【安価】白野がファンタジー世界で小宇宙を燃やすようです3
- 1 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2015/11/05(木) 18:36:13.04 ID:c6Pwmk4E
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｢白野がファンタジー世界で小宇宙を燃やすようです3｣
・このスレは、適当に作ったごちゃ混ぜファンタジー世界に｢聖闘士星矢｣の設定を突っ込んで始めるも、
諸々の事情でエタった安価スレ｢やる夫がファンタジー世界で小宇宙を燃やすようです｣の続編です
・｢聖闘士星矢｣の設定と言っても、かなり粉砕してばら撒いて使っているのでそこらはご了承下さい
・このスレは健全です、猥褻が一切ない、安心！ 上のは誰かさんの妄想です、スレ内ではまずありえません
・そして百合は猥雑ではない、いいね？
前スレ
ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1413283819/
前々スレ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1388664862/
- 4064 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/22(土) 13:37:16.60 ID:vH9XEeZv
- サーニャがはくのんを全裸に剥く事案発生
サーニャはごめんなさいしないといけないね・・・・
- 4065 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 16:34:45.52 ID:tXqQFmHp
- 今日か明日辺りに王国の最終イベントをな
その後で個別に3キャラくらい王国編のキャラを安価でとって、上記イベントで省略した部分を補完って感じで
- 4066 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 16:45:15.82 ID:tXqQFmHp
- セインティア本当にどうしよう（解決しない悩み）
- 4067 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 17:12:10.93 ID:dFt8daa1
- ダイスを振れば全て解決やぞ
- 4068 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 18:51:10.39 ID:aFgNoCuj
- ダイス神『だーいじょうぶ！まーかせて！』
- 4069 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 19:37:29.71 ID:7Lkpsfp2
- ダイス神は信じると酷い目に遭うから（震え声）
でも好きやねん…
ほんじゃ20時くらいから投下するわ
- 4070 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 19:59:49.14 ID:7Lkpsfp2
- ではそろそろ
感慨深いなぁ（このイベントが始まった日付を確認しながら）
- 4071 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:00:52.01 ID:7Lkpsfp2
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{ｲﾊ ＞‐＝ﾆ..v‐､ー- .､ ＿
(⌒,ｲ: : :/: : : : !: : ヽ.:¨: . .､(⌒)ﾏ
ｒ‐／..／: : : :|: : : : !l: : : : : : : : :.＼!ヽ＼
i｀ー'´: i|: : : :|: : :/ ｉ|: : : : : : :＼: :ハ.:.＼＞
|: : : : : ｉ|: : : :|: ,ｲ＿ﾄ､: : : :ﾄ : : :ヽ: ::i: : :i
|: : : : : ｉ|: : : :|:7/j 八 ＼: :.!弋ヽi :l: :!: : l
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|: : : : : ｉ|: : : :ﾑ 込ｿ 以ﾘﾉノ : : /
l: : : : :.八: : :人 ' ｀´ i !: : ::/
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|: : : : !: : :.∧: : ﾏ个 _ ＜.: :i :|.:∧
ｉ: : : : !: : / ∧: : ∨i!ー､ﾄｫ: : : : l/: :ﾊ
l: : : : ｉ＞―Vﾊ: : ∨＼i￣ｉZ.: : :i: : i: :',
. 八: : / Vﾊ: : ﾄ､.:.:＼!.:ﾍ､::ｌ: : l: : .',
/: : : / ヽ:i: :l ＼.:ﾊ.:ﾑ ﾄ､: l: : : .,
. /: : : / i ! l: :l＿ ＼}.:.:ｉ ＼: : ::j
/: : ／ ! ', |: :l } i.:.:.l V: i
. /.: :く＿＿ | ∨: :l ﾉ :l.:.:.l !: l
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ふと目を覚ますと、室内に夕日が差し込んでいた
「豪快に寝坊した！？」
桃香は急いで飛び起き、制服に着替えようとし…
「あれ、ここどこ？」
ここが慣れ親しんだ寮の自室では無いことに気がついた
さて、昨日一体何があったかを思い出そうとして…
「あっ…」
今日のこと、そしてこの半年近くのことを、なんとなく思い出した
- 4072 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:01:39.95 ID:7Lkpsfp2
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,,i´ .,／ ,,／｀ _,,―'''"￣￣￣ﾞﾞ'''ｰ-,,、｀''-,、｀'-、｀'i､
. ,/｀ ／ ／ ,,／｀ _,,―''''"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,,、｀＼、｀'-、‘i､ ヽ
. ,/ ／ .／ ／ ,／゛ .,,,―'''''''''''''''ｰ-,,、 ﾞ＼、｀'､、＼ ヽ ヽ
/｀ ,/ ノ ／ ,,i´ .,,ｒ'" _,,―ｰ￢ｰ-,,、 ﾞ＼、`ヽ .＼ ヽ ﾞl、.ヽ
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ﾞl │ .ﾞl .ﾞl .ﾞl ヽ ヽ ＼、‘'―-‐'" ,／ .,/ 丿 丿 │ │ | │
ﾞl │ .ﾞl、.ヽ ヽ ヽ、`-,、｀''―---''"｀ _／ ,/｀ ノ 丿 丿 丿 丿
ﾞl、.ﾞl、 ヽ ヽ ＼ ﾞ'-,、｀''ｰ--,,,--ｰ'"｀ ,,／ ,,i´ .／ .丿 .,/ ,/
. ヽ ヽ ヽ、`'i､ ｀＼、｀ﾞ'ｰ-,,,,,,,,,,,,,,―'"゛ .,,／ ,／ .／ .丿 .丿
＼ ＼ .＼、｀'-,、 ﾞﾞ'ｰ-,,,,,,＿_,,,,,,,,-‐'" .,,／ ,／ .／ ,/′
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｀'-、｀'-,,、｀ﾞ'ｰ-,,,,_ ￣｀ ._,,,,-‐'" _,／｀ ,／
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(あの日、やって来たお客さんの目からミョミョミョミョってぐるぐる光線が…)
それ以降、何か夢の中にいるようだった、
少しでも早く、この国を良くしようと杜撰に行動し、今日、王様にボコボコにされたのだ
そして
(白野ちゃんとサーシェスさんに助けてもらった)
桃香はその事を理解していた、彼女の意志は少なからずアレスとリンクしていたことが原因だろう
「…なんて御礼を言ったら良いんだろう」
下手をすれば歴史に名を残す大悪人になる所だった(本当は死ぬところだったのだが)
- 4073 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:02:15.60 ID:7xjV+Kki
- 助かってよかったよな
- 4074 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:02:22.81 ID:7Lkpsfp2
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,,,.......、 イ」ﾄﾞ､＿ ￣｀'＞- ､ ,,,,､＿＿
, -=┴ ､イ￣｀! ￣ |ｌ ￣｀¨''ヽ ト ､Y ヽ! | ﾉ
!||{ ｒ'´ / ,' ! ', ＼__ノ＞くﾆ＝ｧ
_,」-ヽ| ／ . ,' ｌ ＼ ＼ ', ＼｀''ー‐＞-
／＞イﾌﾉｲ / l .| !ﾄ 、 ＼ ヽ ｌ 「｀¨¨T''"´
｀ ￢「´ /ｌ | ! ﾊ.Ⅳ＿_ヾ､ ＿ﾄ､＿_! ! /
! 〃ｌ ! _!代「＼ |＼ ハヽ| 「 | |
!/ | !i .|ｌ| ヽ__＼ ! ≧､! !｜ .! !
! ! ｜Ⅵ レｘ‐=ヽ｀" ´'＝=‐ｘ' /| !
| ∨ | ＼!'´ ,イ /）| !
| Ⅵ .ハﾞ ! ´ / /ｨ ! ｌ
| |ﾊ ＼ ｌ￣ｌ ｨ´ / ! ! |
| ! ﾊ |!.＞ ､ ｀ ´ イ７ /.!: :! |ｌ !
' ,' ハ .|: :.!: : }二‐二-{ ｆ ,': :!: :| ぃ |
. ,’ /. / .! ｌ: :.!: :」て ! 厂|_ | ｌ: :.!: :| ぃ |
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/ ／ ｌｙ / ｒ‐ー＝[]＝‐く.! | ／ ＼
. / ／ｌ !.ｨ'' ＼ ｨ´/ | !＼ ＼! ｫ!'´ / ＿ /|
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でも、まあ
「あの二人だったら、笑って許してくれるよね…」
桃香は再び身を倒した、眠いしなんかすごく疲れてる、
アレスの枷は彼女に大きな負担を掛けていたのだ
（1…いや、3時間くらい寝たら会いに行こう…）
そうしたら、二人に桃まんを奢って…
そんなことを考えるうちに、彼女は再び眠りの世界に埋没していった
- 4075 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:02:47.89 ID:7Lkpsfp2
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- 4076 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:03:38.30 ID:7Lkpsfp2
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／´ ｀ ､
／ ,.ｒ' ´ ヽ
/ ／ ;' ヽ
/ / ;'" ヽ l
!/ ,.‐'' ｀ヽ、r '''ヽ､ l l
/ ／ _,... -'‐─- ､i ! |
/ /_,.-''" | ! l |
/ |,/" ,! ,!ﾉヽノ
i , |l __,.ノ ,.ノ,ィ ﾉ'､ } 'i
l | , i! _､,..ﾆ:'',ァ'i;ﾗ`)ｨ'-‐'´ ﾉ ノ ﾉ
!,l ､ i, ',ｰ--:;_､ '-< `''ノ ' ／｜
'l ! ', ヽ ' ､ヾ ゞｱ` ` "´ l'| |
ヽ､、 ヽ-;`､`"´ i ,! !l, l
` ｰ-ﾗ′,.-､`i ! ノ `ｧ､ ヽ
r' / `ｰ;ヽ､ ／ ,.ィ";/ ｀ヾ､
｜ / ｨt l、 ｰ',,,..￣ ／,.ｨ";';';'/ |ヽ､
_,| く ゝﾉ ｀ヽ、 ／,:;";';';';';';/ | ｀丶､
,. - '" ヽ、 ｀ヽ､ l`ｧ--.く;';';';';';';';';';'/ | ｀丶､
,..-'" ＼ ヽ|:::::::::::::＼;';';';';';'/ | `
.／ ＼ ﾄ､::::::::／;';＼;';/ |
. -=ミ､
{: :{ ＞: ＼ー- ミ
r‐ 人: :､: : : : ヽ : : : :｀: .､
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. : : : : : : : : ｰ` : : : : : ヽ: :､: : :
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{: : { : : : メ､八:从 : : : : : : : i} ､: ＼
ーゝ: :`トミ､{: { 从_: : : : : ﾘ: : ｰ==ミ :、
ｰ=彡从 込ﾂ i从 xzミ¨¨` : } : :ﾊ : :＼ヽ}
八: :ゞ { 込ツ> } ｰ=彡人: : :‘，
ｰ=彡人 〈､ ¨¨ /: :/ }: : : : ヽ: : :}
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ゝノ´:.:.| 人У／. ´:.:.:.:.:≠ ¨¨ ﾐ､
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「…貴女がユニコーンの再起動を行ったと報告が上がっていますが… それは事実ですか？」
「事実でございます」
学校区の結界が消滅しはじめ、子供たちの無事が確認され、
士気の高まった大人達が残った狂闘士の殲滅戦が行っている頃、
シオニー・レジスは王城の国王私室にて、その部屋の主と言葉を交わしていた
「…さて、なんと言ったら良いか、少なくとも王室の系図には、レジスという姓は」
「私の父はロード・ジブリールだと聞いています、面識は…ありませんが」
「あっ、そうですか」
柔柔と話を進めようとしたアズラエルに、シオニーは直球で返す
その姿勢に、アズラエルは彼女に何らかの覚悟を見て取った
- 4077 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:04:03.23 ID:aFgNoCuj
- アレス『ミョミョミョミョミョミョミョ・・・』（ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ）
- 4078 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:04:19.00 ID:7Lkpsfp2
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. , : : : /:/ : : :ヽ : : :ヽ
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, ,.:乂:-=≦ⅵ:≧=ﾐ ｰ=､ヾ、 .ｨ
. 〈ｒ_:_'_:_; : : i ﾋﾂ＼ゝﾋﾂ '}､:_: ＼≧彡'
￣て(从:.:', , ヾ:ヽ ∧<: :ﾄ､:.ヽ
. ｀Y.:ﾉ:人. ｒ‐､ ラ´: ＼､}}从}
. ,'´:￣:.ヽ:.:≧=≦ |ﾊ: : >‐=ﾐ
|:.:.:.:.:.:.:.: ﾐﾄ､ ｔ_ ｔｰ､ｰ､､}}:.:.:ヽ
|ｌ:.:.:.ノ i!:.::|:.:.ゝ/:ｒ､＼ヽ ヽ.:.:.:i
|:Y´:.:.:.ヽ､ﾄ:.ﾊ:.:.>ヾ` ' .ヽ.ﾄ､
|ｌ:.:.:.:.:.:.:.:｀|/ノ:.:.:.:.ﾉ:）´￣ ｀ヾ-'i、
|l:〉:､:.:__:.:_:＼彡':.:./ 〉 !
|l:.∧＼:.:.:.￣:ヾ:.:/ ./ .|
ﾘゝ∧:.:.:.:.:.:.:八.:.:）´￣ ヽ_./ ｲ
ヾ∧:.:.:.:.:.:.:.:.>':.:.:.:.:.:.:./）Ｌ／:.|
}:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ :.:.:/ｌ:.:.:.:.:.:.八
人:.:.ヽ,:.: :.:.:.:.:.:.:.: / .|:.:.:.:.::.:.:.: 〉
. ﾉ､:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:/ l:.:.:.:.:.:.:.ｨ'
／:.:.:.＼:.:.:.//:.'.;.;.:.ｲ ヽ:.:.:._ノ
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「では率直にお尋ねしましょう、貴女は何のためにこの王国に？」
この対話を持つ前に、アズラエルはシオニーの経歴をざっと調べた
王国に生まれながら学校に入学できず、教国の神学校で育ち…
数年前、学校の教員補佐になり帰国、そして正規教員試験に合格し、今に至る
勤務態度は実直で、生徒からの(ネタ)人気も高い
これだけなら問題はないが、彼女の出自を加味すると…
「生活のためです」
「は、はぁ…」
迷いなく答えるシオニーに、アズラエルは逆にうろたえる
- 4079 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:05:25.11 ID:7Lkpsfp2
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／: . :_.＿:_, :ヽ
〈: . ;仁 -ー-≧: ＞
＞: .;r‐: . : . : . : . ＼_＿ﾉ
,ｲ ／: . ;ｲ: . /: . : . : . : . : . ﾏ'´
{:ゝ/: . :./.〃:∧: .Ⅵ;ヘ: . :＼: .:. ﾄ,
__ `7: .／:./:l. :| ヽ: | ＿≧-:.:ヽ;_Ｖ: l
./ﾊ! /／ミ y‐大弋 ﾉ: 厂 ∀ー: 一ｬ'
乂辷ｫ;/ k｣j_ﾄ代ﾓｭﾃﾐ〈 弐う水: . :| : . :.
,ｨ ／: ﾊ ハ:ﾍ ゞ-' ,ヾ:.､￣ﾉ∧: ｌ. : . ! ヾ:.
ｰ=≠≦; 1;ﾒ ﾉ: ∧ ヽ;ゝ /: .;ｿ: . :.:ト､_ﾉ:}
／ |;! ＼,ｲ: . {: .＞､ ^ ｨヽ;.y': . : . :.r‐一
rく 乂 〉|: . : Y./ゝｭこ _,ﾊ: l:,f: . : . : ﾊﾞヽ
／:: :: :＼ ／::ﾌ: ,彡:ﾊ//三三l ﾚ: ﾘ.|: |,从/ ﾉﾂ
, ＜:: :: :: :: :: ::.>_/::r彡: . ／::∨ 〉⌒〈|/: , :ﾉノト-ヘ
f:: :: :: :: :: :: :: ／:: ::ノ: . :,イ三三Ⅴ＝＝!: . : /_｣|:: :: :: ヽ
|:: :: :: :: :: :: ;ｲ:: :イ: . :／:,ﾉ//:: :: :: :: :: ::ﾉ: . /＝=!:: :: :: ハ
ヽ_:: :: :: :: :: :: :: : l. : .:.,〃//::∧:: :: :: :: l: . :ﾘ |:: :: :: :: :: |＿_､
ーー- ―‐.|: . ;4:: :| |::.∨:: :: :: :: ヽ; {:| |:: ::!:: :: :: :: :: :: :.,
,j从{ {:: :! !:: :: :: :: :: :: :: ::}ﾙ j:: ::|:: :: :: :: :: :: :: :,
〉::〉〉:: :: :: :: :: :: :: :://:: :/＼:: :: :: :: :: :: ::,
〈::〈〈:: :: :: :: :: :: :: :://:: :/ .＼:: :: :: :: :: ::,
}::.ｌ ｌ:: ∧:: :: ::∧::ｌ ｌ:: ::{ r=≠:: :: :: ::〉
/:: | |:: ∨:: :: ::∨::| |:: ::.l ／:: :: :: :: :: /
{:: ::| |:: :: :: :: :: :: :: | |:: ::.| .／:: :: :: :: :: ／
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「お疑いなのは最もですが、私は、自分の父が誰なのかも、王国に戻ってきてから知りました」
「…どうやって知ったのですか？」
「シュバルツ・バルトという男から」
またアイツか、アズラエルはあの包帯男の事を苦々しく思い浮かべた
「…私の幼少期は酷い物だったのでしょう、父はおらず、母からは疎まれ…」
シオニーは自分の口から、己の生涯を語った、何処にでも居る、恵まれない幼子の話を
「母と死別し、神学校で育ち…卒業してからはそこで教師としての修行を積んで…」
シオニーの言葉に嘘は感じられない、アズラエルはそう判断する
「そして、一番待遇の良い王国の教師になる道を選んだ、それだけの事なんです」
- 4080 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:06:01.73 ID:7Lkpsfp2
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/ ／ _ .........._ ｀ヽ、
|/ ／ ,...:::'´::::::::::::::::｀ヽ ＼
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. //l: .:: ,ｲ ／ ｀ヽ､::| `,
l/ |:: :::| /=|/､___,. / |
| l::::::::l!: / __｀`''く ぃ､_ ､＿__／ /
'､::::::|!: l ｨ(歹ヾ ｀ ｀ヾ＝=＞==-‐' /
＼爪| ─- ,ｨテ=;､＼ /|
/ _／ ､ヾﾆｿﾞ㍉,ヽ､＿＿＿ ／ !
,' 「 ｀''‐- "ｰ=ﾆ"´￣ .／ /
!. ヽ ｀''ｚ＿____,／ /
. ', ､- /_ ヾ !:: ／
i }＞‐-､ _ﾉ.:´ﾉ /:_／
l ､￣ヽ、ヽ 'ｰ‐_ﾞ,.／'"
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:| ヽ;';';';';';';';';';'ハ:::.. ∧;';';| ＼､_
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.′: : : : 人: : :〈 ィ´_≧x､ヽ : ＼} ｜}
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:一:Y : : : ,〈 ィ斧ﾂ } ー==ミ: .､}: :ヽ＼:ｰ′、
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…しかし、王国に戻ってきて、己の出生を知り、思うところは無かったのですか？」
少ないながらも、貴族たちの中にアズラエル勢力の残党は残っている、それも少し調べれば分かる形で
彼女がその気なら、それらに接触して、何らかの行動を起こすことも出来たはずだ
「私は今の暮らしが十分幸せなんです、それ以上は求めません」
「…そうですか」
その言葉に迷いはない、アズラエルは、シオニーという女がどんな人間なのか解ってきた
この女は極めて現実的な人間なのだ…どうやら、父親には似なかったらしい
「所で、これからのことですが」
「私の素性は秘密にして頂きたい」
やはり、そうか
- 4081 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:06:35.43 ID:7xjV+Kki
- 最初に会った時は苦労してたしな、幸せになってほしいね
- 4082 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:06:37.68 ID:7Lkpsfp2
-
// ,.-‐,ﾆ＝=-
,.--､ l l ／／´
/ ,..、ヽl_,../ /-‐‐- ､
/／ ,.ﾌ､ ll レ' ﾐｫz､
/／ ／ l ト､ ＼ ＼ヾヽ、
／/ / ／Vｱ＼＼＼: ＼ ヽ:ヽ っ
／ ,/ / / ﾉ ｌ '. ＼＼＼: ‘， ‘，!､
_z≦-ｧ'/ / // /l :l ＼ ∧ '. ＼‘， l l｀`＝=‐-
{{ 〈ノ λ:l:l〃 l '.ヽ、＼∧ '. ヽYl l八 _,.ノ
ヾ､乂__/,.イトlLL斗ヽミ=-二ー---=＝彡<＿
｀ミー‐''"´_,.ィﾌl::(ﾉl!ｨて,ヽk､_二=r'',ﾃiァﾄ トミニ=-ヽ
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./ /i乂／l lハ ＿ /､ヽヽ＼＼lヾゝ
.{ !i／ l '.ミ＞ （ ） ／l /ｌ ﾊ }`＜l
`l::::::へ l ﾄ､'.Y o ≧ｰ≦/ul/. Y | l ’＜
〈.:::::::＼ヽ ヽヾ!z､ ヽﾟ ／ 〉"ﾉ//／ r,ミ' |
|:::::::/〉 ヾ! ﾍ /,.イ<>ヾ／／//＿::::::::::::::ﾉ{
l :::::::::::::::::::::: ヾ/ <三<.／V.ﾚ-‐''‐-､ヽ {
./:l ::::::::::::::::::`ヽ、 ,ｨ州l!/ ／ ::::::::::::::::.＼) ‘
／ / / :::::::::::::::: .ヽ州州!／:::::::::: l: :::
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…分かりました、その様にしましょう」
「感謝いたします」
今の彼女に取って、王族という名は邪魔なのだろう
「まあ、それはそれとして、今回の貴女の功績に報いたいのですが、何か望みはありませんか？」
「…大したことをした覚えはありませんが」
「下手をすれば我々はユニコーンを失う所だったんです、アレにいくら掛けたと思います？」
今回の戦い以前に公表したら、国民から袋叩きになる位の予算が費やされているのだ
「…そう仰られるなら…」
シオニーは考える、この様子なら、少しふっかけても良いはずだが…
- 4083 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:07:23.33 ID:7Lkpsfp2
-
＿_／）
（＼＿ _ ｘく＼ ＜
＞､ _| ｢二ヽ、 . -- . ∠二├'￣￣
. ￣￣L|ニﾆﾆ＼ ／.: : : : : :.＼ ∠ニﾆ／
｀＼ニニ丶. /: :/: :/: :l :ヽ :ヽ ∠二ﾆ／
＼二ﾆﾆ丶 __l: : {＼l从ｌ／}: : ! _∠二ﾆ／
＼ﾆﾆﾆﾆﾆ|: : |ﾋ7 ﾋ7|: : |´二ﾆ／
＼ﾆﾆﾆ.|: : | ｎ |: : |ﾆﾆ '
＼二|: : | ＞L!＜.|: : | ｲ
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/: ﾉ: :ﾉ=ﾆ{ﾆ}ﾆ人:.人
/.:人:.(=ﾆﾆ|:|:|ﾆﾆ=).:ノ ＿
{ : : : :}ﾆﾆﾆ|,|」ﾆﾆﾆ{ ＞'´ ｀ヽ
)从ｿ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ア ノ' ﾉ
〈ﾆニニニニﾆ/ 〃ヽ __/
/=/=|==|==|= l' ./二二/
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/=/==/ﾆﾆ|==(,＿∠二／
〈=/==/.===|ﾆノrイ二／
｀｀T⌒─'T¨ {::{二{
' l }人ノ|
ﾏ | ＼___}
{ { ｀´
' |
' ＿__}
{ニニ|
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「………」
「すぐには、思いつきませんか？」
「そうではないのですが…私だけの事ではないので……いえ、私の好きにさせてもらいましょうか」
シオニーは向き直って言う
「何かあった時で良いのですが、王としてホロロギウムの白野という聖闘士の味方になっていただきたい」
思い浮かぶのは危なっかしい彼女(なお向こうもそう思っている模様)のこと、
これからもあのままであろう彼女の人生に、何らかの保険をかけておきたいと、シオニーは思うのだ
（…これで恩返し、とは言えないけど、やれる事はやった…わよね？）
ホロロギウムの白野、アズラエルは当然その名を知っている
『色々と』世話になった…なっている相手であり、何より聖闘士だ、
信頼は置ける、そのぐらいの事をしてもいいだろう
それにしても、このタイミングで他者の為の願いとは、中々出来た女性だ
- 4084 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:08:05.45 ID:aFgNoCuj
- 教師の待遇が一番いいのは王国なんだ。
納得というか意外というか・・・
- 4085 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:08:20.20 ID:7Lkpsfp2
-
＿ . -‐=ミ __
{: r=ミ: : : :へ : : : ｀ヽ
У、 : : /: : : :＼: : : :‘，
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′.′:{: :ﾊ{!＜: : : : : : :. : : :}
{ : : :ミﾒ､ {: :{ ≧==- 廴 : L ノ
／: : :ﾊ:弋ｯ＼:.r弋ﾂト: : : ＜
ｰ=彡イ :/: :} , ヽ ﾊ: {`トﾐ ヽ
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…約束しましょう、他には何か？」
「私の給料を上げてください、特別手当みたいな形で、法に触れない感じで、
それと退職後はそれまでの働きに見合った天下り先を…」
「あー…わかりました、伝えておきましょう」
…それでいてしっかりもしている、うん、本当に父親に似てない
シオニーちゃんの月給が20万Gアップした！
- 4086 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:08:23.53 ID:dFt8daa1
- これは高く付きますね
- 4087 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:08:34.83 ID:aVVoDdGb
- なお聖域でクーデター紛いの事を起こす気満々の模様
- 4088 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:08:42.98 ID:7Lkpsfp2
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- 4089 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:09:28.28 ID:7Lkpsfp2
-
. / / / | ヽ
′ .′ , / / | i ‘，
. ′ ! / / / l| | ‘，
/ / | .ｲ /| / | 八 } }|
ｉ ノイ / /} / }|.′, ′| / }ハ } 八 ,
| | ' / j厶斗／ j/ ｀ ｰ-}ノイﾞ ! i
| |{ l| ≫≠ミ ／ ｘ≠ミ} |{ l|
八 l| 〃んィ } ﾞ んィ} j} 八 l|
′ ヽ. | {{ Vzツ V_ツ ／ )ﾉ
/ ＼{ 厶イ
. ′ 人_｀ ' , ',
l { | ｉ ﾄ､ _ ′ i
. 八ﾄ､ 人 } | 丶 ´ .イ }|
＼ ＼ ハﾊ ＞ ＜l{ l| 八
. ＼{ ）ノ / ｀ . T爪 ! 八 ! , ′
, ｀TT⌒ヽ}／ ）／
＿ . ＜ | | ｰ-ミ
, ´ ＼ ＼ | | } ｢￣｀ ､
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「この人どうしよう…」
放心状態で空を見つめるサーニャを取り囲む白野達、話しかけても何の反応もしないのだ
「サーニャ様の世代は、アレスに強い因縁が有ると伺ったことがあるわ」
そのアレスが、ぽっとでの白銀聖闘士に倒されたのはショックだったのだろうとメルト
「と言っても、私一人で倒したわけじゃないし…って、一刀、サーシェスは？」
「ああ、あいつなら今シェルター内の医務室で寝てるよ、容態は落ち着いてる」
「そっか、良かった」
あの時、アレスが何をしたのかわからないが、あの男なら無事だろうと白野は思う
- 4090 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:11:01.23 ID:7Lkpsfp2
-
-= ^ｰ 、
,イ . : : : : : : : : : . .ヽ
/. : : : /:.!: /. : ! : ﾍ: ､ :,
/. : : : /.: :|: |ﾄ､: !:ヾ. i!:}.:}､
/ . : : : ;{: l: |芯ﾃ从ｿ-ﾙ':/ }!
,ｲ . : : |: : 从ヾ. ¨ 乞/:/ 八
／ . : : : 八: :{､ _ ' /ｲ:/
／ ; : :∥: : : { ヽ: ＼ ¨ .ｲ: :{.
／ ／ : / : :}_:_|: ﾉ ヾ: :≧ﾆ´_: |ヾ: ヽ
, ｲ ／.: : :/.:／＼//＼ }:i! :〉 ´ V､ }:! : 〉
i{ ／. : :/ : ://///}X///y ﾉ{.＿ヽ }/}: : /
〃: : : / :/ |/////ﾊ/≧{: {!:|//≧v//ヽ}＼
{{ : : :/: /. ∧////1///∧ﾊ!///.八///}: : ≧=--z＿
}!: :/::/ . :} i| ////|/////y;}/// }!ヽ/{≧- _: : : : : : :ﾆ''=-. ．.
i|: {: :{ : .ｲ.八////ﾄ､///ζ//,′ｲ|.i .}∧///≧==- __ ,､＿:.｀ヽ
r一,ィ|≧ﾙ＼: :{!/ミ､//| |＼/////{ i / |ﾙ'/∧/////i}!/////}!} ^ﾏ_⌒)
| / ∧ ＼__＿V//X//.ﾙ:! :〈／///∨./////∧ー―---==´￣⌒ー´
ヾ./ / ヾミz ×//}.ｲ ｿ＼:}/////////////_ゝ
＼ ∨i!}///У ///⌒ー=≡=-≦_{
￣|≧=}Z/⌒´ j／7777///////.N!
////////{///////ハ
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,:ﾙ/////八//.≧＝－／/////⌒ヽ≧=―--ｧ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「それで、サーニャ様どうしよう、そろそろ皆出てくるよ？」
響先輩が親指で示した大門では、今学生達による開門作業が急がれていた
門をほぼ壊す形で緊急的に閉じたため、開くのに時間がかかっているのだ
因みに一刀達は防壁を飛び越えてこちらに来ている
「それに、結界も大分下まで壊れてきてるし、そろそろ区外の人たちも駆けつけてくると思う」
それまでにどうにかしないと、という咲さんだが、畏れ多くてサーニャに近づけていない
「黄金聖闘士の事は出来るだけ秘密にしておきたいのが聖域の方針だからねー」
しゃーない、と右腕をブンブン回して白野はサーニャに近付く
「え、白野、サーニャ様に何する気？」
「気合を入れるんだよ(物理的に)、早く目を覚ましてもらわないと」
決してパンチ一発私の裸を見た記憶をぶっ飛ばしてやるぜ、という感情からではない、ではない
- 4091 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:11:28.78 ID:7Lkpsfp2
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,. -‐ ゛ ＼ ＼
／ ヽ ‘，
i ‘， ‘，
/ | i ! ‘，
. / ∧ | l| ｌ i ‘，
/ i ′ﾟ, ,' l| | | | ＼
| /| ∨ ! ｌﾄ､ | } ト ゝ '
ノイ ｉ |l /jﾉ ノ ＼斗 ‐ |‐Ⅵハ | i
|{ | |j厶-‐ ｀ x≠=ミｘ ‘， |l }|
. 八 ﾄ､ | ,ｘ=ミ ｛::ｉ::(_j }} i 八 八
. ＼{ Ⅵ〃{::(_j 乂::ツ , ／ ヽ
/ {{ V:ﾘ 厶イ ﾟ.
′ , } |{
i . ｀ 八 ,i 八
|{ 人 - ‐ ｲ / / | ′
. 八 /| イ |.′ , |l ,/ jノ
ヽ /八 ＞ __ _|}/{ /'| 八/
{ ＼（ / ノ｢￣￣ / | / }／
,. =-r― 'ﾞ iﾘ 人
′ || ､ / ´ ＼
i || xへ ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
流石にそれはまずいと、皆が白野を止めようとした時である
―― 王国に居る聖闘士たちに告げます ――
突如として、彼等の脳裏にテレパシーが届いた
「この声はっ…」
「ム…教皇…」
それが効いたのか、サーニャの目に光が戻った
- 4092 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:12:08.13 ID:7Lkpsfp2
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./:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
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i:.:.:.:.:.:.:.:.:.r┤:.:.:.|:|i:.ｲ:.|:.:.ﾊ
|:.:i:.:.:.:.:.:.:.:V:.:.: ,:|代攵i乂ﾘ
|:.:|:.:.:.:.:.:. ∧:.:/:.|!└' ｛
|:.:|:!:.:.:.:.:/ V:./:i ノ
|:.:|:!:.:.:./=--V:.:.|､_ /|
':. |:!:.:.:厂７ ム:. V|:. |
/ : 八:.ム７ ∠ヽ:.ﾏ:.:|
／:.／:.:.:ﾉ くイ .ﾊ:.:ﾏ:|
.／:.:.:/:.:.:イ ＼ノ__|!:.ヽ:､
.／:.:.:_ノ :.:.:_ﾉ ｀ i ﾉ:.:人:.＼
../:.:.:.〃:.:.:.:.:.| l ＿,':.:./＼ヽ:.:ヽ
.i:.:.:.:.:|i:.:.:.:.:./| | 三乂:ヽ V:.ノ
.|:.:.:.: ||:.:.:.:/: | | 「「フ:.:.) {､ﾐ_,
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
―― 明朝の日の出までに聖域戻るよう厳命します ――
「…あ、明日の日の出までか…」
本当は今日中に戻らなくては行けなかった訳で、これは温情とも言える
まあ、激しい戦いを終えた後で、疲労困憊なので休みたいのも事実だが、
これで戻らなければ聖域からの逃亡とみなされ、恐らく追手がかかるだろう
―― それでは待っていますよ、レオのサーニャ、そして、ホロロギウムの白野 ――
(…名指しか、まあ一刀達が呼ばれなくてよかったけど)
恐らくサーニャは聖域の命令を無視して王国にやって来たのだろう
そして、自分はアテナの意志を無視してアレスを倒した、
何らかの処罰が下るかもしれないが、白野には自分が正しい事をやった確信がある、悔いなど無い
- 4093 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:13:31.94 ID:7Lkpsfp2
-
＿ ＿_
. ´ ｀ ｘ≦7７
／ ＜,/////
. r≠≦７ ∨//ﾊ
∨/// / 、 ∨/
｀¨¨′ ′ i |{-‐、- ′ i
i !| !ノ 八{ ＼ヽ. |
| ／八ﾄ､ / ィ笊ミx‘ ｉ |
. ノイ ixf笊 ソ 弋うﾘ ｉ |i 八
八 {弋う ,,,,, ′ 八 ‘，
ー ゝ ,,,,, ' 厶イ |{ i
ｉ{ 人 c イ{ i 八 ′
. 八{ i ≧=‐r＜＿jハノ}／
＼{ ゝ⌒ノ|{ ヽ
,. イ 八 ／｀ 、
/ , ヽノ,:f^V7 i
i /＿ /:::i ____ / |
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| |///,:人::|//// /
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…ごめん、見苦しい姿を見せた」
正気を取り戻したサーニャが、白野達を見渡して言う
「特にホロロギウム、すまなかった」
「いえ、気にしてますけど、謝っていただけたなら、それで」
頭を下げるサーニャに尊大な白野、咲さんは気が気でない
「それと、アレスを倒してくれてありがとう、本当は私が倒したかったけど…」
サーニャは、アレスだった砂の塊に目を向ける
(…これで終わったんだ、あの日から始まった、私達の戦いが)
それを為したのが自分達で無かったとしても…それは喜ばしいことだ
あの人達が作り、私達が受け継いだ物が、正しかったことの証明なのだから
（先生、教皇、貴方達が残してくれたものは、確実に芽吹いています…）
- 4094 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:14:24.65 ID:7Lkpsfp2
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_ . . . . . . ._ _ --,
,. : : : : : : : : : : : : ヽ ,.- ￣ /
／: : : :,ｨ: : : : : : : : : : : :丶 ／-┬''" ￣￣ ｀
,:' : : : : : :/ : : : : : : : : : : :､ヽ:.V_- }
,.: : : : :': /{: i : : : : i: : : !ゝ: / ' .ﾄ、￣
/: !: : : l:/-.!:ﾊ: : : : !: ﾊ:.! ヽ!＿l.{`ー-- .＿
{'; :!: :i:-lｰゝヽ V: : l V__ﾘ !ｰ: : :ゝー-- _ ｀ 、
／: :/:ハ:{ 込'ｿ ヽﾄ:! ,.不ヽヽj: : :/:l ｀ '"⌒ `
／: ／.: :' :小､ <{ 込'ｿﾉ' ,ｲ: : : :',
, : : :.／/: :´ﾉｲ: :'. ､ .r´ﾊ: : : : ､
, : : :.／ ,: : : : : /: :.∧ ＿＿_"＿＿.､_'ィ: :.ヽ : : :丶
, : : :.／ ,.: : : : : :/: :, -=ﾆﾆl .!二二ニﾆﾆ〉 : : : :＼: : :＞: . ._
／: :.／ ,.: : : ／: /:〈ﾆﾆ二二| |二ニニニ/_;-=､:.:: : :＞:､: : : : : : : :ー-. . . .＿
,./: : ／ .／: : : ;,-､:' : : ﾏﾆニニl ./ニニﾆイ/ ,仁ﾆヽ: : : : : : : ＞: . _二 ー―---￣- -＿ _
／;.／ ／: : : :／ﾆﾆヽ‐"ヾ≧ｰ=ｌ__/ニ-=ﾆ／ ./ニニﾆヽ: : : : : : : : : : : : :｀: : : :ー―----. . . . .-＝-｀: : : . . ._
. ,: : :/ _, . ＜: : : : :,ｲﾆﾆニニヽ ﾏﾆﾆl＿!ニﾆ／ ,. イニニニニﾆ'; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : -＝ ―- : :_: : : .､
. /: : :.i: : : : : : : : : :/ﾆﾆニ二}ﾆﾆ＼ ./￣ 丶,. イニニﾆ{ニニニニ＼ｰ- ニニニ＝‐: ; : -―｀ ＜: : : : : : : : : :-. ._ ｀` : : .、
. ,: :/: :.:{: : : : : : : : ;.'ニニニニ'ﾆニニ/ 〉二二ニニ',二二二ニﾆヽー----― ''"´ ｀ '＜: : : : : : : : : : ‐. 、＼: ,
,: : : : : l ￣´ ,ｲ二二二二,二二ア ＞ ､ ／、＼ニニﾆﾆ}二二ニニﾆﾆ〉 ｀ : : : : : : : : : : : .、ヽ
. {: :!: : : :.! ヾﾆニヾｉﾆﾆ{二／ /二二ﾆﾆヽ ＼二二l二ｉ､ニニﾆﾆ,' ｀ ､ : : : : : : :ヽ ',
. l: :!': : : : , ヾニ=‐=ﾆlﾆ/ /ﾆ／⌒`'＜ニ､. ヽ二lﾆﾆ!_ヾニニ/ ＼: : : : : : : :､
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「…じゃあ、私は聖域に戻る、お前たちも、出来るだけ早く戻ったほうが良いよ」
そう言って、サーニャは姿を消した、テレポートしたのだ
「とは言われても、きちんと別れの挨拶とか、しなきゃだよね？」
響の言葉に皆が頷く、一応学生達は退校の手続きを終えており、
それなりの別れも済ませてはいるが、この状況では、「それなりの別れ」で済ますわけにはいかないだろう
「私達でこれだから、白野はもっと大変でしょう？」
メルトの言葉に白野は頷く、この3年間、色々な人と触れ合った、
閉店の挨拶はしたが、やはりきちんと挨拶に行かねば
「…先輩たちは私がテレポートで連れて行くから、白野は自分の事を優先して」
メルトの提案に、一刀達も頷いてくれたので、白野は、王国で知り合った人々の元へ向かうことにした
- 4095 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:14:39.96 ID:7Lkpsfp2
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- 4096 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:15:15.32 ID:7Lkpsfp2
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|:. :. :|. :.斗-: : : |:|:. :. :. |:.‐…‐- : : :|:. :. :. :|
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|:. :. :| :. :.|x==ミ从:._:.,;,从 斗＝ﾐ､:. |:. :. :. :|
|:. :. :.ｨ / _)i:i:ﾊ _)i:ｉ:ｉ} )Y :. :. :. '
|:. :. :. ', 弋i:iり V:iツ | :. :. : /
|:. :. :. :.', 、 | .:. :../ |
. 小:. :. : Λ/// ////. :. :./:..:|
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. /:/ .:. `、:. :.Λ: ＞ ., ,.､く: :. :. :./ :. :. :. ',
/:/:. : : : `、:. :.Λ/ ＞ ＜/ l:. :. :. :../ :. :. : |:. ',
. ,／.:. .:. .:. .:.`、:. :. ∨⌒＼ ／⌒;. :. .:./;, :. :. :..|:. :.＼
／ : :. :. :.＞''" `、 : : | /⌒ Y⌒Vc 〉 : / `＞､:|:. :. :. :＼
. ／:. :. :. :／ `、:..:.r―-､ ＿ | :./| ＼.:. .:. :. ＼
／:. :. :. :／/ `、:.:{////＼く////}:. :.| / ＼. :. :. :
:. :.. :..／:. / | `、:{///////////}:...:.| ./ ',. :. :. :
:. :. :/:. :. :ｉ | ` :乂/／/ /Λｰ : :. :| ', :. :. :
＼. {. :. :. | V }:.／////|//Λ |:. :..| V ',:. :. :.
. >.;. :. .:| / < ///// .|////〉 : : | ∨ ',. :. :
／ :. }. :. :| / `ｰ--' |//／ |:. :..| ∨ ',:. :.
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別れに涙は付き物というが、今回の別れはそれだけではなかった
- 4097 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:15:38.21 ID:7Lkpsfp2
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／: :／ : /: : /: : :｜i:|ｉ : : : : : : : : }: : : : : : : :ﾊ
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{ }i＼:ヽ:＼i:i:i:i:iﾊ ｀ヽ / ヽ}: : /i:ﾉ: :人ｉ:| .′
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. , : : :i { : /: : : : : : ｉ : : l : : : :| : :i: | _): : : : ＼
. ,′: : ∧Ｖ : : ｉ: : | : : |: : : :ｉ|: : |: | ヽ ｰ=ミ: : ､
′〈∨ : ＼､: : : :|: : | : : |: : : :ﾘ: : |:｜ ＼:‐-= : i : i
. , : :》′ : : l＼: : |: : | : :∧: : /ヽ斗┼‐‐- _）: : ; ; | ｉ|: : |
′: :/: : : i : :| : :ヽ｣__ |: :/ l: / 丿 ヽ'///} ||: : |
, : : : : i : :l : :|:イ´:厂/}:ハ ﾉｲ ´￣ 〈'//⌒ヽ |
. ′: : : : l: : l :´|:｜/}:/_/ 斗ﾁテ气 ∨ ,ﾉ┘i |
,/|｜ : : l: : l : :|: :/ /´ ___ , , , , , （⌒! l |
. / | | : : l:l: : l : :|:/ ,,.斗ﾁテ r' /| |
|ハ : l:l: : : : :|:､ , , , , ｝ ／/| :
. | ヽ|ﾍ : : ｉ |ハ ヽ /‐'////| : ､
. |＼:| ト ∧ _, ///////,| : : . . ヽ
|: : :ヽ!//ハ __ 〃//////,| : : : : : : :
|: : : : |//|'/ﾍ、 ／ i///////; : : : : : : : :
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. ′; : : / : l///////≧=- __ ＜ |//////: : :/ : : ,' ）
/ : /|: :/ |: :/|//////////,ﾊ |￣￣/: : :/: : : :{ ／
. ／イ/ |/ | ' }'/////〃￣￣j __ -‐… 厶イ/| : : : :ヽ
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笑みがあった、感謝があった
- 4098 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:15:51.81 ID:dFt8daa1
- 痴情は禁物やぞ
- 4099 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:15:59.74 ID:7Lkpsfp2
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|: :.:|:/: :.|: :|: :_∧:.|_{:∨: {: :/: /: },ｨ-!: :.}: :i:| |:.|
|: :.:|:|{: :.|: :|: :/ _圦{下 ､:∨:./:イ }:/|:./: /:.| |:.}
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|;': :|:|∧:{: :| 弋z)ソ /イl/ ﾋzｿﾉ j: :/: |/ /
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,.r‐イﾑ || _丶 ; /｀¨´ ＼ /｀ヽ
{ ﾏﾑ. || /⌒}! ; /{/⌒ヽ }! / }
| ﾏﾑ＿__/j／ ,ハ{ ,ｲ !＼ ||_∨--､_/ l
| } } / ＼; ; / / ｰ ´ ∨/ |
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_, イ ヽ
. ／ ヽ
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. ﾉ l! |
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l / /ｨ人(. ヽ_＼＿＿_l. , l ! !
. V !. { |/=====tｰ‐'´;;;;;;;;;;;;/ｲ/ / /
ヽjヽヽ_ゝ;;;;;;;;;;;;;;,t-､;;;;;;;;;;;;;;;;;| 《） ゝ
. ~7ヽ;;;;;;;;;／| `＝＝'´| ! /
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. 《. ⌒7| ` ＿__,ｨ'ニ{・・・}ﾆﾆ/
. V , | ￣￣￣ ./二二二,イ~＼__
__V l' ,! _/二ﾆﾆ／二二ﾆﾆ≧s｡._ ,､ ､-､
＿／.,イV. ! / ` ￣￣./二ﾆ／二二二二二ニニ>' `ｰ`__＼
/ ／ニﾆ! |/ ／|___,イ二二二二二ニニ／ ／ヽ ヽ !
,' ./ニニﾆヽ | ／ﾆﾆ／￣￣￣￣￣￣/ ／ ', l!
. { {￣￣￣ヽ＼ |. ／ニニ/ / / l. l!
. {! { lニヽ. ／ニニﾆ/ , / .l/
|V V !ﾆﾆ|/二二二/ .l , / l
| V V ／| .!ﾆﾆ!二二二/ /` 、 l./ / l
. ! V ', |／ |ﾆﾆ|二二／ ` 、` 、 l! ∧ .!
. l l .! |ﾆﾆ|ニ／ ` / l / l .l
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／j⌒__{ 辷杉'r'￣ヽ-ヽ
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_,.--}〃/ ' /!' }| !廴ヾ｝
Y::>'´ィ:::}| | { i / }|.| ., /}| /ｲ } }:ヽ
_ zV/:/:::/.{ i ===x. j |/ｲ.x===/ ﾘ::::ﾊ
r≦´＜.／`/:::/ 八 Vi {ﾟ::ﾘヽ '´{ﾟ:::ﾘ〃 .／::_:::/
彳 ／ /´ ! | ＼ﾍ ｀¨ , ｀¨厶イ/{:{ヾ.',
, ' ≠/ { {', ヽ 、 , / { i:| |:| ,
/ ／' ハ ヾ､ {:＞ . . ＜:{∧{ i | | ∧
/ ／／ / ∧ V＼ V:ﾉヽ 孑 'ﾊ_,､!:::ﾍ-:| | ',､ }',
/ ／／ / 〈 ヽ ∨ ＼ ／ j}､ヽi}⌒ｲ :り!∧V} ',
./／／ ,:' ./ {_, : ´ ＼ Y{ ヾ:/>＜ﾆﾆﾆ≦ } ',}.ﾄ, ',
/,'／ ィ' ./ ／ r ∨{r===t_j⌒ー'´ヽ＞ﾘ Vﾊ
.{,'＜ / /./ 〈 , -- ､_:. ::{ ７､ ヽ 〈薔〉 }｛ﾍ! }
| ./ /./ ヽ r==x i Y__,.､ V 7 /_ノﾘ }7
./ / ,′ , ｲ ／ﾌY T ー─-vィ ／ ／∧
7 ,' { ,:'./ , '〈:/ }::', |ﾍ -:::::::::::::' r≦::::ヽ: } i .∧
| ' ｜ ' / / ﾉ／}/ ! j:ヽ ヾ≠i∨',::i | }
|,′ .!/ i / r彳 //! |//Y r/ };i ',:ヾ:/! .'
| | j / ヾ' ! | {_j ヽ// /
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労いがあった、激励があった
- 4100 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:16:24.77 ID:7Lkpsfp2
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,x'/:::::::::::::::::::::::::::::::::" ＼
.／:::::::::::r::::::::::::::/ / ／ ./| ヽ
':::::::::::::/:::/::::／l l / ／/:::l ヽ
:::::::::::/:::/:／ | l | ／ノ'￣ヽ. | | l
::::::::/:: ／ | | /／ | |l | ヽ | | |
::::: l: /|. | ./|// ,, |ヽ|､ | | |. |l|
:: | / | | | |.|::l:| lﾉ |::::ヾ:､ | | | | |.|
､ |'. | | l |:::::l .l |ll!､|. | || | |
.l | | | ､ヽ l:::: ＼＿__／ ll'' |>/ /| / |/
l. | .|､| l ､ l､､＼ "" l'､ // /. l/ /
ヽ|l |:ヽ ＼ヽl ＼ //' / ／ ／/
ヽ| ､ ､ l､＼ _ / 彡' ／／'
ヾ､l､＼ヽ- ､￣ ヽ二ｧ ´ ／／／
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_/;───- ､ ヽ
/:::::::::/: ゛ ｰ＼＿_
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{: ｀ヽ
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r:7:＞''ヾ,イ: /:{: :ﾊ:' : : : : : :ヽ'､ ヽ:!
l: :{ ﾉ: /: l: : :'¨l: : : l : : : ヽ:ヽj;!
r――_≧:ゞ- ': :./: : l : ' l: : : l : : : : l : ヽ¨ ‐ ､
ヽ-/: :／ ﾊ: : :l: : :.l: :l_,,.._V: : l : : : : l : :ﾊヽ- '
r'イ ノ: : : :.l: : :.lヽ! ':,: : : ⌒: : l : : :} ヽ
ト - ': : ハ: : l: : :l 芹茫 ｀ﾞ 斥ｘ; :ﾊ: :ﾊヽ-'
,: : : :/: : : : : (|: : :l 弋_ｿ ﾚﾝ ｲ:ノ: : ﾊ
/: : :/:/;: : : : : :l: : :l , ｀ /: : :": : ﾊ
/: : ://,: : : : : : :l: : :ﾄ＼ ｀ ‐' ノ: : ;: : : : :.ﾊ
./: : :/ ﾉ: : :ｨ⌒､:ﾄ: : l ＞.ト‐: ': : : : : ヽ: : : : :ﾊ
/: : / ／/: :.; ヾ': :l'" ,j{｀丶､ - ､: : ヽ: : : :.ﾍ
／:.イイ /: : :.l ヾ:lY´イ‐ ミ´ ｲ ヽ: : : ヽ: : :.ヽ、
.／:.ィ´ ﾉ: /: :ﾍ , -―}:j,:' :.' ヽ,､¨｀ヽ: : : : :＼: :ﾊ:､
／'´ ／:/: :/: :／ ノ:' .l: ; 'lli､ ヽ: : : :ヽ:',: :≧..､_
／:{´ ／: :/: : ': : : ＼ ,: :' { j:.' }lll}. Y: :ﾊ: ﾉノ｀`¨'''ﾊヽ
./:ｲ: :ヽ ／: : /: : :,': : : : : : :ヽl:' 乂 ,ﾂ .ﾊ:}:.:ﾉ: : : ヽ ﾉ: : !
(､: : : : :＼,ｲ: : : :/: : : :': : : : : : : : ヽ／ ヽ ノ/ ﾉ::ヽ: : : : : : : ヽ': :.ﾉ
｀ ＜: : : :≧イ: : : ': : : :l: : : : : :// ヽ lll _ イ:ヽ::}: ',: : : ,／: :／､__
〈: :イ: : :´: : : :イ:; : : : :.l: : : : ://:l ヽ lll ｲ .l: : : ﾉ }: :｀ -: :´V: : :ﾉ
/: :｀ヾ: :_:_: :_:イ:l: : : : : l: : : : :} ヽl .ヽ .lll ,: v＜ィ´: : : : : : :ノ: : :ﾊ:ヽ
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驚きがあった、抱擁があった
- 4101 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:16:47.11 ID:7Lkpsfp2
-
＿＿ ,ィ: : : : : : : : : : : : :＞: .
γ: : : : : : : Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ
{: : : : : : : ﾑｿ: : : :/: : : :/: : : : : : : : : : : : : ＼
|: : : : : : :ﾊｿ: : : / : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : .
ゝz: x:x彡': : : :/: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :∧
/: : : : : |: : : :;: : : ::/: : : ;: : : : : : : : : l : : : : /: : :.
. /: : : : : /: : : :|: : : : |: : : :|: : : :l: : : : : :|: : : : : : ／
/: : : : : /: : : : :|: : : : |:_:_:_:l!: : : l: : : : : :|!:_:_: :イ
. /: : : : : /: : : : : :l: : : ::ｲ んﾊヽ、｀￣￣,ｲj 7 : : |
/: : : : : /ﾍ : : : : ::!: : : : ! 辷ｿ {ﾘ .{: : : :!
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: : : : : / ソ: :/: ∧ { / ／: : : : :|
: : : : /:{ /: : /.∨: :ト. ゝ ' l: : :_从
: : : /: :l .r=--ミ/. ∨:∧ ＞ ´ !: :|
: : /: : :| { ＞=―-----zx. !: :|
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|::::::::'::::/ｨrミ/￣ /／ -- ､|:|,:::::::::|::::|:::|:::
|:::::::|::/:l i らﾊ､／ |:|｀ヽ:: {:: |:::|::::
|:::::::{人 弋ツ }=-､／ ｨ≠ ､ ::{ ∨:::|::::|:::|::::
|:::::::|!:::'｀ ー‐ ' { んﾉ斥气∨i::: |:::|::::
|:::::::|:::{ :.:.:. {. ＼ 弋こzソ/ 乂:{イ^}:::
|:::::::|::ﾑ :.:.:｀ ー‐ ´ ￣{ / / ﾑ::
|::::::,|::::ム - ､ ）_'. ,:'::::/
/:::::/|::/|:::::. ` (＿,ィ:::::::{::
,:::／ .|::{ !::::::::. _.... '´ _,ｨ/::::/::::::::|::
／ !::| }::::::::| ￣￣/＼ ／ /::::/|:::::::::{::
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{/ j::::/::::::／ }/ 〉, ／/:/イ:|::::: /!::
/ {::/:::／ / /{: !／￣￣￣｀ヽ:/: |::
＼: : ー―――――. . . . .
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／: ／: : : : : : : : : : : ＼: : : : :=ﾐ、
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/: / : : : : : : : : : : : : |: : : : :(( ))＝'ﾞ: ::＼
/: /: : : : :./:|: : : : : : Λ: : : : : : : : : : : : : : :＼
/: / : : : : / ｜: : : : |/ `､: : : : : : : : : : :/: : : ::＼
/: /.: .:| : : ト 八: : : : | ／: : : : : : : :∨ : : : : : : ＼
/: : : : : | : : |ｘ==＼: : :| ／==x: : : : : : : :):／ : ＼ト--＼
＿／ : : |: : 八: :(( )) ＼| ( ))/: : : : ／: : : : : :{
￣￣|: : |: /: : ＼|//// ////ﾉ: : : : : : : :| : : : : {
|: :/ |: : : ::从 ┌― ┐ /: : : : : : : : ﾉ : : ト :＼
|:/ 八: : :/ 込 |￣￣| >==ミ: : : :､イ: |:人| ￣
>==ミ: :个: . | |〈 ﾞ'<: |八:.|
〈＿_ ＼くノ::うぅ=ｾ〔 ＞x、 八|:i:i:i:iﾉﾆ-__
|＼ ／: : /＼__ﾉ:i:i:i:i:i:ij /: :/: : |:i:i:i:i:i＞''゛ニニニ
. : : :＼ ＿／: : ／::/:i:i:ｉ:ｉ／_||ノ /: :/: : : |ニニニニニニニ
＼: : :＼ー―: : : : :／: : /:i:i:i:i/ || ./ : ｛ : : : ∨ﾆニニニニニﾆ
. ￣／￣: : :/／: : : :/:i:ｉ:ｉ:/ .||／{: : : :`、 : : ＼ニニニニニニ
／ : /: : : /:_;ィ/ : /ﾆ＼{ ／ 八 : : : : ＼: : : :＼ニニニニニ
. /: : : /: : : /ニﾆ| : : :|ニ/ こ⌒こ⌒｢Λ: : : : |ﾆ＼: : : :｀''＜ニニニ
{: : : :｛: : : :lニニ| : : :|ニ{: : : : : : : : :{ﾆΛ: : :..|二ﾆ＼: : : : : : : : : : :
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友情があった、それ以上の物もあった
- 4102 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:17:17.32 ID:7Lkpsfp2
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i:.:.r|:.:.:.:.:.:.:.|/j/|:.:.／:.:/:.:./:.:.:..:.;:.:.:.:i
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|:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.! , , , /__イ／j从:.:.}
|:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.{ { ｀ヾ} .ｲ:.:.j/
ﾊ:.:人:.:.:.:.:.:.:', -- ' ' .イ:.:.:.:.:.|
/:.:.:.:.:.:}:ヽ:.:.:.:.:.', 乂__ ソ ｨ{ |:.:.:.:.:.:! ＿,,..ィﾆ
/:.:.:.:.:.:./＿＼:.:.:.ヽ -- =≦:.:.|. ',.:.:.:.:.:, ＿,,.. ≦ニニニﾆ
／ニニニ≧ ､//＼:.:.:.＼ニ{:.:.:.:|＿ ',:.:.:.:.:',__ ,,.. ≦ニニニニニニニニ
／ニニニニニニ＼//',:.:.:.:.:',＜/≧.ニﾆ,:.:.:.:.:',ニニニニニニニニニニニ
／ニニニニニニニニ.＼ﾊ:.:.:.:.:! ヽ//}ニﾆ',:.:.:.:.:ヽニニニニニニニニ＞'' "
ニニニニニニｲニニニﾆ',＼:.:.:ﾄ. }/乂ニ ヽ:.:.:.:.:.:＼ニニニニﾆ＜´
ニニニニﾆ／ニニニニﾆﾍ }://ﾊ j//}∨ニニ＞.､:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:乂_,.ィ
ニニニﾆ／:',ニニニニニﾆ:ヽ ＼∨/ｲヽ＼:.:.::.:.:..＼ー― '⌒ヽ:.:.:.:.:.:／
ニニ ／:.:.:.:.:',ニニニニニニﾆ＼＿}/､ }ニヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ ｀ ￣
ニ イ:.:.:.:.:.:.:.:.}ニニニニニニニﾆﾆ/==ミ=ｲニﾆ}ー-､:.:.:.:}
／ ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:/ニニニニニニニニ:, ヽ、ニ/:.:.:.:.:.}:.／､
乂:.:.:.:.:.:./ニニニニニニニニ:/. ',＼′:.:.:／:.:.:.:.:.＼
）:.:.:./ニニニニニニニニﾆ{. ', ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＿
｀.／ニニニ＞''"´ ￣￣￣ ', }＼ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
ﾏ//´￣ ', .ﾊ:.:.＼ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
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/ニニニニニニ≧..､〃 .／} ／//}}:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.､＿
／ニニニニニニニニニ≧:.､ｲ--j／//彡ｲ:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人:.:.:.:.:.:.:.: ヽ
ニニ/ニニニニニニニ}ニﾆﾆ} ',:.:.::.:.:..:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く ｀￣ ｀ヽ:.:.',
ニﾆ.'ニニニニニニニ.ﾘニニﾊ ヽ:.{＼:.:.:../⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ',:.:.}
ニ./ニニニニニニニ/ニニﾆﾆヽ..＿ .}/ }:.:/ }:.:.:.:.:.:.:.:.:', j:./
ﾆ/ニニニニニニﾆﾆ{ニニニニニニニニニ≧ ､ ､:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ ／
ニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ〉ニニニニ≧ ､ ＼:.:.:く＿ ノi
ニニニニニニニニニﾆ|ニニニニニ/ニニニニニニﾆ≧ ､:.:.:.:.:.／
ニニニニニニﾆiニニニ}ニニニニﾆ'ニニニニニニニニニ＼´
ニニニニニﾆニ{ニニ／＼ニニニ/ニニ:／////////｀ヽニﾆ,
ニニニニニﾆﾆ/＼／ ＼ﾆﾆｲニニ:////////////∧ニ }
ニニニニニニ/ ', ＼{⌒ヽ_ノ/////////////}ニ/
ニ/⌒ヽニﾆ／ ', i//／´￣￣￣￣ ｀ヽ/j／
.ｲ ヽ／ .', .|/ ´
', .|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
メルト達から「先に行く」という連絡があっても、
まだ白野は多くの人々と別れを交わした
それだけの事が、この王国にはあった――
- 4103 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:17:39.90 ID:7Lkpsfp2
-
だが、サーシェスにだけは、別れの挨拶をすることができなかったのだ
彼は、居たはずの医務室から姿を消していたのだ
- 4104 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:17:57.98 ID:7Lkpsfp2
- ┌───────────────┐
│ │
│ ┌─────────┐ │
└──┼─────────┼──┘
│ ┌─────┐ │
└─┼─────┼─┘
└─────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
□
- 4105 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:18:33.66 ID:dFt8daa1
- マジかよぎっちょんちょん
- 4106 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:18:56.32 ID:aFgNoCuj
- 初恋は実らないんやね（ゲス顔）
- 4107 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:19:24.69 ID:7Lkpsfp2
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}:: :: :l弋 |:: :: :: :: : | ' ［:: 八!
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あの日、どんな気持ちでここに来たかを思い出しながら、白野は王都の門を出た
引き留める声も、見送りの申し出もすべて断った
既に王国は明日から復興作業で大忙し、少しでも休息をとってほしかった
「じゃあ、行こうか！」
背中には聖衣箱、その上には私物のトランク、両手もカバンで塞がっている
当然ながら時計座の聖衣は死んでいた、聖域に戻ったら、すぐに直してもらわねば
時間はすでに夜中の3時だが、テレポートが出来るくらいには回復した、遅れるということはない
（もう少し歩いてから、テレポートで戻ろう）
…名残惜しい気持ちは否定できない、それでも白野は聖域に向けて足をすすめる
それは一種の儀式のようなものだった、
一歩、また一歩と歩く事に、あの楽しかった王国の暮らしから離れていくのだ
- 4108 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:20:09.41 ID:7Lkpsfp2
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
（皆、元気で）
シオニーちゃんの、桃香さんの、クワトロ大尉の、パワプロくんの、心さんの、固法さんの、ゆかりさんの…
王国で知り合った、多くの人達の顔が脳裏に浮かぶ
その全てが笑顔だった、白野が守った笑顔だ
（守れた、私が守った…）
守れた、それだけで良い、そう思っても、解っていても、
今頃になって、ポロポロと涙がこぼれてくる、別れの挨拶の時は、我慢出来ていたのに
- 4109 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:20:35.70 ID:7Lkpsfp2
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（:.:f ／:::::::::::::;'::｡ﾟ ∨ λ_丿
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（:.:; (::（ / ∧
ヾ:. ヾ:! / ∧
,ﾉ / ﾍ
／｀''ｉ=--‐==┬==┬ｰ‐ｒ--┤
く / / ﾘ
＞く＿__,ｲ_＿ﾉ_＿/_＿ﾉ_＿ﾉ
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その時、ざぁ、と、白野の髪を、風がさらった
未だ戦の燻りを残す、焦げ臭い風が
そして
- 4110 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:20:52.11 ID:7Lkpsfp2
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､＿,r--ミヽ ､
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／:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:ir:.:.:.ミ､
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､ノ;::::::::::l::;:ノｲ:::l;}ﾀl::::::しi_
､_ノ::::|:l'‐弋',‐ｲﾍ ｲ:::i::): : ｀ヽ-. .､.＿ ,..,.. --､
f/;ィ:l:i:::::匕 ....:_',∧ヽ,ｨ: : :_:-ﾍ_: : : : :￣: フ/ i ヽ＼_
r' ´ ヽ,＞-‐ヽ｀ﾉ:ﾞﾍ ヽヽi､:{ フと´｀>r '' "´ ||.l _ ヾ ヽ ＼｀7
.i! ノ_ ﾒ-__,r, >､:jノl'' ' ヽミ'' l / V ｀ｰ'>､ ヽ､ ＼
.l ,r l ｀ﾒ´l.lﾞf<＿j,ノ .〉､｀'_ ﾞ rfヽ ｲ,ﾆ「´ |＼ ＼_
ヽ,' l l|.| l '､ ｀ j:::::｀:ｰ..､ ノ r――' ,j l: l ｀‐ .._,ﾉ
l / l !.l l : ヽノ ｰ- l::::::::::::::::::ヽ:'´:::..: ｀ヽ-‐'/ /: l
l / Y ゝil ヽ､, - |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..: : :| |: :l
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.ﾍ f ﾉヽ j |i ﾈ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l
i i lｲ l＼ヽ. ﾍ ｀ _／,ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
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「おいおい、泣いてるのかよ」
そんな風が似合う男が、少し先のMSの残骸の上に居た
- 4111 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:21:17.57 ID:7xjV+Kki
- 無事だったのか
- 4112 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:21:25.33 ID:7Lkpsfp2
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:.:.:.:.:.:.:./^}ﾞ!ﾊ / ヽ ( ).:.:.:/.|
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ニニﾍ| } _､+'" ／ニニニﾆ}＼:.:.:＼.:.:.:.:＼
ニニ/| /Λ＞ィ''" ／~)ニニニニ}.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:、.:.:.:.:＼
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ニΛ二二二二ニﾍ.| イ _､二二ニニニ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: j.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.、
ニﾆΛニニニニﾆﾆﾍ=イ二二二二二二/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:｝.:.:.:｝
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「サ、サーシェス！？ お、お前、一体今まで…！」
白野は両手のカバンを落とすと、急いで涙を拭った
この男にだけは泣き顔を見られたくなかった
「あー… まあ、本当は誰にも言わずに消えるつもりだったんだがよ」
サーシェスはバツが悪そうに、頭を掻きながら言う
「やっぱりお前には言っておくべきだと思って…ああ、そうだ、これ、やるよ」
「…何？ てか、ちゃんと答えろよ」
白野はサーシェスの投げた棒状の物をキャッチした
- 4113 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:21:58.37 ID:7Lkpsfp2
-
fヘ,
ソゝ┐
└〈 ∧
v彡
v彡 , -―-､_
v彡 / .r'´ヽ｀ヽゝ､
v彡 / / ｀ヽ〉
',彡 |./ ｀j
v彡ｧ ||
ﾏ.ﾑ ﾘ|
ﾏ.ﾑ l' .l
ﾏ.ﾑ lヽ|
ﾏ.ﾑ ﾏ＼
ﾏ.ﾑ ﾏ ｀ ､
ﾏ.ﾑ ヽ .ヽ､
ﾏ.ﾑ ﾏ ヽ､
ﾏ.ﾑ ＼ ＼
ﾏ.ﾑ ＼ .＼
ﾏ.ﾑ ＼ ＼
ﾏ.ﾑ ＼ .＼
ﾏ.ﾑ ヽ ﾍ
ﾏ.ﾑ ヽ ﾍ
ﾏ.ﾑ ﾏ .ﾊ
ﾏ.ﾑ | .ﾊ
ﾏ.ﾑ | .l
ﾏ.ﾑ l l
ﾏ.ﾑ | ,N
ﾏ.ﾑ | .|
ﾏ.ﾑ | |,i
ﾏ.ﾑ | |
ﾏ.ﾑ | |
ﾏ.ﾑ | ,' ,|
ﾏ.ﾑ |.; ;' .|
ﾏ.ﾑ | ;' .|
ﾏ.ﾑ | ;' j'
ﾏ.ﾑ | ' .|
ﾏ.ｬ､ | ;' /
v彡 | .;' /
v彡 | ; /
v彡 }|,/
v彡 ;';,/
v彡j /l/
ﾏ.ﾋﾑ_/ｿ
ﾏﾌｽ'
Y 牟､
ﾏ A
ﾏ _ A
ﾏ _.A
ﾏ .ﾍ
ﾏ ﾍ
ﾏ ..ﾍ
ﾏ .ﾍ
ﾏ .ﾍ
ﾏ .ﾍ
ﾏ､ﾊ
＼|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それは、長大な槍であった
- 4114 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:22:50.65 ID:7Lkpsfp2
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|: : :!: : : : : :!:ハ: : :＼!: : :j､: : : :/: :／: : ::/: :.
|: : :|: : : : : :|,.ィf芋竺ミ､ ヽ: /_: ィfミ､:/ : : |
|: : :|: : : : : :|j/んﾊ沁 ヾ んﾊ 》: : : :.|
|: : :|: : :i.: : :| 乂zzｿ ﾏzｿ !: : : : :
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/: : : /: : ノヽ: : : :.', /: : : : : : : :／: : |: : :.|: : |
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…何これ……えっ！！？？」
白野は、そこから感じる物に驚愕した、これは――
「俺に取ってはゴミみたいなもんだが、お前には…なんかの足しになるだろ」
「…サーシェス、これはどういう事だ！ これは、これは！！」
その槍から感じるのは、アレスの力、滅びたはずの、アレスの力だった
「ま、聞けよ、ちゃんと話すからよ…あ、時間大丈夫か？」
「良いから話せ！」
「…単純な話なんだがな」
サーシェスは白野の焦る顔を見て、ニヤリと笑う
まるで、イタズラの種明かしをする子供のような顔で
- 4115 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:23:19.06 ID:aFgNoCuj
- 先っちょが全てを破壊するロンゲ謹製のアレか？
- 4116 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:23:42.68 ID:7Lkpsfp2
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｜ V / ィ＿ノ: / : /. : . /: . :{从ｨｿ.
Ｖ/ ,' 廴＿ ィ : l: : : . ｌ . :／ ＼: . .
｛{ | . . : : : : |: : : l : :/ ＿＿ Ｖ: :
｀ | . . : . : : ｲ : | | : : : : ､_廴／≦ Ｖ:
, | . : : : : : : lﾉ∠l∧: | : /ｒ≦ｨ矛了 // : .
｛､＿ノ /. : : : : : : l´ｒ弋仗 ゝ:| 二￣ /ｲ: . : : .
ﾞー‐ ｲ: |: : : : : : :ゝ ￣ ヽトゝ ｛ V . : : :
l: :|ヽ : : : : : 三ｿｨ ′ ﾉ : : : : :
ゝ:{ ＼: : : : 彡' l ゝ : : : . . : :
＼ ｀＼ ヽ: : : :ヽ ヽ,,`,,, ; ; ;_,;z;; ;, ､） : . : : : : :
｀ヽ￣￣￣｀ ､ ﾉ: : : : : ＼ ､;;='''ﾞﾞ"~´ ∠ゝィ: : : : : :
:. ＼＿__{ : : : : : 厂∧ イ￣ヽ ／ヽ.／{: : : . : : : :
::.. ＼ ＼ｒｚく ｊ : ＼ｊ: : : : ＼／: : : : ｝ Ⅵ |: . : : :
:::i::.. ヽ 丶ヽヽ.V: : : : : : : : : : : : : : :/ ／ヽlヽ : : :
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「今から…10年は経ってないか、大体それぐらい前にな、俺の中にアレスが降りてきたんだ」
「はぁ！？」
話は最初からクライマックスだった、
アレスが降りてきた、それはつまり、サーシェスがアレスに憑依されたということだが…
「アレスは俺の体を乗っ取ろうとした訳だが…俺が、アイツにどんな感情を抱いているかは教えたよな？」
「…ああ、憎んでいると」
そうだ、とサーシェスは膝を打った、そして
「そう、憎んでいた、だから、俺の中のアレスをボコボコに叩きのめしてやったんだ」
「や、やるじゃん」
単純に精神同士の戦いだから出来たことだと笑うサーシェス、だとしてもだ、褒め言葉しか出ない白野
- 4117 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:24:43.81 ID:7xjV+Kki
- 精神同士でも神ぼこぼこにするのはすげーよ
- 4118 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:24:44.48 ID:7Lkpsfp2
-
ノ : : :__ ﾉ : : /: : : : : : : : : : ,′: : : : : : | : : : :|: : :|/ｲ:／⌒ヾ.: :ヽ : : ヽ : : ヽヽ::',
_; ィ´／／ｲ/: :/ ,ｨ: :/: : : :/: : : : :／: : !: |: : :|: : :| ´ ヽ: :',: : : :',: : : | ',:|
::: ／イ:::::::/: ,ｲ://:,ｲ: :/: ,' : : :;ィ´:ｨ : : |: !: : :|､ : | |ヽ:i: : : :|: : : | !|
:'´:::,::::::::: ,'／//;' /,' :/ﾚ/ : : //'´:ﾉ: :ノi: |、:｜',: :', ＿|:::i:|: : : :!: : : | ﾘ
::／:::::::::::′::i/::ﾚ':::! :':::,' : : :,'::::／／:;ｨ::V::ヽﾉ:::| : ﾍ. ／／j:: |:!: : :｜ : : ! ノ .ィ
'/::::::::::::::::::::｜:::::::::|/::/ /／:::/／:／,':::;ﾊ::::::::::,' : |､:', _ノ,ィ''7´! ﾉ' : : : ヽ: : :|ーく::::::
′ :::::::::::::::::::|:::::::::::レ',ノ'::／/::;:ｨ‐-/∠__|:| : /.: :ﾉ ,Xz'ﾆ´''´ |:|: : : : : : :ヽ: ',::::::::＼
::::::::::::::::::::ヽ､',___／／:::::/ ,ｲ::/ぇ‐ｧ弋ｧァ/::/.: :,' { |｀ ﾉﾉ : : :;〈: |､: i ､ヽ、__,:
::::::::::::::: / :::::｀ーｧ'― ‐1:/::ﾚ' ／￣￣'´{:::{.: :/ レ' ー'イ: : : :/}::| |,|: |´｀ー‐'::
::::::::::::::/ ::::::::::: /::::::::::::::|'::::::ヽ、 ,| Ⅵ.:,' ´ヽ ′ : ,',ｲ´!ﾉ:|: |::::::::::::::::
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r''¨￣｀¨ヽV´{:::|::::|::|::::::: ::: :::: ヽ.｀二ノ ｨ' ,､_＿＿,．- ' /,' | : : :ヽ ヽ{_, ｲ:::::::::::::::
￣ ｀ 丶､ ＼Ⅵ::::|::ヽ:::: : : :_;＞‐｀＝‐ ､_｀¨¨￣＿,, ,{/ ｜ : : : ヽ-r‐':::::::::::::ノ
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,ﾊ .: .:ヽ、 .:ヽ::::ヽ、＿_, ィ.: , イﾙ:'´: / .: .:./::::::::::::::::ij i:!/ 7ﾞ.:.:.:|: |:ノ.:.:.{ '::::::
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「それでアイツは俺の中から逃げ出したんだが、その時俺が『掴んでいた』…やつの殆ど部分は俺の中に残った」
「…それは、まさか」
「おう、アレスの力よ…まあ、力だけで、その使い方は殆どわからなかった訳だが」
サーシェスは続ける、その後は白野も知っている話だった、
弱まったアレスに止めを刺すべく行動していた事、そして本願かなってアレスを討つことが出来たという事
「お前のおかげだ、感謝してもしきれない」
「…それについては礼を言う必要はないよ、むしろこっちが礼を言わなきゃ」
間違いなく、二人は戦友だった、そう、つい先程までは
「…で、これはどういう事だ、サーシェス」
白野は先程受け取った槍をサーシェスに突き付けた
- 4119 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:25:41.04 ID:7Lkpsfp2
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l|l:::l::|十|lミ从;;从ﾘｨﾘ十l::|:|:::;
ｌ||::::::|芹示 ｨfﾃ芹ｌ|:|:|::::!
;':l|l:::|:|:辷リ .辷リ,l|:|:|::::|
.,':/||::从 ､ 从lﾘｌ从
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/.;':::;':|:l::|:|::{|;＞:. __...＜__|:|::;'l:::l:::::::::;
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白野の真剣な眼差しを受け、サーシェスもそれに答える
「…アレスを倒すことは、俺にとっても賭けだった」
アレスには神の力を制御する器…神格が残り、
サーシェスには力そのものが残ったのだという
「俺以外の誰かがアレスを倒した場合、俺の中の力が暴走する…ような感じがしていた」
そうなれば、国の1つくらい容易に吹き飛ばしただろう
「そして、俺がアレスを倒したとしても、もしかすれば、アレスの神格が俺に移り…今度こそ、俺がアレスになる可能性もあった」
だが、そうではなかった
「アレスという個は死んだ、俺が殺した、そして純粋無垢の『神格』が俺の中に飛び込んできたんだよ」
最後のアレだと、白野は思った、ならば
「なら、サーシェス、お前は神になったのか」
- 4120 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:27:04.08 ID:7Lkpsfp2
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､＿,r--ミヽ ､
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､ノ;::::::::::l::;:ノｲ:::l;}ﾀl::::::しi_
､_ノ::::|:l'‐弋',‐ｲﾍ ｲ:::i::): : ｀ヽ-. .､.＿ ,..,.. --､
f/;ィ:l:i:::::匕 ....:_',∧ヽ,ｨ: : :_:-ﾍ_: : : : :￣: フ/ i ヽ＼_
r' ´ ヽ,＞-‐ヽ｀ﾉ:ﾞﾍ ヽヽi､:{ フと´｀>r '' "´ ||.l _ ヾ ヽ ＼｀7
.i! ノ_ ﾒ-__,r, >､:jノl'' ' ヽミ'' l / V ｀ｰ'>､ ヽ､ ＼
.l ,r l ｀ﾒ´l.lﾞf<＿j,ノ .〉､｀'_ ﾞ rfヽ ｲ,ﾆ「´ |＼ ＼_
ヽ,' l l|.| l '､ ｀ j:::::｀:ｰ..､ ノ r――' ,j l: l ｀‐ .._,ﾉ
l / l !.l l : ヽノ ｰ- l::::::::::::::::::ヽ:'´:::..: ｀ヽ-‐'/ /: l
l / Y ゝil ヽ､, - |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..: : :| |: :l
l ! ﾞ' |. i l_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ｰ': l
.ﾍ f ﾉヽ j |i ﾈ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l
i i lｲ l＼ヽ. ﾍ ｀ _／,ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
,￣ ／l l }ﾉ､ ﾄ ノ ,〉::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「そう見えるか？ 我こそは神であるぞーってか？」
サーシェスは自分を指して笑う、だが、その目は笑っていない
「…そうは見えない、けど」
確かにアレスの様な力は感じない、しかし、精神を研ぎ澄ますと、
以前のサーシェスと明らかに違いを感じる
「そう見えて当然だ、俺は神じゃない、人間さ…だが『神の力の仕組みを理解した人間』だ」
だからこそ、そんな事も出来たと、サーシェスが槍を指差す
「そいつはな、俺の中にあったアレスの力の殆どを形にしたものだ」
お陰で力はすっからかんだが清々したというサーシェス、そして、それ故に今のサーシェスは只の人間と変わらないとも
「確かに神格は俺の中にあるが、俺はそんな物に乗っかって神になんぞならんさ」
白野はその言葉に嘘がない事を解っていた、サーシェスはそんな男ではないとも信じていた
- 4121 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:27:57.33 ID:7Lkpsfp2
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ならサーシェス、その力を得て、お前はこれからどうするつもりだ」
- 4122 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:28:13.73 ID:7Lkpsfp2
-
ノ : : :__ ﾉ : : /: : : : : : : : : : ,′: : : : : : | : : : :|: : :|/ｲ:／⌒ヾ.: :ヽ : : ヽ : : ヽヽ::',
_; ィ´／／ｲ/: :/ ,ｨ: :/: : : :/: : : : :／: : !: |: : :|: : :| ´ ヽ: :',: : : :',: : : | ',:|
::: ／イ:::::::/: ,ｲ://:,ｲ: :/: ,' : : :;ィ´:ｨ : : |: !: : :|､ : | |ヽ:i: : : :|: : : | !|
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::／:::::::::::′::i/::ﾚ':::! :':::,' : : :,'::::／／:;ｨ::V::ヽﾉ:::| : ﾍ. ／／j:: |:!: : :｜ : : ! ノ .ィ
'/::::::::::::::::::::｜:::::::::|/::/ /／:::/／:／,':::;ﾊ::::::::::,' : |､:', _ノ,ィ''7´! ﾉ' : : : ヽ: : :|ーく::::::
′ :::::::::::::::::::|:::::::::::レ',ノ'::／/::;:ｨ‐-/∠__|:| : /.: :ﾉ ,Xz'ﾆ´''´ |:|: : : : : : :ヽ: ',::::::::＼
::::::::::::::::::::ヽ､',___／／:::::/ ,ｲ::/ぇ‐ｧ弋ｧァ/::/.: :,' { |｀ ﾉﾉ : : :;〈: |､: i ､ヽ、__,:
::::::::::::::: / :::::｀ーｧ'― ‐1:/::ﾚ' ／￣￣'´{:::{.: :/ レ' ー'イ: : : :/}::| |,|: |´｀ー‐'::
::::::::::::::/ ::::::::::: /::::::::::::::|'::::::ヽ、 ,| Ⅵ.:,' ´ヽ ′ : ,',ｲ´!ﾉ:|: |::::::::::::::::
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r''¨￣｀¨ヽV´{:::|::::|::|::::::: ::: :::: ヽ.｀二ノ ｨ' ,､_＿＿,．- ' /,' | : : :ヽ ヽ{_, ｲ:::::::::::::::
￣ ｀ 丶､ ＼Ⅵ::::|::ヽ:::: : : :_;＞‐｀＝‐ ､_｀¨¨￣＿,, ,{/ ｜ : : : ヽ-r‐':::::::::::::ノ
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,ﾊ .: .:ヽ、 .:ヽ::::ヽ、＿_, ィ.: , イﾙ:'´: / .: .:./::::::::::::::::ij i:!/ 7ﾞ.:.:.:|: |:ノ.:.:.{ '::::::
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「アレスの物じゃない、俺だけの力を蓄えて…アテナを討つ」
- 4123 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:28:31.61 ID:7xjV+Kki
- そうくるか
- 4124 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:28:54.31 ID:7Lkpsfp2
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
背負っていたクロスボックスのバンドが一人でに外れ、白野は身軽になり
「それを聞いて…私がどうするか考えなかったのか」
槍を捨て、そして構える、サーシェスとの距離は約10ｍ、瞬きするより早く接近できる
「いや、考えたさ、だが、お前には、お前にだけは言わなきゃと思ってな」
もしかしたら味方になってくれるかな、とも考えたとサーシェス
「…私は不良聖闘士だし、アテナを殴るともお前に言った、だが、討とうとまでは考えて居ない」
「だよなぁ… ま、覚悟はしてたさ、お前が敵になる事も」
サーシェスは寂しそうに言う
- 4125 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:28:58.02 ID:dFt8daa1
- 軍神マルスの誕生よー
- 4126 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:29:40.52 ID:P3kkb7+D
- じゃあ、丁度いいから今から一緒に聖域へいこうか＾＾
- 4127 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:29:44.06 ID:7Lkpsfp2
-
｜ V / ィ＿ノ: / : /. : . /: . :{从ｨｿ.
Ｖ/ ,' 廴＿ ィ : l: : : . ｌ . :／ ＼: . .
｛{ | . . : : : : |: : : l : :/ ＿＿ Ｖ: :
｀ | . . : . : : ｲ : | | : : : : ､_廴／≦ Ｖ:
, | . : : : : : : lﾉ∠l∧: | : /ｒ≦ｨ矛了 // : .
｛､＿ノ /. : : : : : : l´ｒ弋仗 ゝ:| 二￣ /ｲ: . : : .
ﾞー‐ ｲ: |: : : : : : :ゝ ￣ ヽトゝ ｛ V . : : :
l: :|ヽ : : : : : 三ｿｨ ′ ﾉ : : : : :
ゝ:{ ＼: : : : 彡' l ゝ : : : . . : :
＼ ｀＼ ヽ: : : :ヽ ヽ,,`,,, ; ; ;_,;z;; ;, ､） : . : : : : :
｀ヽ￣￣￣｀ ､ ﾉ: : : : : ＼ ､;;='''ﾞﾞ"~´ ∠ゝィ: : : : : :
:. ＼＿__{ : : : : : 厂∧ イ￣ヽ ／ヽ.／{: : : . : : : :
::.. ＼ ＼ｒｚく ｊ : ＼ｊ: : : : ＼／: : : : ｝ Ⅵ |: . : : :
:::i::.. ヽ 丶ヽヽ.V: : : : : : : : : : : : : : :/ ／ヽlヽ : : :
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…俺も言ったよな、アテナが居ては、人間が成長できないんじゃないかって」
「ああ…」
白野の放つ圧力に耐え、サーシェスは冷や汗を垂らしながら話を続ける
「お前に合う前から、俺は考えていたんだ、アレスは必ず倒す、そしてそれを為し、その時、俺がまだ生きていて…」
俺の中に、神に抗えるだけの何かがあれば、その時は
「それを、やってやろうってな」
- 4128 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:30:09.98 ID:7Lkpsfp2
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ﾉ ,
_ ... ＿ .... _ ＞'"＿..ノﾘ
. ＜. : ´: : : : :｀￣￣==-=≦__ .ノ
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' 7´: :ノ/ ﾊ '
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:i:i:i:i:i:i:i:i.＼ 〈≧, ミｋ: :}
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ミﾐ ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i.＼ v:i:i:i:i〉´
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
サーシェスの言葉に宿る決意に、白野は俯く、そして
「…その相手がアテナでなければ…！」
余人が見れば、その踏み込みは瞬間移動に見えただろう
「協力でもなんでもしただろうに！！」
光速の踏み込みで彼我距離をゼロにした白野は、
手加減を加えながらも、その拳をサーシェスに叩き込んだ！
- 4129 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:30:44.55 ID:7Lkpsfp2
-
｀ー'´ ／ ヽ ヽ
／ i ＼ ヽﾊ
| i | | |､ ｀ i ヽ
| ..::V:i | ﾘヽ ,::.. | ﾊ
. | ..:::::/ﾉ:i i! i ' ＞､::. ､ヽ ゞ､
_ ｨ_,､ ..:::/ｲ::ﾊ |_ _.ﾉ ／_,,_ヽ 人てー´
iﾘ .::ｲ::ハ-､ヽ （ = 彳てﾘ i /i ﾉ
ヾﾊ::::ｨ:ヽ -=､ ｧ､ ＼ '￣ ﾊ/ /
｀ー ─-ヽ｀┴' i￣ ﾊiﾘ
ヽ | i |＿＿_
＼ ｀ -─ ./_,,|＿ ／|
＿ .＞､ ￣ ┌''￣￣ .|
ﾊ ∧ーイ| | .|
V ./ ﾉ-／ | | : ＼
V . ﾄｲ:::::ヽ.::| | :／￣￣＞-..､＿＿＿
_..:-:;;ﾊ i!::::::／V ＼＿＿／ ／::::::::／ ＼
_.....-.:::':´:::／ ﾉ／::::::i /／￣￣￣ .／::::::::／ ヽ
ﾊ'´/ /::::::::/ .//::::::::::::|／ .＼＿＿／￣￣/ i
/ ヽ＿/:::::／￣ |.|:::::::::／ ／ / / |
| ￣￣ |.|::::::/ ／ ／ ノ |
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――筈だった！
「何ぃ！？」
「さ、させんぞ聖闘士！！」
白野の拳を十字受けで止めたのは、突如現れたグラハム・エーカーを名乗る男！
受けた箇所から肉が裂け、骨が砕ける音が聞こえるが、彼は白野の攻撃を防ぎ
「ズァァァァァァァ！！」
「チッ！」
勢い良く白野を弾き返した！
「あ、あぶねえ… やっぱりお前怖いな…」
そして、グラハムの後ろには、当然無傷のサーシェス
- 4130 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:31:17.78 ID:7Lkpsfp2
-
. -――- .
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､
./:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
' :.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.i !:.:.:,:.:.:.:.:
i:.:.:.:.:.:.:.:.:.r┤:.:.:.|:|i:.ｲ:.|:.:.ﾊ
|:.:i:.:.:.:.:.:.:.:V:.:.: ,:|代攵i乂ﾘ
|:.:|:.:.:.:.:.:. ∧:.:/:.|!└' ｛
|:.:|:!:.:.:.:.:/ V:./:i ノ
|:.:|:!:.:.:./=--V:.:.|､_ /|
':. |:!:.:.:厂７ ム:. V|:. |
/ : 八:.ム７ ∠ヽ:.ﾏ:.:|
／:.／:.:.:ﾉ くイ .ﾊ:.:ﾏ:|
.／:.:.:/:.:.:イ ＼ノ__|!:.ヽ:､
.／:.:.:_ノ :.:.:_ﾉ ｀ i ﾉ:.:人:.＼
../:.:.:.〃:.:.:.:.:.| l ＿,':.:./＼ヽ:.:ヽ
.i:.:.:.:.:|i:.:.:.:.:./| | 三乂:ヽ V:.ノ
.|:.:.:.: ||:.:.:.:/: | | 「「フ:.:.) {､ﾐ_,
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…何者だ、貴様」
手加減したとは言え、白野の拳を止めたのだ、只者ではない
「フ、フハハハハ… そうだな、今の姿では私が何者なのかわかるまい！」
使い物にならなくなった血塗れの両手をだらりと下げ、グラハムが叫ぶ！
「だが、この姿ならどうか！！」
その言葉と共に、グラハムの足元から勢い良く炎が立ち上る！
そして、それが消えた後にあった姿は…
- 4131 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:31:42.67 ID:7xjV+Kki
- グラハムよく防げたな
- 4132 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:31:54.45 ID:7Lkpsfp2
-
, ‐ｧﾊ⌒ヽ ＿
/ ノ 八 },ｨﾍぐ(℃)
i|廴,,,≠^ヾ`j!ヾ=圦ﾞぎi{､ ┌ｋ､_
乂ゝ/廴r‐ｋ{ ＞､ ~そﾍ, ＿r=<ﾀアkｿ
,ｨｆ｢ .l〈(廴￣＼,s企x_ ﾏ ﾍt=ｱtｧ／∠ﾁ
｀込 乂_ヽ` γ⌒Y≧=､jｾﾏ''／≠ﾞｰ'′
`ﾐ=ーﾞ込､f 〃f‐ニゞ,;〉ア´／¨′
_ ‐=ﾆ二二ヽ圦えｼ≒／≠===ﾏt__
ｨｆ升 ン´￣＿_＜￣｀丶<_,≠jtttｭ /j斗
ゝ､＿ -=∠ﾆｱ . _ . . . . . ヽ,ｸ二_,.メkう'′
.／〈 j! ;侈> . . . . .ﾔ ヽf^''′
／ｨタ j!′／ ／ . . . . . . ﾄ､ }!、
,ｨゞ“´ .j! ／ ／. . . ._,ｧｭ_.ノ rく ﾍ
xｆ/ " j! .／.／. . . . ≠'"´ﾐ､ /::ﾉ ヽ ﾍ
∠:::廴_j! .<／. . . . ≠｀＜,, }!`ｧ=-､_ ヽﾍ,
'′ゞ,j!′. . . . . . .≠ ￣´ {:::::::::!:}｀ぅー┘
〃 j! . . . . . . .〆 ゞｰイ |
,/ 乂j! . . . . . .／ ヽ、｀ﾞ圦
／´ ,j! . . . . . .／ ＿ 、
ｲ∠, j! . . . . . ／ j{ ヽｨ^＼
/"仔j! . . . . .／ └､＿/､℃ﾍ
./ ｀″. . . . ／ ,.ｲ圦:::ﾉ＼ー’
ｨУ″ . . .／ .〆廴/ｧ=t ﾍ
／〃′. . ,イ ゝ∠`ー´`ヽ､
ｲ_,j!′. .≠_-´ `ー-┘~
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「覚えがあろう、この姿に！」
「っっ！！」
そこにあったのは、一昨年の1月、DGの移送作戦に同行した際、
その隊列を襲った狂闘士の姿であった！
つまり、あの時自分達を襲ったのは…
「サーシェス…！！」
「…言い訳はしねえよ、俺はあの時、曹操を仲間にしようと必死だったからな」
その為に、唯一使えた力、狂闘士の『製造』を行ったのだ
まあ、その作戦はお前に粉砕されたがなと、サーシェスは冷や汗をぬぐった
- 4133 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:33:59.76 ID:7Lkpsfp2
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ｧ'／: :￣:｀ : : -‐: : :__ ＞-_、
. /. : :ィ.: : : : : : : : : :＼ : : : : :≧z.、
, イ.: :ｨ/. i :l : ＼: : :.ｰ:､＿＜_￣: :≧=ｰ-. .._
. _, z≦ : : : :ｲ.:{:i : :{ :{: !: : ヽ｀ヽ､ヽ} ⌒Z: : : : : : : : : : } )
.. ( {(γ.: : : イ.: :ｿ: ;{从: iA从: }ﾘｲ从: : : .､｀ : :ー=-: :.､: : : (.__
. )ｿﾍ : :(: : :／.:,.弋:.{仡ぅｰ ｿ'ｨ仡ｫ}!ゝ､: :.ヽ、 : : : :y: ): : χ⌒
'´. _) z :´ :久: : -)! , " /ｧ‐-l!｀ : :≧ z- 、ノ⌒ﾘ
⌒ｸ ,彡7!:.７77∧《＼ - ／》////ヽ⌒ｸヽ: : })
ζ 弋...|/////ヽミ｀､ー 7/／//////} )ﾙ'
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／{ ∧∧∪ /ｲ ./ | | | 八 ./}
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「なら、今度の企みも、ここで私が！」
「出来るかな！？ 主に、サーシェス様に力を賜り、また修練を重ねた今の私を前にして！」
「…何！？」
再びサーシェスに詰め寄ろうとする白野を、グラハムのランスが襲った！
（私を知っていて、それでも接近戦を仕掛けてくるだと！？ それにこの動き…！）
グラハムの攻撃は気迫に満ちて鋭く、また高い技量を感じさせるものであった
白野が万全の状態であったとしても、無傷で倒すのは難しいと判断できる…それ程の相手だった
「あの時、貴様に討たれた隊長の仇を、ここで！」
「あっ…！」
その攻撃の激しさに、守勢に回っていた白野が足をもつれさせ、地面に尻をついた！
- 4134 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:34:43.23 ID:7Lkpsfp2
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ﾞﾏ､ ＼ ﾞ''-､ ／ ／ l
ﾏ､ ＼. ﾞ'-､ . ／ . ／ /
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／"¨´ ￣ﾞﾞ"''ー 儿, ＼ ｀'､r‐ｰ''''"´ /
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ｌ _,, -――-- ....,,,_ ｀''ｰ..i-;;ﾆ―''"゛.／.／＼ ＼ /゛
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‘ﾞ￣￣￣￣ﾞﾞﾞ''''''― ..|_ _.. -'''"_,, -/＞ ｀ﾞ''ｰ ,,, ｀'ｰ/ ヽ ＼ / /
｀ﾞ''ｰ..y‐'"゛._..-'"ン''／゛ ,rﾞ＞ ､ ヽ ヽ . / /
｀''＜ ...‐".／ ,ﾉ／ ヽ ヽ / ./
______＿__. ｀' / ヽ ヽ/ /
_,,..xiiｰ''"￣ .ヽ ﾞア¨'ｯ､、.＼ / .iﾞ ヽ .ヽ ./
.,.. -''ﾞ ／ .ヽ .ﾞ'r′ ./ .｀''-,＼ / ｌ .ヽ .ヽ /
″ ...-" _／､ ＼/ ﾞ'-ヽ ／ l ヽ ヽ./
.／ .／゛ ヽ ＼ ｀ヽ ／ ! ｌ ﾞ､ ,／
.／ ヽ ＼ ／ .lﾞ ／.ｌ, ｌ／゛
／ ,/'､ ＼ ／ / ／ . ｌ .ｌ.
.／ / ヽ ＼. ,, '" ｌ ／ ｌ. ...ｌ
゛ / / ＼ . ＼ _／゛ / ,./ _|, ..ｌ
/ ./ ＼ ,..-'゛ / ／ ._..-'″ ! ｌ,
./ ./ .＼ _ ／ / ,./ ,..-'"゛ ! ｌ_..-
/ ./ ｀＞-'″ / ／._..-'"゛ l ｌ
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/ ./ ,..-'"゛ /-‐'″ _,| ｌ
. ｌ ..|,, -'" / _,, -''" .! !
/ _..-''" / _,, -'''″ |
_.. /''´ / _.. -'''!ﾐi" !
.‐'" / _,, ｰ''" ｀''-、 ,!
,i彡-‐'^´ ﾞゝ..、 i
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「とどめぇー！！」
それを好機とみたグラハムがランスを大上段に振りかぶり――
「飛べ！ グラハム！！」
「っ！？」
掛けられた主の声に反応し、グラハムは攻撃を中止し急速上昇をかける！ その間僅か0.01秒！
そして、その直後に、グラハムが居た位置に無数の空間の断裂が走った！
あのまま攻撃を敢行していれば、グラハムの体は無残に切り裂かれていただろう！
（誘い込まれていたのか、私は！？）
サーシェスの前に着地しながら、グラハムは尻餅をついた白野を見る
倒れているのに隙は無く、前髪の間から鋭い眼光がこちらを射抜いていた
- 4135 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:35:18.27 ID:7Lkpsfp2
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／:::::::::::＼:::::::::::::|三ﾆ,/::::::::::::/ミ/ l ヽ:::|
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「余計な真似をしてくれたな、サーシェス」
「余計じゃねえだろ、俺は此処でお前と戦う気も、こいつを失う気もねえんだよ」
白野が立ち上がると、サーシェスはグラハムを下がらせ、再び言葉を交わし始めた
「私が逃がすと思うか？」
「逃げるさ、準備は終わったからな」
見ると、サーシェスの背後には、黒い異空間が覗いていた
- 4136 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:35:25.51 ID:aFgNoCuj
- ワザマエ！
- 4137 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:35:30.88 ID:q8F2uYPn
- シリアスさんが息を吹き返している……・
- 4138 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:36:02.43 ID:gjbKXp2z
- 流石は白野、聖衣なしでこれだもんな
- 4139 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:36:06.40 ID:7Lkpsfp2
-
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驫璧礁i糞i翳蓬襄賻癡疆I蔭i鍼蠻鮨齋覬邀覯邁穐
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. 鷆環禧糟聯蓴蔵謄購瓣濫鍾i鮪嚥鏨譜犢簾羶薊巓
. 黯邊i鶏I穩甑禪I糠i聰蓿螫謇賽懶懲I闃寵嚮曠瀚鑚
讐邊鶏I穩I甑禪糠聰蓿螫賽邃懷I闃穫嚮i曠瀚獸霤
. 謇贇I醯i關類鯤鹸壟療穉糢聲廬螯謌趨寳闇壜謇
. 萄I櫑瀛獺籀羹薑蟒覇i贈I鏃隴餽鯨麑廬穗聳驛
. ‘囓蔑螳謎蹇邉闊櫓繋臘薔蟶贊離餾f麒麗篳’
. ‘菴i癇窿縮I膸蔓螺i謐醜i闌壟櫚璽繦艢緲′
. “囓i螺I嬾櫛瀟繩I艤薙蟹證蹲霧騙㌢
“'喝贋難鯱麓簾螻謔蹉醢儚･”
”''･*砥懸鑿蜜㌍*･''”
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「これはな、神だけが通れる空間らしいぜ、俺は神じゃないが、ここを通る事くらいはできる」
そして、白野の手の届かない場所に行くのだ
サーシェスが促すと、グラハムは小さな光にかわり、その体に収まって消えた
そして、彼はその空間に足をかけ…白野に振り返って言った
「…入ってくるなよ？ 本当に死んじまうからな」
「クッ…」
こうなれば、いくら白野でも手詰まりだ
戦いは次に持ち越しだ、それが何時になるかは分からないが
白野は大きく息を吐いた
- 4140 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:36:07.15 ID:dFt8daa1
- ダイスを転がさなかったふさたんの慧眼やな
- 4141 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:37:49.00 ID:7Lkpsfp2
-
ノ : : :__ ﾉ : : /: : : : : : : : : : ,′: : : : : : | : : : :|: : :|/ｲ:／⌒ヾ.: :ヽ : : ヽ : : ヽヽ::',
_; ィ´／／ｲ/: :/ ,ｨ: :/: : : :/: : : : :／: : !: |: : :|: : :| ´ ヽ: :',: : : :',: : : | ',:|
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:'´:::,::::::::: ,'／//;' /,' :/ﾚ/ : : //'´:ﾉ: :ノi: |、:｜',: :', ＿|:::i:|: : : :!: : : | ﾘ
::／:::::::::::′::i/::ﾚ':::! :':::,' : : :,'::::／／:;ｨ::V::ヽﾉ:::| : ﾍ. ／／j:: |:!: : :｜ : : ! ノ .ィ
'/::::::::::::::::::::｜:::::::::|/::/ /／:::/／:／,':::;ﾊ::::::::::,' : |､:', _ノ,ィ''7´! ﾉ' : : : ヽ: : :|ーく::::::
′ :::::::::::::::::::|:::::::::::レ',ノ'::／/::;:ｨ‐-/∠__|:| : /.: :ﾉ ,Xz'ﾆ´''´ |:|: : : : : : :ヽ: ',::::::::＼
::::::::::::::::::::ヽ､',___／／:::::/ ,ｲ::/ぇ‐ｧ弋ｧァ/::/.: :,' { |｀ ﾉﾉ : : :;〈: |､: i ､ヽ、__,:
::::::::::::::: / :::::｀ーｧ'― ‐1:/::ﾚ' ／￣￣'´{:::{.: :/ レ' ー'イ: : : :/}::| |,|: |´｀ー‐'::
::::::::::::::/ ::::::::::: /::::::::::::::|'::::::ヽ、 ,| Ⅵ.:,' ´ヽ ′ : ,',ｲ´!ﾉ:|: |::::::::::::::::
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r''¨￣｀¨ヽV´{:::|::::|::|::::::: ::: :::: ヽ.｀二ノ ｨ' ,､_＿＿,．- ' /,' | : : :ヽ ヽ{_, ｲ:::::::::::::::
￣ ｀ 丶､ ＼Ⅵ::::|::ヽ:::: : : :_;＞‐｀＝‐ ､_｀¨¨￣＿,, ,{/ ｜ : : : ヽ-r‐':::::::::::::ノ
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.ｉ::::|::|::|::||::::|:|::::|:|:||::||::|:::l:|:!::'
l|l:::l::|十|lミ从;;从ﾘｨﾘ十l::|:|:::;
ｌ||::::::|芹示 ｨfﾃ芹ｌ|:|:|::::!
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.人::|:::::; Ⅳ';:l:l|:|:| | :| ';:::';:::::::::|ミﾘ '/.::::..＼
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
こうして、戦友であった二人の別れが…白野にとって、王国で起きた全ての事に決着がつく時が来た
そして、また始まるのだ、新しい戦いが
「…大体2年後だ、それぐらいになったら、俺は聖域を攻めるだろう」
「それを私に伝えてどうする」
白野の不機嫌な声にサーシェスは笑う、出会ったばかりに頃を思い出したのだ
「いや、フェアに行きたくてね、アテナや教皇にはよろしく伝えてくれ」
「…ああ、解った、せいぜいそれまで首を綺麗にしておけ」
ああ、本当に懐かしい、最初のこいつはそうだった、俺を敵を見るような目で見ていた
それがなんだかんだで仲良くなって…そして、また敵に逆戻りだ
- 4142 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:38:59.22 ID:7Lkpsfp2
-
本当に残念だ、こういう奴こそ、俺は友として隣に在りたかった
だが、しょうがない、今更変えることなど出来ない、
もう何年も前からそう決めて、此処まで来たのだ
神の軛から、人類を解き放つ
俺が、それを為すのだ、その為にはまずアテナを倒さねばならぬ
だが、俺の大好きなこのチビには、最後は、笑顔で、別れを
- 4143 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:39:22.06 ID:7Lkpsfp2
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／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 弋､__
ｲ:::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽﾆﾆノ
j::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::＞': : : : : : : : : : : : : ヽ
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ﾄ､_____ノ::::::::::::::::j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ .|: : : : : : : ﾊ:::::::ヽ::::::|
ヽ､::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::-─ ､ノｲ: : : : : 丿j:::::::::ﾉ}:::ﾘ
Z::::::::::::::::::::::ﾘ::::::::::::::::::::::::::ｲ 弋ﾗミ从::::j::::ﾉｲ小:::／.ﾉノ
ｲ::::::::::::::::::::::ﾉ:::ｲ::::::::::::::::::::::弋___ ｿ' | ¨}:::::::/
>::::::::::::::::::´:::::ﾊ::::::::::::::::::弋ー´ ∨从小､__
{:::::::::::::::::::::,ｲ/ ',::::::::::::::ﾂ¨¨´ ､.＿ 〉′ ¨´
ヽ:::::::::::::::::::ﾄ }:::::::::ﾒ 弋==＝ｲ/::::{
r‐‐ﾐ､（::::::::::人. 八::::{| ＼ ￣´/::::小､__
/:::::::::::jｱ￣ ヽ､｀¨'' 从{ ＞ ､ j:::::::jj
小､ノ:::::::::::ｱ弋 ＞- ､_ ¨¨¨く__. ｀¨¨ |::::ﾉ
Y:::::::::::::ｲ ＼ ｀＞､_ ヽ＼ ヽ ﾚ′
/ｲ::::::::::::ﾘ ｀¨ー-- ､ ｀＞､j ﾊ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「じゃあな、戦友、次会う時はもっといい女になってろよ！」
- 4144 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:39:38.70 ID:7Lkpsfp2
-
. : : : : : :/: : : : : : : : /: : :／: : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : V
i: : : : : : i: : : : : : : : :/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : :
|: : : : : :i: : : : : : : : :i: : /: : : : : l: : : : : : : : : : : : : V: :ヽ: : : ::
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|: : : : :i: : : : : : : : : i/: : : i : : : :|: : : : : : : : : |: : : : :.i: : : ;-ｰ､＿
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|: : : :.i: : : : : : : : : :i: : : :.i: : : : : i: : : : : : : : ,': : : : : :i: :ヽ / 〉 .}!
|: : : :i: : : : : : : : : :i: : : : i: : : :i: : i: : : : : : :ｲ: :.i斗七「ｲ / / ∧
. .: : : :i: : : : ＿::=―=::_: : L: : :i: :＿斗: : : /i￣ﾘ ,,ｨ―ｭ/ ' / }
..:.: へ＞¨ ＼ー､_＿ ヽ: : :／ ｨ二斗ｾフ |
／＼ ＼ ,――､ ＼ ヾ-┘ { ´ ､ / }
＼///＼＼ ／ ＿／ イ |ﾊ;:;:;:;:;: i ;:;:;: i ;:l ＿＿＿ /
三＼///∧∨ {_ ／ / / };:;:;:;:; 〉 ;:;:;: i ﾚ´―――‐ ＼ /
三ﾆ∧///∧｝- ＿ - { / /つ i ∨///////// ＼
三三ﾆ}/////| し"{ i __ 一 i ｲ::∨/////-――‐＼
三三ﾆ|/////! ＜ ij ｀´σ￣ - ‐ ／ |: : ∨￣三三三三三三ヽ
三三ﾆj--―┘ー‐＜ ｡ ＞ ＿ イ/o/,.|: : : {三三三三三三三三ﾆ＼
三三iヽ,i: i : : : : : : : : :i o i ,- .l/////〃,∧: : :|三三三三三三三三三ﾆ＼
三三j ヾ:iヽ: : : : : : : ∧＼￣｀ }///〃// ∧: :∨三三三三三三三三三三＼
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三三三＼＼V: : : : : : : : :＼ﾆ＼ }ﾆ／／／ ∧: :＼三三三三三三三三三三
三三三三＞ V: : : : : : : : : : ヽニ＼ | ／／ /三V: : :＼三三三三三三三三三
三三三三三三｝: : : : : : : : : :∧-=__＼/ ／ ／三ﾆV: : : : :＼三三三三三三三三
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＼三三三三三ﾆ∧: : : : : : : : : : : }三三〉´ l ヽ ＼三三ﾆV: : : : : : : : }i:＼三三三三三
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「うっさい、バカ、死ね、アホ！ この髭モジャ！！」
- 4145 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:39:56.95 ID:7Lkpsfp2
-
まあ、こうなるよなぁ…
- 4146 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:40:15.22 ID:7Lkpsfp2
- 王国編、終わりぃぃぃぃ！！
- 4147 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:40:42.75 ID:7xjV+Kki
- 乙でしたー
- 4148 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:41:16.28 ID:P3kkb7+D
- 乙でした！
- 4149 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:42:26.85 ID:0I/NOqTP
- 乙でしたー
これは二人共軽症気味だったからこういうルートになったのかな？
- 4150 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:42:31.66 ID:gjbKXp2z
- 二年あれば白野の成長力なら技量や身体能力を高めてリスクなしで自分のコスモの枷を外して黄金連中まとめて倒せるほどに成長してるだろうな
- 4151 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:42:45.15 ID:dFt8daa1
- おつおつ
DG回収の時に狂闘士があってたのはサーシェスだったのかー
ふさたんのミスリードで俺らも最初は本当疑ってたしな
- 4152 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:42:56.02 ID:WdfrMF9C
- 乙でした
はくのん辛いな
- 4153 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:44:16.39 ID:aFgNoCuj
- 乙乙！ チビと髭もじゃ、仲良ーく死闘（ケンカ）しな
- 4154 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:46:08.46 ID:P3kkb7+D
- 何だかんだでこの二人お似合いだと思うんだｗ
- 4155 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:46:20.55 ID:7Lkpsfp2
- イベント初めて3ヶ月くらいかかってますね… これで短縮入れてなかったら本当に年越してたな
明日か明後日くらいに王国での総括を含めたキャラ紹介を入れて、そんでイベントを見たいキャラの安価を取ろう
- 4156 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:49:06.04 ID:7Lkpsfp2
- それと、セインティアだけど、決めましたよー
- 4157 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:49:38.67 ID:7xjV+Kki
- 誰になりました？
- 4158 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:50:50.75 ID:7Lkpsfp2
- とりあえず出てるのが
ト、
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|::／::| ,' ハxx （＼| 八 /:::r‐＜´￣ ｀
r::'´:::::/∠.イ ／） lァ￣ ヽ 〉 ∨ ., ＼/ ｀' 、
ヽ::::∠... イ|/ ,{.、 、 ノ ,' | /---＞ 、 ＼
/＞-‐ァ' { 、|＞,、 ,. イ 〈/ヘ、∠_ ヽ.
,' / ,ｒヘ ）ソ ‐｀７´ ／＼ ／／:::＼｀ヽ. ', |
{ { /::、 ＼ イ＼ /|.／ ／／／:::::::::::::::＼,ハ 、| ./|/ ト、
＼__/ア::::::＼ ＼ _/.（o／ / /::::::::::::::::::::::::;＞‐へ、レ' ノ ハ
ｒ／/:::::::::::::::::::ヽ }/￣ | {::::::::::::::::::::／ / Ｙ ,.. -‐ ''" | ) ）
/ /:::::::::::::::::::::::::|/ / _,,.. -ヘ、＼::::::::::::/ ／ /| ／ /
{ ／:::::::::::/::::::::／}::｀Y´:::::::;::::::::＼ }::/＼| { ∨ ／
＼ ＼／丶 ＼ 丶 /、 ｀ ＼ ヽ ／ ヽ/ / ／
｀丶 ＼/ / ＼ ＼ ｀ i ＼ ＼ﾄ､ ヽ} ,ハ 、 ∨ ／
‐- ＿ / /、 i ｜ 、 ＼ 、 ＼＼ ﾉ { { ' ／ －
‐-ミ .′ ヽ′ i | 丶 k 人 ＼ ｰ- -く八 } } | ｜|° -‐
.′ ‐-.′ ､__|__､＿彡ﾍ. ＼{`ヾ⌒＞‐￢ミ､ヾ/-─‐-ミ{
′ { o l |丶ヽ-=ミｰ n‘´ ￣ ｀ヽ_}/} } -ﾆ二
二ﾆ=- : ○ Ν／, ⌒’ }i--─{{ .:.:.:.:.:.:.:.°/ o ○
-－ |i | ｉ ヽトミ〈 / .:.:.:.:.:.:.:f}厂 , ー＝===ｧ/ / Ｏ ﾟ
─‐－ ||ﾆ| =- ° し .:.:.:.:.:.: ／ /ｲ _,.o-='} ° -‐
二ニ= ｻ圦 |、 ﾏ=≠ ´ /ー─ﾍ /⌒} ; -=ﾆ二
o ∧| ＼,. -─一 / ´ ｀’, ′ / ‐-
=‐ トミ_Ｏ ﾟ｡ / .‐- . ‐-
=－ ／ ∧ ﾊ ｛ ｝ ／ i 、 ｀ヽ ＿_
／／＿＿/´∧ ﾄ､ 丶 ノ イ { | 丶 /＼__
／／＿／ ヽ 丶 { ｀ト ￣ |ヽ∧ 人 ＼＼//}
" └─ﾍﾍ／ ／ ｀ヽ ＼ } ｀ ￢'’ ｜ ＼ 丶 ＼ノﾉ
この二人じゃろ
- 4159 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:51:43.83 ID:aFgNoCuj
- せやな
- 4160 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:53:20.96 ID:7Lkpsfp2
- そんでもって
／＼ ＿ ＿
( (⌒ _ -- Ｌ‐_)ぅ≦ﾆ7
＞ ´ ｀丶､/_7
／ Vﾊ
/ ／ / ＼＿＿ ノ ', '，
V /, { / 〈＼ ＼， ', { /
＼/ ∨＼{ ＼l ￣ | '，V
| ' 三三三三l ｌ) '
| / __ | | l
|八 r ) j j 〉
v个s｡ _乂_ -=ﾆﾆ〈厶ィ{／
r_７⌒>(ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ ⌒ ＜ {⌒）
/ < ｰ‐rｧ 彳 / ＜ T
{ ＜ / {<＼j| ＼ ＜ {⌒＼
＼__く/ , {宍l)! ＼ノ_/ﾆﾆ= )
⌒{ //￣ '，＼ ＿}⌒VハV
}ト⌒ ＿_ ｰ=ﾍ⌒＼
ハﾆﾆ{ ＼ﾆニ，､ ＼
これと
,ｫri/}
ノ ｉi l/
___ / ／
,.:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀ヽ ,' /
/:i:i:i:i:/州7ｲl:i:l / ,′
＿ _,ｨf-‐=ァ‐-z､ ノイi:i:i:l弋ッ rｆｉ:ｉl ' ,
‐==‐--‐=￢'¨¨⌒ー―--‐￢'¨ `￢・‐-z､___ ﾚ'|儿ｿ ' 儿i| __/
｀”¨`ー=ｭ_ ￣￣￣¨¨¨`ﾌ7ｧ=／{'''′ /
¨ヽ､ ,ｨf-‐--=ァ‐-z__ ＿__,ｨf-‐￢'¨／.:.:八_ ,ｲ
ﾟ'*。＿__,ｨf-‐￢'¨ ￣¨¨¨“㌻/:.:.＼少'~￣{:.:.:.:.:.:.:.:＼/
｀”¨ _, -‐＝=ミｿ ＼:.:=‐ ¨
‐=≧=‐-‐イ ,'
ﾄ､__} ′
i ｉ {
'_/ {
/八_ _ ヽ
これと
- 4161 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:56:25.02 ID:7Lkpsfp2
-
-―-
, ´ ｀ ､
／ , ヽ
// 、
/ l. i ＼ ∨
/ r‐| i !､ ≧=一 ∨
. / i !: j/j/ /＼ 厶斗―、 i∨
/ l:￣¨: : :‐-:＼´: :,. - ､ヽ＼.｀ヽ{ ∨
. / , j/ : :,. - 、: : : イ∨/,i }ー i
/ / 厶イ∨/,i : : : : : :匁ﾂ : i ＼
. / , /∧: 匁ﾂ. : : : : : : : : : : :ﾊ i : ＼
/ / /ｨ/人 : : : : : : ' : : : : : : ｲ、j / i 、 ヽ
, ハ /' / ≫ : :`: :―:': ／ .! | ; | ＼
i./ i / f｢ ＞ ≪ : : j. l i j 、 ヽ
{ ! / /}:{ {ﾍ: : : : : :} / ' / ＼
ヽ ヽ i/ / 八. }:{ {: : : :＿ / , i }、
, ' / , }:{ '.¨￣￣' i ハ. { 〉
i / / .}:{ '. j/ ＼{ rx
人f' 人 { }:{ / }:{ ≧=‐彡!
｀ヽ }:{ ∨ }:{ ∧: : : :!
└―━≦fﾆ≧━―┘ ∧ : : '.
x≦≪イ/'¨}＼≧=ｧ ∧: :│
｀Y／ 〈. } |｀¨¨ ヽ: |
／ ｲ ` , ! } |
f' く / │ ,. ｲ/＼
絡ませやすいこれと
. イ ｀丶、
／ ＼
´ ヽ
/
/ l l ｌl ∧
,′ | ｌ |. || ｌ ,
., , | | | ｜ .|l | | | | |
.i |i ﾊ l l ! // ! | | | !
l |l l |-|‐＝|≡=ｰ|i /ｲ_.」-=≡=|―-.,」 .| ! |
| | | ―- -― |/,/ l l
| | | ﾘ' | |
| ﾄ .ﾊ.,ｨ=＝≡=ミ 、 , ｨ彡＝=ﾐヽ / |
| | |ー( ）'⌒ ( )ｲ〉 /l |
l,′! ! ﾍ ｀ ‐ - ‐ ´ i ｀ ‐ - ‐ ´// / ! !
| | |ヽ_ﾍ /ｲ ./ ! l
,′.| ﾄ､ ゝ ｀ ‐ ´ ｲ:/ / l l
/ ,! | ヽ 个 . _.イ | / / !. |
/ ./! l | ｀=ｰイ__|＞ _ . ,イ::::ﾄ、/ ｲ | 八
／ /.」 ｌ l´::::{/:::::::::｀丶、,ィ'´:::::::::::}／ | l/ ヽ
／ ,イ:::::| l ｌ:::::::ﾄ､::::::::/::::/::Yﾍ:::::::::::/ ::::::ﾊ |┬､ ＼
./ ,ｲ::::l:::::::l | .|::::::::::ﾍ::::/::::/::;､li::ﾍ:::::::/:::::::/::::ｌi |::!::::l ）
/ / |:::::|:::::::l | .l::::::::::::::ヽ、/^! '´｀ヽ／:::::::/:::::::| ﾉ::!::::l （
中和剤役のこれと
- 4162 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:57:23.39 ID:7xjV+Kki
- セインティア結構いるんだな
- 4163 ：ふさたん ◆EzDHaPJtgg ：2016/10/24(月) 20:57:40.24 ID:7Lkpsfp2
-
／ : /: :{.: : : :./: : : :／≧s。: :＼}: : : : ∧
/: : :./: : :.}: : :./: : ／: : ‐=≦ ／: : : :}: :/ ∧
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{:∧: : :.',: : : : :.{ : : : : : : ／ : : ／}: : : : :ｌ.: : : : :.}
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| /: :＼: :＼: : :|: : : : : :|: ∠＼ : : : :.:/|: : : : :.:|
.: : : : : :./⌒ヽ |: : : : : :|ゝ笊ヽ l: : : , |.: : : : :.}
l: : : : : : :{ |: : : : : :| ゞ， }: :/云 !: : : : :八
| : : : : : : ヽ |: : : : : :| }:,' りｱ: : : :./
: : : : : : : : 乂__,{: : : : : :| , ,: : : :./
,: : : : : : : : : : : :八: : : : :.| 八: :./
: : : : : : : : : : : } ', : /: | ゝ ｱ ｲ:.:／
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/: : : : : : : : : : : : ,〈 ∨: ＞ ／{: : /
. / : : : : : : : : : : : / ≧s。}:} {: : ^: : :{: /
. /: : : : : : : : : : : :/＼ ﾘ ゝ､.: : : :.И
/.: : : : : : : :.ィi〔ニﾆﾆ,＼ / ^ヽ : : : : |
,: :.:.:.｡s≦ニﾆﾆ,＼ニニ,ﾍ＼ ,∧:. : :{＼:.:.:.|
. /: :.:./二ニニニニﾆ∨二ﾆ∧ア ＼∧∨＞｡.
/.: : :.{二二二二ニﾆﾆ∨二二ﾍ }:.∧∨ﾍ=,≧s
/.: :. .:.|二ニニニニニニ∨二ﾆﾆﾍ ∨:∧∨,ﾍﾆ二}
,.: : : : :.|二二二二ニニﾆﾆ∨ニﾆﾆ,ﾍ, ∨:.:.:. ﾏ∧ﾆ=|
:: : : : : :.|二ニニニニニニニ∨ニﾆﾆ,∧ ∨:.:.:',∨,＼,
,.: : : : :. :.|二二ニニニニニニﾆ≧s。二∧ ∨ ∧ Ⅵ=＼
/.: : : : :. :.|二二二ニニニニニニニニﾆﾆ∧ ∨:. ﾍ ∨=,〈
/.: : :. :. :. :.|ニニニニニﾆ∧二二二二ニﾆﾆ} }:.:.:. : } ∨_∧
,.: : : : : : :. :.|二二ニニニニ∧二二ニニニニ| |:.:.:.:.: | }ニﾆ}
./.: : : : : :. :. :.|二二二ニニﾆﾆ∧二ニニニニﾆ| |:.:.:.:.: | |ニﾆ|
まとめ役のSAKIMORI
これで行こうと思う
- 4164 ：隔壁内の名無しさん：2016/10/24(月) 20:58:45.70 ID:7xjV+Kki
- セインティアは分類的には青銅？
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