : : : :.ﾊ
　　　　　　　　　 { /{: : : {: / ﾚ'　 　 　 V　_＼|: : : : : ヽ: : : :ｉ
　　　　　　　　　 ﾚ .{: :|:.:{/: 斥てぇ　　 ,ｨf笊示ﾐﾄ､: : :.:}: : : |
　　　　　 　 　 　 　 Ｎﾄ､: :: } ∨り　　 　 乂ソ　 }ﾐh､: :}: :}:.:|　　　　　　　　　　　　 それでもうあたしたちは
　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ/""　′　 　 　 ""　 ﾚ' ⌒Y:/: :|
　　　　　　　　　　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　　 くぃﾘ: : :.:|　　　　　　　　　　　　 あいつの食料庫として
　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　 o　　　　　　　 ､__／: : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　|≧　 .,＿_,..　　 ｨ ´: |: : :∨: :.:|　　　　　　　　　　　　 その時が来るまで生かされているだけなんだって
　　　　　　　　　　　　　　　　|i: : : : :.:|　　　　 |: : :.|: : : :∨:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : , -/ 　 　 　 〉〉: |: : : : :ヽ |　　　　　　　　　　　　 本当に心が折れちゃってさ
　　　　　　　　　　　　　　/￣￣ ＼丶　 　 ／　 ￣￣~''＜＼
　　　　　　　　　　　　 　 |　　/　　 　 ｀¨¨´／　　　　 　 /_|: :.＼
　　　　　　　 　 　 　 　 ∧　,'　　　　 　 ／　　 　 　 　 /　 ∨: : ＼　　　　 ／}
　　　　　 /{　　 　 　 ／: :|/　　　　　　　　　　　　 　 ∨　　 ｉ: : : : :.｀''ー= ': ノ
　　　　 八:.｀'' ー=彡: : : /　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈 　 　 ｌ: : : : : :丶 ^⌒
　　　　　　｀''ー‐‐ｧ: : : : |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 |: : : : : : : :.＼
　　　　　　 　 　 /: : : : : |　　　　: : {　　 　 　 　 　 　 | 　 　 |: : : : : : : : : : ＼
　　　 　 　 　 　 { : : : : : ﾄ　　 　 : :∧　　　　　　　 　 | 　 　 |: : : : : : : : : : : : :ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.． ''"ﾟ~￣￣ ~ﾟ^丶、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : :,､ ── ≧''⌒l
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　　　　　　　　　　　 /: : : : : {､ ⌒Y V 　 /￣示ﾐﾄ､´　／　　/ ⌒ヽ:/:./: :i : }
　　　 　 　 　 　 　 /／: : :.／ﾏヽ〈　　　 {　 γ:てY　 　 　 ,ｨf斥7:.从/: :.∧ }　　　　　　 あたしはあんな風に生きながら喰われて死にたくないって
　　　 　 　 　 　 ,.ｨ{⌒ヽ:./　　 ﾄ､_　　　　 　 ∨り　　　　 〃ぅ /: : : : : : /　/
　　　　　　　 ／: : :ヽ くY　/ 　.〉込、　　　　 ｀¨¨ 　 　 　 V;ﾘ/_／ﾚ'|／　　　　　　　　　 何度も何度も首吊りをしようとして
　　 　 ,.､-''": : : : :／⌒丶{__.ノ_ノ　丶　　　　　　　　　 ､ ｀¨/:/
_,.､-''": : : : : : : :./　　　　　Y∧　　 　 ＼ 　 　 ､　 　 　 　 ﾉ:/　　　　　　　　　　　　　　　その度怖くなって、思い留まっている内に
: : : : :.／: : : : : /　　　　　　i　∧　　　　/丶、　　　´ 　 ≦ /
: : : :./: : : : : : /　　 　 　 　 |　 ∧丶、　　_|　｀「¨¨¨ ´: :ノ /　　　　　　　　　　　　　　　　あいつは時間切れとばかりにあたしの家の戸を破壊して押し入って来た
: : :./: : : : : :.:/　　ヽ　　　　 |　　 |＼ ｀　'　l 　 |　　ヽ｀'ｰ''´
: :./: : : : : :.:,'　　　/|　　　　 |　　 |: . ＼__ /　　|　　　'
: :ｉ: : : : : : /{＿／ｉ/ｌ　　　　 l　　 ‘，:　　 　 　 |　　　ｉ
: :|: : : : : /i:i:i:i:i:／　|　　　　 |　　　 ＼: : .　　　|　　　|
: :|: : : : /|i:i:i:／　／|　　　　 i　　 　 　 　 　 　 |　　　|＼　 　 　 }i
: :|: : : /　¨´　 　 . ::|　　　　 |: : .　　　　　　 　 }　　　|: :.:＼ __ ノ/
: :|: : /　　　 　 . : : :|　　　　 |: : : .　　　 /: .　 /　 　 .|⌒''ー‐=彡

4183 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:22:11.64 ID:u4URf40L

的確に伝令役も狩ってるのを見ると知能あるんじゃないか

4184 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:25:06.63 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　躍り食いされて死ぬんだと
　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_　　　　　　　　　　　　　　　　　 怖くて目を瞑ることさえできず
　　　　　　　　　　 ／　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　＼
　　　　　　　　　　／ 　 　｜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　＼＼　　　　　　　　　　　　　　飛びかかられるのを待つばかりだったその瞬間
　　　 　 　 ／ ／ 　 　 |　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　|　 ＼＼
　　　 　 ／　　　 　 　 /　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　|　、　⌒＼　　　　　　　　　　　凪さんがあたしを助けてくれたんだ！
　　　 ／　　　　--､　/ ／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　|　 〉　　 　 ＼
　　 ﾉ|　　　　 /　／￣ 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| /∠
　　 〉 ＼＿__/ く/　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒＼─── 　 ＼
　　 ＼＿＿_／｜　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　 Υ￣￣￣ 　 }
　　　　|　　　|　人　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　| ＼＿＿_　/
　　　 ∧　　 |　　 ` …} ‖::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 　 　 /＼＿＿_／
　　　 /∧　　　 　 　 / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　/　　　／
　　　　/∧　 |_ r‐ュ〈 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　/　　／
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　　　　　 人＿_／ﾆ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|__／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___ ,. ‐ ､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,.､''"ﾟ~: :／: : : : ＼｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／⌒丶: : :/: : : : : : :＼: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: /: : : : : ∧:./ |: : : : : : : : :＼: :ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : :/ /: : : : :|´¨¨''| : : : : : : : : : :｀''ｰ- .,
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ : : : /: :| : |: : :.|　 　 |: :ﾐh､_: : : ＼ : : : : : : ｀丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: :／: : : : : i : |: : /　　　1:.:.:.i＼￣ｌ: : :＼: : : ヽ ⌒ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: :／/ : / : : : l :_l_ノ |　　 八: : l　 ＼|｀''ｰV/＾Y: }　　　　　　　　　　　 向かうところ敵無しで
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: /　 {: : {: : : : 从:∧: |__　　　＼|　　　xzzk　/り}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 V　 八: :丶: : ｉ: :{:.斥N茫ミﾄ､ 　 　 〃´///　 〉_/　　　　　　　　　　　　 それでも油断はしていなかったあいつは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶、 : |: :ﾊ代 乂rソ　 ､　　　　 　 　 /7
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ア圦{ ヽ　｀¨¨¨　 　 -‐''＾ヽ　　 //　　　　　　　　　　　　　　凪さんが強いと見てあたしを盾にしようとしたけど
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : :丶込、// ｀T´　 　 　 }　 /:.{
　　　　　　　　＿＿ _　　　　　　　　　　　　　/: : :く⌒ヽ: 「＼　　丶 _　　 ノ／Y: l＿_ __ 　 　 　 /}　　　　　 凪さんはそれよか早かった
　　　 ,.､　 ´: : : : : : : : ￣~^''ｰ- ., ＿＿ __／: : : : : :／￣ ＼｀''__ｎ ｰ‐‐ ''~|　　}/　　 / 　 　 ／: :}
　 ／: :＞''^~￣￣~^''＜: : :~^''ｰ- ., ＿: : : : :＞''^~　　　　　ﾄy'⌒ヽ　　　　｀''Y//__,ノ　　 ／: : : /
　{: :／　　　　　_,.､ -‐…: : : : : : : : _;,:､-‐''~　　　　　　　　〈　二　ﾐ〉　　　 　 |i:| |⌒ヽｰ ': : : : :/
　{/　　　　　／: : : : : : : : : : : : : ／　---　、　　 　 __　　 /{　__　ヽ〉　　　 　 |i:| l:　　 |: : : : ／
　　　　　 ／: :_,.､ -‐ｧ: : : : : :.／ '´　　　　　｀''ー‐───/　　 〈/ ＼　　　　l/ ∧ 　 |,.彡'
　　　　 /: :／　　　/: : : : : : :{　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　 　 ｀'ｰ‐‐/　　 ∨ ′
　 　 　 {: /　 　 　 {: : : : : : : :｀''ｰ- .,＿＿ _,.. ､ -┬　ｧ……'~　 　 　 ヽ　 ./　　 　 }　}
　　　　 V　　　　　丶: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :./|／/　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　′
　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : : : : {: : : : : : /i:i:i:i:'　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,'　　ｉ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~^''ｰ-　　., __／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 |
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4185 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:25:54.61 ID:KYwRSYSd

山賊くらいの知性はあるだろうな
救援をよばれたら危険とは認識してる動き方だ

4186 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:26:57.02 ID:8E0SsRtn

え？颯爽と現れた姉畑支遁先生？（難聴EX）

4187 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:28:06.43 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ''"ﾟ~￣~ﾟ^丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : :丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / : : : ／: : : : : : : : : ⌒ｌ: ⌒ヽ:ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: /: :/: : : : : : : : : : : :.:/|: : : : : : :‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : : ／: : : /: : :.:/:.／|: : |: : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／/＾ヽ彡: : __＼: : : :/｀¨¨/: : :|: : : :|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : :{ ぅy V¨´斥ミ从ﾚ'　 ／И: :/: : |:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : ／:ヽ __　　{! f炒 　 　 苅灯:/／从/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : ／: : :／/込、｀ ¨¨　　　 └ /ノ　　　　　　　　　　呪文もなしに魔法を発動
　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : ／￣￣{i:i:i:丶i:i:＼　 ､__ '　　 ノ
　　　　　　 　 　 　 　 　 /: :／　　　ヽ　＼i:i:i:i:i＼i:≧ｰ--‐ ''´ヽ　　　　　　　　　　　 地面から複数の土の槍を隆起させ
　　　　　　　　　　　　　/: /|　　 　 　 |　　 ＼i:i:i:i:i:i:i:／　　 　 /}
　　　　　　　　 　 　 　 ｉ: : :.|/　 　 　 i|　　　　丶_／　　　　// ∧　　　　　　　　　　 あいつをあっという間に地に縫い付けたかと思うと
　　　　　　　　 　 　 　 |: : :/＿＿　 ‖　　　　　　　　　 　 |　 　 |｀''ｰ‐'／
　　　　　　　　 　 　 　 |: :〈/i:i:i:i:i:i/ヽ　　　　　　　　　 ＼ /　　 ./ ¨¨´　　　　　　　　風魔法で首をズンバラリ
　　　　　　　 ＼＿ _ ノ: : /i:i:i:i:i:i:i|ノ　　　　　　　/　　 ヽ ＼　 ｲ
　　　　　　　　｀''ｰｧ: : : ://|i:i:i:i:i:i:ヽ　　　　　　 /　　 　∧::::::∨|
　　　　　　　　　 /: : : :/＿{i:i:i:i:iγ´＼　　　　　　＿__/: :}::::1::|i:ヽ
　 　 　 　 　 　 /: : : :/　　 ＼i:i/ 　 　 ＼＿_ ノア¨-=ﾆ≧::::|::|i:i:i|
　　　　　　　　/:/: : / 　 ￣丶≧x_　　//: :⌒ヽ'^ﾆ＞''ﾞ´ｌL:へ|i:i:i|
　　　　　 　 　|/:／{　　　　 　 ＼⌒丶:.{: : ＼く=''´＼ 　 ∧¨´i:ｉ:ｉ|
　　　　　　 　 |// ∧ --┐　　　　 　 く ＼:ミh ﾉ　 　丶 　 |:i:i:i:i:ｉ|
　　 　 　 　 　 /::::ｉ　|-‐ ﾊ　　　 　 　 〈 ／｀¨´　　 　 　 ＼∨:_ノ|
　　　　　　　　{{:::::|/ ∨　∧　　　　　　丶　　　　　　　　 　 寸　 |
　　　　　　　　{{::圦i:i: ∨　∧　　　　　 　 ＼　　　 　 　 　 　 | _ノ〉
　　　　　 　 　 》く_只i:i:∨__ 」　 　 　 　 　 ヽ＼　　　 　 　 　〈: :.ﾑ
　　　　　　　　{{:::〈ﾆ丶i:i∨　　　　　 　 　 　 }＼＼　　　　 　 /: : : ＼
　　　　　　　　ヽ::::::::⌒＼|＼　　　　　　　 　 ヽi:|　 ＼　　　 _{y‐‐ミ: :＼
　　　　　　 　 　 ＼-==- |　| ＼　　　　　　 　 ﾄ圦　　 ヽ　/＾入;;;;;;;;＼ヽヽ
　　　　　　　　　　　｀¨¨¨ ＼ヽ　丶　　　　　　/⌒''ｰ‐‐‐ /;;;/;;;;;〉;;;;;;;;;;}_;ﾉﾉ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 丶、　 　 　 　 ／　　　　　　L;〈;;;;;/;;;;;;;;;ノ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣｀''ー‐''´　　　　　　　　 ｀¨¨¨¨¨´



　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　ヽ、　 　_ノ　＼
／ 　 （●） 　（●） 　 ＼　　　　　 （無詠唱！？なんでそんな
|　 U 　 （__人__）　　　　 .|
＼　　　　|i||||||i|　　 　 ／　　　　　高等魔法の使い手が辺境に……ってのはあるが）
　/　＿＿｀ ー'
　(＿＿＿）



　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＿ _　　 ＿＿＿_
　 ┏┓　 ┏━━┓　 　 　 /　) ) )／　＼　 ／＼.　　　　 　 　 ┏┓┏┓　　　　　　（それはそれとして凪さんかっけえ！！
┏┛┗┓┃┏┓┃　 　 　 {　 　⊂)　（●） （●） ＼　　　　　　┃┃┃┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━|　　 / ///（__人__）///　＼━━┓┃┃┃┃　　　　　　転生チートなんて借り物の力で梃入れされた
┏┛┗┓┃┏┓┃┃　 　 !　　 !　　 　`Y⌒y'´　　　　|　　...┃┃┃┃┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━|　　 l 　　 　 ﾞー ′　　 ,／.━━┛┗┛┗┛　　　　　　やる夫たちと違ってガチで努力して身に付けた力で
　 ┃┃ 　　 　 ┃┃　 　 　 |　　　ヽ　　　ー‐ 　 　ｨ 　　　 　 　 ┏┓┏┓
　 ┗┛ 　　 　 ┗┛　 　 　 |　　　　　　　　　　/　 | 　 . 　 　 　 ┗┛┗┛　　　　　　中世ナーロッパでヒーローしてるとか痺れるわぁっ！）
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　〆ヽ/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　 　　　　　ヾ_ノ

4188 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:30:09.44 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐‐‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈　／　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈 〈　/ /　_ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀'入〈_ノ　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒ﾄ､　 ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 1
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒∨⌒丶、＿_ 　 　 ｌ 　 　 ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : :ﾄ yﾍ: : : : : : : ＼　　|　　　 `、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ : : : : : |ﾐV__|: : : : :|: : : :.＼ '　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : :|: : : |　　 |: : : : :|: : : : : : ヽ　　　　|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : :|: : : |　　 |:∧: ／: {: : : : : {　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　 //: : : : : ＼ 从　　从／V/八.: : : :.:{　　　　　　　　　　　　　 あの光景、あたしは絶対に忘れない
　　　　　　　　 　 　 　 　 {:.ﾄ: : : : :/: :/__　　 　 　 _xzzﾐ ヽ,-y　 　 　 |
　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ : : : : {: /rz妥ミ　 ,　 '´￣//　i./　　　　 j　　　　　　　　　 今もまだ目に焼き付いてる
　　　　　　　　　　　　　　　八: : /Y　///　　　　, ‐‐┐　　/　　　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄ:.{くﾊ　　　 r /　　　　 }　 /|　　 　 　 '　　　　　　　　　　あれからずっと凪さんみたいなりたくて
　　　　　　　　　　　　　　　　 |: :.ヽ込、　 V 　 　 　 /　/　　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : /: : : ≧s｡ ＿ __ ,.. ィ/　 |　　　 /ﾄ､　　　　　　　　　　 その背中を追いかけ続けているんだ
　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:/: : /⌒へっ :_}　 　 //　 |　 　 〈:.|: ｉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 /:/: : 〈　　'´ア〉く 　 　 /　　 ヽ　　 } |: |
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:/: :「 ∧　　 У　 ヽ __/　　　 　 ＼ } |: |
　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : :|　　 〉　　}　 ＼__　　　　　　 　 ヽ|: |
　　　　　　　 /(　 　 ／:／: : : :.∧　/　　 1　　　　　　　　 　 　 　 |: |
　 　 　 　 　 {: : ｰ‐': ／_,イ: : /　 y'　 　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 /: :|
　　　　 　 　 ｀''ー‐‐ ''　 / : /　 /　　　 ,　　　　　　　　　　　　　 |: : |
　　　　 　 　 　 　 　 　 / : /　 /　　 　 '　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : |
　　　　　　　　　　　　 / : /　 '´　　　 /　　　　{　　　　　 　 　 　 |: : |
　 　 　 　 　 　 　 　 / : : { /　　　　 /　　　　　＼　　　　　　　　 |: :/
　　　　　　 　 　 　 /: : : :.{　　　　 ,.ﾍ　　　　　　　＼　　　　　 　 |:/
　　　　　　　　　　 {: : : : :.丶　__／: : |　　 　 　 i　 　 ヽ　　 　 　 |i



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.､-‐━━{‐-＜⌒y'⌒丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : }:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : :./: : : ＼: :/: :./: :ﾄ､: }
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : : /: : : : : :./: : ／: :.:｀':ｰ/: .:/　}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : /: : : : : :./:.／: :彡'＾ﾚ' 7／ 　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : : : : ｉ: : : : : : /⌒Y　 　 -==}　　　　　　　　　　　って言っても盗賊村でまんまと騙されちゃうような
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : :.:|: : : : : :.{ くぅ　∪ 　 　 ｀┐
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : :.:|: : : : : : 丶ヽ_　　　　_＿/　　　　　　　　　 まだまだ未熟者なんだけどさ……
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/: : : : : : : : :.:|: : : : : : :y'¨λ　 　 ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／:／: : : : : : : : : :/: : : : : :/ 　 /≧x.,＿/
　　　　　　　　　　　　　 ／:／: /: : : : : : : : : :{: : : : : :/￣｀ヽ、　　　　　　　__
　　　　 　 　 　 　 　 ／: :/: : :/: : : : : : : : : : :{: __／￣｀''＜⌒ヽ　　　 　 /､　}＾ﾄ､_
　　　　　　　　 　 ／: : : /: : :/: : : : : : : : : :_／　 ~^''ー- 　 ｀ヽ }　　　　 { '´二つ} 〉
　　　　　　　　　/: : :／/: : :/: : : : : : ＞''´　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 }　 ＾Yし 7
　 　 　 　 　 　 ｉ: ／　 {: : /: : : :＞'´　　　　　　＼　　　　　　　　 }　　　/　　　_ノ
　 　 　 　 　 　 l/ 　 ／: /: : : : {/¨丶　　　　　　　＼　　　　 　 /∧　 /　 　 /
　　　　　　　　 　 ／: : :/: : : : : :|　　 ∨　 　 　 　 　 丶、_＿ ノ　　} /　　　/
　　 　 　 　 　 ／: : : : :{: : : : : :.:|　　　∨　　　　　　　　　 　 　 　 /}′ 　 /
　　　　　　 ／.: : : : : : : : : : : : :.:|　　 　 丶　　　　　　　　　　　 ／ 〉　 　 ′
　 　 　 　 ,' : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　|＼　　　　　 　 　 ／ 　/　　 /
　　　　　 {: : : : : : :: : : : : : : : : : |　　　　　|: : :ヽ　　 　 　 ／　　 /　　 ,'

4189 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:33:30.20 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／⌒y': : : 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.‐''´: : : : }: /: : : : :｀''ー‐ｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : У: : : : : }: }:｀ヽ⌒　 __人__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : :./: : : : : /＾八: : :}　　　｀Y´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : /: : : : : : ://斥}ﾚ'　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : /: : /: : :ry:/ 《　ﾘ､_　　+　　　　 _人_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : : : : : : : : : :{: : :.{: : : { {　 ,,,,,　　 }　　 　 　 ￣｀Y´￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : : : : : : : : : :{: : :.{: :.:/ ヽ〉　 　 r┘　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ: : : : : :: : : : : :＿ _彡:.:}　　　　 {　　 　 .|　　　　　　　　　 改めてやる夫さん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : :／ : : : : : : /⌒ヽﾉ　丶　　_〉　　 -+-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : :／: : : : : : : : /／ __ハ ／ ⌒ 　 　 　 |　　　　　　　　　　あなたには感謝してるし、凪さんと同じぐらい尊敬してるよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : /　　　 　 ‘，　 __ _
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : :|: : : : : : |　　　　 ／∧f＾y'　＾ヽ　　　　　　　　　　　　だって無詠唱で魔法を使うし、多くを求めずにいるとこもそっくりだもん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : :／: : : : : :.|: : : : : : l　 　 ／　　 ∧　　　 .〕
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: :＞''´: : : : : : : : :|: : : : : :.丶.／ 　 　 　 ∧　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. ィ´: : : : : : : : ／: : : :ｌ:|: : : : : : : : ＼　　　　　　 }_／
　　　　　　　　　　　,.､ -= ≦: : ／: : : /: : : :／{: : : : :.:ｌ:|: : : : : : :∧: : ＼　　　　　ヽ
　　　　　　　 　 ／: : : : : ＞''´/: : : : :.|: : : / 　 ',: : : : 圦: : : :＼: :∧｀''ｰ‐＼　 　 　 〉
　 　 　 　 　 ／/: :.＞''´　　 /{: : : : : :|: : /　　　丶: : : ',:丶: : : : ヽ∧　　　　　　　 /
　　　　　　 /／{／ 　 　 　 / 丶: : : : ヽ:/　　　 　 ＼: : ＼ : : : : : }: :}　　　　　　 /}〉
　　 　 　 ／　　 　 /　　　/ / 　 ＼: : : :＼　 　 　 　 ＼: : ＼: : : :}: :}　　　　　　 /
　　　 .／/　　　　/　　　/ /　 　 　 ｀''ｰ‐　ヽ　　　　　　＼: : ヽ: : :./　　　　　／}
　　　　 /　　　　/　　　/ /　　　　　/　　　　 　 　 　 　 　 }＼: : : /　＼　 ／__ノ
　　　　,'＿ _　 /　　 　i|＼__ ,.ィ´￣ヽ＿ _　　　　　　　　 /:::::::ヽ: }ヽ-=≦ ⌒
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＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣―　　――――　　　　＝＝　￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　 u　　　　　　　　xzz　　　　） 　 　 　 |　|　 |　r--- 、 ｌ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 ,,,＞=＝´￣　　　　 ヽ.　　　　|　|　└┘　ノ　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /ミ=zx､､　 　ｉ　ゞ､≦xz==x　　　　　　. i　 　 　 |　|　　　 i"´／　　　　　　　　　 （やめてくれ……その尊敬は俺に効く
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /. ,z＝=､ヾ　　ゝ　 〃 /⌒ヽ ヾヽ　　　 く　 　　 └┘　　 └┘
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / ｲ/ (　)　ﾐ　 ⌒ゝ ヽ-‐ゞ=''─-''′　　 厶, 　 　 ┌┐　　 ┌┐　　　　　　　　　　借り物の力な上にマッチポンプで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　｀￣￣￣ｲ　´r彡　｀""ヾ　　　　　　　　　 ヽ 　 └┘　　 └┘
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　／　　　　　　　ヽ　　　｡　　　　　　　　　 ﾚ､⌒Y⌒ヽ⌒Y⌒ヽ　　　　　　　　　そんな人と同列に扱われるとか心がいてーお）
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　{　　 　{　　　　　　}　ι　　　　　　　　　　　 　　,'
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 i　　 　 ゝ､＿ノ＼＿＿ ノ　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　 `ー-一　　　　　　　　　　　　　　　　／
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣―　　――――　　　　＝＝　￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
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4190 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:36:03.48 ID:o1OCSlXf

自分のためにしか力を使えない本物なんざ、借り物だらけで困難に立ち向かえる偽物の影すら踏めねえよ
ってオーバードライブさんも言ってたからへーきへーき

4191 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:37:30.39 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿_ ,.､ィ⌒ヽ__
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : :/:／⌒丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : :/: :∧: : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : / /__/ : ∨: : : : : ‘，
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : _/＿_彡'/　　 ｀ヽ|: : |: : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:／: : : : : : :/: : :／∨　 　 ヽ, |: : |: : : : |:∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {/: : : /: :／/: ／　　　　　　　　|＼ヽ: : : |:.:∧
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 7: :./／{　r=≠=ミ　　 　 　 　 |/ 　 ∨:/: :从
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 八:/⌒Y　　,,,,,　　 ｀　　　　r=‐-x　/:.V: : }ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : .{ くぃ　U　　　　　　　　､　　"" /: : : : /
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : :丶、__　　　　　　　　　　 　 　 /／: ／
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : /八　 　 　 「 　 　ｧ　　 　 }Y:／　　　　　　　　　 それでなんだけど……やる夫さんみたいな凄い人に
　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : /: : : :ヽ　　　 ｀　 ¨　　 　 ノ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : /: : : : : /　≧　　 __ ,.､　≦:Ｔ´　　　　　　　　　　　　あたしが何をお礼できるかわからないけど
　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : :／￣ ｀''ｰ‐‐く　　　　　 /: : : : : :i :|
　　　　　　　　　　　　 /: : : :/ ⌒丶 　 　 ＼＼　　　/_: : : : : :.l :|　　　　　　　　　　　　　お礼をちゃんとするその前に
　　　　　　 　 　 　 ／ : : : /　　　　 ＼　　　＼＼ 　 　 }~^''ー ..|
　　　 　 　 　 　 ／: ／: :./　 　 　 | 　 i　　　　 ＼＼_／／　　 　､
　　　　 　 _,. ｨ彡 ／: : : /　　　　　| 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧
　 　 　 　 ￣⌒ /: : : : /　　　　　　',　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　∧
　　　　　　　　　ｉ: : : :./　 　 　 　 　 丶|　　　　　　　　　 　 　 　 ∨∧
　　　　　　　　　|: : :./　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 ∨∧
　　　　　　　　　|: :./　 　 　 ＼　 　 　 |　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }　∧
　　　　　　　　　l: 〈⌒￣＼　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　 　 　 }　 ∧



　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 __　　　　 __
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 __,.､ィ／: : ヽ‐‐ /´: :｀ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : :／: : : : : :∨/: : : : : :∨｀丶
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : ﾄ､:/|: : : : : : : ＼: :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : :/: : : : :|ﾐY:.|: : : : : : : : : :＼: :ヽ＿_
　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : /: :/: : :./: :|'ﾞ¨¨|: : : : : : : : : : : : : :.‘，　~^'' ｰ-　_
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : /: :/ : : /}: /　　 l: : __:|: : : : : : : : : : : }　 　 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　 _､ｨ彡: : : : :./ｰ/‐=彡 }/　 　∧´: : |丶: : : : : : : : i }_　　　　　　　　 }
　　　　 　 　 　 　 ｀¨¨/: : : : :.:|: /__|/　 /　 　 / 八: :.:|: : :＼: : :ヽ: : V ＾7　　　　　　 ,′
　　　　　　　　　 　 　 {: ∧: : :.|/芹芋ミﾄ､　　　　r‐ ヽ|＼: : : : : : |: : :} ./ 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　 V 八: : :ﾊ{　 {ﾉrな　　　　　斥芋芋乂: : ,:‐､: : }/ 　 　 　 　 /　　　　　　　 あのホーカ村が盗賊村だって
　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼{f1　｀'ｰ‐　　　　 　 　 {ﾉrな7 ﾚ'ノ　}: :/ 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　 　 i:∧}´´´　　　 ,　　　　　 ゞｰ '　　〈_7/:/　　　 　 　 /　　　　　　　　 然るべき場所に報告して
　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : {　　　　　　　　　　　´´´ 　 _y'／ / 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: /込、　　　　 　 　 　 ι　／ }＞‐ '　　　　　　 /　　　　　　　　　　注意喚起しようと思うんだけど……駄目かな？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,': /: : : : 丶、⌒^'〜　　　 _,./　 /　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　 　 　 　 　 　 /＞‐‐､∨⌒７|≧ｰ‐‐ =≦く/__／　　 '　　 　 　 〃
　　　　　　　　 　 　 　 く　　ヽry''　 〃_l 　 　 　 　 i7// |　　 /　　　　／
　　 　 　 　 　 　 　 　 /:⌒＞〈__,. ィ¨ /　 　 　 ／ .|// ｜ 　 |　　　 /∧
　　　　　　　　　　　　/ ／　/∧//￣｀丶　　 / 　 // 　 ｌ　　 |　　 ./:. :∧
　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 // l∧　　　　　　　　／/　　 |　　　 　 / : : : ∧
　　　　　　　　　 　 /　　　'/　 　 ＼　　　 　 ／　 '　 　 .ﾄ､ 　 　 /: : : : : :∧
　　　　　　 　 　 　 {　　∨　　 ｌ　　 ｀''ー‐'ﾞ´　/　　　 　 |i:i:＼ _ｲ : : : :ﾄ､: :∧
　　　　　　　　　　 /　　/ 　 　 |　 　 　 　 　 /　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:iﾄ､: : : |　ｉ : ∧
　　 　 　 　 　 　 /　　 ': :　　　　　　　　　　/　　　　　　　ﾏi:i:i:i/　}: : :.|　|: : :∧
　　　　　　　　　/　　　{.: : :　　　　　 　 　 /　　　　　　　　 寸/　/: : :.:|　l: : : :∧

4192 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:38:14.83 ID:Ij+pLQgB

それはそう
なお民度

4193 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:38:45.64 ID:o1OCSlXf

せやな

4194 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:39:19.21 ID:KYwRSYSd

魔法使いなら証人としては問題なさそうだが
周辺で魔法使いの立場がどんなものかによるか

4195 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:40:00.71 ID:TEbFQt9x

　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
＼　　 ⊂ ヽ∩　　　　 <　　　　　　　あぁ構わないお
　 |　 |　 '､＿ ＼　／　 )
　 |　 |＿＿＼　 “　 ／
　　＼ ＿＿＿＼_／



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／＾丶_,.､ -‐/⌒丶、-
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : |: ＼ : : |: : : : : :丶、:丶、
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ / : : : : |: : : ヽ:.:|: :|l: : : ＼: :｀: : :｀'〜､、
　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : / : : : : : |:.ヽ: : |ｉ:|: :|l: : : : :.:＼: : : : :＼: : : : .
　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : ': : : : : : : '，ﾐﾄ､_;,:.‐圦: : : : : : :＼: : : : 丶: : : 丶
　　　　　　 　 　 　 　 　 /: :/: : :{: : : : : :|: :∧　　 　 　 丶斗‐‐ ､: ＼: : : : ヽ: : : :`、
　　　　　　　　　　　　　/: :/: : : :|: : : :.／⌒丶　　　　　 / ＼: :.⌒丶:.＼: : : ｉ: : : : :`、
　　　　　　 　 　 　 　 /: :/: : : : :丶／: : : ＼: :＼　　 　 {　　 ｀''ー ＼＼:ヽ:.:|:i: : |: : ::.
　　　　　　　　　　　　': :/: /: : : : /: ＼: : : : :＼ : ＼　　　　　　　　 　 ＼ヽ:.从 : ﾄ､: : ｉ　　　　　　　えへへ、あたしを助けた
　　　　　　　　　　 　 {: ': /: : : : : : : : | ＼: : :.丶｀''ｰ‐　　 　 ,.xzzz ､　　 ｉ: ﾚ: : ｌ :|　',:.:|
　　　　　　　　　　　　|:{: : : : : : : : i: : |　　｀'' _,.zz､　　　 　 ´　　 　 ｀ 　 |/: : :.:ｌ :|　 :/　　　　　　　 やる夫さんならそう言ってくれると思ってた
　　　　　　　　　　　　|:|: |: : : : : :./: :/ _,,xｯ''´　　　 　 　 '　　 　 ////　 |_: : :〃/　 ′
　　　　　　　　　　　　|:|: |: : :-=彡:./　　　/////　 　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾊ:=彡′　　　　　　　　　 じゃあ早速近場で一番大きな町に向かおう！
　　　　　　　　　　　　|从ｌ , ‐‐､_:ノ　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿_　　 　 　 }i }: :‘，
　　　　　　　　　　　　|: : :.{r‐ t ､　　　　　　　　r‐　　　　　　 〈}　　　　/ /: : ∧　　　　　　　　　　 次の被害者が出る前に
　　　　　　　　　　　　|: : :.:', ﾉ（ 入_　　　 　 　 丶、￣　　　　ノ　　　 / /: : : :.∧
　　　　　　　　　　　　|: : : : 丶 ⌒ 込、　　　　　　 ｀¨　　　¨´　 　 ／‐:'.: : :.:.ｌ: : :ｉ
　　　　　　　　　　　　|: : /: : : : ≧ｰ‐ ヘ　　　　　　 　 　 　 　 ,.ィ´ : : : /: : : |: : :|
　　　　　　　　　　　　|: /: : : : : : :|: : : : : ｉ≧r‐-　　 　 --‐≦/:/: : : :／: : : : |: : :|
　　　　　　　　　　　　|/ : :.ﾄ.、: : :|: : : : : |／|　　　 　 　 　 　 |｀''ー''´: : : : :./|: : :ﾄ､
　　　　　　　　　　　 /: :/: :ｌ　＼ :l.: : : : :.丶　　　　　　　　　　|＼: 丶:＿_／| |: : :|:∧
　　　　　　 　 　 　 /: :/: : :|　　 ヽ: : : : : : : :＼　　　　　　　　丶 ＼: ＼__|/ノ: :.:/ ヽ‘，
　　　　 　 　 　 　 '.: :/: : : :乂__ノ{r⌒''ー x: : :.:＼　　　　　　　　　__｀''ー┬　r''´|＼} ﾑ
　　　　　　 　 　 /:／: : :／　　　 l　⌒ヽ　 ∨: : : :ヽ __　　　　　ノ　　　　 |　 l / l　ﾏ: :ﾑ
　 　 　 　 　 　 ,' : : : ／　　 　 　 ｀''＜　　　∨: : : :.‘，丶　 　 　 　 　 　 |　 V ,:' 　∨:.∧
　　　　　　　　/: : : /　　 　 　 　 　 　 |　⌒ヽ}＼ : : : ',　　　　　 　 　 　 / 　 iヽ　　 ∨:.∧
　 　 　 　 　 /: : : /　　　　　　　　　　 | 　＼　＼ ', : : ｉ　　　　　　　 　 //　　|　 ',　　∨:.∧
　　　　　　 /: : :.:/　　 　 　 　 　 　 　 |　 　 ヽ　 i }: : :|　　　　　　　 ／/　　 :ｌ 　 }.　　}: :.:∧



　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _,.､　''"ﾟ~￣￣~ﾟ^''
　　　　　　　　　　　　　 　 ／⌒y/: :⌒''ー‐: : : : : : : : : : 丶、
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : :./ヽ|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　 　 /: : : :/: :/'ﾞ^~|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : ‘，
　 　 　 　 　 　 　 /: : : :/: : :|　　 ',: : : |: : :|: :: : : : : : :.＼: : : : : : : :.:|
　　　　　　　　　 /: : : : ': : : :|　　 丶: :.|: :.／￣: : : : : ＼:＼: : : : : : |
　 　 　 　 　 　 /: :/: : {: :⌒ヽ 　 　 ＼:〃从: :斗==ミ: : :＼丶: : : :.:|　　　　　　　　意気揚々と駆け出そうとする瑠璃は
　　　　　　　　/: :/: : : {: : : ∧_　　　　 ＼:,ｨf´た 心灯ﾐh､_y‐ ､i: : :|
　　　 　 　 　 |: /{: : : : : : : 斥ミヽ　　　　/ 　 {rＪ刈 /　 ﾚ' /　ﾊ: : :|　　　　　　　　しかしすぐに足を止める
　　　 　 　 　 |/ 丶: : 八: :.代 芍ﾊ　　　　　　乂_ソ　　 　 〈y'　 }: :.|
　　　　　　　　　　　＼Ｎﾄ､:|ﾊ}　vり　　　　　　///　　　 U ノ ／: :∧　　　　　　　　えっと、町に繋がる道にはどうやって出たらいいのかなと
　　　 　 　 　 　 　 　 　 从|//｀¨r 　 　 　 ＿_　　　　 　 __／: : : : :∧
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　_,.､　'´　　 } 　 　 ,イ´ : : : : : : : : ∧　　　　　　 バツが悪そうに首を傾げるのであった
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 丶、 　V　　 ＿_ノ　≦　__|:.| : |: : : : : : : :∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀'' ｰ- ＿＿_,.､-=≦　|:.| : |: : : : : : : : :∧
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 「ア｀丶　 ｀'ー‐‐|:.| : l: : : : : : : : : :∧
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 ＼　　　∧| : |: : : : : : : : : :.:∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 '　　　　　　 ∨　 /∧: :|: : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　 ∨　　/|: :|: : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　 　 V　/ .|: :ﾄ: : : : : : : : : : : : :∧
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 ／ 　 y　　|: :|∧ : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　 　 　 　 /　 　 ,　 　 |: :|/∧ : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　　　　　 　 /　 ／/／　 ,: :/ ./∧ : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 /_／i:i/　　　/:./　　/∧ : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　 /ｰ'⌒´　　　/:./　　　 　 }ヽ : : : : : : : : : : ∧

4196 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:40:04.79 ID:UDyC2RcO

正しい

4197 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:43:47.42 ID:TEbFQt9x

　　　　　　 　 　 　 　 -―─-　、
　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　′ 　⌒　 　 ⌒ 　　,
　　　　　 　 　 i　　（ ―）　 （― ）　 ｉ　　　　　　　 さもありなん
　　　　　 　 　 |　　 　 (__人__)　 　　|
　　　　　　　 　 ､　　　　　　　　 　 ノ　　　　　　　 万一にも村から追手がかからぬよう
　 　 　 ⊂⌒ヽ　 ＞　　　　　　 ＜_/⌒つ
　　　　 　 ＼　丶′　　　　 　 　 　 　 7　　　　　　人の行き交う道から外れ
　　　　　　 　＼ ノ　　　　 　 　 　 ﾄ､_/
.　　　 　 　 　 　 ′　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　 道なき道を進んで来たのが現在位置である
.　　　　　　　 　 i　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　乂　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　 　 　 |　/ー―一 、　|
　　　　　　　　　　 し′　　　　　､_ｊ



　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ　　　　　　　 夜闇の中、お姫様だっこされるがままの
ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|　　　　　　瑠璃に街道への出方がわかるわけがない
　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|



　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　 　 ／ 　　―　＼
.　　　　　／ 　　(● )　　ﾍ＼　　　　　当然、自分が早朝、飛行魔法の練習のついでに
　　　　　|　　　（⌒ 　 (● ) ｜
　　　 　 ﾍ　　　 ￣｀､__）　　｜　　　　 街道への復帰√を構築しておいたので
　 　 　 　 ヽ　　　　 　 　 　 ｜
　　　　　　, へ、　 　 　 ＿／　　　　　それに沿って彼女の歩調に合わせ案内したのだった
.　　　　　 |　 　 　 　 　 ＾ヽ
.　　　　　 |　　　　　　１ 　 |

4198 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:48:01.48 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ 　 ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿ ／: : : : : : V: : : : : 丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/: : : : : : : : : :|ヽ/:|: : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: :/: : : : : : : : : : :|ﾐ: : |: : |: : : : : ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: :/: : : : : : /: :/: :/｀｀¨|: : |: : |: : : : : ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : :.＼ /}: /　　　|: :/: ／: : : : : :.‘，
　　　　　　　　　　　　　 　 |: :/: : : : : :斗=≧/ 　 　 .|_/≦ﾊ: : : : : : : :}
　　　　　　　　　　　　　 　 |: {: : :/:.／{ 　 ﾉう　 　 　 /た⌒Y: : : |: :.从
　　　　　　　　　　　　　 　 |: {: :/＾Yﾉ代　Vり　 　 　 Vり 　 }: : :.:|: /　　　　　 じゃあ案内するから着いてきて
　　　　　　　　　　　　　 　 |: :V ＾Y　　//　¨´　　 '　　 ｀¨ //}: :/:/
　　　　　　　　　　　　　 　 |: : ヽ、　　u　　　　　 　 　 　 　 {ﾉ:.／　　　　　　　 って言っても地元民じゃないやる夫さんより
　　　　　　　　　　　　　 　 |: : : /｀'ｰ､　　　　 　 ＿_　　 　 ﾉ:.|
　　　　　　　　　　　　　 　 |: : /: : : / :/⌒ヽつ´　　｀r‐v‐ ､: |　　　　　　　　　ちょっと詳しいだけのお登りさんだから……もし迷ったらその時はごめん
　　　　　　　　　　　　　 　 l: /＿,.､ -/　／ へ'' ｰ‐r' ⌒ヽ　寸＿_
　　　　　　　　　　　　　　{￣　　　　〈　　　　r」　 /⌒ 　 　 /　 　.}
　　　　　　　 　 　 　 　 /|/＼　　　　ヽ　　　ヽ　 Ч　　　 /　　　/
　　　　　　　　　　　　 /:.:l　　 ＼　　　 〉　　　} _/〈 　 　 /　 　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 /: : :|　　 　 ∨　/　　　/ __/∧　　 ∨　∨
　 　 　 /　　　 　 ／ : : : |　　　　 |//　　　/　　 / ∧　　 ∨　}
　　　　{: :｀''ー=彡: : /: : :|　　　　 |/　　　/　　 　 / ∧　　 ∨.}
　　　　 ｀''ー ‐‐ 　 /: : : :| 　 　 ／　 　 /　　 　 　 / ∧　　 丶
　 　 　 　 　 　 　 / : : : ∧ 　 '　 　 　 /　　 　 　 　 /.∧ 　 　 ＼
　　　　　　 　 　 /: : : : : :∧　　 　 　 /　　　 　 /　　 / ∧　　　　}



　..;　..:;　　.:;;　　.:;;　　.:;;　　.:;;　　;;　;;;;;i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲'"　　　　＜´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＞x
:.　　　:.　　:.　　:.　　:.　　:.　　:.;　:.;　;;　:;;i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲ｌ{　　　γγ´｀`ー─＝彡'´｀:､
:.　:.　:,　　..　　..　　　..　　　　.....　　　　.....　.i:i:i:i:i:i:i:i:州州州州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲廴＿ノノ´　.:'´　　　　｀:.　　　｀:､
.:;.　.,;.　.:;;;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';':.:.:.....　　　..;;;;;;;;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:川川川川川川川川川洲洲γ´￣￣　　,.:'´　　　,.:　　　｀:,.　　　 ...:::::i:i:
.:; .:. .:. .: .: ( .:; .( .;.( .:;;(.:;;;(.,:;;( :.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;(:.;:.;;;;;;., ,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　:_:_:_:_:_:_ﾉﾉ:.:.:.:.:.:.:.......　　　　　　　　　　.........::::::i:i:i:i:i:i:i:
:;. :;, :;. :;. :;. (::;;,ﾉ:;;.):;;;,):;;;);::,):;;;,)::;;)⌒ヽ::..)⌒ヽ.;;:; .:;; .:;; .:;; .;;;: .:;; .:;; .:;; .::;;; .:;;.__彡'⌒＾^´.:.. .::::..　..:.　..::..　.:;　,;;　.:;; .:;; .;;i:i:i:i:州州洲洲
:;.):;.(:..(:;;.:;;;):;.)ゞ'"⌒'´:,　:,　:,　ノ:;.;; ;;;::) .:;;) .:;;) .:;;) xzzｭ＿xヘ,ヘﾆﾆﾊzzzzｭ .:;;; .:;; .:;; .:;; .:::. .:.. .:..　..:..　.:　.;　.:;; .:;; .:;;i:i:i:i:i:州洲洲洲
:;.'):;.'):;.')ｰ'"~⌒　.:　　.:　　.:　　(:.;:;):;.):;.):;.):;.)ﾊZZZZ|＿|二ｌ|＼＼癶.| |二二l .:;;) .:;) .:;) .:;) .:; .:; ..::..　..:..　..:..　.::.　.:::;;;;;;i:i:i:i:i:i:i:洲洲洲
ﾞ"~ﾞ"⌒'ｰ‐､　　.:　　.:　　.:　　.:　;';';';';';';'rzzzzz|￣￣|∧‐‐‐ﾄ､ ＼|ｪｪ| |　　 ﾊZﾑ .:;;(.:;;;(.:::;( .:; .:;.. .:..　.:..　.:..　　.:.　.:.　.:;; ;;i:i:i:i:i:i:洲洲
ーーｰｰ-､　ﾞ"ﾞ"ﾞ"⌒'ー‐‐-ミヽ､;';';';';';';「」二∠ZＺＺ/∧zz∧ ＼ |￣|∧ZＺ|_|￣|;';∧;';';'(;';';';'(:;.(　.:.　.:.　　.:.　　.:.,　.:;.　.:;;;i:i:i:i:i:i:洲洲
:.;:.;:.;．:.;:.;:.;)ー‐､、＿　　　　　｀ヽ､＼;';';';';v┴‐∧‐‐| | |＿| |癶ﾆﾆﾆﾆ| | |│￣￣ | |;';';';');';';';';')::;;)　.;　　　.;　　.;　;;'　;;'　::;;' ::;;i:i:州州　　　　　 それから目的地に着いたのは明後日のこと
(:.;~:.;):.;:.;(:.;:.;~:.;ヽ　.:　｀`ー-､　 　 ＼;';'; /二二|ﾆ|二∠二イ＿|＿∧∧| |┘;';'∠ZZZZZZ癶;';';';'(:;;.(..:; .:..　:,　.:.. .; .:;　　;;'　;;" ;;;i:i:i:i:i:
:.;'):.;'(:.;':.:;'):.:.';:;':.}　.:　.:　.:　／ヽ　　　;';';/ﾆ癶癶/|∠ニﾆxヘ　　　 TTzzzzzfZＺＺＺ7ZZ癶zzzzｭ;';').:;;).:;;) .:; .:, .:,　.:.., .,;;; .,;;i:i:i:i:i:i:i:i:州　　　　　　町に入った後、瑠璃とは一旦別れた
γ:.;:.;):.;:.;(:.;:.;:.;ノ　.:　 .: __ノ:.;' :.;ﾞﾒ､ 　 ゝ|二|__|__|/ニニ癶／∠ニア否否否|＿＿__|＿|__|二二|;';';');';';').:;;;).:..; .:;; .:;;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i州州州
(:.;'~:;.'(.:;'~:;)'"　.:　.:　.:(:.;':..ノ.;;ノ.:;.:;)ヽ　　＼ﾄ､x<ｱﾆニｲ__/ /__∨ZZZZZZZＩ癶癶癶癶;';';';';';';';';;;' ,:;;; ,:;;; ,:;;; ,:;;;i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲　　　　　　やる夫は屋根に登って町を見下ろす
:.;):.;:.;:.;)''"~　.:　.:　.:　{:;. :;.)':;":;'):;' ::'")ヽ　　＼`r＾ヽ,癶// /ｰ[]「」＿＿_|＿,|二二|二/＼;';';';';;;;;;;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲洲彡'
.:;:;)'"ﾞ".:　.:　.:　.:　.:　ゞ‐'"｀ﾞ´｀ゞ'"~ﾞ~ﾞ'/＼　　｀`ー|＿|´｀YZZZＹ＾Y＾Y^Y__|￣￣__/`ヽ､＞--､:;;,, :;;く　イ__ノ´＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＿,..-‐
ー-､.,.､-‐ーーーーーー-､　,､､､　:.　 ＼/＼　 |／ ／｀ヽ|　 　 |‐┴┴┴‐'"　　　　＼/｀`ーｧ-- -=彡'`｀　　　　　,;州州洲洲洲洲
⌒'ー'´ﾞ'''"ﾞ´ﾞﾞ"ﾞ"ﾞﾞﾞﾞ"ﾞ⌒＼＼;';';';'[|][|]xく＼/ﾆ∧∠　　　￣￣　　,.,.,,..,,.,.,..,,...,,,..,,_　　　｀ﾞ'ー＜__彡'`｀　　　　　　_ノソ州州洲洲洲洲
.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　＼＼;';';'xく>'´_,/|Ｙ| |‐‐ﾊZZZIｰ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'ミﾐx　　　　　　　　　　,.､-‐‐''",;;i:i:i:州州洲洲洲洲洲
. . :. .; .; .; .; .; .; .; .; ..;; .: .: .: :: : : : xく>,.ヘく>| | |ZZZ|┴‐‐人|￣￣|===＝＝r─r==＝＝;';';';')二lー‐'".:;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲
x爻:::;.::;;.::;;.::;;.::::;;.:;;:;;:;;ﾐ .: .: .: .: rく>ｨ癶／: :口,[]─┤￣~| | |￣￣.:.　.:.　.:. └‐┘　.;; .;; .;; .;;' .;;' .;;' .;;' .;;' i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲
州州州|i:i:i:ｉ:爻彡ﾐﾐﾐﾐﾐx: :<>: [_]r┴┤:_:_:_:ノ癶|￣|〉;';';' 介 .:: .:: .::; .:;; .:;; .:;; .:;; .:;; '';; '';; '';; '';; '';; '';; '';;'';;:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲
州州州州州州彡ミﾐﾐﾐｿ;';';';'/／￣「」l二lく＞‐'"￣;';';';';';')､､､:.;:.;:.;:.; :;;. :;;. :;;. ~'',,~'',,~'',,~'';;~'';;'';;'';;'';;'';;;'';;:'';;;:'';;:i:i:i:i:i:i:i:洲洲洲洲洲洲
州洲洲洲洲W:. :. :. ﾞミ;';';';';'//;;::. ::;;. ::;; ::;. ::;;. (;';';');';';'Y´;';';');';';';');';'(::. ::;;., ::;;., ..::;;;~'',,~'',,~'';;~'';;~ﾞ;;''ﾞ'';;:;;;.:;;':;;':;;',;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲

4199 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:49:46.59 ID:TEbFQt9x

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿|￣|＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /| | |　 | | lヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _L|_|_|＿|_|_|_|
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | l|　 　_|
　　　　　　　　　　　　　　＿_|￣＼| ＜＼|_l|／＞|＿＿　　　　　　　　　　　　　　この犯罪者をひっ捕らえよ
　　　　　　　　　　 　 ／　＼＼　　＼. ＼＿／　 |＼＼ ＼
　　　　　　　 　 　 ／　　　　＼＼ 　 l　ﾟ｡|l|ｌ|｡ﾟ　/::::::|　|:　 ＼　　　　　　　　　　 この者は、虚偽の報告をしただけでなく
　　　　　　 　 　 /　　　　 　 　 ＼＼:l＼〈　,〉／l::::::::|　|　　　|
　　　 　 　 　 　 |＿＿＿,　　　 　 ＼|＼ ￣　 /＼:: |　|　　　|　　　　　　　　　　殺人事件、盗難複数の容疑が近隣の村から寄せられた
　　　 　 　 　 　 |＿|＿＿＞､＿＿_,/　　￣￣ 　 丶!ll/　　　|
　　　　　　　　　　　|＿＿＿7xxi|´　　　　 ／＼　　:.|/　　　/ﾍ　　　　　　　　　 よくも善人のふりをできたものだな！
.　　　　　　 　 　 　 〉＿＿/xxxx|　　　　　|　　 |　＿|＿＿/　　＼
　　　　　　　　　　　|＿_|xx/_７￣￣￣|￣￣￣￣＼}　＼＿＿＿,＼
　　　　　　　　　　　　　 ＼|　|:￣￣ﾌ　￣}___＼＼＼}　　 ＼＿＿ノ_|、
　　　　　　　　　　　　　 　 |　|￣￣　　／　　　￣￣|　 　 　 　 ＼xxxx＼_
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣|￣￣ 　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 ＼＼ミヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 [三三三三三三三三] 　 　 　 　 　 　 ヽﾉｰ'



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4200 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:51:07.94 ID:7FwJZ1gZ

やっぱ結託してるか･･･

4201 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:51:30.90 ID:a8QbYYP1

当然そうなるか

4202 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:52:12.33 ID:u4URf40L

善人には生きづらい世界

4203 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:52:16.31 ID:KYwRSYSd

あら権力者とグルか
まあ長い間盗賊村が発覚せずやっていたなら当然だろうけど

4204 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:53:39.66 ID:TEbFQt9x

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　　　　　　　　　　　　　 ｀''ーァ: : ／: : : : :.r‐‐､込、 　 {:::::::::::::::::::}　ι／丶　　　　　　　　　　　　　なっ……なんでぇぇぇぇ！？！？？！？
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　　　　 ＿＿＿_
　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　　 知ってたとは言いたくなかったんだが
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼
|　　　　　　 ￣　　　　　 |　　　　 やっぱり……こうなったかぁ
＼ 　 　 　 　　 　　 　 ／



　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　 ／　　 ＼ ,　, ／＼　　　　　　　　瑠璃も不安よな
　　　　／　 　 （●）　 （●） ＼
　　 　 |　　 　 　 （__人__）　　　|　　　　　　 やる夫動きます
　 　 　 ＼　 　 　 |r┬-|　　,／
　　　　　, -‐ (_).ヽ`ー'´　 　ｨヽ
　　　 　 ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)　　　　　 　　　i
　　　　　 ￣`ヽ　　　　　　　　|　l

4205 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:53:44.12 ID:iR4U4L/C

踏んだり蹴ったりだな

4206 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:55:45.34 ID:7FwJZ1gZ

乙でしたー
言っちゃなんだけどやる夫が最初に鑑定した奴があれだけ長く続けられてる段階で犯罪組織か権力者の出先とでも思わんとおかしいんよな･･･

4207 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:56:46.03 ID:JNOqHzOp

乙
奴隷を売るルートがあるから繋がってるよな

4208 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/07(金) 23:57:23.16 ID:TEbFQt9x

今日の投下はこれにて終了です

村人を一切瑠璃にも殺させなかったのは

報告したらどうせ取り押さえられるんだろうなぁと読んでいたからな模様

4209 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/07(金) 23:57:40.53 ID:o1OCSlXf

まぁ売買√出来てるわな

4210 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:00:00.30 ID:7E3R5Ia0

乙でしたー

4211 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:00:51.09 ID:nYWbh98P

乙！
瑠璃と先生の話を聞いた後のこの温度差よｗ

4212 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:03:19.39 ID:xr/xmQCX

乙でしたー

4213 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:03:27.77 ID:4fbmjgXR

乙
まぁ近隣の都市は奴隷売買の為の貿易ルートにされてるだろうしなぁ‥

4214 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:04:14.23 ID:oKNp34s8

乙です

4215 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:04:41.73 ID:xr/xmQCX

町の人間達も告発者が
よっぽど高位のコネがなきゃ奴隷商の方につくだろうしな

4216 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:07:41.13 ID:Nhw9oAVU

ちなみにこれで年齢は３１歳で人身売買実績数が１８人でなく殺害人数だった場合、旅人を殺して身ぐるみ剥ぐだけの盗人村か人〇を喰らうタイプの村の可能性もある･･･

4217 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:37:47.61 ID:zZIh1O8F

乙

4218 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:39:52.39 ID:zhdjHRu/

おつー

4219 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 00:45:10.92 ID:KoEtR4cY

彼女はここまで世間知らずなら、師匠の元から離れたら等の昔に死んでるし、その師匠はどこいった？

4220 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 01:09:43.42 ID:XUQAFL2Y

乙でした
治外法権にせよどのレベルでか知らんが癒着してるにせよ無策でやるわけないもんな

4221 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 05:13:04.49 ID:dTq1ETbY

乙でした、そうだね奴隷を売る先が無いと儲からないものズブズブなんだね、瑠璃本当にかわいそう

4222 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 06:24:09.19 ID:vOExM2e8

乙

4223 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 09:09:38.29 ID:H8mnU7wM

乙でした
1人も殺さなければ採算ライン超えるまで逃げ続ければ諦めてくれるかな

4224 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 10:55:25.11 ID:68/rbJVh

乙
主人公にしても世界にしても魅力に欠けるな

4225 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 11:39:24.59 ID:xr/xmQCX

主要な奴隷商の売り先と買い手は領主層だしね
奴隷商の許可証をもっていない村が長期間奴隷売買をするのは不可能
戦争捕虜、債務不履行、盗賊の処罰で奴隷落ちはよくあった、

4226 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 14:38:11.75 ID:cYU90auY

乙
まぁ、現代以前なんて村社会の集まりでしかないからな。自分たちがよければそれでよしだしそれが正義だから
住所不定無職に人権なんてありませんことよ（ガチ）

4227 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 15:36:17.72 ID:rfZTvTfF

アルベドに5%くらい同意しちまう世界

4228 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 15:42:41.81 ID:E7MvTry6

乙
瑠璃みたいなのもいるのだからクソなだけではないと思えるのが救いだわな
ランダムだろう初期地点がクソみたいな地方だったのは運が悪かったのだと信じたいところ

4229 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 16:29:20.56 ID:M31xZSFp

一番不味いのがこういう状況でなろうな断罪マインド発揮して正義しちゃうことなんだよね。
戦闘スキルLV3持ちなんか実際にやれちゃうだろうし。
そうなったら町一つ滅んでいきなり治安の空白地帯が発生する緊急事態な訳だが。
やる夫は多分やらんだろうが他のグループが正義しないという保証がどこにもない。

4230 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 16:33:27.83 ID:xr/xmQCX

だから中世では公的身分が重視されるんだろうけどね
魔法使いが平民だってのは驚いたし、事情があるのかもしれないが

4231 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 17:35:18.42 ID:E7MvTry6

別に断罪精神発揮しても良いとは思う
が、大抵の場合断罪するだけでその後に秩序ほったらかしが多いからな
その後の秩序構築して維持運営まで面倒見るならありじゃねえかな

4232 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 20:03:06.63 ID:M31xZSFp

>>4231
なろうな断罪だぞ、正義してそのまま放置に決まってるじゃないか。

4233 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 20:06:46.13 ID:xr/xmQCX

なろうなら盗賊村の住人をせん滅してから村をあさって取引の証拠を見つけた後
奴隷商襲撃でつかまっていた奴隷を解放までするんじゃないかな
司法関連はその後なぜか手配されずに称えられるまでセット、伝手もないのに殺人罪とか強盗罪にはとわれない

4234 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 20:33:23.77 ID:xgS0PJGt

乙

4235 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 20:39:25.58 ID:45g+uoSi

そりゃ村一つとマフィアみたいな奴隷商(もしくは御用商人)を一人で壊滅させる奴とか怖いやろ
命がけで捕えるとかノーセンキューですわ

4236 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/08(土) 20:58:18.52 ID:eONLiR82

奴隷とかはあくまでボーナスだし村一つ分潰されたのは痛いけどそんな事出来る奴の不興買って自分達も潰される方が困る

4237 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 00:58:46.97 ID:LBQbTFjG

ケンシロウをディスるのはやめろ

4238 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 06:38:42.23 ID:0TatZqIU

>>4233
いやそれがアウトなら盗賊に襲われてる人たちを助ける為に盗賊殺すのもアウトだし盗賊を殲滅しておくとかもアウトになっちゃうもの
治安維持のリソースを割かずに勝手に治安に貢献してくれるたんだからそりゃ手配もしないし称えるやろ

4239 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 10:18:09.25 ID:x8Aa7Yee

仮に外国人が【某県警に捕まって、証拠捏造されて殺人犯の汚名を着せられたからそいつら全員ぶっ殺して、県警が組織的に殺人をしてた証拠見つけたぜ】って言ったとしても、とりあえずは指名手配するやろ
つてが無いって言うのがどのレベルかは知らんが、なろうなら旅人とかポットで転移者とかでしょ

4240 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 11:30:58.34 ID:K209Q/Ql

中国の地方でその地の周辺村がグルになってる問題をその地の軍閥に訴えたらどうなるか何て現代でも通じる話だろ

4241 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 14:02:36.80 ID:m3ZSayqd

そもそも別に治安維持のための報酬貰ってないなら悪人ぶっ殺すだけしてあとら放置になるのは当然といえば当然
担当者が違うでしょう。

4242 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 15:23:49.43 ID:E/bRtccX

中世でも法はあるけど、正統な執行力はそこまでないからな。科学調査できる現代とは違う
ようは、金と権力持ってる奴を皆殺しにできるやべー奴をわざわざ敵に回すかっていう話、良くも悪くも力が全てだから時代的に

4243 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 15:37:27.89 ID:PLVqbAbL

中世は領主層が司法機関をかねてるけど
基本は自力救済、援軍を頼む場合は謝礼を払えないとまずいからね
経済力が武力と安全保障に直結してるから、相手の利権にふれると即殺しあいがあたりまえだしね

4244 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 20:03:34.84 ID:2Ddm44bW

乙

4245 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 20:45:14.73 ID:K5s33jdy

>>4242
なろうの権力者なんてだいたいプライドに反比例して知能が低い野蛮人だから、まともな判断力なんて期待できないぞ

4246 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 20:53:15.68 ID:x8Aa7Yee

作者がそういう主人公作って、そういう権力者出したら、そういうことになるだけでは？
主人公を某勇次郎タイプにして、バカな権力者に討伐隊組ませて、壊滅させたとして、その後作者がどうするかで困りそうだけど

4247 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 21:17:47.01 ID:lVSRQK6f

その領地を治めてくれで完璧なんだ！
なおリアルにもプライド高いのに誤認して相手を罵ってた人もいた模様、まいったね

4248 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 21:25:45.13 ID:Z/ZVI2vH

中世の貴族が馬鹿なろうの権力者が馬鹿ってか上に立つ人間は基本的に馬鹿だよ現代の政治家見てみろよ
優秀な権力者なんてSSRなんだ

4249 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 21:29:25.90 ID:KurkvooB

世界を気ままにさすらって
好きな国をブッ壊し、美味い物を食い、いい女を抱き、美味い酒に酔う、こんな楽しい生活は無いぜ

4250 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 22:13:00.73 ID:B0LioAk1

その辺の面倒臭い後処理や調整をしっかりやった上でダレる事なく面白い作品は読みたい

4251 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 23:38:15.90 ID:lVSRQK6f

似たようなのはあっても完璧なのはないからあるもので満足するしかねぇ

4252 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/09(日) 23:47:12.57 ID:x8Aa7Yee

ワンピースの二次で結構な比率でそういう調整やってる奴が有るなあ

4253 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 00:04:39.59 ID:zyAkzmUI

>>4241
悪人「個人」だけを成敗で済ませりゃね。盾勇の弓がやった失敗なんか正に「断罪系ナローシュのテンプレ行動」
であり、「主人公補正が無いとこんなモン」の典型だし。

4254 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 09:38:35.31 ID:M4vVB1FN

乙

4255 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 10:43:51.90 ID:uUjYW2uA

乙
女1人ではな〜、同じ村人にも売られかねないレベル

4256 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 14:02:20.46 ID:M4vVB1FN

乙

4257 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 14:36:00.30 ID:k6/CoriM

権力者ってだいたい優秀だから権力者やってんだぞ
ただ俺達の優秀と権力者にとっての優秀の定義が違うんだ

4258 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 15:46:19.16 ID:rcGS+gri

こういうダークファンタジーが近年では以前より受けが悪いの、リアルがストレスフルだから創作の世界に迄社会や人の闇なんて見たくない層が増えてるんだろうね
だから明るいスローライフやモフモフ系とかは安定した需要があるわけで

4259 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 16:02:16.79 ID:N0zRdaxs

目新しさが減っただけでは

4260 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 20:22:36.71 ID:u8o4RD7p

ご都合悪い主義なら現実でいくらかあるからな

4261 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:04:23.73 ID:Fs+avr41

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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 γ （／ ／: : : : : : : : : : : : : : : : `、
　　　　　　　　　　　　　　 　 {/:/: : /: :⌒|: :|: : : |: :.:| ⌒: .:|: :| :　　　　　　　　　　　なろうで連載しててもおかしくない
　　　　　　　　　　　 　 　 　 乂|: : :|: : -‐|‐:乂: ﾉ:.:‐|‐-ﾉ: :|: :| :|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 八:_ |xｆ笊て　 　 　 丁笊トﾐ,_:| :|　　　　　　　　　　　なろう味はっじまるよ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |W　ﾋつり 　 　 　 ﾋつり |: :|八
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /|从　　 　 　 ▽　　　　　 |: :|: : ＼　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 / :|: 个=ー　 　 　 　 　 ―=|: :|.:. :: ::.＼
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4262 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:06:10.29 ID:KFiE35pK

わーい

4263 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:07:22.04 ID:Fs+avr41

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　_ノ　ヽ､_.＼　　　　　　 奴隷について一般的に現代人はどのようなイメージがあるか
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　言うまでもなく悪しき風習と捉えられていることであろう
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　近現代に入ってから急速に奴隷の扱いは悪くなった
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　　人　　　　　　　 ＞--　--＜|ﾄ、 /ﾊ,_　　　　て
　　　　　〉　　 .;r､ .|ﾄ、　／::::::::::::::`:,:::::::::`丶V:::}i|:＼　　 そ
　　　　　 ゝ　　|ﾚﾍj}ヾゞ_,:::-::::::::::::::ゞ::::::::::ー:ヾj]ﾄ、::＼,_ ヾ
　　　　　　　／:::::`:ﾍ]i}:,__::::::::::::::::::::〉::::::::::::ノ:::ヾ::::::::::ヾ｀'''
　　　　　 ／:::::,":::::::八j、:::::::::::::::::::::ゝ::::::::::::::::ノ)::::',::::ヾ`,
　　　　／ィ:::::,'::::::;;::::{、:::丶:::::::::::::::::入,:::::-::":::ｨ):::::j:::::}＼!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 サブカルチャーでも奴隷は一般的に
　　　　　/:::::::{::::::::;,:::{ヾ、::::::｀::-ﾆ'"__　__ゞ::-‐" ⌒``ヾ、
　　　　　{::/::::{:::::::::レ"　￣ ￣　　 、　丶　　:.、　　　ヽ　`丶､,,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 その日の主人の気分次第で命を粗末に扱われる
　　　　　j:( {:::{:::::ﾚ'　　　　　　　　,:'　　　丶、　 丶、 　 Y　　　 　`丶=-、
　　　　　　ｨV_／　　　_.,　　　　　　_,人, -ー--　,,, ＿　,j -‐　＝ー-　,_　ゝ　　　　　　　　　　　　　性的搾取は当たり前
　　　､丶`､丶`　　　　 .:ゝ　　　､丶`　　　　　　　　　ヽ..:"　　　　　 　 　 ヾ、　　　て
　 / _､丶`　　　　　　／^.)　 ／　　　　　　　　 　 　 　 ヽ 　 　 　 　 　 　 　 丶､　　 そ　　　　　　　嫌悪感を覚えずには居られない描写がされているお
　/　　　　　　　､丶`　　 (／　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　　　　　　 ヽ　ゝ
..〈　　　　 ､丶`　　ゝ　／　　　　　　　　　　　　　　　　　:j;,　　　　　　　　　　　　　ヽ
　 ` -- ＜　　　　.)　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;;+;,　　　　　　　　　　　　　 `,　；;
　　　　　　　　　 く　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./~ヽ　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　 ；; /　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..:ｨ　.,;;､ 丶.,　　　　　　　　　　　　',
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4264 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:10:11.22 ID:rcGS+gri

近現代どころか中世から奴隷の扱いは悪くね
奴隷貿易の闇的に

4265 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:10:40.70 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　＿＿＿
　　　　 ／）／ノ '　ヽ､＼　　　　　　　 だが過去を振り返り紐解いていみれば
　 　 ／ .ｲ '（●） 　.（●）＼
. 　 /,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼　　　　 奴隷制が一概に悪ではなく
. 　 |　≧ｼ'　　 ´ ⌒｀　　　　　|
.　　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ／　　　　 社会救済的側面があったことは容易に伺える



│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　_」L...
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖｜│┃　,ｺ lﾆn
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　｀`'´ ´
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　_」L...
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　,ｺ lﾆn
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖｜│┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　｀`'´ ´　　　　　　 危険が付き纏うしかし必要不可欠な鉱石を掘る
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　_」L...
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　,ｺ lﾆn　　　　　　 炭鉱夫等の割り当てられる
│|‖┃│┃│‖ 　│┃‖││┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│|‖┃│ 　 　 　 　 　 　‖││┃　｀`'´ ´　　　　　　 犯罪を犯した者たちの末路である犯罪奴隷
│|‖┃　　　　　l.ﾆｺ 　 　‖││┃　_」L...
│|　　　　　　　　|　| 　 　 　 ││┃　,ｺ lﾆn　　　　　　 彼らならば健康を損なえば、死ねとばかりに打ち捨てられよう
│|　　　 　 ノ⌒`‐┴┐　 　 　 ｜┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│　　　　　,>_|__　　,ノヽ 　, くヽ､　┃　｀`'´ ´
│　　　,r‐/Z//＼/＼　ヾ　/`ｰ'　┃　_」L...
│　　/ |r‐-､ 　 〈　　 ` -.'′　　 .┃　,ｺ lﾆn
│　/ / |_「､r'ヽノヽ　　 　 　 　 │┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│彡ﾘ 　　　　　 !｜　　　　　　 │┃　｀`'´ ´
│　 　 　 　 　 (巛.　　　　│││┃　_」L...
｜| 　 　 　 　 　 　 　 　　 ‖││┃　,ｺ lﾆn
│|‖　 │　 　 │┃ 　│‖││┃.〈<ｌ ﾜ/)）
│|‖┃││││┃│┃‖││┃　｀`'´ ´
│|‖┃│││‖┃│┃‖││┃　　o
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃
│|‖┃│┃┃‖┃│┃‖││┃　　o

4266 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:14:59.09 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　__ ､､､､--　､､_　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
.　　　　　 _、-　 ｀｀｀｀, ', ', ', ', ', ', ', ', ,´´' ,-, ,_　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿　 (__)‐ヘ_>
　　　　_-｀ , ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ' , ' ´' ,-, _　　　　 　 　 　 　 　 　 ／￣`ヽΥ /
　　　 ｛, ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ' , ' ´' , , _ 　 　 　 　 ＿＿(__)＿＿}｜｛
　　　 ｛,　'　,　'ヽ、, ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ',｀｀ヽ ', ', ', ' , ' , ´- _　　 ／￣￣ﾉﾉ￣￣ ヾ>ﾉ＾i } }――――-ミ
　　　　｀丶､, ', ', '＼, ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', ' , ' , ' , ' , ´-くッ===彡　　　 　 [彡<ﾉ } }ミ<￣￣￣） }
.　　 　 　 ＼｀ ヽ ､、＼, ', ', ', ', ', ', ', '／, ', ', ', ', ', ', 'ノﾆ=-　'_ '＞ﾆﾆ _　 　 　 　 　 　 └く_ノﾉ ＼＼￣￣ ノ
　 　 　 　 　 ＼;::';::';:｀``:､, ', ', ', ', ', ', ', ', ', ', '＿{二二二Yニニニニニ}､　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣
　　　　　　　 　 ＼ , ' , ' ,:`:､, ', ', ', ', ', ', ', ', ',{ニニニﾆﾆ人ニニニﾆﾆﾉ }　 ＿＿
　　　　　　　　　　 ヽ , ' , ' , `:､, ', ', ', ', ', ',__ノ''‐-==‐ァ^ﾆﾆﾆ=---=彡' {/´::::::::::::｀`ヽ､
.　　　　　　　 　 　 　 ＼ , ' , '}:＼, ', ', ', ', {''ｰ-==-‐''＾ﾉ}}{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ}彡{{:::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　 しかし自分の意志で自分を金銭で売り
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ , ' ,⌒＼, ', :厂''‐-==-‐''^ ﾉハｰ==-‐彡::ヾ{{:＼::::::::::::::::::::::::;
　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ , ' , ' ,＼:{ ^''‐-==-‐''^　　 }::::::::::::::::::: :: }::､:::::丶 ...,,＿､ィ　　　　　　　　　　　　　その対価として主人の下で働いていた
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ , [ﾆﾆ人:::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::::.:::ｲ:::::´'':‐--‐''｀:
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼`二人＞ ..,, ____ ,.､イ::::´^''''''''''^:´_:::::::::::::::::::::::::::ﾉ　　　　　　　　　　　　　　契約奴隷たちがいた
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ ‐-=ﾆ=-‐ ´::::::::::::::::::::::::::}}>ｘ..,, __ ,,..､ ｀　　 _______
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ´ _::::::::::::::::::::::::::_ ｀　　 　　　　　､ ''~:::::::::::::::~'' ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　^' ‐-===- '^　　　　　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ´ _::::::::::::::::::::::_ ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　^'''＝＝''^



＞,　　　　　　 , .／ ／ｉ ／_二ﾆ=ヽ　|､ /ニ二＼ｉ＼　｝',　ｉ　　　　　ヽ―-｀
. /　　　　　　 {/　ｉ/{_,ゝ'´＿二_　､ヽｉ ヽ'ｰニ二_｀丶､|　', |ヽ,へ　　　 ＼
/ ,　　/´≧Y´ｉ　　_´ =ニ{::::::｝ﾆ >ヽ　　/‐ﾆ{::::::｝=‐ ヾ､　ｉ　 ',ｰ､',　　ヽ､ ',
|/ｉ 　/ ´y /　 _,,.''／､ , ,　　　_,二 |　　ヾ､_　　 　 ,_ｿ ｀ヽ　 　 ', ､',　ヾ
　{　 {　､´/　　　　　　¨¨　　　　_,，　　 ､､_　　　 ¨¨ 　 　 　 　 ',ﾉ|　｀ｉ
/／/ヽ､ヽｉ　　　　　　 , 　,-―_(_ 　 　 　 ）_―-､　　　　　　　　ｉノ ｉヽ|　　　　　　　　　　奴隷とはいえ彼らは立派な労働力
′ '／|ヽ_|　　　　　 ／　/´゛゛　｀ヽ､　 ／ 　゛ﾞﾞ｀ヽ　 ヽ　 　 　 ｉ＼|
　　 　 ｉ／',　　　　 ,'　　/　　 /　　 ｀ｰ'　　　　　ヽ ',　　',　 　 ,'＼　　　　　　　　　　　　 十把一絡げに扱われ命を散らすなんてことはまずない
　　　　 /　ヽ　　 　{ 　 {　 / ,'　/ ,'　ｉ　　 ,　ｉ 　　ヽ ｝　 ｉ 　 ,'　　）'｀ヽ､
　,,.. -'''/､　 丶　　 丶　'―'‐'-'ｰ'―――'ー'――‐′ / 　,'　　/ ヽ::::::::｀ヽ　　　　　　　 だって、そんな主人の下に身売りする奴隷は減り
':::::::::::/　ヽ 　 ヽ{ 　 　 ､　┌―――――――┐ ノ 　 y ゛　　/　/',:::::::::::::
:::::::::::,'ヽ　 ト､　　',　　　 ー|　　　　　 　 　 　 　 |　　　/　　 ,イ　/　 ',::::::::::::　　　　　　　奴隷商人も足元を見て高値で売りつけてくる羽目になる
::::::::::,'　 ヽ　ヽ ＼　ゝ-_/¨ﾞ|　　　　　　　　 　 　 |＿_,ノ 　／ /／　　 ',::::::::::::
::::::::ｉ　　　＼ ＼ ｀ーノ ﾉ´）ヽ　　　　　　　　　　 |　　　　　／　　　　　ｉ:::::::::::::
:::::::|　　　　　　　　 / , 'ｰ'　 ｝　　　　　　　 　 　 |　　　 　'　　 　 　 　 |:::::::::::::
:::::::| 　 　 　 　 　 / /ヾ　　/　　　　　　　　　 　 |　　　　 　 　 　 　 　 |:::::::::::
:::::::|　　　　　　　/ /ヾ　　/|　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　 　 |:::::::::::
:::::::|　　 　 　 　 |/ 　 　 /. |　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　 　 |::::::::::::
:::::::|　　 　 　 　 ||三　　｝　|　　　　　　　　　,-――‐-､　　　　　　　　|:::::::::::::::

4267 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:16:23.45 ID:FSwVtNk3

ローマの奴隷だね

4268 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:17:02.22 ID:Fs+avr41

　..;　..:;　　.:;;　　.:;;　　.:;;　　.:;;　　;;　;;;;;i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲'"　　　　＜´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＞x
:.　　　:.　　:.　　:.　　:.　　:.　　:.;　:.;　;;　:;;i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲ｌ{　　　γγ´｀`ー─＝彡'´｀:､
:.　:.　:,　　..　　..　　　..　　　　.....　　　　.....　.i:i:i:i:i:i:i:i:州州州州州洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲廴＿ノノ´　.:'´　　　　｀:.　　　｀:､
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.:; .:. .:. .: .: ( .:; .( .;.( .:;;(.:;;;(.,:;;( :.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;(:.;:.;;;;;;., ,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　,;;'　:_:_:_:_:_:_ﾉﾉ:.:.:.:.:.:.:.......　　　　　　　　　　.........::::::i:i:i:i:i:i:i:
:;. :;, :;. :;. :;. (::;;,ﾉ:;;.):;;;,):;;;);::,):;;;,)::;;)⌒ヽ::..)⌒ヽ.;;:; .:;; .:;; .:;; .;;;: .:;; .:;; .:;; .::;;; .:;;.__彡'⌒＾^´.:.. .::::..　..:.　..::..　.:;　,;;　.:;; .:;; .;;i:i:i:i:州州洲洲
:;.):;.(:..(:;;.:;;;):;.)ゞ'"⌒'´:,　:,　:,　ノ:;.;; ;;;::) .:;;) .:;;) .:;;) xzzｭ＿xヘ,ヘﾆﾆﾊzzzzｭ .:;;; .:;; .:;; .:;; .:::. .:.. .:..　..:..　.:　.;　.:;; .:;; .:;;i:i:i:i:i:州洲洲洲
:;.'):;.'):;.')ｰ'"~⌒　.:　　.:　　.:　　(:.;:;):;.):;.):;.):;.)ﾊZZZZ|＿|二ｌ|＼＼癶.| |二二l .:;;) .:;) .:;) .:;) .:; .:; ..::..　..:..　..:..　.::.　.:::;;;;;;i:i:i:i:i:i:i:洲洲洲
ﾞ"~ﾞ"⌒'ｰ‐､　　.:　　.:　　.:　　.:　;';';';';';';'rzzzzz|￣￣|∧‐‐‐ﾄ､ ＼|ｪｪ| |　　 ﾊZﾑ .:;;(.:;;;(.:::;( .:; .:;.. .:..　.:..　.:..　　.:.　.:.　.:;; ;;i:i:i:i:i:i:洲洲
ーーｰｰ-､　ﾞ"ﾞ"ﾞ"⌒'ー‐‐-ミヽ､;';';';';';';「」二∠ZＺＺ/∧zz∧ ＼ |￣|∧ZＺ|_|￣|;';∧;';';'(;';';';'(:;.(　.:.　.:.　　.:.　　.:.,　.:;.　.:;;;i:i:i:i:i:i:洲洲
:.;:.;:.;．:.;:.;:.;)ー‐､、＿　　　　　｀ヽ､＼;';';';';v┴‐∧‐‐| | |＿| |癶ﾆﾆﾆﾆ| | |│￣￣ | |;';';';');';';';';')::;;)　.;　　　.;　　.;　;;'　;;'　::;;' ::;;i:i:州州
(:.;~:.;):.;:.;(:.;:.;~:.;ヽ　.:　｀`ー-､　 　 ＼;';'; /二二|ﾆ|二∠二イ＿|＿∧∧| |┘;';'∠ZZZZZZ癶;';';';'(:;;.(..:; .:..　:,　.:.. .; .:;　　;;'　;;" ;;;i:i:i:i:i:
:.;'):.;'(:.;':.:;'):.:.';:;':.}　.:　.:　.:　／ヽ　　　;';';/ﾆ癶癶/|∠ニﾆxヘ　　　 TTzzzzzfZＺＺＺ7ZZ癶zzzzｭ;';').:;;).:;;) .:; .:, .:,　.:.., .,;;; .,;;i:i:i:i:i:i:i:i:州
γ:.;:.;):.;:.;(:.;:.;:.;ノ　.:　 .: __ノ:.;' :.;ﾞﾒ､ 　 ゝ|二|__|__|/ニニ癶／∠ニア否否否|＿＿__|＿|__|二二|;';';');';';').:;;;).:..; .:;; .:;;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i州州州
(:.;'~:;.'(.:;'~:;)'"　.:　.:　.:(:.;':..ノ.;;ノ.:;.:;)ヽ　　＼ﾄ､x<ｱﾆニｲ__/ /__∨ZZZZZZZＩ癶癶癶癶;';';';';';';';';;;' ,:;;; ,:;;; ,:;;; ,:;;;i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲
:.;):.;:.;:.;)''"~　.:　.:　.:　{:;. :;.)':;":;'):;' ::'")ヽ　　＼`r＾ヽ,癶// /ｰ[]「」＿＿_|＿,|二二|二/＼;';';';';;;;;;;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲洲彡'
.:;:;)'"ﾞ".:　.:　.:　.:　.:　ゞ‐'"｀ﾞ´｀ゞ'"~ﾞ~ﾞ'/＼　　｀`ー|＿|´｀YZZZＹ＾Y＾Y^Y__|￣￣__/`ヽ､＞--､:;;,, :;;く　イ__ノ´＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＿,..-‐
ー-､.,.､-‐ーーーーーー-､　,､､､　:.　 ＼/＼　 |／ ／｀ヽ|　 　 |‐┴┴┴‐'"　　　　＼/｀`ーｧ-- -=彡'`｀　　　　　,;州州洲洲洲洲
⌒'ー'´ﾞ'''"ﾞ´ﾞﾞ"ﾞ"ﾞﾞﾞﾞ"ﾞ⌒＼＼;';';';'[|][|]xく＼/ﾆ∧∠　　　￣￣　　,.,.,,..,,.,.,..,,...,,,..,,_　　　｀ﾞ'ー＜__彡'`｀　　　　　　_ノソ州州洲洲洲洲
.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　.:　＼＼;';';'xく>'´_,/|Ｙ| |‐‐ﾊZZZIｰ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'ミﾐx　　　　　　　　　　,.､-‐‐''",;;i:i:i:州州洲洲洲洲洲
. . :. .; .; .; .; .; .; .; .; ..;; .: .: .: :: : : : xく>,.ヘく>| | |ZZZ|┴‐‐人|￣￣|===＝＝r─r==＝＝;';';';')二lー‐'".:;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲
x爻:::;.::;;.::;;.::;;.::::;;.:;;:;;:;;ﾐ .: .: .: .: rく>ｨ癶／: :口,[]─┤￣~| | |￣￣.:.　.:.　.:. └‐┘　.;; .;; .;; .;;' .;;' .;;' .;;' .;;' i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州州洲洲洲洲洲
州州州|i:i:i:ｉ:爻彡ﾐﾐﾐﾐﾐx: :<>: [_]r┴┤:_:_:_:ノ癶|￣|〉;';';' 介 .:: .:: .::; .:;; .:;; .:;; .:;; .:;; '';; '';; '';; '';; '';; '';; '';;'';;:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲洲洲
州州州州州州彡ミﾐﾐﾐｿ;';';';'/／￣「」l二lく＞‐'"￣;';';';';';')､､､:.;:.;:.;:.; :;;. :;;. :;;. ~'',,~'',,~'',,~'';;~'';;'';;'';;'';;'';;;'';;:'';;;:'';;:i:i:i:i:i:i:i:洲洲洲洲洲洲
州洲洲洲洲W:. :. :. ﾞミ;';';';';'//;;::. ::;;. ::;; ::;. ::;;. (;';';');';';'Y´;';';');';';';');';'(::. ::;;., ::;;., ..::;;;~'',,~'',,~'';;~'';;~ﾞ;;''ﾞ'';;:;;;.:;;':;;':;;',;;i:i:i:i:i:i:i:i:i:州州洲洲洲

　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　　　　そして自分が神により送られた異世界の大地
　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ　　　　　　　 マーガル王国は、他国との戦争状態には突入していない
ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|　　　　　　町に入ってすれ違う者たちの不安の種を鑑定しても
　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|

4269 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:17:36.33 ID:lO8exyMC

ローマが特別だっただけだゾ

4270 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:21:35.38 ID:Fs+avr41

　　　　　　　 　 　 　 　 　 .....----........
　　　　　 　 　 　 　 .ィ升i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧:.､
　　　　　　　　　 ／i:i:i:i:i:i:ｉ/i:i:i:i:ｉ:ｉ:､:ｉ:､i:i:i:i:ｉ:､i:i:ｉヽ
　　　　　　　　 .:i:i:i:ｉ:ｉ:/i:i:ｉ:{i:i:i:i:ｉ{:i:ｉ:i＼:Vi:ｉ:ｉ:∧:i:i:i:i:.
　　　　　　　 /i:ｉ/i:i:ｉ/:i:ｉ,ｲ|i:i:i:ｉ从i:i:i:ｉ:ｉ:ヽｖi:ｉ:ｉ:∧i:ｉ:ｉ:i:　　　　　　　　　【鑑定】
　　　　　 　 .i:ｉ:/i:i:i:ｉ{:ｉ:/ 从:ｉ:､:ｉ:∧､i:i:i:i:i:iYi:i:i:i∧:ｉ:ｉ:i:
. 　 　 　 　 ;i:ｉ/i:ｉ:ｉ:从i:|斗‐ ゞ:ゝi:i:＼弍ﾐ:ｉ}:i:i:ｉ:ｉ:∧ｉ:ｉ:i　　　　　　　　 あの人、最近帰りが遅いわ
　　　 　 　 {:i:{:i:i:i:i:ｉ:ｉﾊ{ｨ笊ﾐ　｀ヽ 　乂rﾘ 》:i:i:i:ｉ:ｉ∧:i:i
　　　　　　 �Yｖ:i:/i:i:ｉ;《乂ｒﾉ　　 　 　 ﾆ´ '　Ｖi:i:i:ｉ∧:|　　　　　　　　 なにかと理由をつけているけれど
.　　　　　　 　 Уｉ:ｉ/:i; ゝ - '　 　 　 　 　 　 �Wi:i:i:i∧
　　　　　　　　:i:i:i:ｉ:{:ｉ:ｉ;　　　 　 ヽ　　　　　　}ｉ:V:､i:i:∧　　　　　　　　あたし以外の女のとこで
　　　　　　 　 {i:i:ｉ从i:人　　　　 ｒ っ 　 　 , :i:i:i:i:ｉ:ｉ＼i:ｉヽ
　　 　 　 　 　 ｖi:ｉ:ｉ∧i:i:ｉ＞　　　　　　　イｉ:∧i:i:i:i:i:i}:iヽ:iﾊ　　　　　　よろしくやっているんじゃないの……怪しい怪しいわ
　　 　 　 　 　 入i:ｉ:ｉ∧i:i:i:i:i:i:i:i〕　-　´　 |i:i:i:∧i:i:i:ｉ:|i:i:ｉﾊ:ｉ}
　 　 　 　 　 .i:i:ｉ:ｉ:＼ｉ:ｉ乂i:i:i:i:i:i:|　　　 　 |i:i:i:i:i∧i:i:ｉ|i:i:ｉ:ｉ:}ﾘ
　　　　　　 /i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ＼ｉ:ｉヽ:i:i:i:i| 　 　 　 {:i:i:i:i:i:ハ:i:|i:i:i:i/′
　 　 　 　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ヽ:ﾊ＞′　　　　｀ ＜ i:ｉ:ｉ}:ﾉi:i:i/　
　　 　 　 :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ}ｉ:}､＼､ ＿_　　　　__,ト　_,rく
.　　　 　 {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノi:ﾘ...ヽ ＼　 ｀　　´ 　ｊ｜ ﾉ.....＼



　　　　　　　　　　/ ﾚ'":. :. :. :. :｀ヽｨ
　　　　　　　　　/":. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヽ
　　　　　　　　/:. :. :.ィi{"^"}j"`ヾ:. :. :.}j　　　　　　　　　　　　　【鑑定】
　　　　　　 　 {:. .ｨ　　ヾ　 .ﾘ　　"｀ヾ:.ﾘ
　　　　　　　 ヾ:./ヾ　_.,,,　　 -=ー`　Vﾍ　　　　　　　　　　　　番頭をしている自分だから
　　　　　　　　ヾ{　'"__.ﾆ　　　 ｒfｧ'ﾌ .j r 〉
　　　　　　　　〈ﾍ　 ゞ⌒　 ;,.　　　　 .rソ　　　　　　　　　　　　誤魔化せて来たが
　　　　　　　　 ヾﾍ　　　　 `　　　U .j"
　　　　　　　　　 ｀へ　　　　 __　　 ./　　　　　　　　　　　　　　次の取り引きの金がこのままだと足りないんじゃないか？
　　　　　　　　　　　　｀ト、 `-‐｀　/.|
　　　　　　　　　　　　 rj ＞ ,,,_,.／　|rﾍ　　　　　　　　　　　　 蔵にある物を一部売って補填するか？……いやでもそればバレたら結局
　　　　　　　　　　　ノ　',　　　　　　 /　}、
　　　 _,,　-‐　‐　 /.j_ ィ/ハr-､　／　　{ヽ｀ ¨　-　,
　　 /　　　　　　/ r〈o////　./〉、rへ　ヽ ｀　　　　 ｀ヽ
　 ./　ヽ　　　　　　} ヾ/／　　 .j`}ﾉ　　＼}　　　　　 .:　 ヽ
　/　　 ヽ　 ;:　　　 ', .ｙ　　　　　 y　　　　　　　 ;;　　j　　.}
　{　　　 ヽ :;;..　　　 ',　　　　　　/ゝ　　　　　　 .:|;,　/　　 |

4271 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:22:44.48 ID:m4ljJrJF

当時の先進国で農業労働者を確保する制度だものな
ローマと他の国を比べるのは無理がある

4272 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:25:12.84 ID:wG7vU5Ql

鑑定強すぎる

4273 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:25:25.88 ID:Fs+avr41

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼　　　　　　　　　こんな夫や嫁の浮気を疑う者や
　　 　 　／ （ ●）　（●）、
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼　　　　　　金を着服して不正利用したことがバレてないかとか
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／　　　　　　買付けに来た行商人が街道で魔物に襲われませんようにとか
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/　　　　　 平時の空気感しか感じられなかったお
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ



　　　　　　 ＿_辷三/二＼　　　　　　　　　　戦争、侵略行為なくして
　　　　　／　─　⊂三乂　ヽ
　　　 ／　 （●） 　（●）. 'i　 ヽ　　　　　　　 大っぴらに人拐いをするのは難易度が途端跳ね上がる
　　／　　　　 （__人__）　 ＼ 　 ヽ
　　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|/ 　 /　　　　　　人が忽然と姿を消すのは
　　＼　　　　　 ､＿,　　／/ 　 /
　 　 ノ　　　　　　　　　 ￣ 　 /　　　　　　　 異世界というより、この領じゃ大凡２つに一つ
　／´ 　 　 　 　 　 　 ／　　 /

4274 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:27:34.50 ID:Y5lzgP99

ギリシャも奴隷制度あったけど似たようなものだからローマ以外もやるだけなら出来るぞ

4275 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:29:40.06 ID:Fs+avr41

　　　　　　 　 A;',　/!ll|　､丶`:::::::::::::＼￣::::`丶､_. A;;ﾍ　　_,,,_
　　　　　　　 {l| V//}||"::::::::::::::::::::::_., -:::::::::-- 、::`丶､j}／ｨl||!
　　　　　､丶`::へ/ｨ:l||!::::::::::::::::､丶::::::/:::::::`,:::::::ヽ、:::::ヾｲ::::l||!
　　　 ／:::::'"::::/:::`,::j||:::::::::::::/::::::::::::,:::::::::::::::',:::::::::::＼:::::::＼jj"＼
　　／::／:::::::ィ:::::::::!//::::::::::/:::::::::::::/:::::::::::::::::!:::`,::::::::`::::::::ヾゝ、::`,
- ＝イ::::::::::/::::::::::::ｊｲ::::::::::/::::::::::::::/::::::!:::::::::::j;,::::`,:::::::::::、:::::ヽ:::::::::`、
　 /:"::::::::::/::::::::::::八:::::::::/::::::::/::::/::::/j_ノ::::::/`,::::`,::::::',::::,:::::ヾゝ、:::＼
　/::/:::::::::/:::::!::::::/:ヾ::::::::{:::::::/_,, -‐''" !::::::::/　 ト､j;_:::::}::::!:::::::}`ヾ:::::}`
　{/{:::::::::/!:::::l:::::/、{::`::::::!:::::/／ !/　　:l::::::/　　l:::/`ヾ:j::::;::::::ﾘ;:::::',::::!
　　.{:::::::,'入::::V、_,,j;:::::::::j::／ｨ'"⌒ヾ　 j:::/　　'"⌒ヾｊ:/}:::j::::/::::::::j::/　　　　　　　　　　　　　　　　　一つモンスターが苗床にしたり
　　 ',::::::{:::`,::Vﾊ/ r}:::::::::{ /　　ィハ　　　　　　ｨハ　ヾ j::/!:/:::::::::j/
　 　 ',:::ﾊ:::::ヾゞ::{! (}:::::::八ゝ.,_ .じリ　　　　　　じﾘ _.."/}/:j/!::::::::ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 胃袋を満たすために旅人や商人がその道中で襲われ消える
　　　 V .',::::::}ヾ}''＼};:::::::}ヾ /;/;/;/　　　 丶　/;/;/;/;/::::::::ﾘ:::::!::/
　　　　　 ヾ:::{　ヾ　 ヾ::::::!、 u　　　　　　　　　　　 _,,j;;::::::/ヾ:j:/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 二つ賊がなんらかの理由で浚う……これは表向きまずない
　　　　　　 ヾ　　　　　_ヾ:ト.,_　　　 ｃ＝-=っ　　/- - -＼,,_ `　　　　　　　　　　　　　　.!--
　　　　　 _.,,　-- rf''"　　ヾ＼ ＞..,,_　　　　 _.,.-(- - - -==7　　　　　　　　　　　　　　./--
　　　 　 /　`,　　 ヾ〉　　`、　`丶､　 ＞＜ｲ　 l;]＼=''";: ;: ;: ;:＼　　　　　　　 　 　 　 /---
　　　　./　　 `,　　 ヾ〉　　 ＼　　　￣Y'":/　　 l;]　ヾ;: ;: ;: ;: ;: ;: 丶　　　　　　　　　 ./----
　　　　j　　　　!　 　 ヾ〉　_,,　-=ミ, -;/ｲ"ｨ====ミ、 ヾ;: ;: ;: ;: ;: ;: ;: ;＼　　　　　　　 .{----
　　　_/　　　　 !　　　i〈/////////] = [///////// /ヾ;: ;: ;: ;:; :; :;: ;: ;＼　　　　　　/----
　.／ `:;,　　　　:!　　　ヾ///////-"} =j/`/////ｲ　 !"　＼;: ;: ;: ;: ;: ;:; :; :＼__　　　 {----
..〈　　　｀　　　　:!　　 　 ゞ//////ィ/　ヾ＼////j .:;:i"　　 /＼;: ;: ;: ;: ;: ;: ;: ;: ;: - イ----



　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　／_ノ　　　ヽ､_　＼　　　　　　　　 重税に対して抗議するための逃散があるが
　　　　　　 ／　（●） 　（●）　　 ＼
　　　　　　 | 　 　 （__人__）　　 u 　 |　　　　　　 地球と違って、森の中には熊よりヤバい連中が複数いるのがこの異世界
r､　　　 　r､＼　 　 ｀ ⌒´　　 　 ,／
ヽヾ　三　|:l1　>　　 ー‐　　 　 ヘ　　　　　　　　九公一民、（税率9割）とかいう本当にイカれた政策でもしなければ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　 　 　 ヽ
　 　ﾍ　lノ `'ｿ　ｲ　 　 　 　 　 　 | 　|　　　　　　 虎口極まる死地にダイブなんてしようとは思いもしないお
　　　 /´　 / ./ |　　　　　　　　　| 　|
　　　 ＼. ｨ_ノ　.|　　　　　　　　　|　 |
　　　　　　　　　|　　　　　　　　　| 　|

4276 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:32:27.38 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　ィ/:::::!:::::`,::ゝ、
　　　　　　　　　　　ィ::::,.":::::::;:::::::`:.,:::::＼
　　　　　　　　　　 /::;::::;;,:::::::::;;::::::;;::::;;,::::::`,
　　　　　　　　　　 ゝ::ィ'"￣　｀"　　　 ゝ:ｲ
　　　　　　　　　　 /:/　　　　　　 _ｨ'"` ヾゝ
　　　　　　　　　　.{::7 '"`=-;. ! `'" .:.:.:.:　{:::}
　　　　　　　　　　 !::{　 -frｧ-.j:..　ｨfｧﾌ　}::/-､
　　　　　　　　　　ハj,　　　　/}:.,　、　　 〉j:.r }
　　　　　　　　　　{ rj`,　　　 ` '"" ヽ　 ｨ jrソ
　　　　　　　　　　 ヾﾍ｀ヽ　 ﾏ ＝ァ`　 ./ｲ
　　　　　　　　　　 　 ｀ヽ　　　 ,__ ,　　／ :|
　　　　　　　　　　　　　};;＼　　　　.／　 j }、
　　　　　　　　　　　　　,i;.、　＞ー"　　 /　＼
　　　　　　　＿,,　 r-'" `　ヽ　　　　　 /　　　 ｀ }.トー-　、
　　　／￣　　　　{ {　,,_　　 ヽ　　　　/:. -― " //　　　　　｀ゝ、
　　 / ￣　｀丶、 ｀,ヽ　　￣｀ヾ　 `" "　　　／／　　　　 ／　　 ＼
　 , "　　　　　　＼　　＼、＿　　　　＿,,, " ィ　　　　:... /　　　　　 !
　 {　　　　　　　　,.ヽ　｀　ー　 ＝＝　ー'"　　　　　　 :Y　　　　　　}



　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　 あの騒ぎも一種のお祭りとして扱っていただけで
　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　　 あの盗賊村だって食うに困った
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼
|　　　　　　 ￣　　　　　 |　　　　 食い詰めものの農民たちという空気感はまるでなかった
＼ 　 　 　 　　 　　 　 ／



..　　　　　＿＿＿_
　　　　／　―　　-＼
..　　／　 （●） 　（●）　　　　　　　　　さて町で鑑定していてわかったが
　／　　　　 （__人__）　＼
　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|　　　　　　　この領地は治安がよく保たれている
.　＼　　　　　 　　　　 ／
.　　ノ　　　　　　　　　＼
／´　 　　　　　　　　　　ヽ

4277 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:34:38.36 ID:+4Za8VeI

ローマでも景気が悪ければ待遇はゴミだから好景気なのかもしれないっすね

4278 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:35:15.10 ID:Fs+avr41

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　　根拠は今まであった誰も
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　 モンスターの心配こそすれ
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　　　賊についての心配をしていなかったこと
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿_r― ､＿_／, ヘ l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　}　　} 　|／/[＼〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /￣＞､＿/__／ 　 |＼_r―' 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼/ 　 ＼＼_＿＿,!　　 }　 ／　|　　|　＞∧_/|　　　　　 きっと領主率いる騎士たちが
　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }＼γ ヽ／二ニニニll／￣7￣￣￣/￣＼/
　　　　　　　　　　　　／三三三l＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　ゝ_ノ＼＼／ .／￣￣7　　 　 ／ 　 　 |　　　　　　賊を成敗して回り続けて生き残りが出ても
　　　　　　　　　　／三三三三三三l＼　　 　 　 　 ＿＿＿＿,く＿＿＿_＿_,＼＼[＿__／´　　　 / |　(O) 　|
. 　 　 　 ＿＿／三三三三三三三三三＼／￣￣＼　　　..:|　| ｢￣￣ |;;;;;;;;|￣＼＼_|　　　　 　 |　|　 　 　 |　　　　　　山中や森の中で自然淘汰されるぐらいの
　　＿／三三三三三三／￣　　　　＼／　　　　　　 ＼　　:|　| ∨　　∧;;;;;;|　　　＼＼　　　　　 ＼＼＿＿|
　　＼三三三三三ﾆ／　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　 　 |　|;;;;∨　　∧;;;; ＼　 　 ＼二二二二二(__) ｡　|　　　　　　勢力しか残さなかったんやろうなって
　　　　　＼三三／　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 　 　 　 |　l;;;;; ∨　　∧_;;;;;;|　　　　　/::::::::::|　　　＼｢|／
　　　　　　　 ￣　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　/|　　|　|;;;;;;; ＼__/＿}＿|　　　 ／:::::::::::::|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 　 /:::|　　￣￣￣　|　　ﾏﾑ　　　　 ＼:::::::::::: |＿＿_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　 　 　 　 ／::::/＼＿＿＿／:|:　　 ﾏﾑ／　　　　)::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿/　　　　　　　／:::::／＼:::::::::::::::::::::::::＼__,　ﾏﾑ　　　／￣￣￣￣ |::/
　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　＿＿＿　-　´:::: ／ 　 　 ￣￣￣＼:::::::::: }　 ﾏﾑ＿＿___／￣7　_/´
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　　　 　 ￣￣| 　 {三}　＞　　　_/　,/
　　　　 　 　 　 　 　 　／　／./::/´￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　　 ￣ 　　 ／ _／
　　　　　　　　　　 ＿/　／　/::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣| ／
　　　　 　 　 ／|ノ ＿／__／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣
　　　　　　　|＿|／　|::ｌ＿／
　　　　　　 　 　 　 　 ´

4279 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:38:43.79 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ‐､　 /⌒丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__／: : :: ∨: : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／/: : : : : : |:∨ﾍ: : : : : : 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: :/: : : : : /: |⌒⌒ヽ:: : : : : : :｀''ーｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: :/: : : :／⌒7　　　⌒ヽ: :ヽ : : : 丁
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: /: /: : :/|/ V　　　　　斗＼}: }: : :.}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 У:./: : :/斥示ﾐ 　 　 ,ｨ心⌒灯}: :.从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {: : {: : 八{　たﾘ　　　､ Vり ｀{ :/_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈: : /＾Y　｀ ¨¨´　　　 　 ｀¨　Y ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ{ { 〈　　""　　 } __ _ ノ＼ ﾉ:.|　　　　　　　　　　　　　　 考えてみればおかしな話だった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄ､ ＿ _　　　ノ ヽ_,. -=ﾆ >:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : :i ≧ ､　＿ _ ,. ィ´: : : |　　　　　　　　　　　　　　 盗賊村で瑠璃の前に犠牲になった夫婦といい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : ＿＿ _ノ　　　　|__:ｌ＿: :∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /{￣　　　　　＼　　　/　　　 ￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　鑑定での門番の販売実績数の女性比率
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: :{ﾄ､　　 　 　 丶＼_//　　　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／(__,.ィ´: : 彡| ∧　　　　　　　ｰ '　　　　　 } /}: ‘，　　　　　　　　　　なんでおまえらそんなメンバーで旅をしているとツッコミしかなかった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /-=≦ :,. ≦/: : |　　V　　　　　　　　　　 　 　 〉 1: : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀''ー' ´　　/: : /|　　 ヽ　　　　　　　　　　 　 /　 |: : : : :〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : /: |　　　 |　　　　　　　　　　　 |　　|: : :. /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : /: : |　　　 |　　　　　　　/:　　　 |　　|: :／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : ｉ: : : |　　　 | 　 　 　 　 /: : ..　 　|　　|'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : |: : : |　　　 ﾄ､くr‐… ─'⌒ア‐‐ ≦　‘，/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {: : : : : : ヽ :/　　　/::::{ /ニヽ￣⌒￣￣　ﾆ| 　 V/　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 丶: : : : : : /　 　 /／ L|XZX ＼　　　／X..ﾄ､　 ∨｀''ｰ/　　　　　 くヽ__　 　 くヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼: : : /　 　 /:: ／ヽ|ZXZXZ ヽ／ZXZ_:|ヽ}　 }-=彡　　　　　r_ノY__へ__ノ⌒ヽﾆへ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/⌒7　 　 ヽ:/　　　/:::/　　　￣￣ ｀ヽア ￣￣　　 ヽ ＼　　 　 　 　 |: : : :./ 只{i: : : : }r‐ 只
　　　　　　　　　　_ ,. -==ﾆﾆ=- _/　 /　　　 __ﾉ　 　 /::::::7　　　　　 　 　 ‘，　　　　　　 ＼ ≧ -_　　　 /: : :〈/ ﾆﾆ〉: : :7〈/ﾆﾆ〉
　　　　　 　 　 ／⌒八〉＼ﾆﾆヽ ヽ /__＞' ´　_　　 /圦:::{　　　　　　　　 　 i　　 　 　 　 　 } ｰ.,ﾄ､ ＼　 {: : :〈/-=ニヽ: : : 〈/-=ﾆ ミ
　　 　 　 　 ／　〔二〕 .}i　 }ﾆﾆ}　 } ヽ,_二ア 　 __ノ: : : ＼ｰ‐‐ y'　　　　　　Vヽi　__,.. ┐＾Y^ﾄ､┘ ｀ ┘_{ ＼: : :／￣￣ヽ: : :／￣￣ヽ
　 　 　 　 /　 　 　 　 /　 /ﾆ /　/ 　 }　 └‐''´　　⌒ヽ: :}｀'ｰ‐{　　　　　 　 }_ ぅ＾7 ﾉ　}〉⊥八_{ヽ　　　 ヽ　｀''ー ‐‐--　}≧　 .,＿_ _ }
　　　　　 '　　　　　　/　 /ﾆ /　/　　ﾊ　 　 　 　 　 　 ﾉノ　　 八　 　 　 　 /う ﾉﾉ　　〈　 　 　 　 ‘，　 　 ≧- ､.,_＿＿ノ≧､ ..,,＿＿ﾉ
　 　 　_/　　　　 　 /　 /ﾆ /　/ 　 /　}　　　　　　　 ⌒ 　 　 　 丶　　 　 /　　　 　 　 }　　　 　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　/　￣≧ - __/ 　 'ﾆ /　/　　/　 .}　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　 /　　　 　 　 八　　　　　　}　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　 /≧　_　 　 } }=-/ﾆ /　/　　/ 　 /　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ{ 　 　 　／ /　ﾊ＼　　　 〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ

4280 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:39:27.60 ID:Y5lzgP99

9公1民より過激な取り立てした松倉勝家というレジェンド

4281 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:42:31.02 ID:Fs+avr41

　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　盲点だったお
　　　／_ノ 　 ヽ_＼
..　／（　●）（　●）＼　　　　　　腕に少し自信があって旅の道中の
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
|　U　　　（　 （　　　　　 |　　　　モンスターを退けられる腕があれば
＼　　　　 `ー'　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　少数での行き来もなくはない話だったなんて



　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　ｸﾙｯ
　　　　　　　　 　　　／　ノ 　ヽ_＼　　　￣｀ ､
　 　　 　　 　　　 ／（● ）　 （● ）＼　 　 |,ノ　　　　　　　 この手の異世界転生じゃ
　　ﾋﾞｼｨｯ　　　／　　　　（__人__）　　 ＼ 　 ￣
　　 　　　　　 |　　 　し　 |　　Y　　　 　|　　　　　　　　　　 賊の魔の手から美少女や
　　 　Vて　　 ＼　　　　　`ー ' 　　　／
　 そ　と⌒ヽ　　｀＞　　　 　　　　〈´　　　　　　　　　　　　その奴隷を解放して開幕からムフフスタートが安牌なだけに
　　　　　　ヽ　　V´　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　 　 ヽ　　　/　 　 　 　 　 　 　 ､　　　　　　　　　　賊がいないなんて思わなかったお

4282 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:42:33.58 ID:lO8exyMC

キューバ政府でも野球選手の報酬分配は選手２政府８だったんだぞ

4283 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:45:39.29 ID:Fs+avr41

　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
.　　　　 　 　 　 　 -´　　　｀｀ヽ
　　　　　　　　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ
　　　　　 　 ／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ　　　　　　　　　領民であれば
. 　 （（　　 /　（●）　　 　　　　　　　ヽ
　　　　 　 |::⌒（__　　 （● ）　　　U　 }　　　　　　　 誰もが歓迎すべき治安の高さが途端
　　　　 　 ヽ 　 人__） ⌒::::.　　　　 　 |
　　 　 　 　 ヽ（__ン　　　　　　　 　 　 |　　　　　　　 盗賊村の一件で胡散臭いものに見えてきてしょうがないね
　　　　　 　 人.　　　　　　　　　　　　/　　| |
.　　　　　　/　　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |



　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　　 盗賊村にも奴隷はいなかったし
..　／　─　 　 ─　＼　　 .|.「「「l_ヽ
／ 　 （●） 　（●） 　＼ ,:､!j l l l }ヽ　　　　瑠璃の村にも奴隷はいないらしい
|　 　 　 （__人__）　　 　 |＼/⌒ ヽヽヽ
＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉　　　奴隷は買うだけならなんとかなっても
／　　　 　ー‐　　　　＼　　|.!JJJ'
　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　| ノノ　　　 買った後にかかる代金が大変なのだ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　 |

4284 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:47:04.29 ID:Y5lzgP99

奴隷持ちに税金かけてるタイプかな？

4285 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:49:12.45 ID:Fs+avr41

　　　　 　　　　＿＿＿
　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　 ／　　　 　 　 　 ＼　　　　　　 税には人頭税なるものがある
　　　　／　 ＼ ,　, ／　　 　 ＼
　　 　 |　 （ー）　 （ー）　　　　 |　　　　　生きていくことを認められるための公的な税
　　　　＼ 　（__人__）　 　 　 ,／
　　　　　ノ　 ` ⌒ ´ 　 　 　 ＼　　　　　 この税は負担能力に関わりなく均等に与えられる
　 ._i⌒i⌒i⌒i┐　　　　　 　 　 ヽ
　（ l　 l　 l　 l　l　　　　　　　　　　　　　　つまり、奴隷も支払いが当然求められるお
　 ヽ 　　　　　/



　　　　　　　　 　 　,　-―――-､
　　　　　　　　　／　　　__　　　 　 ヽ、
　　　　　　　　/´　　　/´ ●　　　 __　 ヽ
　　　　　　　 /　　　　 ゝ....ノ　　 /´● 　 ヽ　　　　　　　経済的弱者である村人たちには決して軽いものじゃない
　　　　　　　{　　　　　　 r　　　　ゝ- ′　　ヽ
　　　　　 　ゝ　　　 　 　`ｒ-ｲ＿,)　 　 　 　 |　　　　　　 誰が払う？奴隷の所有者に決まっている
　　　　　／　＼　 　 　 　|r┬ｙ′　　　 　/
　　　 ／　　　　`　､_　　　`ー'　　　 ＿／
　　　l　 　　　　　　　`ー――‐-T´
　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　j

4286 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:49:46.18 ID:m4ljJrJF

技能付きの奴隷なら高く売れるだろうが
精神を折るまで追い込まれた魔法使いが使い物になるかは微妙かな
継続収入がある人物じゃないと維持できんわな

4287 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:50:33.46 ID:2xVAksPQ

奴隷の人数のほうが村人の人数よりも誤魔化しは効かないだろうしな

4288 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:52:55.66 ID:Fs+avr41

　　　　 r､./|! ､丶`::::::::::ヾ'''`丶､ |ﾄ、__
　　　 .ｨ||ヾ/::::::::::::::::::::::::::`::::::::::::ヾ,V/}]
　　 ./:::ヾ/:::/::::::/:::::::/:::::::j;::::::::､::::ヾ/ハ
　　/::::::::V::/:::::/::::::::/ｲ::::::j;,:::!::::`,:::::V:::::`,
　.//:::::::::{:::!::::::{::::::;/_,jノ:::ハ::l､:::::',:::::ゝ:::ヾ、
.-イ{:::::::/`;{;::::::}''"/　 |:::/　 !ゞ-､::}:::::ﾊ:::::}ヾ、
　 .{;!:::::::::/j;::::::{ｨ'ｾケ`"　 .ｨﾃゞ`::j::::/;::::::j
.　 ヾ:::!:::::(j;::::::ゞ じｿ　　,　.じｿ_}!/::/;:;::::リ
　　　ヾヾ::`}:::::j,u'"'"　　　　'"'"/イ{;:/:::/
　　　　｀ V"ヾ::} ＞-.,.".,.`,.-＜{::/ Vイ
　　　　　 _,,,　,ヾ.[ニ＞Y＜],__..j/,,,_
　　　　 /　　 〈/////]=[/////〉　 ヽ　　　　　　　　　村で親を亡くした
　　　 ./　 `,　 ヾ//オ^^!ト///{　 /　ヽ
　　.／　 　 V　　"-[j-v-[lー"　 V　　 ＼　　　　　　 まだ人頭税の対象外である
　　＼:..　.、.{　　　 [j　_,,,_.j]　　　 }.:ィ .: ./
　　　 ﾄ-　 `i、　　 {レ" -〉,,_/rゝﾉ'"　 ヽ　　　　　　　子供を実質奴隷のように扱うことはあっても
　　　,.'　　 ∧　_,,,_/　r〉ｿ":;:;:V/r ゝ.::" `,
　　　{　_.,, -ｲ"　.{"　/-:;-:;-:;-:;`!　i〉＼_ ',　　　　　　 公的な奴隷は買わないし買おうともまた思わない
　　./ '"　　〈!　　 V"-]-:;-:;-:;-jﾍ_ィ　 .l〉``,
　　.{　　　　 ヾ_.／;:;:;/-:;-:;-:;-ハゝ,__ノ"　 .〉
　　 ゝ, -‐／ /:;-;:／:;-:;-:;-:;-:;-!:;-ゞ`丶､ｨ
　　　　　/__ｨ;:-､ｨ'"￣/` ",￣＼}:;-ﾍ,
　　　　 ｲ:; ];:-／＼／　　　＼／｀ヾ;:ﾍ
　　　 ｨ;:[-:;;ﾚ`ー-　,,＿　＿.,,　-‐'"ヾ;:]ﾄ
　　　/-];:-/＼　　　　　∞　　　　 ／V:/;}
　　 /-:;j／　　 `丶;,　　　　 ,;､丶`　　V;:ﾊ
　　/-;:j"　　　　　　ヾ　 　.,."　　　　　.}/:ﾊ
　 〈イ"{　　　 　 　 　 ゝ=/　　　　　　 j;:＼〉
　　＞-{　　　　　　　　.}V　　　　　　　:i;:／
　　 　 `!　　　　　　　　i;{　　　　　　　 j"
.　　　　 ',　　　　　　　 .l'l　　　　　　　,'
.　　　　　',　　　　　 　 j {　　　　　　 ,'



　　　　　 ＿＿＿
　　　　／ ノ'　ヽ_＼
　　 ／ （ ＞）　（＜ ＼　　　　　 公的な奴隷は色んな意味で高く付くお
　 /　　　::::::（__人__）　 |
.　|　　　　　　｀i 　i´　　|　　　　 そんな金の臭いがムンムンする産業なのだ
　 ＼ ＿　　　 `⌒　.／
　 ／ 　　 　　 ⌒

4289 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:56:22.40 ID:Fs+avr41

_=_=_=_=_=_=_=_=_=..//ニニニﾆﾆ厶斗r七爪ニニニニ＞''´｡s≦ﾆﾆ＼＼三二三二三二三二三二
=_=_=_=_=_=_=_=_=.//厶斗r七爪　　　　 ｀''＜ﾆﾆ＞''´｡s≦〉∨////∧＼＼三二三二三二三二三
=============.//.|i|　|i|ミ|ｈ。　　　　　　　　｀''＜//////∧∨////∧...＼＼三二三二三二三二
=_=_=_=_=_=_=_=//　|i|　|i|　|i|　|i|ミ|ｈ。.　　　　　　 ￣￣| //∧∨////∧､　＼＼三二三二三二三
=_=_=_=_=_=_=_//┗===ｭ|　|i|　|i|　|i|　|i|ミ|ｈ。　　 　 　 .| ///∧∨////∧ 　　＼＼三二三二三二
==========.//　-=二┗===ｭ ｉ|　|i|　|i|　|i|　|i|ミ|i|ｈ。　| /////|l//////∧r====＼＼三二三二三
───┐　 　‐=ニ=-　-=二┗===ｭ.」i|　|i|　|i|　|i|　|i|ミ|i|ｈ。//|| r；''‘ ，り ||　||　|| ＼＼三二三二
　　　 　 | 　 　 　 　 ‐=ニ=-　-=二┗===ｭ|　|i|　|i|　|i|　|i| r；'‘...，り'‘ ｉ|　|i|.||　||　||　|l ＼＼三二三
───┘　 　 　 　 　 　 ‐=ニ=-　 -=二┗==== ，r；‘　，り' |/|　|i|　|i|　|i|.||　||　||　||　||.＼＼三二
======┓　　　　　　　　　　　　‐=ニ=- 　 ，r；‘　，り'‘ｉ|　|i|　|/|　|i|　|i|　|i|.||　||　||　||　|| 　 ＼＼三
　　　　 |ｉ|　　.日 日 日　　　　　 　 ，r；‘　，り'」ｉ|　|i|　|i|　|i|　|/|　|i|　|i|　|i|.||rf二二二二二二二二
　　　　 |ｉ|.　　巾 巾 巾　 　 ，r；‘　，りlｉ|　|ｉ| |圭|　|i|　|i|　|i|　|/|　|i|　|i|.r==┛　　　＿＿＿＿＿
　　　　 |ｉ|　　　　　 　，r；‘　，りf|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ| |圭|　|i|　|i|　|i|　|/|　lir==┛=‐..-||　　||//////////
　　　　 |ｉ|　　 ，r；‘　，り'|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ| |圭|　|i|　|i|　|i|　.r==┛=‐ _-_-_-||　　||//////////
　　　　，r；‘　，り |i|　|圭|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ| |圭|　|i|　|ilr===┛=‐ ._-_-_-_-_-||　　||//////////
，r；‘　，り'!i|　|ｉ|　|ｉ|　|圭|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ| |圭| r===┛ﾆ=‐ __-_-_-_-_-_-_-||　　||//////////
，り|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|圭|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|r===┛ﾆ=ｰ　__-_-_-_-_-_-_-_-_-||　　||//////////
|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|圭|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|.r====┛ﾆ=‐　._-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-||　　 ￣￣￣￣￣
|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|圭|　|ｉ| r====┛ニ=-　._-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-||　　===========
|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　||r====┛ニ=-　 ._-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-|| O
|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ｉ|　|ir====┛ニ=-　._-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-||　　===========


　 　　　＿＿＿_　
　　　／─　　─＼　　　　　　　さて長くなったが、今現在
　 ／（ ●） 　（●）＼
／　　　（__人__）　　　＼　　　　 やる夫が何をしているかと言うと
|　　　　　 　　　　　　　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　この町フーリンの
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　一番のお偉いさんが住む屋敷へと忍び込むのに成功したところだ
　　＼ ／＿＿＿ ／

4290 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 21:58:31.60 ID:4PryKQfX

でも忍び込んでどうするんだ？
現状九割くらい詰みのじょうたいだぞ？

4291 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 21:59:12.34 ID:Fs+avr41

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　.....;::|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.､t''T叮了丁丁Ti¬-､　　　　　　《》　《》
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　.....;::|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 .,心>ｲ'__||＿||＿||＿||＿||__ヾk,. ﾍ　　　《》　《》
　.....:::|　　　;; : .　.　　　　,　;..　 　 　 ム,.//'￣||￣||￣||￣||￣||￣||;V‐''',　　 《》　《》
　.....;::|　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |ﾆ:!;{_||＿||＿||＿||＿||＿||＿||_,lYﾆl　　 《》　.《》
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　.....;:ｌﾉ.　;　'　　＿,,..-ｰ.'"l_. ._ l,..-‐; |-ｰ|´||￣||￣||￣||￣||￣||￣||｀|ｰ-|　　 《》　《》


　　　　　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当なら、せっかく訪れた異世界の常識の宝庫である
　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　　　 ／⌒ヽ __ ／⌒ヽ＿ _ 　／ ＼　／＼
　　　　　　　　　　　　　　｀''ー／: : : : :: У: : : : : : :＼: : : ＼ 　／　　　 >　　　　　　　　　　　　　　　　　町を思う様探検したいところだったが
　　　　　　　　 　 　 　 ,.､-≦: : : : : :/ヽ: : :∧: : : : : : : : : : : ／　　　 ／　 　､
　 　 　 　 　 　 ,.､- ≦: : : : : : /: : :/:＿ _V : { : : : : : : : : : < 　 　 ／ ＼　　 }}　　　　　　　　　　　　　　 瑠璃を一刻も早く据えた臭いのするであろう牢屋から
　　　　　　　／ィ⌒7: : : : : : :/: :／　　　　　 {: : : :|: : : : : : : ＼／ ＼／､＿ノ　 　 　 /}
　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : /／　　　　 　 　 ‘，: :|: : : ＼: : : : : : : : : : :ヽ　　 }ヽ 　 /: }　　　　　　　　　 救い出したかったし
　 　 　 　 　 　 　 {: : : : : :／　　　　 　 　 　 　 ＼|＼: : : :＼: : : : : : : : : :.＼_ﾉ: :}／: :/
　　　　　　　　　　 ヽ: : ノ⊂二二⊃　　 　 ⊂二二二￣⊃込_y⌒ヽ: : : : : : : : : : :.／
　 　 　 　 　 　 　 　 Y　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 し'　　　/　　　}: : : : : : : : :ノ丶￣￣ ヽ
　　　　　　　rf＾''ー' 弋　　　　 __　　　＿　　　　　　　 /Y__ ､　　 ／ヽ￣￣￣ヽ　　i　　 __　}
　　　　　　　<＿と＿＿≧ﾄ .,__　 ｀￣　　｀ヽ 　＿_ く＾　　フ￣￣￣_ﾉ　　　　 /　 /ー''´　 ┘
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣￣￣￣　 　 　 ｀¨¨´￣￣￣ 　 ￣￣￣ ￣



　 　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　　─　 　 ─＼
　　　／ 　　 （●） 　（一） ＼　　　　　　もたもたしている間に
　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　　　 ＼　 　 　 `_⌒ ´　　／　　　　　　盗賊村の使いが町へ訪れ
.　　　　ノ.,.,.,.,.,.,.,/　）ヽ.,.,.,く
　　　(;:;:;:＼;:;:／|_ノi　）;:;:;:;:)　　　　　　　面倒事が増える前に手打ちにせねばならない
.　 　 |;:;:;:;:ﾞ;:;:;:;:;:|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:/
　　　 ＼_;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:|;:;:;:;:::ﾉ

4292 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:02:53.44 ID:Fs+avr41

　　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 　／　　 　 ＼　　　　　　　　　 この地を任されている代官が
.　　 　／　　　　　　　＼
.　　／　／）　ノ ' 　ヽ､　＼　　　　　　 領主に対し清廉潔白でないことを祈る
　　|　／ .ｲ '=・=　　=・=　u|
　 　 /,'才.ﾐ)　（__人__）　／　　　　　　 主君に対して清廉だと
.　　 |　≧ｼ'　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／＼　ヽ 　　　　　　　　　ヽ　　　　　 穏便に収めるのが難しいから困る



　　 　 　 　 |:.:| |　|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜|　 l:l::l::}:l{||:::::::::::::::::::::::::＿＿_:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　 　 　 |:.:| |　|｜　 ＼::＼　　　 　 　 　 ＼:　　　　 　 ｜|　　:|:{}::l;;|!::::::::::::::::::::::/ 　 　 ∨::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　 　 　 |:.:| |　|｜ 　 　 　 :＼　　　 　 　 　 ＼:.　　　　｜|　 l:::}:::{:;;||::::::::::::::::::::/　 　 　 '∨::::::::::::::::::::::::::::
　 :＼: 　 　 |:.:| |　|｜　　　　 :＼::＼ 　 　 　 　 　 ＼:.　 　｜|　 }::l::i:::ｌ:||:::::::::::::::: /　　　　　　∨::::::::::::::::::::::::::
:　　　＼:.::　|:.:| |　|｜　　　 　 　 ＼:　　　　　　　　　 ＼:.:.:｜|　 |:{()}｝::|!::::::::::::: /　　　　　　　 ∨:::::::::::::::::::::::
　　 　 　＼ |:.:| |　|｜　　　　　　　　＼　　　　　　　　　 　 ｜|　 ｌ::}（）ﾞ{||::::::::::::/　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::
:.:.￣￣￣￣:.:.| |　|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜|　 | ::l l;:i:||:::::::::::￣￣ ｀Y´｀Y´￣￣ ::::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : | |　|└――――――――――――――┘|　 |:{::{}:::}||:::::::　　 　 　 ∨∨ 　 　 　 ,:::::::::::::::::::　　　　　　　　クカカ、ホーカ村の下賤の者共が下手を打ったようだが
: : : : : : : : : : : | | :..￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`　:|:l::ｉ:::;::||:::::　　　 　 　 }　{ 　 　 　 |￣|￣｢:::::｢:
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|{::()::}ﾞ||:: 　　　　　　/　:∧　　　..:| 　l::::::!::::::!::　　　　　　　　こちらからしてみれば
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|l:::ｌ:;{｛||　　 　 　 　 {　　　} 　 　 {|　 l::::::!::::::!:::
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|}｝ｌ:}{:ｌ{|　　　　／￣∨　:/　￣_ノ| ::::!:::::|::::::|:::.　　　　　　　 真っ事都合の良い展開よ
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|｛{:( :::||　　 ／ 　 　 ´￣｀　 ￣　 ￣￣￣￣￣
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|}｝:i;:::｛l 　..:|三三三三三三三三三三三三三
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|ｌ}::;{};::||...:::::|三三三三三三三三三三三三三
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4293 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:07:26.91 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　 ／　／⌒`ヽ､　　　　　 　 ＼
　　　　　　　 /　／　　　　 　 ＼ぃｖ　　　 /ハ、
.　　　 　 　 /　/　　　　　―- 　 _`ｰ ⊥!ノ'´　ぃ
　　　　　　,′ヽ、　　　　　　 ､　 ､`ｰ　..__,,.　- !l
　　　　　 ,′　､冫　　｀`ヾﾐヽ､ヽ　｀ー--　___　 !
.　　　 　 レ¬`7　　　 -―- ヽﾍ丶　　／ _,,..__　〉
　　　　　| /-l ７　　　'"￣ ぅ ､ ﾞv　　 ∠二_｀　/
　 　 　 /!:l_｜7　　､ , ｀,ー;-ァ-ｧ　 〈'"¨ぅヽ　/　　　　　　　　 奴らには尻拭いをしてやったと恩を売り
　　　 /　ぃ |､l　 ,、 ｀ー-'- ‐'　 　 i　ヽｰ;‐' /
　　／｜　`1､! /, ‐- .._　　ノ 　 　 |　/ｰ'‐ﾞ〃　　　　　　　　　 こちらは代金を一切支払わずにすむ
_／ 　 |　　ｌ�h l l r7､___￣　'こ.､　 ! /_-､ /′
′　 ,｜　 |｜　 !ﾍ十┼_匸Ｔ‐tﾍ　 ﾊ. リ/　　　　　　　　　　　公費いや機密費の減りがないのだ
　 ／:::| 　 l　!　　　 `ｰ- .�麓_丁ＴYァ/ ,ﾊ
イ:::::::::|　　|　＼　　　　､　　　 ｀￣´　 / l l　　　　　　　　　　　今回もお館様は気取りはしまいよ
::::!::::::::|　　l 　 | ＼　　　｀ ー一　　 , ｲ　|　!
::::::!::::::|　　| 　 |:＼ ＼　 〃ﾊヽ .イ´|l｜ ﾄ､_ヽ
::::::::､::::! 　 ! 　 |::::{!＼ ＼__,ィ_´イ:|　!｜ |:::i:｀ヽ､
:::::::::へ|　 　 　 |:ブ＾ヽ｀ヽｒ'´_x-､_:|　! |　|::::!:::::.:. ｀丶､
:::::::i:::::::| 　 　 li |::::::{へ_）:|ハﾍ}:::::::| l　　 |:::j:.:.::::.:.:.:.:.: :｀丶､



　　　　　　　　　 ,.. -─ '''''' ─- .､,
　　　 　 　 　 ／,.､,_ヽヽl l / ／_,. ､ヽ
　　　　　 　 / /　-､｀''ー─'''´,. -　', ',
　　　　　　 / / ｀｀ヽﾆｰ＿ ‐_',ノ´´　', ',
　　　　 　 /‐;‐==､､,,_ ､..__.　 _,,､､==‐;‐',
.　　　　　 i　l,　　 ___｀`　　 "´___　 　.,! li　　　　　　　　　　あのこともあって懐が寂しくなっておった
　　　　　ｆ⌒ｌｌ _.._-‐｡-､ ｉ i ,r‐｡‐-_.._ ｌl⌒i
.　　　　　!（｀!| ヾ三≡" | | `≡三'"　!l´）!　　　　　　　　　まだどれほど魔法を使えるかはわからぬが
　　 　 　 ', `ｌj　,ｒ '_,ノ　 | |　 '､._ｰ 、 lj"/
　 　 　 / |ゝ''l, /´　 ｒ_　| |　_ｯ　 ヽ　,!'"i＼　　　　　　　　 魔法使いは魔法使い
　　　 /　 ! ｉ.　l, ゞ=ェｪｪ三ｪｪェ='″,!i　,'　 ＼
　　∠-'''"! i　 il,　　　 ＿＿　　　　,!　/l,｀`'''- ､_　　　　　 他領に持ち込んで売り払えば一財産になるのぉ
'"´　 　 / |　 i ! ＼　　 ﾆﾆ　　　／,'//　l,　　　　｀
　　　　/ 　| 　 ﾄ､　＼ '　' `　／　,! '/　　l,
　　　 /　　 l　 | r＼　 ￣￣　　,ｲ.//　 　 l
　　　 ＼　　ﾘ, l ､))ｒ＼＿ ＿／ﾚﾉ/　　 ／
　　　 ／ 　 |ﾍﾍ､＼ゝ))r ||､ﾉr) 〃 |　　 ＼

4294 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:10:10.18 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　　　 _____________
　　　　　　　　　　　　　　 /{=.､--'フ＼╲
　　　　 　 　 　 　 　 　 __F|r‐､ヽ {／´}F}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 {.E|╲_’)t.t_’_ﾉ,|ｦ}
　　　　　　　 　 　 　 　 ╲'| ﾄ､__j_L_,／|ツ
　　　　　　　　 　 　 　 　 |`|L-LLLリｲ|.:|
　　　　　　　　　　　　　　 | L`ー-一'ノi |
　　　　　　　　　　　　　　,.╲i.|`ヽ､／-| j`ー-.､_　　　　　　　　　　　　　　濡れ手で泡とは正にこのこと
　　　　　　　　　　 _,..-‐':::::{╲|￣|i.|￣.|/:|-:-:､:_:￣:7ヽ
　　　　　　 　 　 /|,::-‐':´:::|::::| G|i.| R.|:::::|:::::::::::￣7:::::〵　　　　　　　　　あやつにも土産の一つも買って
　　　　　　　　 〳:|:::::::::::::::|_:::|.ヲ|i.|.ヾ.|::_:_|::::::::::::::/::::::::〵
　　　　　　　　〳:::|::::::::::::::／:|　r|i.|-､.|:＼::::::::::::::{::::::::::::〵　　　　　　　　与えてやるのもよいか？
.　　　　　　　　{:::::::|:::::::::::::|:::::|ﾉ{_|i.|シ,|:::::|::::::::::::::|::::::::/:::〵
.　 　 　 　 　 〳:::::::|:::::::::::::|::::|} {,|i.|り |::::|::::::::::::::〵::/::::::::〵
　　　 　 　 　 |:::::::::::|::::::::::::l::::ﾄ､-|i.|--|::/:::::::::::::::::〵::::::::::::〵
.　　 　 　 　 〳:::::::::::|::::::::::〵|:::╲|i.|-/|'::::::::::::::::::::::::|╲:::::::::::〵
　　 　 　 　 〳::::::::::::|:::::::::::::::|:::::::╲i/:::|:::::::::::::::::::::::::|　}／⌒:〵
　　　　　　 〳:::::::::::/|:::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::::| ./:::::::::::::/
.　　　　 　 〳:::::::::〳|:::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::::|/:::::::::::::/
　　　　 　 〳:::::::::〳|::::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/
.　　 　 　 〳:::::::::〳|:::::::::::::::::|※=::川=|:::::::::::::::::::/::::::::::::::/
　　　　,.-―<´ヽ:/ |::::::::::::::::::ﾄ､:::::::川:|:::::::::::::::::/:::::o::::／
-----{　ｒニ,r,-{--|-------|-ヽ／|-|＼r-'―'-.､:::／|---------.-､
￣ ￣ ＼}_.}_{_}￣ T￣￣￣￣⌒ー--- {_L{ { /ニ―-r―――――’
　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::川:::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::||::||::::::::::::::::::::::::::::::::|



　　　　 ＿＿＿_
　　　／⌒　　⌒＼
..　／（ ―） 　（―）＼　　　　　　（セーフ、私腹を肥やすタイプだったので話が早い
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
|　　　　　　　　　　　　　|　　　　 欲をかかなければ話し合いで解決できる手合いだお）
＼ 　　 　 　　 　 　 　／

4295 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:10:48.47 ID:+4Za8VeI

精神操作で済む範囲なのが幸いやね…ヤらない？

4296 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:13:05.91 ID:Fs+avr41

　　　_,n＿00　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|//,|.　　ヽ
　　└l ｎ |　 　 ,⊆.己　　_,n___　　　　 　 　 　 　 |//,|　　　 ヽ
　　　 U Ｕ　 　 ｀ﾌ_厂　　`l_ﾔ′　　　 　 　 　 　 |//,|.　 　 　 ヽ
　　　　　 　┌―――――――――――――..|//,|.　　　　　 ヽｰ┐
　　　　　　　| |三三三三三三三三三三三三三.|//,|　　　　　 　 ヽ.|
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　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |Ｌ.l,|　| ;!!.　 　 　 | |
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　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ||l l||　| !.||.　　　　| |
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　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |//,|　| | |l.　　 　 | |



　　　　　　　　　　,. ‐''ﾐﾞ｢「｢「｢「ﾞ〃ｧ;､
　 　 　 　 　 　 ,.' '⌒ヾﾐ_i|l iｌ|j_ﾘノ⌒ヾ;､
　　　　　　 　 // ijv - ､　￣..::::,:::-:::::::::i.i
　 　 　 　 　 ,'ﾃ＝=:- ､:::`:ー:'´:,: -:=＝ｷ|
.　　 　 　 　 i l ::ﾆ二｀ヽヽ.:::ij~/／二ﾆu:l l
　　　　　 　 |｛. ､ｰ＝= ､ヽ!! lﾚ ,'´=＝ ｧ ｝|　　　　　　 ぬっ！人払いもした上
　　　　　　r'ﾆl.|. ヽ、　°>,‐:_く °　,〃 |lﾆヽ
　　　　 　 |.に|| ijヾﾐ≡彡'l :l::ヾ≡彡'ノ ||こ!|　　　　　 ノックもなしに入ってくるとは何奴！名を名乗れい！
.　 　 　 　 ｌ しｌ|. ,ニ二ノ ::l　!:vヽニ二、|し'ﾉ
.　　　　　　｀ﾞT.l　, --､ 〈. |　| ﾉ ,. -- 、.ｌT´
　 　 _..　-‐''7|l l |l⊥⊥ｴ`トｲエ⊥⊥l｣ l |ヾ'ｰ-　.._
‐:''": : : : :_:/.:.|li lヽL⊥-┴┴┴-⊥ﾚ' l.l| : ヽ:_: : : : `:'‐-
_.: :-‐ ':": /.: :.||ｉ ト､::v.　 ｰ‐一　　　,.ｨ|i.l: : : :l: :｀:''‐- : :_
.:.: : :.: :.: :,': :.:.:.:ｌ ｌ||ｉ ｀ト ､_ 　 v _,..イ l|i ﾘ:..:.:.:.:.|: :.: :.: :.: :.
.::.::.:.:.:::.:.:i::.::.: :.:.ﾄｉ|　|iﾄ､_　 ￣　　_,l iﾘ./|:.: :.::.::.|:.::.::.::.:.::.:.
:::::::::::::::::|:::::::::::: | ヾﾄ､|`:-ﾆ.Y,ニ-:ﾉｲ/　|:::::::::::::|:::::::::::::::::



　Lニ¬　｢｣｢｣　　　　　　　　　　　　　　　　　＿「 L_
　 ／∠.._　 __　　　　　　　　　　　　　　　　　 L_　　 ｣, -‐-､　　　　/７
　L -─-､ヽヽ＼　　　 ,ﾍ从人从,M,､　　　　　　|　''´, '⌒） }　 　 / /
｢│　　　 } .}　Ｖ　 ,vﾚ'::::::::::::::::::::::::::::::＾1ｨ　　 ／　 r'　　/ /　　 /_/
L_フ　 ∠ノ　　　,ｲ::::　:::..　 　 :::　　..::::　 ::ｲ　レ１_」　∠／ 　 ∠ゝ
　　　　　　　　 N :/⌒ヾ､::..　::　 ..::／⌒ヽ: ﾚi　　　　　　Lニ.ヽ
.　　　　　　 　 i :::l＿_‐-､` ｰ--‐'' , -‐ ＿i_ :１　　　　　　＜ノ
　　　　　 　 　l :::l ｀ヽ.＼.ヾ､.___,／　／ '"´!:: 1　　　　　　　　　　　　　　声を荒らげながらも、不審者と見るや否や
　　　　　_,..-‐| ::ｉ ｰ- ､＼:､　　　 ,.:'／, -ｰ |:: |‐- ､.
　_,.. ‐''´　　 _| ::{.:::ヽ.　＼＼,, ,v／／　/´:: }: !　　　`'‐､　　　　　　　　　剣を取り即応体制に移るその迅速さ
　　　 ,.. ‐'''´i⌒! !.ヾ:ヽ._｡_ゝ_lll!_∠｡_,ノ〃 :|:i⌒!`''‐､
　‐''´　　 　 | Ｆ|:|　　`ﾐ≡vｼ!│ﾐ≡彡'u,　|:!,f; |　 　 ＼　　　　　　　　　 武人としては中々のものである
.　　　　　 　 ﾄ､_l:!ﾄ､＼U　,　|.│ ､v　／ ,ｲ|!_ジl
　　　　 　 　 ﾘ ::| L|ヽ.`ｰ'ヽ.|　| / ｰ' ,.ィ_｣:|:　:|│
　　　 　 ミミﾉ　::l ヽト｣`ｰr-ゝ-'ｰ┬ 1_｣/ l::　 |彡
　　 　 ミミﾐｲ 　 :!　ヽ「`i┴r:┼‐i┴r'／j i::　　|〃彡
　　　ミミミﾐ!ｲ　:::ヽ.~U` ｰ┴┴┴‐'´J／:　　 :l〃〃彡
　　ミﾐﾐﾐﾐﾐ:ﾉﾘ::　　 :l`''‐:､.~ ｰ一　, ‐'´:l::　　 :ｲ〃〃彡
　ミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐl:::　　 :::ト､:::::::`::ｰ::'::´::::::;ｲ::　　:::ﾘ〃〃彡彡

4297 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:14:54.84 ID:zyAkzmUI

うーん、なろう味。これは代官側が私的に魔法使いの奴隷を欲しがったパターンだな。
これなら脱獄させて脱出でも問題ない。

4298 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:16:12.10 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　 ー､_　　　　 　　　　　　　　　　　　 ｲ
　　　｀ーｰﾐヽ､_　 　　⌒ｰ‐-,、　_,―´￣￣￣｀　ヽ､i　 ,-'￣｀,ﾆ「ー‐‐
..rijiﾆ￣ー‐‐ﾆi｀'-＿ 、　 _／ ／／￣￣￣ ￣￣＼ ヽ´　´￣￣￣｀,ﾆ7丶
｀'　 ,jｌlﾆ-、　　｀'ﾍ、　￣＾ .∠／　 　 　 　 　　 　 　 ＼`i､　　　　　 ー||二＿
　　　ｨ,￣｀　 　　　　　　　/　　　　　　 　 　　 　 　 　 　 ヽ　 　 _ ,-‐'　　　 ｀
　　　 '!ﾐ、　 　 　 　 　 　/ 　、 -i､　　　　　　　　　　 　　 |　.,／
　　　　　 '-＿　 　　　　│　.,)'ﾐ―｀l,　　　　　　　　　　 　 |　 ｀ー―---ｰ'"
　 ._-―ー´＾､　　　　　　l　/i 　`'､. ヽl-,_　　　　 ._,／´l､　.|　　　 ー――-rｯilﾞ
.,r┴‐ﾆ7―――-､,　 ／! .l　|'- 、ヽヽ＼ `ー´二ﾆ,ﾆii!r+ｰ| 　　 ,--rr==ｰ´ー´
　,／｀　　　　　　　 ｀ﾞ| /.| ,|　|:::::::'-、ヽ＼￣ ﾌ_rr'~:::::::::::::ｿ|　　　　　　　 ＿ﾆV
.' 　　　 　 　 　 　 　 .| | | | l､.|:::::::::::ヽ │i　/ /::::::::::::::::::::::l:ゝ　　 　 　 ー~´ ／　　　　　　　　実際、レベルは２０台後半で
　　 　.,　　　　 　 　　.i | | l |　|:::::::::::::::l、! ｀´/:::::::::::::::::::::::l.|:;}＿＿＿_--‐‐´
　　　　`-､　 　　 　　 ｀y| |.|i､ ヽ:::::::｡:::､i　./:::::::::::::::::::::::::::!!/＿_＿ 　 ｀ヽ、　　　　　　　　　　 やる夫よりもそれなりに高い
　　　　 　 ｀'ヽ､　　 　 .l　|.|.||＼｀ 'ｰ ‐´/　i::::::::゜::::::::::::::::::ﾊ―-　　ヽ､　　＼
　　　.i､　 　 　 ヽ､　　.,i´ '| '|l　＼-、　 |⌒|::::::::::::::::::::::::::l. `＼　｀ｰ､＿　 　 ヽ　　　　　　　　 今まで見てきた中で一番、人間としては強そうだ
　　　　 ＼,_　　　 ｀ー/　 .|　l'＼__ﾐッi ､|　 ﾄ＿r-!'フ:::｀/ l　　 i､　　 　 ｀ー―---
　　　　　　 ｀ー ､　　 ｀!　 l　 く　|―| l .Ｙ　|/┬T´ｿ:::::　i　ヽ 　 ヽ
　　　　　　　 　　 '- 、 |　 ヽ 　＼i､ l￣ ﾄｰ|―|┴}::::::: ｲ 　　 i
　　　-、　　　　　 　 ヽ|、　 ｲ､ 　 ヽニニニニニｿ:::イ　 l　　 ､.＼
　　　　`-、　　　　 　　 ヽ,　.|. ＼　ー――:::::::::::::／ |　　l､　　i　 ヽ､
　　　 　　 ヽ＿_、　　　　ヽ､ |　　 ヽ 、　　 :::::::／　　|　　 ヽ 　 t、　 ヽ､
　　　　　　　　　 ￣＾ー―＿l|、　　i　　Ｙ￣i´　 　　 .|　　 　ヽ. 　 Yﾄ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　＾ ヽ､ .|　　 　/　　　　　.|　　 　　＼ 　i､　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ‐　　　　　　 　 　　 　 　 　　 　 ｀'



　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　 ／　　 _ノ　 ヽへ＼
　 　 ／　　　（ ―）　（―） ヽ　　　　　　　ただ異世界生活四日目
　　 .l　 .u 　 ⌒（__人__）⌒　|
　 　 ＼　　　　　｀ ⌒r'.二ヽ<　　　　　　　異世界人間強さランキングで早々に埋没していきそうな感はある
　 　 ／　　　　 　 　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
　　/　　　,　　　　　ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
　　{　　　{　　 　 　 　 ＼｀7ｰ┘!



　　　　　　　　＿＿__
　　　　　　 ／　　　 　 ＼　　　　　　　 できればこっちの異世界事情のラーニングが終わるまで
　　　 　 ／　　　　　　　　＼
　　　 ／） ノ ' 　ヽ､ 　 　 　 ＼　　　　 彼が当分、一位の保持者であって欲しいが
　　／ .ｲ（ー）　（ー）　u　　 　 |
　 /,'才.ﾐ) （__人__）　　 　 　 ／　　　　 それは多分高望みだろう
.　|　≧ｼ'　｀ ⌒´　 　 　 　 <
／ 　/　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ

4299 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:19:49.02 ID:Fs+avr41

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　_ノ　ヽ､_.＼　　　　　　　　こんな風に揶揄しているものの
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　　 現時点で倒せるかは未知数
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　本格的な対人戦は初、対して実績百人斬りの男
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／　　　　　　　　 相手は人を斬ることに慣れきっている。



　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　 ／　　　　　＼　　　　　　　　　　騎士は剣戦闘Lv１でこっちは剣戦闘Lv３と才能では圧倒していても
　　　　／ _ノ　　 ヽ、.　＼
　　 ／　（―） 　（― ）　　＼　　　　　　　 現時点ではLv１と向き合い続け
　 ｎ|i 7　　 （__人__）　　　　ｎ|
l^l | | ｌ ,/)　 ｀ ⌒´　　　 l^l.| | /）　　　　　熟練度をカンストさせた騎士の方が腕は確か
', U ! ﾚ' /　　 ー‐　　 　 | U ﾚ'/／)
{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／　　　　 そも自分は帯刀もしていない素手
..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''

4300 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:19:51.11 ID:m4ljJrJF

代官ってことは数十人を率いる隊長クラスかね

4301 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:20:05.92 ID:4PryKQfX

間違いなくこいつより強いの沢山居るだろうし現地人には

4302 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:21:27.58 ID:KFiE35pK

とはいえ今のやる夫よりは間違いなく強い。余裕そうだけど勝ち目あるのかな

4303 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:21:57.36 ID:m4ljJrJF

正式な騎士位を持ってるなら実務込みで１０年以上は研鑽してるだろうしな

4304 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:22:21.24 ID:Fs+avr41

.　 　 　 　　_　-――-　_
.　 　 　 　´　　　 　　　　｀
　　　／ ＼　　U　　　　　　＼　　　　　　　基礎ステータスで圧倒して
. 　 / 　 　 `ー　　 `ｰ'´￣｀　‘，
　　{　　　三三　　　三三　　　}　　　　　　 いざとなれば魔法もあるが
　　‘，　 　 (＿_人＿_)　 　 Ｊ/
　　　＼ ｕ　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　中身俺では不安は拭えない
　　　　 ｀¨７　　 ￣　　　 ‘，
　　　　　 /　　　　　　　 　 ‘，



　 　 　 　 　 　 ,,.. ´　　　　　　　｀・ 、
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　 （やはり話し合いでなんとしても収めなきゃな
　　　　　　/　　　　　　　　　 　 　 　 　 ',
　　 　 　 _l;;;;;;;;;,,,　　　　 　 ／　　 　 U .l　　　　　　そのための力が例え借り物でもあるんだ
　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;;; 　 ､_,.ｨtﾁ　） 　 　 　 |
　　　　　　',.　　 /　i　　 ヽー‐ '　　　　/｀ヽ､　　　 やってみせろよやる夫）
　　　　　　 ＼　乂人＿__ﾉ､　　　 ,. ＜
　　　　　 　 　 ＞-｀￣￣｀'　-
　　　　 　 　 　 　 ｀ー―

4305 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:22:31.31 ID:tBLzPCO5

余裕で勝てると断言出来る程の差じゃないから戦闘になるのは不味いんだよな

4306 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:23:15.50 ID:0ejEwWcS

考えてみれば
基礎ステータスの差でダメージ通らなそう

4307 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:26:27.08 ID:Fs+avr41

　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　／　　 ー　＼
　　　　　　　　 ／　　　 （● ）　ヽ
　　　　　 　　 /　　　　　　 （⌒　 l
　　　　　 ,;:.''";'''"''";;"'';;;.,　 _￣l__）　　　　　 名は名乗れない
　.　　 ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ
　　　　|　　　　　　 　　　_"':; ,.;."　　　　　　　がこう通り名を伝えればわかるのではないか騎士よ
　　　　|　　　　　　＿,'"　　　 Y
　　　　＼____,''"￣　　Y　 　 ∨　　　　　　　 我はお館様の隠密と
　　　　　|　　　　　　　|　　　 ､|
　　 　　 |　　　　　　　|　　　　|
　　 　 　|　 　 　 　 　 |　　 ＼|
　　　　　|　　　　　　　 |　　　　|
　　 　 　 l　　　　　　　 |　　　　|



　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　 ,rヾヽ ｌ ｌ ｌｌ ｌｌ ｌ ｌl 〃ヽ
　　 /,ｒ'"⌒ヽ､!,,!,,!,!,／⌒ヾヽ
.　　lﾐl uﾞﾞ`＼`‐--‐'／´ u lﾐl
　　l=ｌ　＝=-ヽ ｕ /,r=＝　 l=l
　r‐ﾐヽ ヽ 　 e〉ｉ ｉ〈e 　 〃/::ｒ‐､　　　　　　　　 ぬぅ！？貴様もしや
　| Flﾐ|　 ミ三　| |　三彡　|ﾐ|ｺ |
.　ｌ ﾋ|:|uニ二 r_| l_､ 二ニu|:|ﾝ l　　　　　　　　　お館様が囲っている
　 `ｌｌｌ|| l工エェェェェエ工l ||ｌｌ´
　　| ｌｌ| |＿__................＿＿| | ｌ|　　　　　　　　　　五人いると噂の四人衆の一人かっ！
＿..|ｌ ｌ| ｌェェエエエエェェｌ |ｌ ｌ|＿__
: : : |ｌ ｌl｀丶、u　≡　u ,. ri"ｌl ｌ|: : :
:￣l:|ｌ ｌｌ ｌ ﾄ､ ` ‐-‐ '"　,r|ｌ ｌl ｌ|:l￣:
: : | :|ｌ l l |)〉＼　　　／〈(|ｌ ｌ ｌ|: |: : :



　　　　　　　　　　　――
　　　　　　　／　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　U　　―‐　　 ―
　　　　　　|..........　モﾃ　　モﾃ　　|　　　　　　　　（五人いそうなネーミングだが
　　　　　　|..........　　　　　　 　 　 l
　　　　　　　..........　(　 人　)　　　　　　　　　　　本気で五人おるんか）
　　　　　　　≧.......　　　　　　 ≦
　　　　　　／.......　　　　　　　　＼
　 　 　 　 |...........　　　　　　　　　｜
　 　 　 　 |...........　　　　　　　　　｜

4308 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:29:04.92 ID:Fs+avr41

　＿　＿　　　　　　　　　　　　 　 __
　|主 | ､ﾉ　| --|- ヽ///　,フ_ 　 |ﾆ|ヽヽ.ﾉ ┌┼┐ﾉ十ﾉヶ┐斤_.斤　　　　 　 　 　 ｢!
. llll亅|/ヽ　l,　丿　ﾌヾ.ヽ　c_,ﾉ　ﾉ 亅|.メ |　| ,人亅.ｰ|‐ﾉﾉ亅　|三|　つ ･････････　o
　　 　 ￣ 　 　 　 ’￣￣　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　 ´　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -─-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.／￣＼　　ヽ.＿　-‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ.／ｰ- ､　　＼＿,. -‐- ､　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　/./' 、　 ｀ヽ:､＼＿_,. -‐　u !　!　β-エンドルフィン
　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　 | ＼　　 !}　　v　v ,. -=キ十　　　　　　……！
　 チロシン……！ 　 　 ,. - .ヽ.　 !　　ヽ､ |!　u　 ／'´＿v|　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 某に直前まで気取らせぬ実力
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ,.‐､| |uヾ:ヽ. o　}|`lｌ ;∠-‐''￣,ﾗ |　L_
　　　　　　　　　　　　　　| |‐､| | /|ヽﾞミ三ｼ/ ハ　o　　./;;　| /ヽ.}　　　　　　　　　　　　　　　 それに疑いはない……がしかし
. エンケファリン……！ | !._,| | |∧ ＼_ノ　}　}uﾞミ三彡'　 |./V./
　　　　　　　　　　 　 　 ,ﾉ`ｰ|/　|∨ヽ、ｌ　 / .ﾉ 　 ＝' ノ|　|l‐//　　　　　　　　　　　　　　　　 なぜ隠密なら姿を態々晒しおった
　　　　　　　　 　 　 ,∠.-┐〈 　 Ｎ＼/`＼|　{__ノ__,／l/! /'ｰ ' |
　　　 　 　 ＿_ ,r（ノ　　/ |　 |　 U∨ /ヽ/ゝ-1__|_｣／l/〈　,ｲ＼|　　バリン…！　　　　　　　 それにその身奇麗な風体、偲んでおらぬではないか
.　 ／r'⌒`ｰ-'　　 ヽ.　,'　|　 |　　 U`ｰ､/ ７~ﾞ|__.|_｣／J'/　| |　 ＼
. /　　） キキキ　 　 ） 　 | 　 ヽ､u　　　_￣￣　　v'　／　）、|
/　　（　 　 ……！（ ｌ　　|　　　 | ｀ヽ、　￣￣　,. ‐i´　 ,ﾉ　 ` 〜〜〜 ､
　　 　 ` ｰ-''⌒ ｰ- 'l.　　 ||　 　 ﾄ､　　＼__,. ‐'´　　| 　 {　　ククク…　　）
　　リジン　　　　　│　　 ||　　　|ヽ＼　　　　 r‐;'ﾆ|　　 `i ｰ-〜ー--‐'
　　　ロイシン　　　|.　　　 |　　　|ﾉ' ＼ヽ.＿ ﾉ.ﾉ|　| ﾄ 　　|　　|
　　 　 イソロイシン……！　　　|ゝ'　 ｀Y-‐'´フノ|ﾉ |　　|.　　|



　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　　　　　これは誠意なんだがな？
　　　　　　　 ／（●） 　（●） ＼
　　　　　　／ 　　（__人__）　　　 ＼　　　　　　こちらが隠し立てする意図がないと明確に伝わらないか？
　　　　　　|　　　　 ｀⌒ ´　　　　 　|
　　　　　　＼　 　　　　　　　　　,／　　　　　　隠れる気がないことがわかるだろう？
　　　　　ｲ　ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ
　　　　 /弋＿ー　　＝　ーノヤ彡ﾉヽ

4309 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:29:36.00 ID:+4Za8VeI

ぼうぎょ5ではなかったかな…？

4310 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:34:09.64 ID:Fs+avr41

　　 　 　 　 |:.:| |　|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜|　 l:l::l::}:l{||:::::::::::::::::::::::::＿＿_:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　 　 　 |:.:| |　|｜　 ＼::＼　　　 　 　 　 ＼:　　　　 　 ｜|　　:|:{}::l;;|!::::::::::::::::::::::/ 　 　 ∨::::::::::::::::::::::::::::::
　　 　 　 　 |:.:| |　|｜ 　 　 　 :＼　　　 　 　 　 ＼:.　　　　｜|　 l:::}:::{:;;||::::::::::::::::::::/　 　 　 '∨::::::::::::::::::::::::::::
　 :＼: 　 　 |:.:| |　|｜　　　　 :＼::＼ 　 　 　 　 　 ＼:.　 　｜|　 }::l::i:::ｌ:||:::::::::::::::: /　　　　　　∨::::::::::::::::::::::::::
:　　　＼:.::　|:.:| |　|｜　　　 　 　 ＼:　　　　　　　　　 ＼:.:.:｜|　 |:{()}｝::|!::::::::::::: /　　　　　　　 ∨:::::::::::::::::::::::
　　 　 　＼ |:.:| |　|｜　　　　　　　　＼　　　　　　　　　 　 ｜|　 ｌ::}（）ﾞ{||::::::::::::/　　　　　　　　　∨:::::::::::::::::::::
:.:.￣￣￣￣:.:.| |　|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜|　 | ::l l;:i:||:::::::::::￣￣ ｀Y´｀Y´￣￣ ::::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : | |　|└――――――――――――――┘|　 |:{::{}:::}||:::::::　　 　 　 ∨∨ 　 　 　 ,:::::::::::::::::::　　　　　　　　 目的がわからず
: : : : : : : : : : : | | :..￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`　:|:l::ｉ:::;::||:::::　　　 　 　 }　{ 　 　 　 |￣|￣｢:::::｢:
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|{::()::}ﾞ||:: 　　　　　　/　:∧　　　..:| 　l::::::!::::::!::　　　　　　　　どうしたものかと思案にくれる相手を畳み掛け
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|l:::ｌ:;{｛||　　 　 　 　 {　　　} 　 　 {|　 l::::::!::::::!:::
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|}｝ｌ:}{:ｌ{|　　　　／￣∨　:/　￣_ノ| ::::!:::::|::::::|:::.　　　　　　　 場のイニシアチブを一気に浚うべく次なる一手
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|｛{:( :::||　　 ／ 　 　 ´￣｀　 ￣　 ￣￣￣￣￣
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|}｝:i;:::｛l 　..:|三三三三三三三三三三三三三
: : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|ｌ}::;{};::||...:::::|三三三三三三三三三三三三三
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　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　一年前
　　　／⌒　　⌒＼
..　／（　● 　（ ● ＼　　　　　　　行商人の妹で兄を殺され
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
|　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　売られかけていた娘を救い出したのが縁で
＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その相手と仲睦まじくしているようだな騎士さん


　　　　　　 　 　 　 　 -―─-　、
　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　′ 　⌒　 　 ⌒ 　　,
　　　　　 　 　 i　　（ ―）　 （― ）　 ｉ　　　　　　 領都にいる奥方とは子供を産んだ後は不仲
　　　　　 　 　 |　　 　 (__人__)　 　　|
　　　　　　　 　 ､　　　　　　　　 　 ノ　　　　　　 元々、家の繋がりで結婚しただけの冷たい結婚
　 　 　 ⊂⌒ヽ　 ＞　　　　　　 ＜_/⌒つ
　　　　 　 ＼　丶′　　　　 　 　 　 　 7　　　　　人肌を求めるのは仕方ない仕方ない
　　　　　　 　＼ ノ　　　　 　 　 　 ﾄ､_/
.　　　 　 　 　 　 ′　　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　 　 i　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　乂　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　 　 　 |　/ー―一 、　|
　　　　　　　　　　 し′　　　　　､_ｊ

4311 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:36:27.12 ID:Fs+avr41

　　　　　　　 　 　 ,､くミ｀「「｢「「ﾘヽ、
　　　　　　　　　 /三ﾆｼ'⌒ヾﾐ｣jjﾚﾍ;、
　　　 　 　 　 　 !三=ﾒ＝=:､ヽ､__ノ_｣L
.　　　　 　 　 　 |彡〈　=＝=ﾐ　　〃=:〉
.　　　　 　 　 　 r',ｺ.|ヾヽ..ﾟ__,.''　くﾟ_ノ′っ
　 　 　 　 　 　 ,|に|| r=ﾐ三" r_　 ∨　 っ
　　　　　　 　 //`ｧl|. ｢ｴｴェェｪｪｪﾗ′ っ　　　　ふ、ふん、それがどうした
　　　　　 　 ノﾙ'ｨ !:ﾄ､ヾェｪｪｪｪェｿ
.　　　 　 ,∠彡"::|l:i:ﾄ､＼　 一,.イ|　　　　　　　　誰でもやっていることであろう
　　 　 ／"´::::::＼l:ｌｉ|＼ヽ｀ｴ´:|ｉ !l
　　　/::::::::::;::-─くW: : :ヽ∨　lﾙ′
. 　 /:::::::／: : : :::::::ヽ:::＼: ﾞ|
　 /:::::::/: : : : :::::::::::::|::::::::} j
. /:::::::/: : : ::::::::::::::::/::::::/:/
/:::::::/: : : ::::::::::::::::/::::::/:/



　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　　ただそれが自作自演
　　　／⌒　 ー､＼
..　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　　　 兄を死なせ、妹が性奴隷の一歩手前まで転落した元凶が
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
|　　　　　|r┬-/ ' 　　　|　　　　　　　あんただってのは不味いよなぁ
＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／



　　　　　　 　 /./　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|
　　　　　 ＿/ /-─'''"~~ ,.二.フ-＞　　　　　 ! ,'
　　　 ／ .／, '-─‐ '"￣　 ／ '´＼＼　　　 ,' /
.　　/　／／　ニ二u__,／ //　u,＿_ヽ 〉- ､//
　　{／／-＝＝=:､　　 　 |.! ／　　/ { | r‐ﾉ/　　　　　　　　　／
　 /,.イ　u　　 ＿＿＼、;;;||/　@　〃,.-;=´ｲ,ヽ　　　　　　　 /／
. //ヾ.＼　／　　 @　ﾌ''| |: ミ≡彡' ／ _＼ヽ |　　　　　　 ,' ,'　　　　　　　 ？！？！？！？！
／ i´r＼ヽu`≡=＝彡v{ .{.＿,.ノ／u,ノ u_ ＼!＼　　　　 / /
　　ヽ.ヽrヽ.} r,ラ',ニニ二´-‐''´、￣　./ヽ/ヽ.ヽ　` ー-/ ./
　　　 ＼`､レ',.イー' ( __ }　| -　’,. ‐ﾍ ／　 ,|　|　　_／／
.　　　　　`//_| rーrｰ┬ゝィ‐''1´ ,レ'´　 ／ﾝ　!　／､'´￣
　　　　 ／/　 ! l‐┴‐┴‐┴‐ '"´　　／ヽ/ u |､//　　`丶
　　,r‐' ／　　 ＼ヽ.r‐┬‐┬ ''1´.工 -‐'´u　 |//＼
　/ ／　　／|　　 ＼` ┴‐''' ´￣ =＝''＿＿_//／　ヽ
/ / ￣￣| 　 |　　　　`ー､'''"~~´￣￣　　　//
./　　　　|　　 |　　　　　　＼-───‐- ､//

4312 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:37:52.78 ID:tBLzPCO5

確かにそれは知られたら不味いわな

4313 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:38:59.45 ID:33HzgDgI

お前の秘密を知っているぞ！

4314 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:39:45.12 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お館様の狙い通り
　 　 　＿＿＿＿
　 　 / ⌒　　⌒　 ＼　　　　　　　　　　　　治安がよくなった結果、領内での行き来が前よりも増えた
　　./( ―） （　●）　 ＼
　 /::⌒（_人＿）⌒::::: 　|　チラッ　　　　　 世間様にいい人面しながら
　 |　　　 ー　　　　　 　.|
　 ＼ 　　 　　　　　　／　　　　　　　　　　 人拐いが怪しまれずできるようになったのはいいよな



　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
.　　　　 　 　 　 　 -´　　　｀｀ヽ
　　　　　　　　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ　　　　　　　　　　　　 なんたって、お館様からあんたは
　　　　　 　 ／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ
. 　 （（　　 /　（●）　　 　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　 その一助を命じられている
　　　　 　 |::⌒（__　　 （● ）　　　　　 }
　　　　 　 ヽ 　 人__） ⌒::::.　　　　 　 |　　　　　　　　　　過去の賊討伐で生き延びた輩を走狗にいつも通り
　　 　 　 　 ヽ（__ン　　　　　　　 　 　 |
　　　　　 　 人.　　　　　　　　　　　　/　　| |　　　　　　　そいつが連れてきた女を献上するところだったのに
.　　　　　　/　　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |



　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　／　⌒　 　 ⌒　＼　　　　　　　 なんの因果か、一目惚れしちまって
　　 ／ 　 （●） 　（＜） 　＼
　　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　　手元起きたさあまりに
　 　 ＼　 　　 ｀ ｎ´　　　,／
　　　／　　　　　| |　　　 ＼　　　　　　 口封じと恩人として振る舞いたさから
.　　 　 　 　 　 ﾉ .ュ
　　　　　　　　{ ..ﾆj　　　　　　　　　　　 その場に居た走狗を一人残らずズンバラリ
　　 　 　 　 　 | "ﾂ

4315 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:42:20.37 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　 　 　 　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　 ／（ ●） 　（●）＼
　　　　／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　　 　 |　　　　　|r┬-|　　　　 |　　　　　　　これは明確な裏切りだぜ
　　　　 ＼　　　　`,. -'"´´￣｀ヽ
　　　 　 ／ 　　　（＿＿＿　　　|　　　　　　自覚がないとは言わせないぜ騎士さんよぉ
　　　 ／　　　　　　　　　　　　　 |
　（￣　　　　　　　　　　　　　　　 |
　 ￣￣￣|　　　　　　 　 　 　 　 |



　　　　　 　 　 ,. -‐…-　、
.　　　　　　／!l |ｌ|l | !l |l !i l＼
　　 　 　 /ヾ ｌ|ｌ|ｉ| !|i |ｉ| |il !〃ﾍ
. 　 　 ＿lﾐﾐｼ⌒ヾl｣|_|ﾚ'⌒ヾ彡ｉ＿
-‐''' ¨: : |ﾐ/::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉミ| : : ¨ '''‐-　　　　 ……流石はお館様直属の四人衆と言ったところか
: : : : : : :ｎｷ＝=ぃ;:::::::::r;:=＝ｷｈ: : : : : : : :
i|| i|ｌi| ｉ|ｉ| ||_::::::::::ヾ::::〃::::::::::_|| |ｉ|i |l|i l||i|i　　　　　……その調査能力には舌を巻かざるを得ん
||||l||||l||,ﾊ,||三三三|:|三三三||,ﾊ,l|l|l|l|l|l||l
|l|l|l|l|l| l::::|lド=三三| |三三=彳|:::l i|l|l|l|l|l|　　　　　だがそれを態々披露しに来るのは迂闊だろうに
|l|l|l|ｌ|| |:::::ｌｉ|lﾄ､.￣`∪"￣,.イl|l|::::| |l|l|l|l|l|
|l|l|l|l|| |::::::!ｌlｉ|⊂＞l┼l＜⊃||ｉ|ｌ:::::| l|l|l|l|l|l
|l|l|l|l|l| ＞:ヾﾘ (,ノﾉ| | |い._) lﾙ::＜:|l|l|l|l|l|
|l|l|l|l|l| |:::::::| (（_.从| | |从_）) |:::::::| |l|l|l|l|l|



　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　／　___　　　　　　　　　ゝ-x,　　　　　　　　　　__＞
　　　　　 　 ／　　　　　　　　　／　　 ゝヽ　　　　´￣ ─-_　　｀ー-- ________ｘ＜　　　ﾊ
　　 　 　 ／　　　　　　　　　 ./　　　　　 ＼.＼　　　　　　　ヽ___　　　　　　　　　　　　　ﾊ　__
　----イ　　　　　　　 >-<,　∧　　 _　　　　＼ ＼　　　　　　　　￣ ─-----＜￣ 　　＞:／
　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　Y　ﾊ　　ヾ=x___　　＼ ＼　　　: :::　　　　　　　　　.::::　　 ／:／
　　　　　　　　　 　 / > ⌒Y　　ﾊ　 ヽ　 ｀´ヾ=___ ＼ ＼　　 :::: : : :.............: : :::　　 ／:／
　　　　　　　 　 　 .|　{　　:i:　　　 〉　iヾ　　　　　｀＼ ﾟ.。 ヽ　　::::: : : :::::::::::::　　／:／　　／
　 　 　 　 　 |　　　|　}　　i.　　　/　 i iiii_　　　　　 　＼ﾊ　ﾊ　　: : ::::::　　　 ／:＞-=-∠ﾆ}
　 　 　 　 　 |　　　|　i　　i.　　 /　　 三}　　　 　　　　 ヾﾊ　ﾊ　　　　 　 ／:／　　 //三ﾆ}　　　　　　最早言い逃れもできぬ
　 　 　 　 　 |　　　:i　i　 |　 　 {　　ヽ《ii}　　　　　　　 　 ﾞﾞii}　}　　三　./ ／　　　　}ii三i /
__==________=..|　　　 |　i　:|　　 }　　　ゞ三i　　　　　　　　　ﾊヽ} 三三 / /　　　　　/三i /　　　　　　　ことここに至っては武を持って貴様を斬り伏せ
三三三三三|　　　　ヽ >} 　 /　∧ 　.ﾏ三ii__　　　　¢　　ﾊ ｀　　　　/　　O　　ﾉ三ﾆ/
三三三三三}　　　　　ヽ|　 /　/　 ヽ 　　ミミ≧=　_______ _=-　 ﾍ　　＼　 　≧´三　/　　　　　　　　 あやつを連れ、領から逃げ出させて貰―――
三三三三三}　　　　　　 | /　/ / l　 　 　　ゞ三三≧≦´　　　　 ﾍ　　 ヽ彡´/三 ∧
三三三三三l　　　　　　 V　/ {i :∧、＼　　　　　　　　 ____　　　　 ヽ　　ﾊ:∨三三ﾆi}
三三三三三.|　　　　 　.∨ |　{i:/、/＼ :＼　　　　 :::::（　　＼　　　::::|　 　 }三三三iiﾉ
三三三三三 |　　　　　∨　　{i::|/i＼　〉<　　　　　:::　 ゝ、　　　　 ::::|　　 }三三ﾆ／
三三三三三ﾆ|　　　　∨　　 |i::|///i＞、 ＞-___　　　　　 ＼ 　 　 ::|　　 }三三ﾆ}
三三三三三ニ|　　　∨　　　|i :|///＞´ ‐--____ ト---┐-- ﾍ　　:::|　　}三三ﾆ}
三三三三三三.|　　　 ＼　　　::| ＜: : : : : : : : : :＞---┘―‐ ﾍ 　 | 　 |三三ﾆ}
三三三三三三 .|.　 　 　 ＼　 ::ﾊ＞-., : : : : : : : : :|i : : : : : : .{-};ﾍ　|　 }三三ﾆ}
三三三三三三ﾆ.|　 　 　 　 ＼ :::ﾊ　/´＞γ--,____ ____ ____ - }　 ゝ-ｲ三三三}
三三三三三三三|.　　 　 　 　 ＼　｀＞＜l__　 |　　|　　|　_||_/／三三三三三}
三三三三三三三.|　　　　　　　　 ＼　　　　￣￣¨~￣￣¨　/三三三三三三>

4316 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:44:43.34 ID:0mCfcVeI

鑑定ってすごいね

4317 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:45:18.96 ID:Fs+avr41

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼　　　　　　　　　　殺すだけなら寝静まった頃に
　　 　 　／ （ ●）　（●）、
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼　　　　　　　ひっそり殺ればいい
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／　　　　　　　あんたはこっちがノックするまでは気付かなかった
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/　　　　　　殺れる実力は既に示してんだ
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから早とちりはよくないぜ
　　　　 ＿＿＿_
　　　／⌒　　⌒＼　　　　　　　 これから命を刈り取るから姿を現した訳じゃない
..　／（ ―） 　（―）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　 俺の誠意は別にある
|　　　　　　　　　　　　　|
＼ 　　 　 　　 　 　 　／　　　　 どうだ取引しないか？騎士さん、なに悪いようにはしねーよ



　　　　　　　　　,. -─‐-　 ､
　　　　　　　　/.／⌒ヽ、　　 ＼
.　　　　　 　 /,/ ju:､ ij~ ＼__,. -‐:､　　　　／￣￣￣￣￣￣￣
　　　 　 　 / ヽ　丶 ＼ヽij、　, 　 li　　　 |
.　　　　　 ,'/,ﾆ}.〉 〃＼ i ヾニノ, -fr‐　∠　　　　　　　　　　　　　　　　　 ふむ、確かに
.　　　　 ノ.l ! //、ｉ{　 ｡ｉ!|　u ／ニ;|l　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　 ヽ7',ﾍ＼`ﾐ=┘''' r｡"￣ﾗ　　　　　　　　　__　　　　　　　　　　　某に話があるようだ
__,∠-r‐'1　 l ト,ヘ、u　r v' ｀ﾄ=彡′　　　　　 (⊂iﾄ､ }
　　　ｉ.　 |　 | ﾄ､`く,ゝ､__ ヽ　 :|v/　　 　 　 　 (⊂iiヽ､''＼　　　　　　　　　まぁ聞くしかないのだが
　 　 |　　!　ヽ.V >､×⊥工エ;ｧ'､　　　　　　 (⊂iiヽ､."ゝ､}
　 　 !　　ﾄ!　 ト.`uく`r-r-r-//'|　＼　 　 　 (⊂iiヽ、ゝ、 〉　　　　　　　　 聞かせて貰おう
.　　 |　　 N、|、 ＼ ｀ﾆ二´イ/:|　　　＼　　　￣＼ ﾍ　` 〉
　　│　　|　ゞ)):､　 ￣´　/ / :|　　　　　＼　　　/,{　 !　〉
　　 |　 　 |'´ﾉﾉn>>,=＝ｲﾙ'　 |　　　　　　∧　／ ′　/

4318 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:48:18.85 ID:tBLzPCO5

実際今更真実暴いたところでやる夫には得が無いからな
だったら自分達が危機的状況から抜け出す取引材料にするわ

4319 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:48:53.53 ID:Fs+avr41

　 　 　 　 　 　 ,,.. ´　　　　　　　｀・ 、
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　単刀直入に言うぜ
　　　　　　/　　　　　　　　　 　 　 　 　 ',
　　 　 　 _l;;;;;;;;;,,,　　　　 　 ／　　 　 　 .l　　　　　　冤罪で捕まった
　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;;; 　 ､_,.ｨtﾁ　） 　 　 　 |
　　　　　　',.　　 /　i　　 ヽー‐ '　　　　/｀ヽ､　　　　あの娘を俺に寄越せ
　　　　　　 ＼　乂人＿__ﾉ､　　　 ,. ＜
　　　　　 　 　 ＞-｀￣￣｀'　-
　　　　 　 　 　 　 ｀ー―



　　　　　　　　 ／　／⌒`ヽ､　　　　　 　 ＼
　　　　　　　 /　／　　　　 　 ＼ぃｖ　　　 /ハ、
.　　　 　 　 /　/　　　　　―- 　 _`ｰ ⊥!ノ'´　ぃ
　　　　　　,′ヽ、　　　　　　 ､　 ､`ｰ　..__,,.　- !l
　　　　　 ,′　､冫　　｀`ヾﾐヽ､ヽ　｀ー--　___　 !
.　　　 　 レ¬`7　　　 -―- ヽﾍ丶　　／ _,,..__　〉
　　　　　| /-l ７　　　'"￣ ぅ ､ ﾞv　　 ∠二_｀　/
　 　 　 /!:l_｜7　　､ , ｀,ー;-ァ-ｧ　 〈'"¨ぅヽ　/
　　　 /　ぃ |､l　 ,、 ｀ー-'- ‐'　 　 i　ヽｰ;‐' /
　　／｜　`1､! /, ‐- .._　　ノ 　 　 |　/ｰ'‐ﾞ〃　　　　　　　金か？
_／ 　 |　　ｌ�h l l r7､___￣　'こ.､　 ! /_-､ /′
′　 ,｜　 |｜　 !ﾍ十┼_匸Ｔ‐tﾍ　 ﾊ. リ/
　 ／:::| 　 l　!　　　 `ｰ- .�麓_丁ＴYァ/ ,ﾊ
イ:::::::::|　　|　＼　　　　､　　　 ｀￣´　 / l l
::::!::::::::|　　l 　 | ＼　　　｀ ー一　　 , ｲ　|　!
::::::!::::::|　　| 　 |:＼ ＼　 〃ﾊヽ .イ´|l｜ ﾄ､_ヽ
::::::::､::::! 　 ! 　 |::::{!＼ ＼__,ィ_´イ:|　!｜ |:::i:｀ヽ､
:::::::::へ|　 　 　 |:ブ＾ヽ｀ヽｒ'´_x-､_:|　! |　|::::!:::::.:. ｀丶､
:::::::i:::::::| 　 　 li |::::::{へ_）:|ハﾍ}:::::::| l　　 |:::j:.:.::::.:.:.:.:.: :｀丶､



　　　　　　＿＿＿＿
　　　 r､／ 　⌒　⌒ ＼　　　　　　　　いんや。金じゃない
　　　 |.ｌ1 （● ）　（● ）ヽ
　　　.|＾ ）　　（__人__）　　|　　　　　　 俺の目的はあんたならわかるんじゃないか？
　　.ノ　ｿ、＿　ヽノ　＿／￣｀!
　 /　 ｲ　　　　　　　　　ｲ7 _/　　　　 俺の先達であるあんたなら
　 {＿_／＼　　　　　　　 ヽ {

4320 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:51:35.85 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿,／{/{,／{从＿＿＿_
　　　　　　　　　　　 　＿＿_/{ ／ {／〃i//　ii|川{＼}＼/,ﾄ､‐- ,,＿__
　　　 　 　 　＿＿__,,//// /ii/! !i〃　　 ,,//ｌi|iiヾ　　 ヽ i�Ylii＼/////＼＿__
　　 ＿＿_／//////////{{iiiliｌｌ iiｌ|ii.　　-‐　 ￣　 ‐-　　　 i｀ヾi|//////////＼＿＿
＿////／//////////// �Yiiｌ iiｌ|iiｌ/　｀ミヽ i|i 彡' 　 ヽiil ii !i iﾘ////////////＼/∧＿__
/////////////////////{�Yi iiｌ|i//�_　｀ヾﾘ!´　　 -.　�Y |ii////////////////＼////{
//////////////////////{�Yilｌ|i/　　 `ー―一 ´　　�Yii ii///////////////////////
///////////////////////,�Yl|{　_＼ ､,ﾆﾆﾆ ,　 ／__川ii////////////////////////　　　　　　クカカカ、一目惚れかっ！
////////＼//////////////,｀Y^Y{￣＼ヽ　/ ／￣{/　}'////////////////////////
//////////＼/////////////,八小.　。ヽ}__{/ 。　.小.//////////////////////////　　　　　　隠密として闇夜に紛れ生きてきた貴様が！
///////｢￣￣｀丶////////////,|i|　｀＝´|__|｀＝´　|ｲ/////////////／///////////
///////i　　 　 　 ｀ヽ//////////|il　ﾄ､　〈|　!　 ノｉ　|i|///////////／/////////////,
///////{　　 　 　 　 ∨////////,i∧ V`ｰ.|__|‐　V　,|i|//////////￣￣￣￣　∨/////
///////{_　　　　　　　}/////////|il込、｀ー一 ´　,.ｲ!i|/////////{　　　　　　　　}/////
////////}　 　 　 　 ,//////////,|il iill介ト､__,　イli ll|ﾘ////////∧　　　　　　　//////
////////|＿＿＿__///////////从从!￣}}｀Y´{{从从{/////////∧ 　 　 　 　 }/////,
////////|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}/////
｢＼///／}ﾌ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈/////,
|: : :｀¨´／:〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼///
: : : :ｰ:': : : :.!　　　　　　　 ＿_. ＿_.＿_＿_ ＿_　＿_ ,＿_ .＿_ .＿_.＿_　　　　　 /　　 ￣
: : : : : : : : : |　　　　　　　 |＿| |＿||＿|＿| |＿| |＿| |＿| |＿| |＿||＿|　　　　　{
: : /: : :/}: : :〉　　　　　 　 {二} {二}{二{二} {二} {二} {二} {二} {二}{二}　　　　　|　 {ﾍ
: /: : :/厶イ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　ヽ ＼



　＿ ,,　　　　　　　　　　　　＿＿
/ヽ/　　　　　　　　　　　.-´　　　｀｀ヽ
／｀　　　　　　　　　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ
　、/　　　　　 　　／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ　　　　　　　　 おうよ先達として願いを叶えちゃくれやしないか
ノ ヽ　　　（（　　 /　（●）　　 　　　　　　 ヽ
＿i__　　 　 　 　 |::⌒（__　　 （● ）　　　　　|　　　　　　　 代わりにお館様には、騎士さんとこの内偵なんも
　/　|　　 　 　 　 ヽ 　 人__） ⌒::::　　　　　 |
´　 ┘　　　　 　 　 ヽ（__ン　　　　　　　　　 |　　　　　　　問題なかったと上にあげとくからよぉ
―|‐　　　　　　　 　 人　　　　　　　　　　　/　　| |
_ノ|　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
,−、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　 ノ
　・



　　　　　　　　　　　　　　 　 , -──- .､
　　　　　　　　　　　 　 　 , '　 ,.へ､　　　 ＼　　 　 ＿|__　 ゝ
　　　　　　　　　　　　　 /　 ./　　v＼　　 　 ヽ　　 　 |, -‐ ､
　　　　　　 　 　 　 　 ノ 　 〈 u ＼､　 ヽ..___, 1 ',　 .＜| 　 _,ﾉ
　　　　 　 　 ,.. -一''´　/⌒i 〉 v　vﾞヽ ヽ.__,.　!. }
　　　　　 ∠_-‐　　　　l（7//u　{ ＼、ｌ,,`ー''　ﾚ　　＿|__　 ゝ
_,,..　-‐'' "￣,二ﾆ=‐､　ヽ/'∧ヾ:ヽ._｡ﾝ,,　 _'.ﾆﾗ"´　　 |, -‐ ､
` ､,,.　-‐'' "　　　│ i.　 l　|ヽヾ:ミ;;彡　 <｡_ノ　　　.＜| 　 _,ﾉ
.　 ヽ　　　　 　 　 |　!.　 !　ﾄ､ヽ,＼r-　v' |ｯ'
.　　 ',　　　　　 　 |　ｌ　│U＼,.､`'ｰ｀ュ､ :|　　　 　 ＿|__　 ゝ　　　　　　　愉快、愉快、あの小娘には感謝せねばならんのう
　　　|.　　　　　　 |　 !.　|.＼. ~`'ｰ= ｪｪｼ`’　 　 　 　 .|, -‐ ､
　　　!　　　　　 　 |　 |　 ﾄ､　ゝ､ー ／!　|　　 　 　 ＜| 　 _,ﾉ　　　　　　　主が惚れねば、某は気付いたら詰んでおったのじゃから
.　　 !　　　　　　　.＞ ﾚW％ラ'ヽ｀´|　|　|
. 　 ,'　　 　 　 　 │　　|%二7　/ 　 |　W　　　　 　 ＿|__　 ゝ
　 /　　　　　　　　|.　　|)／/ ./　 　 |　　　　　　　 　 .|, -‐ ､
､/　　　　　　　 　 |　　|/　/ /　　 　 l　　　　　　　 ＜| 　 _,ﾉ
　＼　　　　　　 　 |.　 l.　/,.ｲ 　 　 　 l_,,. ‐''"
　　 ＼　　　　　　 |　 l　/'　 l　　　　　l　　　　　　　　　-─-､
　　　　＼　　　　　|　l∠..‐''"ﾚ''"￣｀`ヽ　　　　　　　　 　 __ノ
.　　 　 　 ＼ _,,. ‐''"　　　　 /　　　　　　＼　　　　　　ｏ
　　　 　 , ‐'''`ｰ-､　　　　　 {. /´⌒ヽ. ヾ.l i.ﾞ､　　　 　 ｏ
ヽ. 　 ／　 　 　 `‐､　　　　 ヽ.）　　　} .」 } } }　　　　　ｏ
.　 ` ( 　 　 　 　 ､_ ＼　　　　　　　r'_,ノノ.ﾉ/
.　　　＼　　、 ＼ ＼､ ヽ　　　　　　　｀　　　　　　　　 ｢|
　　　 　 ヽ.　!`､ .）　} {　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |!
　　　　 　 }_ﾉ .{_/.Lﾉ　`'　　　　　　　　　　　　　　　　 ｏ

4321 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:53:59.33 ID:Fs+avr41

　 　　　＿＿＿_
　　　／⌒　　⌒＼　
　 ／（ ●） 　（●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
|　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　　　　　然り
/　　　　　`ー'´　　　 　 ∩ノ ⊃
(　＼　 　 　 　 　 　 　／＿ノ
.＼　“　　＿＿＿＿ノ　 ／
　　＼_ ＿＿＿＿　　／



.　　　　 　 　 ／　 　 　 ／　__　 ｰ-　 ￣｀ｰ──‐'　ヽ
.　 　 　 ＿／　　　 ＿∧　　＼＼ 　 ￣　─--─　 > 7
　　　　　　　　 　 /　/　ﾊ ﾐ==-＼＼　::::...........::::::／／
　　　　　　　　 　 l　 !　./　ﾊ 　 　 ＼ヽ::::.......:::／＞-ィﾆ
　　 　 ＿　 ＿!　 l　 l　l　 }i}i　 　 　　ﾏﾊ ニ,.'／　 /ﾆ7
.　　 　 ニニニl　 :l　 !　}　ヾヽ　　　｡　} }iニ/　｡　/ﾆ7
.　　 　 ニニニｌ　　ヽ !/ 　　 ｀ミ==---'　､　＼_／ﾆ7
.　　 　 ニニニl 　 　|/　ト､　　　 ￣ , -､　ヽ　.:lﾆﾆ7
.　　　　ニニニl　　 /　 :ト､＼　　　　 ､　　:::!　:lニ7　　　　　　　　して、主は某と同じ様な口か妻とは冷めておるか？
　　　　 ニニニｌ　 〈　　i{//ヽ_`エエエﾍ 　 ::!　lニ!
.　　　　 ニニニｌ　　＼ ∨/´　　　　　　ﾍ　::ｌ /二!
　　　 　 ニニニl　　 　＼ヾエエエエエｱ ゝｲニﾆ}
. 　 　 　 ニニニl 　 　 　 ＼ 　 　 　 　 /ニニﾆﾆ}



（（　(ヽ三/)　　　 (ヽ三/)　））
　　　　(((i ) ＿＿＿( i)))
　　　／　／⌒　　⌒＼ ＼
　　 (　／（ ●） 　（●）＼ ）　　　　　 然り、ついでに言えば息子も母寄りの親不孝もの
　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　　 |　　　　　　　　　　 　　　|
　　 ＼ 　　 　 　　　　　 　／

4322 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 22:54:21.14 ID:4PryKQfX

実際やる夫としてはあの娘助け出してこの街から脱出出来ればそれで良いからな

4323 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:56:50.21 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　　　　　　　　 _____________
　　　　　　　　　　　　　　 /{=.､--'フ＼╲
　　　　 　 　 　 　 　 　 __F|r‐､ヽ {／´}F}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 {.E|╲_’)t.t_’_ﾉ,|ｦ}
　　　　　　　 　 　 　 　 ╲'| ﾄ､__j_L_,／|ツ
　　　　　　　　 　 　 　 　 |`|L-LLLリｲ|.:|
　　　　　　　　　　　　　　 | L`ー-一'ノi |
　　　　　　　　　　　　　　,.╲i.|`ヽ､／-| j`ー-.､_
　　　　　　　　　　 _,..-‐':::::{╲|￣|i.|￣.|/:|-:-:､:_:￣:7ヽ
　　　　　　 　 　 /|,::-‐':´:::|::::| G|i.| R.|:::::|:::::::::::￣7:::::〵
　　　　　　　　 〳:|:::::::::::::::|_:::|.ヲ|i.|.ヾ.|::_:_|::::::::::::::/::::::::〵　　　　　　　なんと！主とは他人のような気がせんわい！
　　　　　　　　〳:::|::::::::::::::／:|　r|i.|-､.|:＼::::::::::::::{::::::::::::〵
.　　　　　　　　{:::::::|:::::::::::::|:::::|ﾉ{_|i.|シ,|:::::|::::::::::::::|::::::::/:::〵
.　 　 　 　 　 〳:::::::|:::::::::::::|::::|} {,|i.|り |::::|::::::::::::::〵::/::::::::〵
　　　 　 　 　 |:::::::::::|::::::::::::l::::ﾄ､-|i.|--|::/:::::::::::::::::〵::::::::::::〵
.　　 　 　 　 〳:::::::::::|::::::::::〵|:::╲|i.|-/|'::::::::::::::::::::::::|╲:::::::::::〵
　　 　 　 　 〳::::::::::::|:::::::::::::::|:::::::╲i/:::|:::::::::::::::::::::::::|　}／⌒:〵
　　　　　　 〳:::::::::::/|:::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::::| ./:::::::::::::/
.　　　　 　 〳:::::::::〳|:::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::::|/:::::::::::::/
　　　　 　 〳:::::::::〳|::::::::::::::::|※=::川=|::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/
.　　 　 　 〳:::::::::〳|:::::::::::::::::|※=::川=|:::::::::::::::::::/::::::::::::::/
　　　　,.-―<´ヽ:/ |::::::::::::::::::ﾄ､:::::::川:|:::::::::::::::::/:::::o::::／
-----{　ｒニ,r,-{--|-------|-ヽ／|-|＼r-'―'-.､:::／|---------.-､
￣ ￣ ＼}_.}_{_}￣ T￣￣￣￣⌒ー--- {_L{ { /ニ―-r―――――’
　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::川:::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::||::||::::::::::::::::::::::::::::::::|



　　　　 　　　　＿＿＿
　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　 ／　　　 　 　 　 ＼　　　　　　 あぁ道は違えど
　　　　／　 ＼ ,　, ／　　 　 ＼
　　 　 |　 （ー）　 （ー）　　　　 |　　　　　同じ様な家庭環境の先達が
　　　　＼ 　（__人__）　 　 　 ,／
　　　　　ノ　 ` ⌒ ´ 　 　 　 ＼　　　　　 恋で忠勤を乱すなんて最初は甚だ理解できなかったが
　 ._i⌒i⌒i⌒i┐　　　　　 　 　 ヽ
　（ l　 l　 l　 l　l
　 ヽ 　　　　　/



　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　 ／　　 ＼ ,　, ／＼　　　　　　　 この感覚……
　　　　／　 　 （●）　 （●） ＼
　　 　 |　　 　 　 （__人__）　　　|　　　　　　これがどうして熱に浮かされたたくもなる
　 　 　 ＼　 　 　 |r┬-|　　,／
　　　　　, -‐ (_).ヽ`ー'´　 　ｨヽ　　　　　　俺もわかったぜ
　　　 　 ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)　　　　　 　　　i
　　　　　 ￣`ヽ　　　　　　　　|　l

4324 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 22:59:38.42 ID:Fs+avr41

　＿　＿　　　　　　　　　　　　 　 __
　|主 | ､ﾉ　| --|- ヽ///　,フ_ 　 |ﾆ|ヽヽ.ﾉ ┌┼┐ﾉ十ﾉヶ┐斤_.斤　　　　 　 　 　 ｢!
. llll亅|/ヽ　l,　丿　ﾌヾ.ヽ　c_,ﾉ　ﾉ 亅|.メ |　| ,人亅.ｰ|‐ﾉﾉ亅　|三|　つ ･････････　o
　　 　 ￣ 　 　 　 ’￣￣　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　 ´　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -─-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.／￣＼　　ヽ.＿　-‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ.／ｰ- ､　　＼＿,. -‐- ､　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　/./' 、　 ｀ヽ:､＼＿_,. -‐　u !　!　β-エンドルフィン
　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　 | ＼　　 !}　　v　v ,. -=キ十　　　　　　……！
　 チロシン……！ 　 　 ,. - .ヽ.　 !　　ヽ､ |!　u　 ／'´＿v|　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 クカカカ！フーリン村の連中にも死人は出しておらぬなら
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ,.‐､| |uヾ:ヽ. o　}|`lｌ ;∠-‐''￣,ﾗ |　L_
　　　　　　　　　　　　　　| |‐､| | /|ヽﾞミ三ｼ/ ハ　o　　./;;　| /ヽ.}　　　　　　　　　　　　　　　 裏で陳情に来たあ奴らを黙らせることなど造作もない
. エンケファリン……！ | !._,| | |∧ ＼_ノ　}　}uﾞミ三彡'　 |./V./
　　　　　　　　　　 　 　 ,ﾉ`ｰ|/　|∨ヽ、ｌ　 / .ﾉ 　 ＝' ノ|　|l‐//　　　　　　　　　　　　　　　　 後輩にして同好の士じゃからな
　　　　　　　　 　 　 ,∠.-┐〈 　 Ｎ＼/`＼|　{__ノ__,／l/! /'ｰ ' |
　　　 　 　 ＿_ ,r（ノ　　/ |　 |　 U∨ /ヽ/ゝ-1__|_｣／l/〈　,ｲ＼|　　バリン…！　　　　　　　 この縁は大切にしたいのう
.　 ／r'⌒`ｰ-'　　 ヽ.　,'　|　 |　　 U`ｰ､/ ７~ﾞ|__.|_｣／J'/　| |　 ＼
. /　　） キキキ　 　 ） 　 | 　 ヽ､u　　　_￣￣　　v'　／　）、|
/　　（　 　 ……！（ ｌ　　|　　　 | ｀ヽ、　￣￣　,. ‐i´　 ,ﾉ　 ` 〜〜〜 ､
　　 　 ` ｰ-''⌒ ｰ- 'l.　　 ||　 　 ﾄ､　　＼__,. ‐'´　　| 　 {　　ククク…　　）
　　リジン　　　　　│　　 ||　　　|ヽ＼　　　　 r‐;'ﾆ|　　 `i ｰ-〜ー--‐'
　　　ロイシン　　　|.　　　 |　　　|ﾉ' ＼ヽ.＿ ﾉ.ﾉ|　| ﾄ 　　|　　|
　　 　 イソロイシン……！　　　|ゝ'　 ｀Y-‐'´フノ|ﾉ |　　|.　　|



　　 　 　 　 _. -─‐-
.　　　 　 ／　 　 　 ⌒ ＼　　　　　　　　 なにせそれに加えて
.　　　　/　 ⌒　　　(● ） ＼
.　　　/　 （ ● )　 ､＿)　　　ヽ　　　　　 玉を握り合う関係だ
　 　 |　　　 　 （__ノ　/　　　　 |
　 　 ヽ　　　　　　￣　　　　_ノ　　　　　　俺達もう一蓮托生の仲だもんなぁ
　　 　 ＞　　　　　￣　　　　＼



　　　　　　　　　　　　　　 　 , -──- .､
　　　　　　　　　　　 　 　 , '　 ,.へ､　　　 ＼　　 　 ＿|__　 ゝ
　　　　　　　　　　　　　 /　 ./　　v＼　　 　 ヽ　　 　 |, -‐ ､
　　　　　　 　 　 　 　 ノ 　 〈 u ＼､　 ヽ..___, 1 ',　 .＜| 　 _,ﾉ
　　　　 　 　 ,.. -一''´　/⌒i 〉 v　vﾞヽ ヽ.__,.　!. }
　　　　　 ∠_-‐　　　　l（7//u　{ ＼、ｌ,,`ー''　ﾚ　　＿|__　 ゝ
_,,..　-‐'' "￣,二ﾆ=‐､　ヽ/'∧ヾ:ヽ._｡ﾝ,,　 _'.ﾆﾗ"´　　 |, -‐ ､
` ､,,.　-‐'' "　　　│ i.　 l　|ヽヾ:ミ;;彡　 <｡_ノ　　　.＜| 　 _,ﾉ
.　 ヽ　　　　 　 　 |　!.　 !　ﾄ､ヽ,＼r-　v' |ｯ'　　　　　　　　　　　　　　　　応とも、この出会いを祝して
.　　 ',　　　　　 　 |　ｌ　│U＼,.､`'ｰ｀ュ､ :|　　　 　 ＿|__　 ゝ
　　　|.　　　　　　 |　 !.　|.＼. ~`'ｰ= ｪｪｼ`’　 　 　 　 .|, -‐ ､　　　　　　 誓いもせねばならんじゃろうて
　　　!　　　　　 　 |　 |　 ﾄ､　ゝ､ー ／!　|　　 　 　 ＜| 　 _,ﾉ
.　　 !　　　　　　　.＞ ﾚW％ラ'ヽ｀´|　|　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 どうじゃ一献だけでも
. 　 ,'　　 　 　 　 │　　|%二7　/ 　 |　W　　　　 　 ＿|__　 ゝ
　 /　　　　　　　　|.　　|)／/ ./　 　 |　　　　　　　 　 .|, -‐ ､
､/　　　　　　　 　 |　　|/　/ /　　 　 l　　　　　　　 ＜| 　 _,ﾉ
　＼　　　　　　 　 |.　 l.　/,.ｲ 　 　 　 l_,,. ‐''"
　　 ＼　　　　　　 |　 l　/'　 l　　　　　l　　　　　　　　　-─-､
　　　　＼　　　　　|　l∠..‐''"ﾚ''"￣｀`ヽ　　　　　　　　 　 __ノ
.　　 　 　 ＼ _,,. ‐''"　　　　 /　　　　　　＼　　　　　　ｏ
　　　 　 , ‐'''`ｰ-､　　　　　 {. /´⌒ヽ. ヾ.l i.ﾞ､　　　 　 ｏ
ヽ. 　 ／　 　 　 `‐､　　　　 ヽ.）　　　} .」 } } }　　　　　ｏ
.　 ` ( 　 　 　 　 ､_ ＼　　　　　　　r'_,ノノ.ﾉ/
.　　　＼　　、 ＼ ＼､ ヽ　　　　　　　｀　　　　　　　　 ｢|
　　　 　 ヽ.　!`､ .）　} {　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |!
　　　　 　 }_ﾉ .{_/.Lﾉ　`'　　　　　　　　　　　　　　　　 ｏ

4325 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:02:24.40 ID:Fs+avr41

　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　（饗そうとする酒を鑑定するも
　　　／　　 　 　 ＼
　 ／　　 ─　　 ― ヽ　　　　　　　呪術的な契約が発生するそれでもない
／ 　 　（ ●） 　（ ●）'
|　 　 　 　 （__人__） 　　|　　　　　 これは今後の窓口としての余地を残すためにも
＼　 　　 　 ｀ ⌒´ 　,／
／　　　　　　ー‐　　 ヽ　　　　　　受けるべきだろうと流れに乗るお）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿,／{/{,／{从＿＿＿_
　　　　　　　　　　　 　＿＿_/{ ／ {／〃i//　ii|川{＼}＼/,ﾄ､‐- ,,＿__
　　　 　 　 　＿＿__,,//// /ii/! !i〃　　 ,,//ｌi|iiヾ　　 ヽ i�Ylii＼/////＼＿__
　　 ＿＿_／//////////{{iiiliｌｌ iiｌ|ii.　　-‐　 ￣　 ‐-　　　 i｀ヾi|//////////＼＿＿
＿////／//////////// �Yiiｌ iiｌ|iiｌ/　｀ミヽ i|i 彡' 　 ヽiil ii !i iﾘ////////////＼/∧＿__　　　　　　　　では、おほん
/////////////////////{�Yi iiｌ|i//�_　｀ヾﾘ!´　　 -.　�Y |ii////////////////＼////{
//////////////////////{�Yilｌ|i/　　 `ー―一 ´　　�Yii ii///////////////////////　　　　　　　　我ら二人、生まれし日、時は違えども兄弟の契りを結びしからは
///////////////////////,�Yl|{　_＼ ､,ﾆﾆﾆ ,　 ／__川ii////////////////////////
////////＼//////////////,｀Y^Y{￣＼ヽ　/ ／￣{/　}'////////////////////////　　　　　　　　心を同じくして助け合い、恋する女たちを救わん
//////////＼/////////////,八小.　。ヽ}__{/ 。　.小.//////////////////////////
///////｢￣￣｀丶////////////,|i|　｀＝´|__|｀＝´　|ｲ/////////////／///////////　　　　　　　　上は女の口に報い、下の女の口も満足させるを誓う
///////i　　 　 　 ｀ヽ//////////|il　ﾄ､　〈|　!　 ノｉ　|i|///////////／/////////////,
///////{　　 　 　 　 ∨////////,i∧ V`ｰ.|__|‐　V　,|i|//////////￣￣￣￣　∨/////　　　　　　　 同年同月同日に生まれることを得ずとも、同年同月同日に死せん事を願わん
///////{_　　　　　　　}/////////|il込、｀ー一 ´　,.ｲ!i|/////////{　　　　　　　　}/////
////////}　 　 　 　 ,//////////,|il iill介ト､__,　イli ll|ﾘ////////∧　　　　　　　//////
////////|＿＿＿__///////////从从!￣}}｀Y´{{从从{/////////∧ 　 　 　 　 }/////,
////////|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}/////
｢＼///／}ﾌ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三〈/////,
|: : :｀¨´／:〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼///
: : : :ｰ:': : : :.!　　　　　　　 ＿_. ＿_.＿_＿_ ＿_　＿_ ,＿_ .＿_ .＿_.＿_　　　　　 /　　 ￣
: : : : : : : : : |　　　　　　　 |＿| |＿||＿|＿| |＿| |＿| |＿| |＿| |＿||＿|　　　　　{
: : /: : :/}: : :〉　　　　　 　 {二} {二}{二{二} {二} {二} {二} {二} {二}{二}　　　　　|　 {ﾍ
: /: : :/厶イ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　ヽ ＼

4326 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:03:53.44 ID:Ibe0SH5i

何を誓ってんだｗ

4327 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:05:21.07 ID:TGPBjWsp

汚い絆は強い

4328 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:06:23.43 ID:Fs+avr41

　　　　 　 　 　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　（なんて汚い
　　　　 　 　 ／　　 　 u.＼
　　　　 　 ／ー‐-:::::::::::-‐' ＼　　　　　　　桃園の誓いだぁっ……しかも酒が日本酒とかさぁ
　 　 　 ／ 　 t　 j:::::::ｨ　 ｯ 　 ＼
.　　 　 |. u 　 ｀¨､__,､__,¨´　　　 |　　　　　 和中折衷と言えば聞こえはいいが
.　　　　＼　 　 　 ｀こ´　　 　 ／
　 　 　 ／　　　 　　　　　u　.＼　　　　　　異世界に来てこれは脳がバグりそうになるわぁ……）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　────　　　/　　　　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,｡s≦　─ ＜ `�_､　　　`�_､:::.......l　　 .|::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　イ　　　　　　　　 ヽ　　＼　 ／　＼0ノく　　|..::/:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿　　　　　　　　　　＿／　　　／ヽ_ノ＼/::/:::::/
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　￣￣l￣￣￣:;.　　　　 ／　　　V　　　￣/
　　　　　　　　　　　　 ./￣/　─────l───ﾏ ￣￣ ﾑ　　　　 l　　＜
　　　　　　　　　　　　/　/　:. ::|:::l　　　　　　　　　　　ﾏ　　　　　　　/　l＼￣
　　　　　　　　　　　　　/　::.__,,.｡c≦　 　l :|弐个c｡.,_　＼
　　　　　　　　　　　.�C　　::::/ i| lヽ　　　 l　　V＼　　 V　＼　 .l/
　　　　　　　　　　　�Cl:.　::::/　l　lハ＼　　l　　ゝ　＼　 V￣　　l＿　　|
　　　　　　　　　　 �C ｌ/|::.::l ,ｲう示ぅ、＼」　,ｲう示ぅヽヽ〉　　　.l＿ヽ/l
　　　　　　　　　　 l/.|　 l:::ハ.ヽ ,_)/:( ｀　￣/　　,_)/(/l　　　　　|こl|　|
　　　　　　　　　　　 .|　 ﾚ　::　　乂ｿ　　　　　　乂ｿ / |
　　　　　　　　　　　 .|　　　.::　　 ￣｀　　　　　　￣　　l　　　　　|ｲ　　.|
　　　　　　　　　　　 .| :.　　::::.　　　　 ＿　‐┐　　　 ./l　　　　　l八　 .|
　　　　　　　　　　　　ﾏ:.　　　l＼　　　V　　ノ　　　./ .|　　　　　|l:::l　 .lV
　　　　　　　　　　　　 lﾏ::.　　l l　＼　　￣　　　　 ,｡s.l/　/　 l /::::::.　 l V
　　　　　　　　　　　　 l; ﾏヽ　 V　　＞、　　,｡s≦＿/_l /　 ,ｲ/ :::::::::::..　 V
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＼」　＼￣v 〕＿ ノ　　 l／／　「」￣￣＞≧ V
　　　　　　　　　　　　　　_　-y＿与￣＞ヽ,｡s≦＞'´　　　 l　　　　イ　 ヽl V
　　　　　　　　_　- ￣` �_ ､　ヽ_l,｡sl　　／　　　　　＼　　　　イ　　　　　 .Vヽ
　　　　　　 ／　　　　ヽ _　 /／　　 ヽ／ヽ──_ ／ ￣　 〈　　./　　　　　 l
　　　　　　　　　＼ ＼　] ノ ｲ￣￣＞f Y　￣￣/　　　　　 V .l/　　　　　　ﾊ
　　　 ／　　〈　ヽ/　/ ノ-=ﾆl　　　 ﾊ..::/　　　　/ﾆ≧s｡,　　 Vl
　　 f　　　　／＞イ-=ﾆﾆﾆﾆﾌ-‐ ／ T≧s｡,___/ﾆﾆﾆﾆニ=-_ﾏ;　　　　　　ﾊ
　　 .|　 .:,｡s≦-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　　 /l　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆVL　　　　　l＼
　　斗::..-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ___/　　./l＼／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV　≧s｡,　l::::...〉ヽ
--l..:::::...-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/.... ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニl|　　　　　￣ ／
ヽ l :::::::::::::...-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニl　　　　　　／
　ハ　:::::::::::::....-=ﾆﾆﾆﾆﾆニl　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ,'ﾆ≧s｡,_／
　　ﾑ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　l:::::::::.......ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ヽﾆﾆﾆﾆl



　　　　　　　 ＿＿＿　　　　　　　　　　 （いやあんなこったシステム作りあげているからに
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　::＼::::::／::: u＼　　　　　　　神が異世界転生させるの
　　　／ 　（⌒）:::::::（⌒）　　ヽ
　 　 |　　 　 （__人__）　　u　　|　　　　　 何度目どころじゃないのは検討は半ばついてたけどね……
　　　＼　　　　`‐'´　　　 　／
　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨヽ　　　　　　 こんな仮初じゃない……本当の先輩方どれだけいたんだかハハッ）

4329 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:09:25.82 ID:Fs+avr41

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　....::.:|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :《》: :《》: : : : : : : : : : : : : : : :
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　.....;::|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 .,心>ｲ'__||＿||＿||＿||＿||__ヾk,. ﾍ　　　《》　《》
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　.....:l i.　　　 　 .,　　;..　.　._ "__,|..-‐'|-ｰ||］|＿||＿||＿||＿||＿||＿||_,|ｰ-|　　 《》　.《》
　.....;:ｌﾉ.　;　'　　＿,,..-ｰ.'"l_. ._ l,..-‐; |-ｰ|´||￣||￣||￣||￣||￣||￣||｀|ｰ-|　　 《》　《》



　　　　　　　　　 ,.. -─ '''''' ─- .､,
　　　 　 　 　 ／,.､,_ヽヽl l / ／_,. ､ヽ
　　　　　 　 / /　-､｀''ー─'''´,. -　', ',
　　　　　　 / / ｀｀ヽﾆｰ＿ ‐_',ノ´´　', ',
　　　　 　 /‐;‐==､､,,_ ､..__.　 _,,､､==‐;‐',
.　　　　　 i　l,　　 ___｀`　　 "´___　 　.,! li　　　　　　　　　　　 娘よ
　　　　　ｆ⌒ｌｌ _.._-‐｡-､ ｉ i ,r‐｡‐-_.._ ｌl⌒i
.　　　　　!（｀!| ヾ三≡" | | `≡三'"　!l´）!　　　　　　　　　　 すまなかったのう
　　 　 　 ', `ｌj　,ｒ '_,ノ　 | |　 '､._ｰ 、 lj"/
　 　 　 / |ゝ''l, /´　 ｒ_　| |　_ｯ　 ヽ　,!'"i＼　　　　　　　　　　人違いであったようだ
　　　 /　 ! ｉ.　l, ゞ=ェｪｪ三ｪｪェ='″,!i　,'　 ＼
　　∠-'''"! i　 il,　　　 ＿＿　　　　,!　/l,｀`'''- ､_　　　　　　　つい先程、本当の犯人が見つかりおった
'"´　 　 / |　 i ! ＼　　 ﾆﾆ　　　／,'//　l,　　　　｀
　　　　/ 　| 　 ﾄ､　＼ '　' `　／　,! '/　　l,
　　　 /　　 l　 | r＼　 ￣￣　　,ｲ.//　 　 l
　　　 ＼　　ﾘ, l ､))ｒ＼＿ ＿／ﾚﾉ/　　 ／
　　　 ／ 　 |ﾍﾍ､＼ゝ))r ||､ﾉr) 〃 |　　 ＼


　　　　　　　　　　　　　　　　　‐‐､ 　__
　　　　　　　　　　　　　　　／: : : :.V: : :ヽー‐　., _
　　　　　　　　　,.､ -‐ ''^~: : : :./|: /: : : : :⌒ヽ: : : ｀ヽ、
　　　　　　　 ／ｨ´: : : : :/: : : /ﾐ:/: : : : : : : : : :.＼ : : : ＼
　 　 　 　 ／　/: : : : : /: : : /　/: : : : : : : : : : : : : ＼: : : ‘，
　　　　　　　 /: : : : : /: :⌒ヽ /: :∧: ＿: : : : : : : : : : ヽ: : ∧
　 　 　 　 　 {: : :/: :/: : / l/　|: /　'´: : : :丶: : : : : : : : ∨: ∧
　　　　 　 　 从:{: : {: : :}芹ﾐ　|/　 八__､: : : ＼: : : : : : :.∨: ∧
　　　　　　　　　 ＼:V/{ 心　 {!　　,ｨ芋ミｋ: : : : : ＼: : : :}: : : :}
　　　　　　　　　 　 ＼圦vﾘ 　 　 '　 うrﾊ　》: : : : : :}: : :.:} : : ,′
　　　　　　　　　　 　 /" ' 　 　 　 　 乂ソ / ＼ __: :}: : :/: : /　　　　　　　えっ！？ほっ、本当！よっ、よかったぁ〜〜〜
　　　　 　 　 　 　 　 {　　- ､＿　　 ｀¨¨,,,,　 U r⌒Y:.ﾚ: : :/
　　　　　　 　 　 　 　 ､ {/　　　　ヽ　 　 　 __ ノノ /: : : :/|
　　　　　　　　　　　　　＼　 　 ＿ﾉ　 _ 彡 / ｰ ''´: : : :/:.:|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀''ー‐‐≦　 　 /: : : : : : : :/: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐/　 　 /: : : : : : : : {: : : 丶
　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣｀ヽ、__/ /: : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　 　 　 　 　 　_／ ￣￣ニ=-　 /: :{: : : : : : : : :{: : : : : : : :＼
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　　　　　　　　 / _ﾉ /|⌒ヽ　 　 　 　 乂: : :.＼: : : : : : : :＼: : : : : : : :.＼
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4330 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:12:02.82 ID:Fs+avr41

　　　　　　　　 ／　／⌒`ヽ､　　　　　 　 ＼
　　　　　　　 /　／　　　　 　 ＼ぃｖ　　　 /ハ、
.　　　 　 　 /　/　　　　　―- 　 _`ｰ ⊥!ノ'´　ぃ
　　　　　　,′ヽ、　　　　　　 ､　 ､`ｰ　..__,,.　- !l
　　　　　 ,′　､冫　　｀`ヾﾐヽ､ヽ　｀ー--　___　 !
.　　　 　 レ¬`7　　　 -―- ヽﾍ丶　　／ _,,..__　〉
　　　　　| /-l ７　　　'"￣ ぅ ､ ﾞv　　 ∠二_｀　/　　　　　　　誤認逮捕で身代わりが生まれたのをこれ幸いに
　 　 　 /!:l_｜7　　､ , ｀,ー;-ァ-ｧ　 〈'"¨ぅヽ　/
　　　 /　ぃ |､l　 ,、 ｀ー-'- ‐'　 　 i　ヽｰ;‐' /　　　　　　　　 潜伏がバレた今、密かに町から出ようとしたところを
　　／｜　`1､! /, ‐- .._　　ノ 　 　 |　/ｰ'‐ﾞ〃
_／ 　 |　　ｌ�h l l r7､___￣　'こ.､　 ! /_-､ /′　　　　　　　　この者が見咎め、衛兵に証拠と共に突き出し解決となったぞ
′　 ,｜　 |｜　 !ﾍ十┼_匸Ｔ‐tﾍ　 ﾊ. リ/
　 ／:::| 　 l　!　　　 `ｰ- .�麓_丁ＴYァ/ ,ﾊ　　　　　　　　　　 娘子よ、しかと礼を尽くすのじゃぞ
イ:::::::::|　　|　＼　　　　､　　　 ｀￣´　 / l l
::::!::::::::|　　l 　 | ＼　　　｀ ー一　　 , ｲ　|　!
::::::!::::::|　　| 　 |:＼ ＼　 〃ﾊヽ .イ´|l｜ ﾄ､_ヽ
::::::::､::::! 　 ! 　 |::::{!＼ ＼__,ィ_´イ:|　!｜ |:::i:｀ヽ､
:::::::::へ|　 　 　 |:ブ＾ヽ｀ヽｒ'´_x-､_:|　! |　|::::!:::::.:. ｀丶､
:::::::i:::::::| 　 　 li |::::::{へ_）:|ハﾍ}:::::::| l　　 |:::j:.:.::::.:.:.:.:.: :｀丶､



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／⌒y': : : 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.‐''´: : : : }: /: : : : :｀''ー‐ｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : У: : : : : }: }:｀ヽ⌒　 __人__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : :./: : : : : /＾八: : :}　　　｀Y´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : /: : : : : : ://斥}ﾚ'　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : /: : /: : :ry:/ 《　ﾘ､_　　+　　　　 _人_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : : : : : : : : : :{: : :.{: : : { {　 ,,,,,　　 }　　 　 　 ￣｀Y´￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : : : : : : : : : :{: : :.{: :.:/ ヽ〉　 　 r┘　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ: : : : : :: : : : : :＿ _彡:.:}　　　　 {　　 　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : :／ : : : : : : /⌒ヽﾉ　丶　　_〉　　 -+-　　　　　　　　 やっ、やる夫さぁぁぁっん！！！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : :／: : : : : : : : /／ __ハ ／ ⌒ 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : /　　　 　 ‘，　 __ _
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : :|: : : : : : |　　　　 ／∧f＾y'　＾ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : :／: : : : : :.|: : : : : : l　 　 ／　　 ∧　　　 .〕
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: :＞''´: : : : : : : : :|: : : : : :.丶.／ 　 　 　 ∧　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. ィ´: : : : : : : : ／: : : :ｌ:|: : : : : : : : ＼　　　　　　 }_／
　　　　　　　　　　　,.､ -= ≦: : ／: : : /: : : :／{: : : : :.:ｌ:|: : : : : : :∧: : ＼　　　　　ヽ
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　 　 　 　 　 ／/: :.＞''´　　 /{: : : : : :|: : /　　　丶: : : ',:丶: : : : ヽ∧　　　　　　　 /
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　 ＼　⌒７ﾞ　＼＿＿_l|　　　　　　　　　　｀`ヽ　　　　　/:::::::::::::{/:::::::::}i

4331 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:12:08.84 ID:Ibe0SH5i

よかったね

4332 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:16:35.27 ID:Fs+avr41

　　　　　　　 　 　 ,､くミ｀「「｢「「ﾘヽ、
　　　　　　　　　 /三ﾆｼ'⌒ヾﾐ｣jjﾚﾍ;、
　　　 　 　 　 　 !三=ﾒ＝=:､ヽ､__ノ_｣L
.　　　　 　 　 　 |彡〈　=＝=ﾐ　　〃=:〉
.　　　　 　 　 　 r',ｺ.|ヾヽ..ﾟ__,.''　くﾟ_ノ′っ
　 　 　 　 　 　 ,|に|| r=ﾐ三" r_　 ∨　 っ　　　　　聞けばこの短期間で
　　　　　　 　 //`ｧl|. ｢ｴｴェェｪｪｪﾗ′ っ
　　　　　 　 ノﾙ'ｨ !:ﾄ､ヾェｪｪｪｪェｿ　　　　　　　　 二度も命を救われたという話ではないか
.　　　 　 ,∠彡"::|l:i:ﾄ､＼　 一,.イ|
　　 　 ／"´::::::＼l:ｌｉ|＼ヽ｀ｴ´:|ｉ !l　　　　　　　　　 お主中々に果報者よなぁ
　　　/::::::::::;::-─くW: : :ヽ∨　lﾙ′
. 　 /:::::::／: : : :::::::ヽ:::＼: ﾞ|
　 /:::::::/: : : : :::::::::::::|::::::::} j
. /:::::::/: : : ::::::::::::::::/::::::/:/
/:::::::/: : : ::::::::::::::::/::::::/:/



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.､ -‐━‐-　 .,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : :丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／: : : : : : : : : : ＞''´⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : ＞''^~: : : : : : : : :＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : ／: : : : :'´: : : : : : : : : : :ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ : : : : : : : : {r‐‐＜ : : : : : : ／i: : : : :|: }
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : //ry }ﾐﾄｰ‐=彡'‐､ |: : /И:.}
　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : :／八V　　 　 {汽ﾐ ／|//: /: /
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : :／: :彡'ﾊ　　　　 ヽﾘ /: /:/: /|从
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : :／￣￣＼　　 ､　u 　 　 　 Vﾚ'|／/　　　　　う〜んでも……まだ一度目の恩返しも思いついてないのに
　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : : :.／　　　 ⌒ヽ＼/⌒丶　r‐､_／
　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : :.／＞''^~￣~^''＜_〉〉: : : : ｰ': : :|　　　　　　　　　　 こんな途方もない恩の上塗りじゃ
　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : /　　 　 　 　 　 　 }/ |: : : : : : :i: |
　 　 　 　 　 　 ,':/: : : : : : : : :./　 |　　　／￣　　i |Vﾊ: : : : : :.|: |　　　　　　　　　　 あたし……一生懸けても返せるか心配だよ
　　　 　 　 　 /:/: : : : : : : /:./　 ∧　 /　　 　 　 l |ﾄ､ }:.: : : :.:/ :|
　　　　　　　 {:/: : : : : : : /{:/ 　 　 V/ |　　　　　 ∨∧V : : /　.:ｌ　　　　　　　　　　 だってちゃんと、やる夫さんに報いたいもん
　 　 　 　 　 /: : : : : : : / 〈:ﾄ､_ノ}　 ∨:!　　　　　　|　　 》:.:/ 　 /
　　　　　　 /: :/: : : : :./7ヽヽ__:ノ　　 V　　　 　 　 l　　 i／
　 　 　 　 ,': :/: : : : :.//｀''ｰ＼　 　 　 |　　　　　 　 V　 |
　　　　　/: :/: : : : : :i/　 7　　｀''＜__ /　　　　 　 　 |___ 〉
　　　 　 |: ∧: : : : : :|　 /　 / ｀ﾞー┬L ＿＿＿ __ ノ　 |
　　　 　 |:/ ∧: : : : :| ./　 /: :　 　 .|　. : |: : {　　　|　　 |
　　　 　 |ｌ　/∧ : : : l/　 /: :　　 　 |　: : |: : {　　　|　　 |
　　　 　 |! 　 /丶: : :l　 /: :　 　 /: :|　: : l: : :'　 　 |　　 ′
　　 　 　 　 /　　 ＼　/: :　 　 / .: :|　: : l: :./∧　 |　　7
　　　　 　 /　 　 /　 /: :　　　: : : : : : : :.:l: : : :/}　 l 　/
　　　　　 '　　　/　 /: :　　　　: : : : |: : : :l: : :|: /　 |　 }
　　　 　 ヽ 　 /　 /: : 　 　 　 . : : : |: : : :l: : :|/　　1 ./
　 　 　 　 /＼　 /: :　 　 　 　 .: : :/ : : : l: : :{　　　}/



　　　　　　　　　　　　　　　 _____________
　　　　　　　　　　　　　　 /{=.､--'フ＼╲
　　　　 　 　 　 　 　 　 __F|r‐､ヽ {／´}F}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 {.E|╲_’)t.t_’_ﾉ,|ｦ}
　　　　　　　 　 　 　 　 ╲'| ﾄ､__j_L_,／|ツ
　　　　　　　　 　 　 　 　 |`|L-LLLリｲ|.:|
　　　　　　　　　　　　　　 | L`ー-一'ノi |　　　　　　　　　　　　　　ならば文字通り生涯をかけて返せばよかろうて
　　　　　　　　　　　　　　,.╲i.|`ヽ､／-| j`ー-.､_
　　　　　　　　　　 _,..-‐':::::{╲|￣|i.|￣.|/:|-:-:､:_:￣:7ヽ
　　　　　　 　 　 /|,::-‐':´:::|::::| G|i.| R.|:::::|:::::::::::￣7:::::〵
　　　　　　　　 〳:|:::::::::::::::|_:::|.ヲ|i.|.ヾ.|::_:_|::::::::::::::/::::::::〵
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4333 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:20:47.73 ID:Fs+avr41

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　　　　　　　　　　　　｀　¨イ: : : イ: : : :/ニニニニニニニ/ニ､_ﾊ V ﾊﾄ'ﾊ　　　 ト 一 ノ
　　　　　　　 ,ｲ　　　　　/: : : : : : : :／:{ニニニニニニニ/ﾆﾆﾉ )　こぃ〜ぃ　＜{￣´
　　　　　　　(:ヽｰイ: : : イ: : : : :/／: : :ﾊニニニニニニ/ニﾆ(､ }　∨ ト/＾＞､.　ﾌ
　　　　　　　　　 フ: :／: : : : : :/: : : : : :ノニニ≧ニﾆﾆ/ニニ(ソﾊ　　　　ヽｲﾉ　ハ
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　　　　　　　　　 ,.. -─ '''''' ─- .､,
　　　 　 　 　 ／,.､,_ヽヽl l / ／_,. ､ヽ
　　　　　 　 / /　-､｀''ー─'''´,. -　', ',
　　　　　　 / / ｀｀ヽﾆｰ＿ ‐_',ノ´´　', ',
　　　　 　 /‐;‐==､､,,_ ､..__.　 _,,､､==‐;‐',
.　　　　　 i　l,　　 ___｀`　　 "´___　 　.,! li　　　　　　　　　　皆まで言わせるでない
　　　　　ｆ⌒ｌｌ _.._-‐｡-､ ｉ i ,r‐｡‐-_.._ ｌl⌒i
.　　　　　!（｀!| ヾ三≡" | | `≡三'"　!l´）!　　　　　　　　　 男と女で生涯と言えば
　　 　 　 ', `ｌj　,ｒ '_,ノ　 | |　 '､._ｰ 、 lj"/
　 　 　 / |ゝ''l, /´　 ｒ_　| |　_ｯ　 ヽ　,!'"i＼　　　　　　　　　察せぬとは言わせんぞ娘よ
　　　 /　 ! ｉ.　l, ゞ=ェｪｪ三ｪｪェ='″,!i　,'　 ＼
　　∠-'''"! i　 il,　　　 ＿＿　　　　,!　/l,｀`'''- ､_
'"´　 　 / |　 i ! ＼　　 ﾆﾆ　　　／,'//　l,　　　　｀
　　　　/ 　| 　 ﾄ､　＼ '　' `　／　,! '/　　l,
　　　 /　　 l　 | r＼　 ￣￣　　,ｲ.//　 　 l
　　　 ＼　　ﾘ, l ､))ｒ＼＿ ＿／ﾚﾉ/　　 ／
　　　 ／ 　 |ﾍﾍ､＼ゝ))r ||､ﾉr) 〃 |　　 ＼



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　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ/⌒ヽ: :_ :‐‐ : : : : : 丶、
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4334 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:26:49.83 ID:Fs+avr41

　＿　＿　　　　　　　　　　　　 　 __
　|主 | ､ﾉ　| --|- ヽ///　,フ_ 　 |ﾆ|ヽヽ.ﾉ ┌┼┐ﾉ十ﾉヶ┐斤_.斤　　　　 　 　 　 ｢!
. llll亅|/ヽ　l,　丿　ﾌヾ.ヽ　c_,ﾉ　ﾉ 亅|.メ |　| ,人亅.ｰ|‐ﾉﾉ亅　|三|　つ ･････････　o
　　 　 ￣ 　 　 　 ’￣￣　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　 ´　`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -─-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.／￣＼　　ヽ.＿　-‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ.／ｰ- ､　　＼＿,. -‐- ､　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　/./' 、　 ｀ヽ:､＼＿_,. -‐　u !　!　β-エンドルフィン
　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　 | ＼　　 !}　　v　v ,. -=キ十　　　　　　……！　　　　　　（ヨシ！満更ではないぞ
　 チロシン……！ 　 　 ,. - .ヽ.　 !　　ヽ､ |!　u　 ／'´＿v|　|
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ,.‐､| |uヾ:ヽ. o　}|`lｌ ;∠-‐''￣,ﾗ |　L_　　　　　　　　　　　　　　　　同好の士よ！確実に脈アリだ
　　　　　　　　　　　　　　| |‐､| | /|ヽﾞミ三ｼ/ ハ　o　　./;;　| /ヽ.}
. エンケファリン……！ | !._,| | |∧ ＼_ノ　}　}uﾞミ三彡'　 |./V./　　　　　　　　　　　　　　　　この気に乗じて身籠らせるのもよいやもしれぬ
　　　　　　　　　　 　 　 ,ﾉ`ｰ|/　|∨ヽ、ｌ　 / .ﾉ 　 ＝' ノ|　|l‐//
　　　　　　　　 　 　 ,∠.-┐〈 　 Ｎ＼/`＼|　{__ノ__,／l/! /'ｰ ' |　　　　　　　　　　　　　　　　 クカカカ、某は退散退散、熱々に過ごすがよいて）
　　　 　 　 ＿_ ,r（ノ　　/ |　 |　 U∨ /ヽ/ゝ-1__|_｣／l/〈　,ｲ＼|　　バリン…！
.　 ／r'⌒`ｰ-'　　 ヽ.　,'　|　 |　　 U`ｰ､/ ７~ﾞ|__.|_｣／J'/　| |　 ＼
. /　　） キキキ　 　 ） 　 | 　 ヽ､u　　　_￣￣　　v'　／　）、|
/　　（　 　 ……！（ ｌ　　|　　　 | ｀ヽ、　￣￣　,. ‐i´　 ,ﾉ　 ` 〜〜〜 ､
　　 　 ` ｰ-''⌒ ｰ- 'l.　　 ||　 　 ﾄ､　　＼__,. ‐'´　　| 　 {　　ククク…　　）
　　リジン　　　　　│　　 ||　　　|ヽ＼　　　　 r‐;'ﾆ|　　 `i ｰ-〜ー--‐'
　　　ロイシン　　　|.　　　 |　　　|ﾉ' ＼ヽ.＿ ﾉ.ﾉ|　| ﾄ 　　|　　|
　　 　 イソロイシン……！　　　|ゝ'　 ｀Y-‐'´フノ|ﾉ |　　|.　　|


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　鑑定スキルでヨシ！異世界生活をご安全に　END
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , イ⌒i´　　｀i⌒ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:､⌒　ｒ―== 'ｰ､　ノ＾ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｒく　, ー´.!: : : : : : : : :＼ーハ、
　　　　　　　　　　　　　　　 / ソ/: : :rｖﾊ: : :､: : : : : : : ヾｰ):ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　ゝ/: : : : : }ィ´V: ﾊ: : : : : : : : :ヽ}: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　{/: : : :.{: : i　　ｖ:､_}ト:ヾ一: : : : :ヽﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : :{: :ﾄ ｨ　 }ﾄ　} ヾ:ト, ｨ=:≧: Vﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 /!: : : :､: イ :､　　! ヾ　ｧ示　}　ｲ ＾vﾊ
　　　　　　　　　　　　　　{ i: : : : : ´{ ,ィ芯　　　　 ソ'　　　ｿ) ﾉ:ﾊ　　　　　　　えっと、やる夫さん……は……そのどんな恩返しがいいの？
　　　　　　　　　　　　　　　 :ﾄ: : : :ﾊ､ 弋ｿ　 ､　/////　U_ノ:､: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ ｀ト: (＾ヽ///　　　 　ノ　　ハ: .ﾊ: :.ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i: :≧_ヽ　　｀　 ´　　 ,ｲ: : :i: : :ヽ: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,: :/: : {: ≧　＿　, イ＿!_: : :､: : : ＞　7ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ_/へへ: :': :ﾉ´ｲ==ﾍ　　　ゝｰ´　　　{ﾆ､ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　｀ヽゝ-イイ束(ト　､ ﾌ二}　 !⌒ ｰﾌﾆﾊ ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　./{　≠´'／ﾆ(ソ/ﾆ!ﾆ､トこぃぃ}　ﾄ､　 ノニﾊﾉ:､
　　　　　　　　　　　　　　　,: :ｲ　　ﾉｨこ 7/こぃｲ　 ｖﾊ´⌒｀ ﾊ　 ｀ ﾌニニV: :､
　　　　　　　　　　　　　　ノ: :ﾊ　 ｿ　　　｀'　 .:'　　　´　　　　　ﾊ　ﾝニニﾆﾊ: :＼::､
　　　　　　　　　　　　 ／: : ﾉハ./　　　　　　:.　　　　　　　　　｀ﾊｲニニニﾆﾊ: : ＼丶
　　　　　　　　　　, イ ｲ: : /ニﾆ{　　　　　　　:、　　　　　　　　ヽ}ニニニ二二): : :.丶 ヽ､
　　　　　　｀￣´　　/: : : :(ニニﾊ　　　　　　　　､　　　　　　､　　{ニニニニイ: : : :ﾄ: :ヽ　ヽ



　　　　　　　　　　　 ¨¨¨¨¨ 　 、　　　　　　　　　　（ヨシ！じゃねーお！ヨシじゃ
　　　　 　 　 ／　 ｉ ｌ! |　　　 　 ＼
　　 　 　 　 ′u | | |ｌ !　　　 　 u. ヽ　　　　　　　　この空気どうすんだよ
　　　　　 / 　 　 ! 　 （___人___）　　 }
　　 　 　 i　u　　　　　 !ililililil|　　　/　　　　　　　　禁断のマッチポンプ二度漬けで
　　　　　 !　　　　　 　 {ililililiﾉ　 ／
　 　 　 　 ゝ　　　　　　　 　 イ..ノ}　　　　　　　　　本気で満更でもなさそうなんですけどぉ！）
　　　　　　　　 7　..ノ}　 　 　 !　ノ
　　　　　　 　 /　　.ノ　　　　 |´
　 　 　 　 　 /　　　　　 　 　 |

4335 ： ◆jrSCTgwVlSEh ：2025/11/10(月) 23:29:07.64 ID:Fs+avr41

今日の投下はこれにて終了です

鑑定スキルなしじゃ

どう考えても強行突破しか無理でしたね

4336 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:29:59.20 ID:+/0TFPmg

乙でした
濃厚ななろう味でしたぞ

4337 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:32:01.78 ID:33HzgDgI

乙　ソース2度付けヨシ！

4338 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:32:22.55 ID:O1ANwfsY

乙でした

4339 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:39:23.47 ID:KFiE35pK

乙
ムード無しでいきなり襲っても結構な確率で受け入れそうｗ

4340 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:40:13.25 ID:+4Za8VeI

乙

4341 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:48:54.91 ID:Ibe0SH5i

乙でした

4342 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/10(月) 23:49:50.16 ID:iC1Y/tjg

乙

幸せになれればいいよねｗｗｗ

4343 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 00:28:40.24 ID:CSxxLTxK

鷲巣卿とのコネを手に入れた！

4344 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 01:49:21.42 ID:4zA8cATt

乙です

4345 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 01:57:52.28 ID:MIrPxgBq

乙でした。

異世界で平穏なんざ、あの女神が許すわけないんだから全力で満喫すればいいんだよ！
…そういえば、ほかにも（推定吸血姫転生者に）フラグを立ててたらしいっすね、よし！（現場ネコ並感）

4346 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 06:14:18.83 ID:iQiQba2s

乙
転生から3日で自爆して外堀埋まってるの草生える

4347 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 07:18:37.79 ID:F9CnxOr8

乙

4348 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 09:24:03.36 ID:76AuPfbl

乙
このやる夫かなり社会性高いな？

4349 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 12:38:25.51 ID:nhN8pXYV

社会性は高いけど社会性が低いタイプだから、「外部からこいつの醜態をゲラゲラ笑って眺める」には最高の人材だよこのやる夫。
そりゃ女神アクアもお気に入り扱いするわ。

4350 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 17:33:10.67 ID:oeo9sK44

普通に暮らしたいとか言ってるくせに自分の行動のせいで盛大に墓穴掘って普通に暮らすとか無理な状況に勝手に追い込まれてるからねやる夫
そりゃ女神からしたら何だこの見世物として最高の奴wとなるわ

4351 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 17:37:56.82 ID:coEhcW/+

女神を楽しませるために道化を演じてるんマゾ()

4352 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 17:41:43.77 ID:2Teef8ns

普通に暮らすのランクが低すぎる人が多すぎる

4353 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 17:52:06.56 ID:MHNXLIQN

まあ、令和日本人基準の普通の暮らしのランクってこの世界だと天上の暮らしだもんなｗ

4354 ：隔壁内の名無しさん：2025/11/11(火) 19:55:01.13 ID:5OMKHrLP

乙でした